「東京大盆踊り2020オンラインフェスティバル」が2日、オンラインで開催された。イベントの実行員会のとよた真帆を始め、イベントに賛同する音無美紀子、さらにEXILEの ÜSA、MATSU、MAKIDAIらも参加し、浴衣の袖やすそをひらひらとさせて盆踊りを楽しんだ。
イベントでは「炭坑節」「東京音頭」の簡単なレクチャーのあと、みんなで輪になって盆踊り。
後半は、 ÜSAがプロデュースしたNEO盆踊り。ねぶたや阿波踊りなども参考にしながら、 ヒップホップを盆踊りスタイルにアレンジしたもので、DANCE EARTH PARTYの楽曲『NEO ZIPANG~UTAGE』に合せて踊り、「CLAP!CLAP!( 手をたたいて!の意)」「盛り上がっていますか?」など、カメラの向こうにいるオーディエンスとコールアンドレスポンスしながら盆踊り。「踊りって心がだんだん楽しくなるね」と、MATSU。この日はもう一曲、よりヒップホップテイストが前面に出た盆踊りも。終了した時には参加した面々は軽く息が上がっていた。
このイベントは「盆踊りでTOKYOカルチャーを世界に発信する」ことをテーマに掲げて2019年にスタート。昨年は駒沢公園で開催され約3万人が参加した。今年は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。開催するか否かについて迷ったというが、昨年のイベントをプロデュースしたÜSAやLDHの関係者が「盆踊りの祭りの火をなくしてはいけない。来年にばとんをつなげようと、実行委員会の背中を押してくれた」と、豊田。
イベントの冒頭で「今年は全国でいろんな楽しい祭りが中止になってしまって残念な思いをしている方はたくさんいると思いますが、オンラインになりますが、みなさんと一緒に踊りで一つになって盛り上がっていきたい」とあいさつした ÜSA。最後には少し息を切らせつつ「みなさんが素敵な踊りを見せてくださって、全国のみなさんが踊ってくれたパワーが届いて、すごく楽しい時間を過ごせませました。来年は絶対みんなで集まれるように願っています。また一緒に踊りましょう!」と希望を込めて語り、イベントを締めくくった。
イベントは、LDHとサイバーエージェントがタッグを組んだ映像配信サービス「CL」で配信された。