「Krush.150」(6月16日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで元Krushフェザー級王者の新美貴士(名古屋JKファクトリー)が寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)から2度のダウンを奪ったうえで判定勝ちを収め、復活を果たした。
新美は2020年11月に王座獲得後、3度の防衛を果たし「K-1 AWARDS 2021」ではKrush MVPにも選出された。しかし2022年はK-1とKrushで3連敗を喫し、王座からも陥落。12月のK-1大阪大会で國枝悠太に勝利を収め復活も、今年3月にRISEで行われた対抗戦では門口佳佑に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
寺田は「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」に出場。2020年4月にプロデビューを果たすとここまで6戦6勝(2KO)とフェザー級のホープといえる存在となり、今回は元王者との対戦にこぎつけた。