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子どもの病気やけが、実は…「代理ミュンヒハウゼン症候群」とは?

2020.10.27 Vol.Web Original

 大阪市内の病院で、当時生後2カ月の乳幼児の口に血液を含ませ嘔吐させたとして母親が逮捕された事件で、別の日にも口をふさいで一時呼吸を停止させたとして母親が再逮捕された。最初の逮捕容疑について大阪地検は処分保留としたが、母親に「代理ミュンヒハウゼン症候群」の疑いがあるのではないかといった専門家の意見もある。特殊な形の虐待でもある「代理ミュンヒハウゼン症候群(MSBP)」とはどのような病態なのだろうか。公益社団法人東京都医師会副会長を務める「ひらかわクリニック」(八王子市)の平川博之院長に解説してもらった。

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