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“愛猫用”線虫がん検査「N-NOSEねこちゃん」の開発に成功。専用サイトがオープン

2023.10.13 Vol.Web Original

 線虫がん検査「N-NOSE」の開発・販売を行うHIROTSUバイオサイエンスが利用者数が累計50万人を突破した「N-NOSE」の技術を応用した愛猫用がん検査「N-NOSEねこちゃん」の開発に成功し、10月11日に専用サイトをオープンした。

 運用開始に先立ち、11月13日までを事前予約期間とし、期間中に申し込んだ人には通常価格より5000円お得な特別価格で提供する。

 犬、猫ともに死因の1位は「がん」なのだが、これまで手軽に受けられるがん検診はなかった。同社では犬や猫の健康を守りたいという思いから、N-NOSEの技術を応用した検査の開発に取り組んできた。約5年に及ぶ協力機関との共同研究を経て、今年5月には「N-NOSE わんちゃん」のサービス提供を開始。同時に愛猫用についても開発を進めてきたが、猫は犬と比較して採尿が難しく、愛猫家や、動物病院の獣医師、看護師などに採尿方法に関するヒアリングを重ね、ついに飼い主が手軽に利用できる「N-NOSE ねこちゃん」のサービスを開始することとなった。
 
「N-NOSE ねこちゃん」は全国52の動物病院と提携。自宅で採尿した尿の提出のほか、採尿が不安な人は病院でも受検受付が可能。提携病院は準備ができ次第、公式ホームページで案内される。

「N-NOSEねこちゃん」は、猫に多く見つかる乳腺がん・リンパ腫をはじめとするがん種のリスクを“尿を提出するだけ”という簡単な方法で調べることができる。万が一「リスク高」と判定された場合には、獣医師による次のステップや提携動物病院を案内するなど、早期発見につながる一連のプロセスをサポートする安心アフターサービスを無料で利用できる。

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