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青木真也が復帰戦でケイド・ルオトロとサブミッショングラップリングマッチ【5・20 ONE】

2022.04.20 Vol.Web Original

 ONE Championshipが5月20日に開催するシンガポール大会の一部対戦カードが4月20日、発表された。

 3月26日のONE 10周年記念大会で秋山成勲に敗れた青木真也が復帰戦でケイド・ルオトロとサブミッショングラップリングマッチで対戦する。ケイドはグラップリング界の未来を背負うと注目を浴びる19歳。双子の兄弟のタイ・ルオトロもゲイリー・トノンとのサブミッショングラップリングマッチに出場する。ケイドとタイはともにONE初参戦となる。

 青木は「彼は有名だよ。若い子とやるとか、世代が代わっているみたいなことは、クリスチャン・リーの時に思っていたんですよ。若い子達とこういうことやっていくんだな、首を絞められていく仕事なんだろうなというのは思っていて。でも、やっぱり一番辛いことは下の世代に引き継げないことだから。光栄な仕事だなと思います。割と早い復帰なんですけど、変わらずにまたお客さんの前に立てるということは本当にありがたいことなので、頑張っていきたいと思います」とコメントしている。

若松佑弥がアドリアーノ・モラエスに一本負け。悲願の王座奪取ならず【ONE X】

2022.03.27 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)でONEフライ級世界選手権試合が行われた。日本の若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦するも2Rにギロチンチョークで一本負けを喫し、悲願の王座奪取はならなかった。

 若松は2018年9月からONEに参戦もいきなり2連敗。しかし2019年8月のジェヘ・ユースタキオ戦から5連勝を飾り、ランキングも2位に押し上げ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。

 モラエスは2019年に3度目となるONE世界フライ級王座獲得。昨年4月にはランキング1位で元UFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを相手に初防衛戦に臨み、KO勝ちを収め初防衛に成功。今回が2度目の防衛戦だった。

14年越しの因縁の対決は秋山成勲が青木真也にTKO勝ち【ONE X】

2022.03.27 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)で元ONEライト級世界王者の青木真也(EVOLVE MMA)と元UFCファイターの秋山成勲(チームクラウド)が対戦し、2R1分50秒で秋山がTKO勝ちを収めた。

 この2人はともにDREAMで戦っていた2008年に青木が対戦をアピールするも秋山が「興味がない」と拒否した経緯があり、今回の試合は14年越しに実現した因縁の対決。この間、昨年9月にはONEから2人に対戦オファーがあり決戦の機運が高まったが、秋山がケガを理由にオファーを断り、試合は消滅。11月に開催された「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」では、試合後に青木が解説席にいた秋山に対して「(試合のオファーを)お前、なんで断ったんだよ」などと問い詰める“場外戦”が繰り広げられてもいた。

平田樹が山口芽生を破ったラズワンと対戦。「パウンド地獄で終わらせる」【ONE X】

2022.03.03 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 参戦が発表されていた平田樹(フリー)の対戦相手がジヒン・ラズワン(マレーシア)になることが発表された。

 平田は昨年9月に行われた「女子アトム級ワールドGP」の1回戦でアリース・アンダーソン(米国)に判定勝ちを収め1回戦を突破したものの、12月に予定されていたリトゥ・フォーガットとの準決勝を体調不良で辞退。今回は約半年ぶりの試合となる。

 ラズワンは今年2月に日本の山口芽生と対戦し、判定勝利を収めている。

 平田は「グランプリは欠場になっちゃったんですけれど、復帰戦で大きい試合に出られるのはすごい楽しみでもあるし、観客もたくさんいるので、楽しみに待っていてくれた人たちのためにも、自分のためにもみんなのためにも、いつも通り派手な試合をして自分らしさを出す試合にしたいと思っています」、オンラインで出席したラズワンは「『ONE X』を楽しみにしています。対戦も楽しみにしています。頑張ります」とそれぞれ挨拶した。

フライ級王座挑戦の若松佑弥「最強になりたいという夢がある。チャンピオンになることだけ考えている」【ONE X】

2022.03.02 Vol.Web Original

アドリアーノ・モラエスに挑戦

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 今大会でONEフライ級王者の王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が会見に出席し「今回、初のONEのタイトル戦。チャンピオンベルトというのは自分が求めていた夢なので、今まで生きてきた集大成を見せていきたいなと思っている。狩りにいくような、相手を殺しに行くような勢いでいくので、皆さん、楽しみにしていてください。絶対にチャンピオンになります」と王座奪取を誓った。

 モラエスについては「トータル的に全部できて、特にグラップリング能力に長けている。あとは何回も王座を防衛しているので、そこが一番の強みなのでは。メンタル的にどうすればチャンピオンになれるかを分かっている選手だと思うので、そこが(自分とは)一番違うところなのかなと思う。戦略は何パターンか用意しているが、一番の理想は打撃で1RでKOすること」と語った。

 前回から強化したところについては「ボクシングをちょっと。初めてパーソナルでやって、そこに磨きをかけてきた。相手は右を警戒していると思うが、それだけじゃない。武器をいっぱい育ててきたんで、どんな局面でも殺傷してやろうと思っている」とさらなる上積みに自信を見せた。

青木真也と秋山成勲の会見にマッハが“乱入”。青木は「先輩、素面で来いよ。さっさと帰れ」【ONE X】

2022.03.02 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 2月24日に対戦が発表された元ONEライト級世界王者の青木真也(EVOLVE MMA)と、元UFCファイターの秋山成勲(チームクラウド)がこの日、会見で顔を合わせた。

 この2人はともにDREAMで戦っていた2008年に青木が対戦をアピールするも秋山が「興味がない」と拒否。昨年9月にはONEから2人に対戦オファーがあり決戦の機運が高まったが、秋山がケガを理由にオファーを断り、試合は消滅。11月に開催された「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」では、試合後に青木が解説席にいた秋山に対して「(試合のオファーを)お前、なんで断ったんだよ」などと問い詰める“場外戦”が繰り広げられる場面もあった。

 大会に向けての煽り映像でのインタビューではともに辛らつな言葉を投げ合った2人だったが、この日の会見では秋山が「いろいろな思いがあり、今、この壇上に立っていますが、1ファイターとして尊敬すべき青木選手と戦えることを光栄に思い、それを作ってくれたONEチャンピオンシップの皆様方に感謝を申し上げます。いいものを見せて、楽しい、素晴らしい試合にできたらなと思っております」、青木も「この試合を作ってくれたチャトリにありがとうというのと、誰がこねたか誰がついたか分からないけど、DREAMの時から続いてきたものをようやくここで形にできるということはひとつ意味のあることなのかなと思っております。よく形にしたと思います。当日、いいものにできるように頑張っていきましょう」と静かな言葉でこの試合に向けての心境を語った。

青木真也vs秋山成勲の因縁の対決がついに実現【ONE X】

2022.02.24 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の追加対戦カードが2月24日、発表された。元ONEライト級世界王者の青木真也と、元UFCファイターの秋山成勲が対戦する。この試合はライト級で行われる。

 今年47歳になる秋山は2020年2月のシェリフ・モハメド戦以来、約2年ぶりの試合となる。青木はMMAについては昨年4月のエドゥアルド・フォラヤン戦以来、約11か月ぶり、10月には「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」でグラップリングマッチを行っている。

 この2人についてはともにDREAMで戦っていた2008年に青木が対戦をアピールするも秋山が「興味がない」と拒否したという経緯があった。昨年9月にはONEから2人に対戦オファーがあり決戦の機運が高まったが、秋山が怪我を理由にオファーを断り、試合は消滅。11月に開催された「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」では、試合後に青木が解説席にいた秋山に対して「(試合のオファーを)お前、なんで断ったんだよ! なんとか言え!」などと問いかける“場外戦”が繰り広げられる場面もあった。。

 今回のカード決定にあたり青木は「ONE10周年大会開催おめでとうございます。2011年9月3日の旗揚げ大会を現地で、生で感じ、ONEの可能性に身を投じた者としては感慨深いものがあります。青木真也がONEで試合をします。日本格闘技が失いつつある物語と文脈の格闘技を存分に発揮する所存です。今大会はPPV放送とのことで1月8日のノア新日本プロレスの対抗戦の遥か上をいくPPV件数を叩き出し、青木真也ここにありを示せるように1ヶ月必死で取り組みます。旗揚げ大会のメインを務めONEの歴史を創ってきたエドゥアルド・フォラヤンの試合が組み込まれていることに文脈や物語のある格闘技がある安心感を感じています。おれたちは消耗品じゃない。芸事をして文化を創っているんだ。
あれから10年も この先10年も 
振り向かない 急がない 立ちどまらない」

 秋山は「記念大会に出場できる事に、何より感謝しています。
減量して階級を落とす事は私にとってとてもリスクが高く、大変ですが、しっかり体調を整え試合に臨みたいと思います。今年47歳。まだまだ若い選手と同じ動きそれ以上の動きが出来ることと信じて練習をしておりますので、試合を楽しみにしていて下さい。
青木選手はこの階級ではトップの選手なので、そんな素晴らしい選手と試合ができる事に感謝しかありません。この試合に携わっていただいた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。」

 とそれぞれコメントしている。

元修斗世界王者・佐藤将光が電撃参戦。 FighthingNEXUSバンタム級王者・河村泰博と対戦【VTJ 2021】

2021.10.27 Vol.Web Original

 約5年ぶりに開催される「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)の追加対戦カードが10月27日、発表された。

 ONE Championshipを主戦場にバンタム級トップ戦線で戦う元修斗世界王者・佐藤将光(坂口道場一族)の参戦が電撃決定した。

 佐藤は日本での試合は2019年10月12日に行われた「ONE:CENTURY」修斗vsパンクラス対抗戦でのハファエル・シウバ戦に勝利して以来、約2年ぶり。ONEでは今年2月にファブリシオ・アンドラージに敗れるまで6連勝を飾り、現在でもタイトルに手が届く位置にいるトップファイターだ。

 対するはFighingNEXUSの新エース、現バンタム級王者・河村泰博(和術慧舟會AKZA)。河村はパンクラス、ZSTなど数々の国内プロモーションを渡り歩いてきた苦労人でFightingNEXUSを主戦場にするとその才能が開花。7月に渡部修斗が返上したバンタム級王座決定戦では対戦相手を得意の寝技地獄に引き込み三角絞めで見事にタイトルを奪取した。

「vs世界」をコンセプトに世界を目指す選手の架け橋となるべく立ち上げられた「VTJ2021」プロジェクト。“世界と戦い”“世界を知る男”佐藤にNEXUSの新王者・河村が挑むという大会のコンセプトを具現化するカードとなった。

平田樹がアリースに判定勝ちで「アトム級ワールドGP」準決勝進出【ONE】

2021.09.04 Vol.Web Original

ハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォガットが準決勝進出

 ONE Championshipの初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」(9月3日、シンガポール・インドアスタジム)で「アトム級ワールドグランプリ」の準々決勝4試合が行われた。

 日本からただ一人とグランプリに参戦した平田樹(フリー)はアリース・アンダーソン(米国)に3-0の判定で勝利を収めた。準決勝にはハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォガットが勝ち進んだ。

 準決勝の組み合わせはファン投票で決定。試合終了後から投票サイトにて投票がスタートした。投票期間は9月10日までの1週間で、結果は9月24日の「ONE: REVOLUTION」で発表される。

 平田は1R、2Rと打撃の攻防から組みにいくと、足技や投げといった柔道殺法でテイクダウンを奪うとサイドポジションからパウンドとヒザでアリースを削っていく。ここまで有利に試合を進めてきた平田だったが、3Rにはアリースが右のカウンターでダウンを奪う。平田はすぐにタックルから立ち上がり、ケージに押し込んで首投げを狙うがしのぐアリース。しかし終了間際に平田は払い腰でテイクダウンを取り切ると、サイドからパウンドとヒザを打ち込み続けた。

女子アトム級ワールドGPに出場の平田樹「今回はどんなフィニッシュでも自分をほめようと思っています」【9・3 ONE】

2021.09.02 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月3日にシンガポール・インドアスタジムで初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」を開催する。当初は5月28日に開催の予定だったのだが、シンガポールで新型コロナウイルスによる感染症が拡大したため延期となっていた。同大会では王者・アンジェラ・リーへの挑戦権をかけた「女子アトム級ワールドGP」の準々決勝が行われ、日本からは平田樹(フリー)が出場。アリース・アンダーソン(米国)と対戦する。大会を直前に控えた平田に話を聞いた。

平田樹「自分は下から這い上がるだけ。必ず勝って日本に帰りたい」とグランプリ準々決勝突破誓う【ONE】

2021.09.01 Vol.Web Original

平田とアリース・アンダーソンが会見

 ONE Championshipの初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」(9月3日、シンガポール・インドアスタジム)で開催される「アトム級ワールドグランプリ」の準々決勝で対戦する平田樹とアリース・アンダーソン(米国)が9月1日、リモートで会見を行った。

 平田は現在、プロ戦績が4戦ですべての試合でフィニッシュを決め4勝無敗。対するアリースは6戦5勝1敗の戦績を誇り、現在は米国のInvictaで2連勝を飾っている。

 大会は当初は5月28日に開催予定だったがシンガポールで新型コロナウイルスによる感染症が拡大したため、結局約3カ月の延期となった。これについて平田は「何回も延期になったので、その分いい練習の時間になりました」、アンダーソンも「私もイツキと同じ意見です。前向きにとらえることしかありませんでした。 ONEと契約してから5月の試合まで準備期間は8週間しかなかったからです。フルタイムでの格闘家になったばかりだったので都合が良かったです。これまでは病院で働いてきたので。この3カ月間はトレーニングに集中することができて、私にとってこの期間は大いに役立ちました」とともに前向きにとらえた。

 また格闘家として戦う一方、これまで病院に勤務していたというアンダーソンは「このパンデミックの影響で長い間、戦うことができなかったという選手も多いと思います。でも私は、パンデミックの期間にコロナ感染者の病棟で働いていていました。その経験は、精神的に私を非受にタフにしてくれました。12時間のシフトは本当に辛かったですが、困難に立ち向かってきました。精神面で強くなることができたと感じています。病院での仕事を退職して、格闘家に専念する機会を得たことでよりハングリーに、より集中して臨めるようになりました。どんなチャンスでも得られることは素晴らしいです」と昨年からのコロナ禍における状況を振り返った。

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