学校法人「森友学園」の籠池泰典氏に対する国会証人喚問が23日午前10時から参議院で、午後から衆議院で行われた。参議院での共産党の小池晃氏の「大阪府の設置規制緩和で、政治家に依頼したことはあるか」との質問に「東徹議員です」、「設置認可、土地の取得で、声をかけた人は?」との質問には「国土副大臣の北川一成先生。柳本卓治先生」と答えた。自由党の山本太郎氏の「ハシゴを外され、怒りを感じた政治家は?」という質問には「大阪府知事です」と答えた。
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安倍首相が真珠湾で慰霊
安倍晋三首相とオバマ米大統領は12月27日昼(日本時間28日午前)、米ハワイ・オアフ島の真珠湾で演説した。首相は演説で戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないとの「不動の方針」を貫いていく決意を示した。演説に先立ち、首相はオバマ氏とともに、旧日本軍の真珠湾攻撃で沈んだ米戦艦の船体の真上に建つ追悼施設「アリゾナ記念館」で献花し、黙祷した。2人は最後の首脳会談を行い、日米同盟を基軸にアジア太平洋の安定を図ることの重要性を確認した。
デンマークで崔被告の娘拘束
韓国の朴槿恵大統領の友人、崔順実被告の国政介入事件を政府から独立して捜査する「特別検察官」(特検)は2日、崔被告の娘で有名女子大に不正入学したとされ、指名手配中の鄭(チョン)ユラ氏(20)が、デンマークで不法滞在の疑いで現地警察に拘束されたことを明らかにした。
また3日には朴大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所で第1回弁論が開かれたが、朴氏本人は出廷せず、約9分間で閉廷した。
2017年もテロは収まらない…
2016.12.23〜2017.1.5<NEWS HEADLINE>PHOTO OF THE WEEK
大発会としては4年ぶりに上昇
2016.12.23〜2017.1.5<NEWS HEADLINE>PHOTO OF THE WEEK
崔被告が初公判で全面否認
韓国の朴槿恵大統領の友人で女性実業家、崔順実被告の国政介入事件で、大企業に出資を強要したなどとして、職権乱用罪などに問われた崔被告や前大統領府首席秘書官らに対する実質的な初公判となる公判準備手続きが19日、ソウル中央地裁で行われた。出廷した崔被告は起訴事実を全面的に否認し、朴氏と「共謀した事実はない」とした。
朴氏については9日には野党が弾劾訴追案を提出。国会で可決され、職務停止となっている。
プーチン氏が3時間遅刻
ロシアのプーチン大統領が15日、11年ぶりに訪日を果たし、安倍晋三首相と山口県長門市の温泉旅館「大谷山荘」で会談した。両首脳は北方領土問題を含む平和条約締結について2人だけで議論。16日に首相公邸で共同記者会見し、北方四島での共同経済活動の実現に向け、協議を始めることで合意したと発表した。
なおプーチン氏は日露首脳会談が行われた山口県に予定より3時間近く遅れて到着した。プーチン氏はローマ法王フランシスコを1時間待たせた“実績”もある。
ベルリンで市にトラック突入
ドイツの首都ベルリンで19日午後8時(日本時間20日午前4時)ごろ、トラックがクリスマス市(いち)に突っ込み、12人が死亡、48人が負傷した。
トラックは広場で開催中のクリスマス市に歩道を乗り越えて突入。数十メートル突き進み、一部の屋台を破壊し、訪れていた客を次々とはねた。
メルケル首相は20日、事件について「テロ攻撃」との認識を表明した。
事件については「イスラム国」(IS)が事実上の犯行声明を出している。
トルコの機動隊員が露大使を射殺
トルコの首都アンカラで19日、写真展の開幕式で演説をしていたロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使が男に撃たれて死亡した。
犯人の男は22歳のトルコ警察機動隊員。黒いスーツ姿で演説中の大使に近づき、背後から拳銃で何発も銃撃した。大使が倒れると、男は銃を構えながらアラビア語で「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだ後、トルコ語で「シリア国民を殺したという事実から逃げることはできない」などと訴え、犯行はロシアのシリア軍事介入への報復であることを示唆した。犯人は現場で警察に射殺された。
プーチン露大統領は「ロシアとトルコの関係正常化と、シリア和平プロセスの破壊を狙った挑発行為だ」として非難した。
シリア内戦をめぐっては、ロシアが空軍部隊などを派遣してアサド政権を支えているのに対し、同政権の打倒を狙うトルコは反体制派を支援する関係にある。昨年11月には、トルコ軍が作戦行動中の露爆撃機を撃墜し、ロシアが対トルコ経済制裁を発動するなど関係が一気に悪化していた。しかし7月にトルコでクーデター未遂が起きると、両国は一転して急接近。20日には露、トルコ、イランが中心となってシリア和平を目指すとする声明をまとめたが予断を許さない状況になってきた。
ムハマド・アリ氏死去
2016.5.20〜2016.6.9 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>
第154回芥川賞・直木賞発表
第154回芥川賞・直木賞の選考会が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は滝口悠生さん(33)の『死んでいない者『(文学界12月号)と本谷有希子さん(36)の『異類婚姻譚『(群像11月号)に、直木賞は青山文平さん(67)の『つまをめとらば』(文芸春秋)に決まった。4度目の候補で芥川賞に輝いた本谷さんは石川県出身。劇団を主宰し劇作家・演出家としても活躍する。受賞作は、夫婦の顔が似てくる不思議さを奇想を交えて描いた。