アマチュア独自の「40歳以上」のカテゴリーも募集
桜庭和志がプロデューサーを務める5vs5のチーム戦によるグラップリング大会「QUINTET」のアマチュア大会についての会見が7月16日、「QUINTET.2」の大会後に行われた。
大会名が正式に「Amateur QUINTET.1」に決定。日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)とQUINTETを運営する株式会社ラバーランドの共催で9月23日 (日・祝)に墨田区総合体育館 武道場で行われる。入場料は無料。
現在、JBJJFのサイト(https://www.jbjjf.com/)で出場チームを募集中。
カテゴリーは男子が「ライトウェイト」(年齢制限なし。5人の合計体重が360kg以下)とアマチュア独自のものとして「マスター ライトウェイト」(40歳以上。5人の合計体重が360㎏以下)の2つ。女子は「レギュラーウェイト」(年齢制限なし。5人の合計体重が260kg以下)。海外からの参戦もOKとなっている。
初心者や経験の浅い選手でも応募しやすいように出場チームをエキスパート、アドバンス、ビギナーといった形でカテゴリーを分けてトーナメントを開催するという。
会見には桜庭、JBJJFの中井祐樹会長と新明佑介氏が出席。
桜庭はアマチュア大会について「見たことがない技が出てくると思うので、楽しみ。僕らが技を知っているといっても100あるうちの70くらいだと思う。いろいろなアマチュアの人が出てきて “ああ、こういう技もあるんだ”ということになったらいいなと思う」などと話した。
中井会長は「アマチュアだけどすごいメンバーが名乗りを上げているという噂もある」と話しつつも「まず気軽に試しに出てみるというものでもいい。この世界に触れてもらえれば、と思っている」と底辺の広がりにも期待を寄せた。
新明氏は「JBJJFが共催してはいるが他競技からの参加もOK。柔道、レスリング、サンボ、キャッチアズキャッチキャン、相撲といった組み技系の格闘技に出てきてほしい」と話した。
大会当日は桜庭、中井氏も会場に足を運ぶことから、本戦への出場を目指す選手にはアピールの場という側面もありそうだ。