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9・25 RIZIN 山本アーセンvs才賀紀左衛門 RENAがMMA再出撃

2016.07.16 Vol.670

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONがが16日、都内で会見を開き『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で行われるワンマッチを発表。

 昨年の大晦日で総合格闘技(MMA)デビューを果たした山本アーセンが才賀紀左衛門とMMA2戦目に臨む。

 会見で山本は「ここ座るまで、試合が決まっていると聞かされていなくてびっくりしたんですけど、決まったということで、試合でがっつりかまして、自分が勝って盛り上がってほしいので、練習頑張って、結果をいい感じにします」、才賀は「アーセン君はいい子やし明るいし。俺はアーセン君ほどいい子やない。試合は俺の打撃にはMMAファイターは誰も付き合ってくれないと思うんですが、男にくっつかれるのはいやなので、しっかり突き放してぶっ飛ばしたいと思う」とそれぞれ語った。試合はキャッチウェイトで行われる。会見後の囲み取材で山本は「64キロが希望」としたが、才賀は「64キロは重すぎる。それなら間を取ってバンタムで」と提案した。

 こちらも大晦日にMMAデビューを果たしたアンディ・サワーが4月の『RIZIN.1』で佐々木信治相手にKO勝ちを収めたダロン・クルックシャンクと対戦。
 クルックシャンクは「アメリカ式のフルボッコにしてやるぜ」、サワーは「グラウンドで抱き合うなんてことはするなよな」とそれぞれコメントを出した。

SB「Girls S-cup」RENAがKOで女子世界フライ級初防衛

2016.07.08 Vol.670

 シュートボクシング(SB)の女子の祭典『Girls S-cup2016〜七夕ジョシカク祭り〜』(7月7日、東京・豊洲PIT)のメーンで行われた「SB女子世界フライ級タイトルマッチ」で王者・RENAが挑戦者のクラウディア・パウィッカを3R1分42秒、TKOで破り初防衛を果たした。

 1Rこそ静かな立ち上がりだったが、2Rに入るとRENAは距離が詰まると首相撲からの膝蹴り、左フック、離れては左ミドルとボディーに集中攻撃。パウィッカが前かがみになるとフロントチョークを狙うなど全局面で圧倒。終盤には左ボディーで1度目のダウンを奪う。

 なんとか立ち上がったパウィッカだったが、3RもRENAの猛攻は止まらない。引き続いての膝蹴り。バックドロップをしのがれると膝蹴りに切り替え、パウィッカの意識が下にいくとみるや今度はパンチを顔面に集め、スタンディングダウンを奪う。最後は顔面へのパンチからボディーへの膝蹴り、ボディーフックでパウィッカが前のめりに崩れたところにセコンドがタオルを投入。TKOでRENAが勝利を収めた。

 RENAは試合後「予告通りKOできて良かった。シーザー会長から教わってきたローキックはまだまだ練習が足りなくて距離がつかめなかった。もともと左ボディーは得意。最近、試合ではなかなか出せていなかったが今日は落ち着いて出せた。今日は若い選手が頑張っていて試合前はめちゃくちゃ緊張したが、お客さんの顔を見たら落ち着いた。やっぱりここ(Girls S-cup)は私がいる場所なんだと思った」と大会を振り返った。

 今回の勝利でシーザー武志会長も「やらせたい」と話すなど、RENAは「男子を交えた大会でのメーン出場」という目標にも大きく近づいた。

 今大会のもうひとつの柱である「Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016」はMIOが決勝でUnion朱里を破り優勝した。

 MIOは1回戦でユリカGSBとフルラウンド戦い判定勝ち。決勝では朱里と一進一退の攻防を繰り広げ、3Rが終わった時点ではジャッジ1人がMIOを支持も2名がドローで延長へ。MIOはコンビネーションからの右ストレート、左フックを的確に当て、2−0の判定で接戦をものにした。

 MIOは「夢を語り勝手に上京を決めてたくさんのひとに迷惑をかけたんですが。いま本当に夢のようです。これからが私の人生のスタートです。私は芸能界にも挑戦したく、アクション女優の夢をかなえたいので格闘技と両立していきたい。これからめちゃめちゃ倒せるパワーのある選手になるのでよろしくお願いします」と語った。

 RIZINからの提供試合となった村田夏南子vsイローナ・ワイマン戦は1R1分17秒、パウンドで村田がKO勝ちを収めた。
 開始早々にワイマンが放った右フックをかいくぐりタックルからテイクダウンに成功するとあとは村田の独壇場。マウントからサイドとポジションを変えながらパウンドを放ち続けるとレフェリーが試合を止めた。

村田は試合後のマイクで「私の夢はMMAで世界一になること、そしてRIZINを世界に広めること。しっかり自分の力でその夢をつかみにいきたいと思います」と話した。

SBが6月11日に『Girls S-cup2016』公開記者会見&ファンイベント開催

2016.06.06 Vol.667

 シュートボクシング(SB)の『Girls S-cup2016~七夕格闘女祭り~』(7月7日、東京・豊洲PIT)の記者会見が11日に浅草の花やしきで開催される。

 この日はファンイベントも合わせて開催。第1部(12~13時)でRENAとMIOが参加しての記者発表が行われ、第2部(13~14時)では選手との握手会・サイン会・写真撮影会、第3部(14~15時)では選手とのBBQ大会が予定されている。

 第1・2部は参加費無料(花やしき入場料別途)。第3部はBBQ参加料5000円(要予約)。BBQ参加者は入場料込みで、飲み物別途となっている。

 申し込み多数の場合は先着順で締め切り。BBQに関する問い合わせと申し込みはシュートボクシング協会 ( info@shootboxing.org )まで。

シュートボクシング『Girls S-cup』が7月7日に開催

2016.06.06 Vol.667

 シュートボクシング(SB)の年間シリーズ第3弾『SHOOT BOXING 2016 act.3』(6月5日、東京・後楽園ホール)で、7月7日に女子選手だけの大会『Girls S-cup』(東京・豊洲PIT)を開催することを発表した。
 SB女子世界フライ級王者・RENAの初防衛戦。MIOが出場する「48kgアジア王者決定トーナメント」が行われる。

 リングに上がったRENAは「世界フライ級の防衛戦があります。絶対に誰にも譲りたくないベルトなんですが、私はそれで終わりたくない。シーザー会長、男子選手もいる大会でのメーンの争奪戦の私も交ぜてください」と直訴。「ここでメーンをさせていただけるように、7月7日は絶対にKOして、そのパワーでここまで上り詰めるので、みなさん応援よろしくお願いします」と挨拶。

 シーザージムに移籍することとなったMIOは「新たな夢に向かってシーザージムに移籍することになりました。ここまで育ててくれた及川道場への感謝を忘れず、SB、女子格闘技をさらに盛り上げていけるように頑張ります」と挨拶した。
 大会の詳細については後日会見が行われる。

4・17「RIZIN.1」のグラップリングタッグに田村が出場

2016.04.09 Vol.664

「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)の対戦カードが続々と発表されている。
 1日にはXとされていた「グラップリングダブルバウト」で桜庭和志、所英男組と対戦するヴァンダレイ・シウバのパートナーが田村潔司(写真上)となることが発表された。

 このカードが発表された時から榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と口にしていた。田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから発表が延ばされていたが、田村がその試合で顔面を骨折するケガを負ったことからその動向が注目されていたところだった。

 会見に出席した田村は「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」とケガの状態を説明したが、「1〜2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。

4・17「RIZIN.1」で桜庭、所組vsシウバ、X組がグラップリングで対戦

2016.03.05 Vol.661

 昨年末に開催された総合格闘技イベント「RIZIN」が5日、会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の一部対戦カードと参戦選手を発表した。
 12月29日大会にともに参戦した桜庭和志と所英男がタッグを組みヴァンダレイ・シウバ、X組とRIZINグラップリングダブルバウトで対戦する。桜庭とシウバがリングで対峙するのは約13年ぶり。
「X」については榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司を考えている。直接口説きに行く」と発言。ルールについても「最も過激なグラップリングルール。掌底ありの可能性も」と型破りなルールになりそうだ。
 シウバはネバダ州アスレチックコミッションの薬物検査を拒否したため、現在は来年5月まではMMAの試合ができない。しかし、榊原氏は「それはネバダ州でのこと。シウバは今年、RIZINで総合格闘技の試合をする」と話した。
 スペシャルワンマッチとして、DEEPウェルター級王者の悠太と、愛知県を拠点にし現在はべラトールに参戦中の加藤久輝が対戦する。

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