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バンタム級GP優勝の堀口が世界中の強豪に宣戦布告【RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017】

2018.01.05 Vol.702

堀口(上)は1R終盤、強烈なパウンドを落とし続ける。しかし石渡は食らいながらも立ち上がり反撃。会場は大歓声に包まれた

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で3つのトーナメントが開催された。

例年行われている男子のトーナメント、今回はバンタム級で行われ、元UFCフライ級3位の堀口恭司が準々決勝(29日)でガブリエル・オリベイラをKO、大晦日の準決勝はマネル・ケイプから肩固めで一本勝ち。迎えた決勝では2013年のVTJの再戦となった石渡伸太郎を2RKOで下し、圧倒的な強さを見せつけ優勝した。

今回、堀口は本来のフライ級から階級を上げての参戦。そこが唯一のウイークポイントだったのだが、終わってみれば“重箱の隅”に過ぎなかった。

堀口は元旦に行われた一夜明け会見では「世界には強い選手がたくさんいる。そんな選手たちをRIZINにおびき寄せたい。今ならデメトリアス・ジョンソンにも勝てる」と明言。RIZINの絶対的強さの象徴として、2018年もその動向から目が離せない。


浅倉がチョークスリーパーで一本勝ち

優勝し挨拶する浅倉

RENAの活躍で今や男子をもしのぐ人気を誇る「女子格闘技」。昨年10月の福岡大会ではとうとうRENAが大会のメーンを張り、大晦日のテレビ中継でもメーンのコンテンツとして扱われた。

今年はRENAを中心とした「女子スーパーアトム級トーナメント」が10月大会から開催され、大晦日に準決勝と決勝が行われた。日本からはRENAと浅倉カンナが勝ち上がり、決勝は12試合中の11試合目にラインアップされた。しかしRENAとて2015年に総合格闘技(MMA)デビューで本来が立ち技のシュートボクシング(SB)の選手。浅倉は今年急成長を遂げ、ここまで勝ち上がってきたが、まだ20歳でキャリアも浅いとあって、必ずしもどちらかが決勝に勝ち上がれるとは限らないなかでの試合順だったのだが、決勝はRENA vs浅倉という最高のシチュエーションとなった。打撃のRENAとグラップリングの浅倉という分かりやすい図式となったこの試合。一発食らえばおしまいという緊張感の中、果敢にタックルを仕掛け続け、残り1分という緊張感の高まる中でも冷静にチョークスリーパーを決めた浅倉がRENAを失神させ優勝。ニューヒロイン誕生となった。浅倉は昨年末、RIZINに初参戦し、判定で敗れ「もうRIZINには呼ばれないかも…」と落胆の表情を見せていたのだが、1年でどん底から頂点へ上りつめた。これからは追われる立場になる。今回、苦杯をなめたRENAはすでに浅倉に「今度はやり返す」と宣言している。一度の敗戦でRENAの輝きが消えたわけでもなく、2018年のRIZIN女子はこの2人を軸に新たなドラマが始まる。


那須川(左)の強烈なヒザが藤田にさく裂

29日にはプロ2戦目にしてRIZIN参戦を果たした渡辺華奈が日本の女子格闘技のトップ選手である杉山しずかを破り、その存在を大きくアピール。野沢直子の娘としてメディアに取り上げられることも多い真珠・野沢オークライヤーも着実な成長を見せ、デビュー2連勝。右ヒジのじん帯を痛め、今年上半期は手術のため欠場となるが、年末には戻ってくるはず。KINGレイナこそプロ初黒星を喫してしまったが、そこからの復活ストーリーも気になるところ。2018年も女子格闘技から目が離せない。


真珠は腕十字で一本勝ち

初めての試みとして行われた「KICKワンナイトトーナメント」は那須川天心が圧倒的な強さを見せ、優勝。“本職”での圧倒的な実力を見せつけた。試合後に「誰と(の対戦が)見たいですか?」と観客にアピール。会場からの声に「この歓声が答えだと思うんで、来年ぜひやりましょう」とアピールした。


矢地が下から五味を三角絞め。一本勝ちを奪う

スペシャルワンマッチで行われた五味隆典vs矢地祐介の一戦は矢地が三角絞めで一本勝ちを収めた。本人は「まだ越えたとは思っていない」というもののリングの上では世代交代に成功した。しかし今回は五味が久しぶりに日本のリングに上がることから、この試合が語られるときは大半が「五味」が主語となってのもの。今後は「矢地」が主語となって試合が語られるようになった時に初めて五味を越えたことになる。


渡辺(下)が腕十字で杉山の右腕を絞り上げるが杉山は顔面を踏みつけ脱出を図った

浅倉カンナがRENAから失神一本勝ちで生涯初のベルト獲得【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、「女子スーパーアトム級トーナメント」が行われ、20歳の浅倉カンナが優勝した。

RENAが1回戦で山本美憂を破ったウィンと対戦

2017.08.08 Vol.Web Original

ウィンに負ける気は正直一切ない
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 1st ROUND -秋の陣-」(10月15日、福岡・マリンメッセ福岡)で開幕する「女子スーパーアトム級トーナメント」の第1弾カードが8月8日発表された。

 シュートボクシング(SB)の絶対女王RENAが1回戦で米KOTC女子アトム級王者のアンディ・ウィンと対戦する。

 ウィンは昨年大晦日に山本美憂と対戦し、腕十字固めで一本勝ちした強豪。RIZINの高田延彦統括本部長は「楽ではない。むしろ危険な相手」と評した。

 RENAはまず「MMAファイターとしてはまだまだの選手なんですが、トーナメントに出場して、KOTC王者のウィン選手と対戦できるのはうれしく思う。でも私はウィン選手より上を見ていて、もっと強い選手と戦いたいので、この試合はKOか一本で決めて次に進みたい」と話した。

 そしてウィンの印象について「立ち技の選手と聞いていたが、打撃では山本選手のほうが当てていたんじゃないかなという印象。でもその中で、落ち着いてしっかり寝技で極めたのは経験のあるオールマイティーな選手なのかなという印象。打撃では負ける気は全くしていない。寝技も私はレベルアップしているので負ける要素はないかな、と。ただ寝技は経験がすべて。年数では負けているので極められないように意識しながらですが、正直負ける気は一切ないです」と話した。

シュートボクシング『Girls S-cup』でRENA、MIOが強豪を返り討ち

2017.07.08 Vol.693

 女子格闘技の祭典、シュートボクシング(SB)の『Girls S-cup 2017』(7日、東京・TDCホール)のメーンでSBの絶対女王RENAが2015年大晦日の総合格闘技(MMA)デビュー戦で勝利を収めたイリアーナ・ヴァレンティーノとSBルールで再戦。2Rに一本背負いでシュートポイント(1点)を奪ったRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 ヴァレンティーノももともと立ち技が得意な選手。1Rからよく伸びる左ストレートに時折繰り出すトリッキーなバックブローで攻勢に出るが、RENAはラウンド終盤に右フックを交わすとそのまま組み付きスタンディングの肩固めを仕掛けるなどヴァレンティーノの動きをしっかり見切る。RENA は2Rには踏み込んでの左ボディーブローにヒザ蹴りで攻め込み、一本背負いでシュートポイント(1点)を獲得。3Rは開始早々にパンチの連打でペースを握ると強烈なボディーブローで攻め立てる。ボディーが効いてきたヴァレンティーノが組み付いてくると、逆にバックに回ってバックドロップを狙うRENAだったが、これはヴァレンティーノがなんとか防御。その後も最後まで打ち合う2人だったが、互いに相手を倒すまでには至らなかった。

 試合は判定となったが、2RのシュートポイントがものをいいRENAが3-0の判定で勝利を収めた。

 RENAは試合後のマイクで「イリアーナ選手は本当に強い。MMAでストレートをもらって、今回警戒し過ぎた部分がありました。イリアーナは心がきれいで本当に好きな選手です。ありがとう」とヴァレンティーノを称えた。そしてKOできなかったことについて「期待にこたえ切れなくて申し訳ない。私はまだまだ成長過程。シュートボクサーはMIOとかMISAKIとかたくさんいて頑張っていますが、この座を若手に譲るつもりはない」と今後もエースとしてSBを引っ張っていくことを宣言した。

 また試合後の会見では「総合でストレートをもらっていた印象が強くて、警戒し過ぎて、逆に今回は見えすぎたせいか、攻めきれなかった。今は試合だと冷静で、逆に冷静になり過ぎるのが反省点」と改めて反省の弁。そして10月から始まるRIZINのトーナメントについては「すべてをレベルアップしないと勝てない。だからまだ優勝しますとは言えない。10月の試合に勝って“優勝します”と言えるようにしたい」と気を引き締めた。

野沢直子の娘、真珠・野沢オークライヤーが7・30RIZIN出場決定

2017.07.05 Vol.693

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが7月5日、東京・品川のJ-SQUARE SHINAGAWAで会見を開き、「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード2試合を発表。タレント・野沢直子の長女である真珠・野沢オークライヤーの日本でのデビュー戦がついに決定した。

 真珠は今年2月にアメリカでMMAデビュー。キャリア5戦全勝でなおかつ契約体重超過の相手に3-0の判定でデビュー戦を勝利で飾った。4月にはRIZINのリング上から参戦を発表。その動向に注目が集まっていた。

 対戦相手はアメリカのシーナ・スター。米ミシガンの女子格闘技界の顔役的な存在で、UFCやインビクタなどのトップ戦線で活躍する強豪との対戦経験もある、スタンドでの打撃を得意とするファイターだ。

 真珠は会見で「7月30日にRIZINでデビューできてうれしい。必ずエキサイティングでアグレッシブな試合を見せます」と挨拶。

 そして高田延彦RIZIN統括本部長がスタッフに聞いた話として真珠の「私はレスリングのテイクダウンを取るような戦い方は一切しない。レスリングは私の戦いに必要ない。何年か経ったときにオークライヤーという選手は1回もテイクダウンを取りにいかなかった選手だったという歴史を残したい」という発言を紹介したが、これについては「ええと、本気で言ったことではなくて…(笑)。私にはレスリングがすごく難しいのでそういうことを言いました。本気ではないです(笑)。レスリングも頑張ります。私自身、ファンとしても立ち技のボクシング、キックボクシングを見るのが面白いので、そういう試合を見せたいんですが、もちろんレスリングも頑張って練習します(笑)」と笑顔で訂正。しかし最後には「格闘技において一番大切なことは100%出し尽くすこと。私はつまらない試合で勝つよりもエキサイティングな試合で負けるほうがいいと思っている。毎回必ず勝てるとは約束できませんが、私がいま約束できることは、どんな試合でも試合が決まったら練習の時からすべて100%の力を尽くして、全部出し切って皆さんにお見せすること、これは約束できます」ときっちりプロとしての決意を語った。
 真珠はRIZINには定期参戦の予定。

シュートボクシングの『Girls S-cup2017』が7月7日に開催

2017.05.30 Vol.691

 女子格闘技の祭典として毎年夏に開催されている『Girls S-cup』が、今年は7月7日(金)に東京・TDCホールで開催される。日本シュートボクシング協会が30日、発表した。

 今大会では、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)がメインイベントに出場するほか、SB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)、海外三冠王Union朱里(GSB名古屋)が国際戦に挑み、2014年9月以来のSBのリング復帰となる“東北の剛腕美女”未奈(秀晃道場)が参戦。

 さらに、5月28日にJ-GIRLSミニフライ級王座決定トーナメント1回戦で女子キック界を牽引してきたベテランファイター、紅絹を破る大金星を挙げたばかりのMISAKI(GSB名古屋)が出場する。

 昨年のGirls S-cupではRENAが世界タイトル初防衛戦でポーランドの強豪クラウディア・パウィカを3RTKOで下し、MIOが朱里との4Rにわたる激闘を制し「Girls S-cup48kgアジアトーナメント」制覇を果たした。今年の真夏の祭典ではどのようなドラマが生まれるのだろうか。

【RIZIN】女子が大活躍!大晦日のメーンの可能性も「RIZIN 2017 in YOKOHAMA〜SAKURA〜」

2017.04.21 Vol.689

 今大会では11試合中女子の試合が4試合組まれるなど、女子格闘技が大きくフィーチャーされた。そのなかで初出場となった石岡沙織とKINGレイナがともに一本勝ち、昨年末に苦汁をなめた浅倉カンナが初勝利、そしてRIZINの顔ともいえる存在となったRENAはグラウンドで追い込まれてからの逆転勝利と全勝。それぞれ高い試合内容とドラマチックな展開で会場ばかりでなくテレビの前のファンにも“ジョシカク”の魅力を大きくアピールした。

4・16RIZIN RENA、カンナ、KINGレイナ、石岡-大和撫子全勝

2017.04.17 Vol.688

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA-SAKURA-」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)では全11試合中、女子の試合が4試合組まれ、どれも大きなインパクトを残した。

 口火を切ったのは浅倉カンナ。 “女子高生ファイター”として脚光を浴びていた浅倉は昨年末にRIZIN出場を果たしたが、無念の判定負け。敗因は“タックルにこだわり過ぎた”振り返り、年明けから打撃の強化に取り組む。今回戦うアレクサンドラ・トンシェバは寝技が得意とあってグラウンドの攻防が多かったが、パウンドや相手の打撃の対処などに強化の成果をうかがわせた。3Rには肩固め、スリーパーであわやの場面も作ったがトンシェバの粘りの前に一本はならず。しかし判定ながら寝ても立っても相手を圧倒し、待望のRIZIN初勝利をあげた。

4・16RIZIN  RENAの相手はハンガリーの“極め”女王

2017.03.10 Vol.685

 

「RIZIN 2017 in YOKOHAMA?SAKURA?」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)に参戦するRENAの対戦相手がハンガリーのドーラ・ペリエシュとなることが10日発表された。

 ペリエシュは2010年にプロデビュー。90秒足らずで一本勝ちしデビュー戦を飾ると、その後も一本勝ちを量産し無傷の5連勝で迎えたハンガリアン・ファイト・チャンピオンシップではメインイベントにタイトルマッチで抜擢。ここでも見事一本勝ちを収め、初代HFCストロー級王者となる。2015年に腰の怪我により長期離脱を余儀なくされるが、ここまで8戦7勝1敗でその7勝すべてが一本勝ちという極めが強い選手。

 参戦にあたりペリエシュは「このような機会を与えてもらって非常に光栄です。RIZINは素晴らしい舞台で、そこに立つにふさわしいパフォーマンスをする事を誓います。この試合で私の持てる全ての技術を披露します。そして日本で少しでも私のファンができたら嬉しいです」とコメントしている。

 一方、RENAは「こんにちはシュートボクシングのRENAです。対戦相手が決まりました。試合の映像を見ましたが、寝技が得意なタイプだと感じました。10月のGPを見据えてどんなタイプにも対応できるように、まずはこの試合に挑みたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします!1・2・3・SHOOT!」というコメントを出した。

 試合はRIZIN女子MMAルール(49.0kg)5分3R/インターバル60秒で行われる。

4.16、RIZIN春の女子祭り

2017.03.03 Vol.685

 

 4月16日(日)に開催される「RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-」( 横浜アリーナ)の会見が3日、都内の会場で行われ、追加7カードが発表された。

 カード発表の前に、榊原信行RIZIN実行委員長が「RENAを筆頭に女子が盛り上がりを見せているので、横浜大会は女子の試合を4試合組んだ。女子格がさらに大きく飛躍するように今回はサブタイトルを“SAKURA”にした。RIZINはそれぞれの試合にコンセプトを持たせ、何のために戦うかテーマづけていきたいと思っています」と次回の試合のサブタイトルについて説明した。

 会見ではすでに対戦が発表された堀口恭司と元谷友貴も出席、改めて意気込みを語った。
「UFCですでに実績のある選手と戦えるチャンスをもらいうれしいです。また、対戦を受けてくれた堀口選手にも感謝しています。フライ級の魅力ある戦いを堀口選手となら見せられると思う。しかし、堀口選手がアメリカで戦っている間に、僕は日本でやってきて、それが堀口選手に劣っているとは思わない。僕と対戦したら日本のフライ級のレベルに驚くと思う。完全決着で勝ちたいと思います」(元谷)
「日本で戦えることにワクワクしています。自分がメジャーを日本に持ってきて、日本でフライ級を盛り上げるように頑張ります」(堀口)

 女子祭りとなる次回大会だが、RENAの対戦相手は後日発表予定。しかし、10月から女子のトーナメントが行われRENAも参戦する事が発表された。それに関しRENAは「10月のグランプリに出場が決まり、悩みましたが今しかない波があると思い、出場しないとダメかなと思いました。現状では12月に優勝するとは言えないですが、12月までしっかり自分を強くして優勝できるよう頑張っていこうかなと思います。(横浜大会の相手について)GPを見据えて、トータルファイターとやっていきたい。近々発表できると思います」とコメントした。

その他のカードは下記。

RIZIN MMAルール(肘あり)(120.0kg)1R10分/2R5分
石井 慧vsヒース・ヒーリング

RIZIN MMAルール(70.3kg契約)1R10分/2R5分
矢地祐介vsダロン・クルックシャンク

RIZIN MMA特別ルール(56.7kg)3分3R
那須川天心vsフランチェスコ・ギリオッティ

RIZIN MMAルール(肘あり)(65.8kg)1R10分/2R5分
川尻達也vsアンソニー・バーチャック

RIZIN女子MMAルール(48.0kg)5分3R
石岡沙織vsペスターレ・キシャー

RIZIN女子MMAルール(48.0kg)5分3R
浅倉カンナvsアレクサンドラ・トンシェバ

RIZIN女子MMAルール(90.0kg)5分3R
KINGレイナvsジャジー・ガーベルト(ドイツ)

また、当日はフジテレビ系全国ネットで地上波放送(19時?20時54分)されることも発表された。

4・16 RIZIN横浜大会に川尻、那須川、才賀、RENAが出場

2017.02.17 Vol.684

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが2月17日、都内で会見を開き、2017年の大会日程と概要、「RIZIN 2017 in YOKOHAMA」(4月16日、神奈川県・横浜アリーナ)の一部出場選手を発表した。

 今年は4月の横浜大会を皮切りに7月30日に「RIZIN 2017 in SAITAMA」(さいたまスーパーアリーナ)、10月ごろに「RIZIN WORLD GRAND-PRIX 開幕戦(仮)」を関東の大会場で予定。そしてさいたまスーパーアリーナで12月29日に「RIZIN WORLD GRAND-PRIX 2017 2 nd ROUND(仮)」31日に「RIZIN WORLD GRAND-PRIX 2017 Final ROUND(仮)」を開催する。

 RIZINでは2015年に100kg以下、2016年は無差別級のトーナメントを開催したが、今年は男子のフライ級からライト級の中の階級で開催。またRIZINの大きな柱となっている女子のトーナメントも同時に開催する。

 ともに10月大会から開幕。12月29日に2回戦、31日にファイナルが行われる。詳細は3月上旬をめどに発表の予定。

 男子はフライ級かクロン・グレイシーが戦う階級での開催が予想される。トーナメントは16人で開催の予定で、軽量級は有力な日本人選手が多くいるため、「日本人は4~6人くらいを考えている」(榊原信行RIZIN 実行委員長)という。

 女子は8人でのトーナメントを予定。RENAらが戦う50kg近辺の階級が有力だが、無差別級での開催もありうるという。そうなるとギャビ・ガルシアvs RENA、昨年末に対戦予定だったギャビvs神取忍といった夢のカードも現実味を帯びてくるが果たして…。

 なお昨年総合格闘技デビューを果たし、現在2連敗中の山本美憂については榊原氏はRIZINでの実績作りをトーナメント参加の条件とした。

 また今年は1997年10月11日に高田延彦とヒクソン・グレイシーが戦った「PRIDE.1」から20周年にあたるメモリアルイヤーということもあり、記念イベントやさまざまな企画を予定しているという。

 この日の会見には4月大会に参戦する川尻達也、那須川天心、才賀紀左衛門が出席した。
 昨年大晦日にクロンに敗れた川尻は「今年は30代最後の1年になるので、RIZINと一緒に今年もぶれずに戦います。4月の横浜大会で終わりが来ても後悔しないよう、最高の自分を表現したい。この年になると終わりは常に意識していて、僕の場合は弱くなって落ちた川尻達也をみんなに見せることになると思うし、そうしたいと僕も思っている。娘が今年、小学生に上がることになって、以前僕が日本で戦っていた時はまだ赤ちゃんで戦う姿を覚えていないと思うので、彼女の記憶の中に強い父親というものを残したいので、4月は負けられない」とクロン戦の敗戦から立ち直った姿を見せた。そして「トーナメントでまた手を合わせられるよう、そこまではい上がります。クロンの階級でトーナメントをやってほしい」と今後についてはクロンとの再戦を視野に入れていることを明かした。

 総合格闘技での参戦となる那須川は「まだまだMMAの経験がないので、いろいろなことに挑戦したい。僕への期待は大きいと思うので、期待以上のことをいっぱいできればと思っています。今年もしっかり頑張って勝ちに行きたい」、才賀は「今年はチャレンジしていく年。日本のフライ級のチャンピオンとどんどん戦ってしっかり勝っていきたい。トーナメントがあればそこで優勝するのが夢。そのためにいろいろな相手と試合をして一番目立って、一番輝いて、RIZINと言ったら紀左衛門と言ってもらえるよう頑張ります」とそれぞれ語った。

 4月大会にはRENAも出場。それぞれの対戦相手と他のカードは3月上旬に発表の予定。

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