SearchSearch

フェザー級GPの組み合わせ発表。白鳥大珠は1回戦でペッチと対戦。原口健飛は決勝でのペッチ戦を狙い反対側のブロックを選択【RISE】

2024.10.22 Vol.Web Original

 RISEが「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL」(12月21日、千葉・幕張メッセイベントホール)で行われる「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」の組み合わせを10月22日、発表した。

 組み合わせについては8人の選手がリモートで参加する抽選会で決定した。

 抽選方法はGLORYとRISEのBOXを用意し、BOX内に選手の名前が入ったボールを入れてRISEの伊藤隆代表が抽選。名前の出た選手は好きな箇所を選択するという形式。

 抽選により一人目の選択権はペットパノムルン・キャットムーカオに決定。ペットパノムルンはG1を選択。続いて選ばれたのはペットパノムルンとの対戦を嘱望していた白鳥大珠。白鳥は少し悩んだもののペットパノムルンの隣を選択。これにより1stラウンド.1の試合は白鳥 vs ペットパノムルンに決定した。

 3人目のベルジャン・ペポシはG2を選択し、4人目の原口健飛は決勝でペットパノムルン戦へ挑むために R4(ペッチと反対の山)を選択、続く5人目のエイブラハム・ヴィダレスはG3を選択した。

 6人目のチャド・コリンズはヴィダレスが待つR3を選択し、ここでコリンズ vs ヴィダレスが決定し自動的にすべてのカードが決定した。

 7人目のミゲール・トリンダーデは原口と、8人目のイ・ソンヒョンはペポシとの対戦が決定した。

参戦2年でついにタイトル挑戦の安本晴翔がフルラウンドの激闘制し悲願の王座獲得「門口選手の分も強くなって、世界に通用する選手になる」【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦し、判定勝ちを収め悲願の王座獲得を成し遂げた。

 安本は2022年7月からRISEに参戦し、約2年3カ月。この間、シュートボクシング(SB)との対抗戦で川上叶に、ランカー同士の対戦で魁斗に敗れるなど、ここぞというところで星を落とし、今回が初のRISE王座への挑戦だった。

 1R、オーソドックスの構えの両者。ともにローで機をうかがう。門口はスイッチを繰り返しながら機をうかがう。安本もそれに合わせスイッチ。ロー、ミドル、ジャブの攻防。パンチの打ち合い。そして門口が前に出たところに安本がカウンターで右フック。一瞬腰が落ちる門口。安本がパンチの連打で追撃。門口はガードを固める。安本は深追いはせず。門口は逆に圧をかけ左ボディー、右フック、ヒザ蹴り。互いにローを蹴る。安本は前蹴り。そして門口の蹴りをキャッチし、左フック。

 オープンスコアはジャッジ3人とも9-10で安本。

小林愛理奈が判定勝ちに反省も「しょうもない試合の後はすごい試合ができる」とフライ級王者テッサ戦をアピール【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)でRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が韓国のKTK-52kg級王者のビョン・ボギョン(韓国/MUYEMARU)と対戦し、終始攻め続けたうえで3-0の判定勝ちを収めた。

 小林は試合後のマイクで1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)への挑戦をアピールした。

 1R、圧をかける小林にボギョンは前蹴り。ボギョンは変則的な蹴りを見せる。小林は圧をかけてロー、ジャブ。ボギョンは蹴りで距離を取るが、小林は踏み込んで左右のフック。早くもボギョンの顔が赤くはれ始める。前に出る小林にボギョンは右ミドル。小林は圧をかけて左ミドル、踏み込んで右ストレート。ボギョンはクリンチ。なおも圧をかける小林にボギョンは前蹴り、そこに小林は左フック。なおも追う小林はパンチの連打で追い込む。ボギョンはコーナーを背に前蹴りで何とか距離を取ろうとするが小林の圧は強い。

憂也がサモ・ペティとの次期挑戦者決定戦をアピールも伊藤代表は「インパクトがなかった」と保留の姿勢【RISE182】

2024.10.21 Vol.Web Original

「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)で今後のミドル級(-70kg)タイトル戦線に大きな影響を及ぼす2試合が行われ、憂也(魁塾/同級3位)とサモ・ペティ(スロベニア/Nak muay team/同級5位)がともに判定勝ちを収めた。

 RISEのミドル級はシュートボクシング(SB)の海人(TEAM F.O.D)が昨年3月にイ・ソンヒョンを破り王座を獲得。しかしその後はGLORYやSBでの試合もあり、防衛戦は行われていない。

 憂也は2021年11月から5連勝(4KO)し王座挑戦に近づくも昨年3月にモトヤスック(治政館)に延長の末、判定負けを喫し一歩後退。しかしその次戦から5連勝。前戦となった6月のシンパヤック・ハマジム戦の勝利後に「海人選手、そろそろ防衛しないといけないんじゃないですか? 対世界に行くんやったら、僕に譲ってください」とアピールしていた。

YURAがケルベロスに逆転KO勝ち。YA-MANが対戦に前向き「今の試合を見て一番強いと思った」【FIGHT CLUB.2】

2024.10.06 Vol.Web Original

 初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がプロデュースするオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に特化した格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」が10月5日、都内某所で行われた。

 メインイベントでは木村“ケルベロス”颯太(心将塾)とYURA(ダイアタイガージム)が対戦し、3RでYURAがKO勝ちを収めた。

 YURAは試合後のマイクで「RISEで65kgでチャンピオンになりたい」とアピール。RISEのスーパーライト級(-65kg)は通常のグローブを着用しての王者はイ・ソンヒョン(RAON)、OFGMはYA-MANが王座に君臨しているのだが、解説席に座ったYA-MANは「やってもいい」とYURA戦に前向きな姿勢を見せた。

那須川龍心の挑戦を受ける数島大陸「“RISEはガチ”と言っている割には数字ばっかり気にしている」とガチ問題提起【RISE183】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開き、王者・数島大陸(及川道場)に那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級級1位)が挑戦する「RISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチ」が正式に発表された。
 
 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝している。今回は初防衛戦となる。
 
 那須川は昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に敗れ、フライ級トップ戦線から一歩後退。しかし以降7連勝。その中にはそのトーナメントで優勝した松本と塚本にリベンジを果たす勝利も含まれ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。
 
 この日の会見で那須川は「今回やっと自分の格闘家としての存在価値を証明できる場が来たなと思ってワクワクしている。ここで勝って“那須川天心の弟”としてだけではなく、那須川龍心としてのしっかりとした存在価値を証明しようと思っている」とこの試合にかける決意を述べた。

王者・門口佳佑「切り合いのようなヒリヒリする試合をしたい」と挑戦者・安本晴翔の土俵で戦っての勝利を誓う【RISE182】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)の会見を開き、8日に行われた「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」のリング上で発表されたRISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチで対戦する王者・門口佳佑(EX ARES)と挑戦者の安本晴翔(橋本道場/同級2位)が出席した。門口はこれが2度目の防衛戦となる。
 
 安本は「RISEに参戦して2年で、ようやくタイトル戦に来れたのでこのチャンスを逃さず、門口選手にバチバチに向かっていきたい」、門口は「3月に負けてから、自分を、門口佳佑を見直して徹底的に自分のレベルを上げて作ってきた。それを見せるだけ」とそれぞれ語った。
 
 最近の互いの試合を見ての印象についての質問が飛ぶと、安本は「軍司選手と戦っているのを見た。どっちもすごい、心の攻防が印象的。両者強いなと思って見ていた」と3月のK-1の対抗戦での軍司泰斗戦についての感想を口にした。
 
 安本の直近の試合は「ONE Friday Fights 72」でのアキフ・グルザダ戦。判定負けを喫しているのだが門口は「全部は見ていなくて、ちらっとXとかで出ている動画を見たんですが。負けていましたよね。なんか僕とやる前はみんな負けがち。なんかぱっとしない」と呼びかけると安本は苦笑。門口は「それは結果だけですよ。でも安本選手のファイトスタイルは勝ち負け関係ない。もっと勝ちに徹すれば勝率はめちゃくちゃ高いと思う。そこを気にせず、1Rからガンガン行っているのは僕にはないものなので、そこで勝負したい」と続けた。

AKARIが現役引退発表「自分の体に心が追いついていかなくなってしまって、格闘技を素直に楽しめなくなってしまった」【RISE】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEの女子のミニフライ級(-49kg)戦線で活躍したAKARI(TARGET)が9月20日、現役引退を発表した。「RISE182」(10月20日、東京・後楽園ホール)で引退式が行われる。
 
 AKARIはこの日、都内で行われた会見で「引退するという決断をさせていただきました。本来ならこういう場を設けていただくことも、引退式をさせていただけるような選手ではないことは自分が一番分かっていますし、こういう答えを出したことも、復帰戦を待っていただいていた方にも申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが、自分の体に心が追いついていかなくなってしまって。格闘技を素直に楽しめなくなってしまって、引退をさせていただくという決断をさせていただきました」などと引退を決めた理由を語った。
 
 引退を考え始めた時期については「引退しようかなと思い始めたのは去年の5月ころから。それで伊藤代表にお話しさせていただき“年内はお休みしてよく考えて”という感じだった」と明かした。

志朗がドーピング問題について言及。「スポーツとして認められる第一歩」「やった者勝ちはスポーツとしても人としても許されない」【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の一夜明け会見が9月9日、都内で開催された。
 
 メインイベントで行われた「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で田丸辰(TRY HARD GYM)を破り初防衛を果たした志朗(BeWELLキックボクシングジム)が昨今、格闘技界で大きな話題となっていたドーピング問題について言及した。
 
 志朗は「今はジュニア上がりが多い。ジュニア上がりの子が強くて有名になれるかといえばなれないというのが問題。難しいですよね。知名度を上げるのには炎上しないといけない。でも悪いほうに炎上しちゃうとあれですから。よくない流れだと思いますが、SNSを使って有名になるのはありだと思います。でもドーピングはまた別。そういうのはスポーツとは離れていっているなという感じがあります」などとドーピング問題と過度な煽り合いといったSNSの使い方などについて合わせて自らの考えを述べた。

志朗が今週末にも「ボクサーズナックル」の右拳を手術へ。12月のビッグマッチは欠場の可能性【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の一夜明け会見が9月9日、都内で開催された。
 
 メインイベントで行われた「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で田丸辰(TRY HARD GYM)を破り初防衛を果たした志朗(BeWELLキックボクシングジム)が右拳の「ボクサーズナックル」の手術に踏み切ることを明かした。
 
 会見の冒頭、伊藤隆代表が「昨日は玄人好みの試合だった。欲を言えば、もっと攻防があれば良かったとかなと思った。ジャッジに聞いたところ、4Rまでほぼ攻防がなく、5Rで僅差が出たということだった。互いにタイトルを持っていて、守るものがあったのかと見えた。その中でも攻防があって白黒つけるのがRISE。欲をいえばそういう部分で決着をつけてほしかったなというのもある。今回防衛して、志朗自身もこのベルトの価値を上げていきたいという思いもあるので、対戦候補も考えたいし、今後の彼のストーリーもいろいろ考えていきたい」などと前日の試合を振り返った。
 
 これを受け志朗は「伊藤代表が言ったように玄人好みの戦いになってしまったが、満身創痍の中でやっていたので、その中でできる範囲のことは結構やった。いろいろなことを試したので収穫はあった。もう少し一から攻防を出さないといけないなということも改めて思ったし、ここからさらに強くならないといけないなと思った」などと語った。

フェザー級世界トーナメントのメンバー発表。原口健飛とペットパノムルンが揃って「トリンダーデと1回戦」 白鳥大珠は日本人同士の決勝を希望【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEが9月9日、都内で会見を開き、開催が発表されていたフェザー級の世界トーナメント「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)の参戦選手を正式発表した。
 
 トーナメントにはRISEとGLORYが各4選手を選出。RISEからはRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)、ISKA世界ライトウェルター級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)、元RISEライト級王者で「RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント」王者である白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、RISEミドル級とライト級の元王者であるイ・ソンヒョン(韓国/RAON)の4選手が出場。
 
 GLORYからはGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)、WAKOヨーロッパ スーパーライト級、ISKAヨーロッパ スーパーライト級、MFC-65kg級のタイトル歴を持つミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)、GLORYの上位ランカーであるエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)とベルジャン・ペポシ(アルバニア)の4選手が出場する。
 
 ペットパノムルンは前RISE世界スーパーライト級王者でもあり、原口とは3回戦い3連勝している。トリンダーデは今年3月の「RISE ELDORADO 2024」でコリンズに1RでKO勝ちを収めている。ヴィダレスは昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」で原口と対戦し、KO負けを喫した。ペポシは今回がRISE初参戦。昨年12月のGLORYでトリンダーデに勝利を収めている。

Copyrighted Image