世界トーナメントに向け田丸辰vs風音の軽量級屈指の好カードが実現。風音は「なんで俺が青コーナーやねん?」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

 RISEフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)と「RISE DEAD OR ALIVE 2021 −53kgトーナメント」王者・風音(TEAM TEPPEN)の軽量級屈指の好カードが実現することとなった。

 −54kg契約での試合となるのだが、会見でRISEの伊藤隆代表が7月2日に大阪で開催される「RISE WORLD SERIES 2023 OSAKA」から−54kgで世界トーナメントを開催することを発表。「RISE WORLD SERIES 2023」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で準決勝を行い、10~11月に決勝が行われる。伊藤代表は「その3大会に向けて53~55kgあたりの強豪をピックアップしていく。2人の試合はセレクションマッチという形になる」とも語った。

海人がイ・ソンヒョンの持つミドル級王座に挑戦。「RISEも背負って世界で戦っていきたい」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

「RISEミドル級(-70kg)タイトルマッチ」で同級1位のシュートボクシング(SB)のエース、海人(TEAM F.O.D)が王者イ・ソンヒョン(RAON)に挑戦することが発表された。

 ソンヒョンは「コリアンモンスター」の愛称で日本と世界を股にかけて戦うファイター。これまでRISE3階級制覇の裕樹、シュートボクシング世界王者の鈴木博昭、HOOST CUP王者の麻原将平ら国内のトップファイターを次々と撃破。2019年に松倉信太郎との王座決定戦で勝利を収め王座を獲得したのだが、折からの新型コロナ禍で来日がかなわない時期が続いたことから今回が初防衛戦となる。2021年11月に北アイルランドで行われた大会でのジョニー“スィフト”スミス戦で戦線に復帰し、昨年8月には久々の来日を果たし緑川創と延長の末、引き分けている。

 海人は「SBの最高傑作」と言われる存在で、昨年6月の「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明に勝利を収め、日本最強を証明。その後、RISEとSBでサモ・ペティ、ケンダル・カラクァート、ストーヤン・コプリヴレンスキーと世界の強豪を相手に3連勝。今月11日には「NO KICK NO LIFE」で緑川創の引退試合の相手を務め、3RでKO勝ちを収めた。

 両者は2019年にSBのリングで対戦し、その時は海人が判定勝ちしている。

対抗戦で対戦の白鳥大珠「ここで負けたら伊藤代表に合わす顔がない」、佐々木大蔵「どういったアート作りができるか楽しみ」【RISE ELDORADO】

2023.02.10 Vol.Web Original

RISEvsK-1の対抗戦計6試合を発表

 K-1とRISEが2月10日、両団体が揃っての緊急記者会見を開き、3月に開催する両団体のビッグマッチでそれぞれ3試合ずつ対抗戦を行うことを発表した。

 RISEの「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)では白鳥大珠(TEAM TEPPEN)vs 佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、門口佳佑(EX ARES)vs 新美貴士(名古屋JKファクトリー)、南原健太(極真会館)vs 愛鷹亮(力道場静岡)の3試合が行われる。

 白鳥は昨年行われた「THE MATCH 2022」に出場するもゴンナパー・ウィラサクレックに1RKO負けを喫しており、今回は汚名返上を期しての参戦となる。佐々木はKrushではライト級とスーパー・ライト級の2階級を制覇。特にスーパー・ライト級では盤石の強さを見せ3度の防衛に成功している。2019年6月から昨年6月まではK-1とKrushで10連勝を記録するなどトップ戦線で活躍。9月の横浜大会では大和哲也の持つK-1王座に挑戦するも判定負けを喫し悲願の王座獲得を逃すと、12月にはK-1王座獲得に専念するためKrush王座を返上している。

 白鳥は「僕はK-1には借りがあるというか。THE MATCHでゴンナパー選手に思い切りぶっ倒されて、あの時のことはずっと忘れられずに悔しい気持ちが残っている。“白鳥はこんなもんじゃないぞ”ということをK-1に見せつけたいと思っている。今回、相手が佐々木選手に決まって、佐々木選手はずっと前から知っている選手。技巧派でうまくて、しっかり強い選手を倒してきている強豪選手だが、ここを食っちゃえば、もっと強いK-1選手との対抗戦も組まれるだろうし。ここをきっちり勝ってK-1ファンの皆さんにも自分の強さを見せつけたいと思っている」とK-1へのリベンジへ意気込んだ。これに対し佐々木は「今回、K-1代表としてRISEのリングに送り込まれたことをしっかり理解して、自分の強さ、そしてK-1の強さをアピールしていきたい」といつも通り淡々と語った。

K-1とRISEが3月のビッグマッチで3試合ずつ対抗戦。K’FESTA.6で玖村将史vs鈴木真彦、ELDORADOで白鳥大珠vs佐々木大蔵

2023.02.10 Vol.Web Original

 K-1とRISEが2月10日、両団体が揃っての緊急記者会見を開き、3月に開催する両団体のビッグマッチでそれぞれ3試合ずつ対抗戦を行うことを発表した。

 K-1の「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)では「玖村将史vs鈴木真彦」「斗麗vs安本晴翔」「寧仁太・アリvs實方拓海」の3試合、RISEの「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)では「白鳥大珠vs佐々木大蔵」「門口佳佑vs新美貴士」「南原健太vs愛鷹亮」の3試合が行われる。

 会見にはK-1の中村拓己プロデューサーとRISEの伊藤隆代表、そして出場選手たちが登壇した。

 今回の対抗戦について会見で伊藤氏が「昨年10月くらいにブロンコスの関さん(K-1実行委員)、シュートボクシングの緒方さんと話し合いを重ねてきた。この内容が決まったのは年明け。3月に両大会に3試合ずつやるという流れになりました」などと話したように昨年10月から話自体は俎上に上がっていたよう。会見後の囲み会見では「3人で不定期でミーティングをしていく中で考え方が一緒になってきたので年明けに話が決まった」などと補足している。

大﨑一貴がムエタイの強豪にKO勝ちし16連勝。3・26有明大会での世界戦をアピール【RISE164】

2023.01.29 Vol.Web Original

「RISE164」(1月28日、東京・後楽園ホール)でスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)とフライ級王者の田丸辰(TRY HARD GYM)が揃ってムエタイからの刺客を返り討ちにした。大﨑は試合後のマイクで改めて「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)での世界戦の実現をアピールした。

 大﨑はムァンコーン・ブームデックシーン(タイ/Boomdeksean)と対戦。ムァンコーンはChomrom muayesan 108ポンド王者でフックとローでガンガン前に出る攻撃的なムエタイスタイルは“ロッタンを彷彿とさせる”と評されるほど。21歳にして120戦80勝34敗6分の戦績を誇る。

 1R、ムァンコーンは右ローから左ジャブ、ワンツーにつなげていく。大﨑も右ロー。ムァンコーンの打ち終わりに右ロー、左ジャブを返す。ムァンコーンは左ジャブを突いてから左右のボディー。大﨑も左インロー、左フック、左右のボディーを返す。ラウンド終盤、大﨑が左フック、右アッパー、そして左インローを多用。右ローを効かされたムァンコーンがスリップダウン。そして大﨑はバックスピンキックをボディーにグサリ。これで動きが鈍ったムァンコーンに右ローを追撃し左フックで大﨑がダウンを奪う。

志朗がRISE世界王座決定戦でタイの難敵と対戦 「RISEは選手泣かせ」【RISE】

2023.01.27 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月27日、都内で行われた。

「RISE世界バンタム級(−55kg)王座決定戦」で志朗(BeWELLキックボクシングジム)とディーゼルレック・ウォーワンチャイ(タイ/ペッティンディームエタイアカデミー)が対戦する。

 志朗は昨年12月25日に行われた「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(東京・両国国技館)で鈴木真彦を破り「世界」への挑戦をアピールしていた。

 ディーゼルレックはTrue4スーパーバンタム級王座を保持するタイの軽量級のトップファイター。2021年11月に日本でも試合の経験があるサオトー・オーアッチュリアを破り同王座を獲得し、防衛を重ねながらサオエーク、ゴンチャイ、ガイバーといった同階級のトップクラスのファイターと試合を続けている。

 志朗は「世界タイトルを獲るにあたり、天心選手は延長で獲ったので、自分はそれより早いラウンドで獲らないといけないと思うし、KOで勝たないといけないと思う」などと那須川天心を意識。

那須川天心がRISEラストマッチで風音に苦戦の末の判定勝ち。6月の武尊戦は「今のままでは勝てない」【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

 プロボクシングへの転向が決まっている那須川天心が「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で行われた「RISEラストマッチ」で風音(TEAM TEPPEN)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 風音は昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」で優勝した際にその時点でキックボクシングの試合が残り2試合となっていた那須川の対戦相手に名乗りを挙げた。

 新型コロナウイルスのまん延防止による入国規制で海外からの選手の招聘が不確実な状況が続いていたこともあり、那須川の対戦相手が誰になるか注目が集まっていたなか2月9日に行われたカード発表会見で正式に風音との対戦が発表された。

ベイノアに41秒でKO勝ちの海人「日本一になろうとする男と世界一になろうとする男の差」。そして改めて野杁戦をアピール【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の絶対エース、海人(TEAM F.O.D)が「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)と71.5kg契約で対戦し、1R41秒で秒殺KOした。

 2人は2019年にSBの2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」で対戦し海人が3-0の判定で勝利を収めている。この時はウェルター級(−67.5kg)での対戦だった。

 その後、海人は徐々に階級を上げ、昨年2月には−70kgの日本の第一人者、日菜太を破りREBELS-BLACKスーパーウェルター級王座を獲得。ベイノアはその後、RISEで4勝1敗と着実に白星を重ね、2021年にはRIZINに参戦し、総合格闘技にも挑戦。今後は保持しているウェルター級王座を返上し、−70kgの戦いに本格的に打って出るのだが、今回はそのスタートとなる一戦だった。

那須川天心の弟・龍心がプロデビュー戦で判定勝利「キックボクシングといえば那須川龍心といわれるように無敗伝説を続けていきたい」【RISE】

2022.04.03 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第1試合で那須川天心の弟・那須川龍心(TEAM TEPPEN)がプロデビュー戦で笠原直希(シーザージム)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 龍心は昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」のオープニングファイトでアマチュアルールで試合を行い、判定勝ちを収めている。

 対戦相手の笠原はシュートボクシング(SB)で活躍する笠原兄弟の三男で龍心と同じ15歳。今年2月に行われたSBの後楽園大会ではSBセミプロルールで試合を行い、延長で判定勝ちを収めている。笠原も今回がプロデビュー戦。

 1R、序盤、那須川の右ストレートで笠原のマウスピースが飛ぶ。動きが硬い笠原だが右ハイ、右ミドルと放っていく。中盤、笠原の左インローがローブローとなり一時中断。終盤の打ち合いで那須川の左フックが笠原の顔面をとらえる。

王者対決は山田洸誓が直樹に逆転KO勝ち【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa RISE Finalmatch」(4月2日、国立代々木競技場 第一体育館)でライト級王者・直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)とスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)のRISE王者同士の対戦が行われ、山田が3RでKO勝ちを収めた。

 直樹は2020年10月の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」の準決勝で白鳥大珠を破ると昨年1月には秀樹を破りライト級王座を獲得。山田は2019年に山口侑馬を破りスーパーライト級王座を獲得。昨年1月に実方拓海を破り初防衛に成功すると、6月には前年に敗れた北野克樹を相手に2度目の防衛に成功している。

 今回の試合についてRISEの伊藤隆代表はカード発表会見で「GLORYとの対抗戦の査定試合」と位置づけていた。

YA-MANがOFGマッチで伊藤澄哉に1RKO勝ち。「6月、みんな誰と見たいですか? 芦澤はなしで」【RISE ELDORADO】

2022.04.03 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2022~Tenshin Nasukawa Final Match」(4月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館)でYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と伊藤澄哉(戦ジム)オープンフィンガーグローブ(OFG)マッチで対戦した。

 YA-MANは昨年から導入されたOFGマッチで一気に頭角を現すと、通常のグローブマッチでも中村寛と激闘を繰り広げたうえで判定勝利。その勢いを駆って大晦日のRIZINにも参戦し皇治に判定勝ちを収めるなど“RISEドリーム”を体現した。今回は2022年最初の試合。

 対する伊藤は地下格闘技でキックルールで17戦17勝(15KO)の戦績を残し、2019年にRISEに初参戦。チームドラゴンの森香津眞、ランカーの川島史也、ベテランの水落洋祐を相手に破竹の3連勝を飾ると、昨年9月の「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」では4つの日本タイトルを持つ実方拓海との試合が組まれ、善戦するも0-2の判定で敗れプロ初黒星を喫した。プロ戦績は4戦3勝1敗(2KO)。

Copyrighted Image