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白鳥大珠と那須川龍心がリング上と試合後の会見で相次いで現在の日本格闘技界を取り巻く状況に警鐘【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEの主力選手である白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と那須川龍心(TEAM TEPPEN)が9月8日、「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(神奈川・横浜BUNTAI)の試合後、相次いで現在の日本格闘技界を取り巻く状況に警鐘を鳴らした。
 
 那須川はこの日、第8試合に出場し、昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦し勝利を収めたシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)とキックボクシングルールで対戦しKO勝ちを収めた。
 
 そして試合後のマイクで「今、格闘技界は暗いニュースが多いんですが、そういう話題で盛り上がるんじゃなくて、選手一人一人がどんどん自分を出していって、人って活躍すればするほど下に引っ張る力が強くなると思うんですが、そうではなく、上に引っ張る力の人を信用して。自分もしっかり、自分を応援してくれる人たちも上に引っ張っていって、気のいい場所にしたいので、これからも応援よろしくお願いします」とアピール。
 
 那須川は試合後の会見で、リング上での発言の真意については「自分の思ったことを言ったという感じ。そういうことで盛り上がっちゃうと格闘技自体の印象が悪くなってしまう。それを良しとしてしまうとダメ。何事も悪いことのほうが引っ張る力は強い。引き上げる力は本当に大変。そういうところをしっかり見せていかないといけないし、自分自身、そういうところを頑張りたい。多少なりとも他の選手より影響力はあると思っているので、そういうところで自分が言っていかないといけないなと思いました」などと明かした。

白鳥大珠が1RKO勝ちでトーナメント出場を確定。リングサイドの原口健飛に「日本人が盛り上げないとだめでしょう」と呼びかけ【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)で今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が3試合行われた。
 
 すでにトーナメント出場が内定している白鳥大珠(TEAM TEPPEN)はファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)と対戦し、1RでKO勝ちを収め、トーナメント出場を決定づけた。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。ローで様子を見ながら白鳥がワンツー。ファーパヤップは距離を詰めて左フック。白鳥も左ストレートを返す。白鳥は圧をかけて前に出ると左ストレートから右ヒザをボディーにグサリ。これでダウンしたファーパヤップは立ち上がることができず、白鳥が完璧な勝利を収めた。

世界王者のチャド・コリンズが麻火佑太郎に1RKO勝ち。「12月のトーナメントは集大成。勝ちたい」【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)で今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が3試合行われた。
 
 トーナメント出場が内定しているRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)は麻火佑太郎(PHOENIX)と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。
 
 1R、オーソドックスの構えのコリンズとサウスポーの麻火。コリンズが強烈なプレッシャーで麻火を下がらせる。麻火は回って回避。麻火のローにコリンズがパンチを合わせる。麻火は左ミドル、右フック、右ロー。コリンズは右ストレート。麻火は正面に立たないように動いてからパンチを放つ。しかしコリンズは圧を強め麻火にロープを背負わせるの右ミドル、右ボディー。そして右ハイでダウンを奪う。立ち上がった麻火にコリンズはなおも詰めて左右のボディーを連打。麻火も手を出すがコリンズの勢いは止まらない。最後は右ストレートで2度目のダウンを奪い、コリンズがKO勝ちを収めた。

志朗が田丸辰との緊迫感あふれる心理戦を制し初防衛「これで胸を張ってRISE世界チャンピオンと言えます」【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)のメインイベントで「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」が行われ、王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)が田丸辰(TRY HARD GYM)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は緊張感のある心理戦を繰り広げた末に3-0の判定で志朗が勝利を収め、初防衛に成功した。
 
 2人は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)のメインイベントで今回同様、志朗に田丸が挑戦する形で対戦したのだが、1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストに終わった。その後、ともに早い時期での再戦をアピール。今回の対戦が実現した。

那須川龍心がジョンミンを返り討ちのKO勝ち。「しっかりKOするのは次のタイトルマッチまで」と来るべく王座挑戦に弾み【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)で那須川龍心(TEAM TEPPEN)がスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールでシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)と対戦した。試合は2Rで那須川がKO勝ちを収め、来るべくRISEフライ級王者・数島大陸とのタイトル戦に向けて弾みをつけた。
 
 那須川とジョンミンは昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦し、那須川が2RでTKO勝ちを収めている。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。那須川が飛び込んで左フック。圧をかける那須川がワンツーもジョンミンはカウンターを合わせに行く。ジョンミンはワンツーも那須川がかわす。那須川のミドルにパンチを合わせるジョンミン。ジョンミンはバックブローも那須川がかわす。那須川もバックブロー。那須川はヒザをボディーに突き立てると効かされたジョンミン。那須川はなおも追撃の左ボディーでダウンを奪う。立ち上がったジョンミンをコーナーに詰めると左ボディーの連打で2つ目のダウンを奪う。

中野椋太が「ぬるい試合はしない。隣の奴とは違うんで」と白鳥大珠をばっさり。白鳥は「明日は相手が違う」と困惑【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 今大会では今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が3試合行われるのだが、全6選手が規定体重をクリア。計量後には6選手がそろっての会見が行われ、RISEウェルター級王者・中野椋太(誠至会)の発言に白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が困惑する場面があった。
 
 2人は直接対戦するわけではなく白鳥はファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)と、中野はイ・ソンヒョン(韓国/RAON)と対戦する。
 
 すでにトーナメント出場が内定している白鳥は「明日は査定試合があり、もちろん比べられると思う。でも僕は気にせず自分らしく。誰が見てもトーナメントには白鳥がいて間違いないなと思われる試合を見せたい。今、格闘技界は悪い流れというか暗い話題に目が行きがちだが、明日は素晴らしい試合がたくさん並んでいるので、こっちに話題を持っていく流れは必要なので、そんな試合を見せたいと思っている」と語る。

挑戦者の田丸辰が「志朗選手がベルトを持っていてもパッとしない」とこき下ろすも志朗は淡々「KOできる確率は100%に近い」【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 メインイベントで行われる「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)は55.00kg、挑戦者の田丸辰(TRY HARD GYM)は54.95kgで規定体重をクリアした。
 
 2人は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)のメインイベントで今回同様、志朗に田丸が挑戦する形で対戦したのだが、1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストに終わった。その後、ともに早い時期での再戦をアピール。今回の対戦が実現した。
 
 計量後に行われた会見の冒頭、田丸は「明日は3月の続きができると思うと楽しみ。期待してくれるとうれしい」、志朗は「明日は3月の続きではないが、5Rかからないで、自分が世界王者というところを見せる」とそれぞれ語った。

那須川龍心が大晦日のRIZINでMMAで勝利したシン・ジョンミンとキックルールで再戦「気を抜かず1Rから倒しに行く」【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 今大会では昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦した那須川龍心(TEAM TEPPEN)とシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)がスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールで対戦する。那須川は52.95kg、ジョンミンは52.55kgで計量をクリアした。
 
 計量後に行われた会見でジョンミンが「前回はRIZINで対決して負けたが、今回、RISEで機会をもらったので頑張って必ず勝つ。(那須川は)前回のフェイスオフより強くなったという印象を受けた。お互いにケガをすることなく無事に試合を終わらせたい」、那須川は「RIZINで勝ったが、気を抜かず1Rから倒しに行く。(ジョンミンは)手足が長いという印象。すごく優しそうな顔をしていると思った」とそれぞれ語った。
 
 今回はキックボクシングルールでの試合になるのだが、ジョンミンは「私は那須川選手に有利なルールだとは思っていない。フェアな立ち技の試合になると思っている」と自信を見せると那須川は「特に思うことはないが、しっかりぶっ飛ばします」と返した。

完勝で初防衛の大﨑孔稀が伊藤代表に「あんまり僕をなめないでください(笑)」と笑顔で抗議【RISE181】

2024.09.01 Vol.Web Original
「RISE181」(8月31日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者・大﨑孔稀(OISHI GYM)が同級4位の大森隆之介(EX ARES)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。
 
 大埼は昨年12月に約6年という長期政権を築いていた鈴木真彦を破り王座獲得。今年5月には元タイ国ラジャダムナンスタジアム認定・ミニフライ級王者のヨーブアデーン・3RDPlaceを2Rに左ボディーで悶絶KO勝ちを収め。王者の貫禄を示している。
 
 大森はフェザー級王者・門口佳佑と同門のファイター。ここまでのプロ戦績は10戦8勝(6KO)2敗。前戦となった今年3月の「RISE ELDORADO 2024」ではシュートボクシング(SB)の日本スーパーバンタム級王者でプロデビュー以来13戦全勝だった山田虎矢太を1Rにバックハンドブローで沈める番狂わせを起こしている。

松本天志が完全復活を印象付ける1RKO勝ち。「次期挑戦者となれるように頑張る」【RISE181】

2024.08.31 Vol.Web Original
「RISE181」(8月31日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで「RISE NEW WARRIORSフライ級トーナメント」優勝者の松本天志(TARGET SHIBUYA)がJIN(楠誠会館)に1RでKO勝ちを収め、完全復活を印象付けた。
 
 松本は昨年行われたトーナメントで優勝候補と目されていた空龍と塚本望夢を破って優勝。10月には王者・数島大陸へ挑戦するも判定負け。再起戦でも那須川龍心に判定負けを喫し、キャリア初の連敗。4月の寛人にKO勝ちを収めたが、完全復活にはあと一歩という状況だった。
 
 1R、サウスポーの松本とオーソドックスのJIN。松本が左ストレート。そして左ミドルで追撃もJINはそこに右ストレートを合わせる。松本は右ジャブ、左インロー、JINは右ロー。松本の左インローが冴える。JINも右インローを返す。松本は左ミドル。JINはじりじりと詰めて右のダブル。松本は左インロー。両者のパンチの交錯から松本が飛びヒザ。終盤、JINの前蹴りで松本がスリップダウン。しかしすぐに立ち上がった松本は圧をかけてJINを下がらせ左ストレートを打ち抜くとJINがダウン。そのまま立ち上がれず松本のKO勝ちとなった。JINは担架で退場した。

宮本芽依がMelty輝を圧倒し4戦4勝。伊藤代表「そろそろタイトルに絡ませてもいいのかな」【RISE181】

2024.08.31 Vol.Web Original
「RISE181」(8月31日、東京・後楽園ホール)の第4試合で行われた女子のミニフライ級(-49kg)戦でMelty輝(team AKATSUKI/フライ級3位)と宮本芽依(KRAZY BEE/ミニフライ級3位)が対戦し、宮本が3-0の判定で勝利を収めた。宮本はこれでプロ戦績を4戦4勝とした。
 
 ミニフライ級は小林愛理奈 (FASCINATE FIGHT TEAM)が王座に君臨。昨年11月には1位のerika♡を破り王座を防衛、2位のAKARIは2022年10月以来、試合を行っていないという状況。宮本は前戦でトップ戦線で長く戦う宮﨑若菜を破っており、この日の勝利でタイトル挑戦に一歩近づいた。

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