SearchSearch

“幻の準決勝”志朗vs大﨑孔稀戦が実現。大﨑の「兄弟そろって迷惑をかけてしまった」に志朗は「大﨑兄弟とは縁はないと思っていた」【RISE】

2022.09.09 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の追加カード発表会見が9月9日、都内で開催された。

 昨年行われた「DEAD OR ALIVE−53kgトーナメント」の準決勝で対戦予定だった志朗(BeWELLキックボクシングジム)と大﨑孔稀(OISHI GYM)がバンタム級(−55kg)戦で戦うことが発表された。

 同トーナメントで志朗は準決勝で孔稀の兄・一貴と対戦予定だったのだが、一貴が練習中に骨折し欠場。リザーブマッチで勝利を収めていた孔稀が繰り上がりで出場することとなったのだが、孔稀が前日計量で再計量でも2.95kgオーバーで規定体重をクリアできず、失格となっていた。

 大﨑は今年3月の「RISE156」でフェザー級(-57.5kg)で再起戦に臨み、判定勝ち。5月の「NO KICK NO LIFE」では−55.5kg契約で、7月の「RISE160」では-56kg契約で試合を行いともにKO勝ちを収めている。

 志朗は2019年に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で優勝、昨年行われたトーナメントも準優勝とRISE軽量級屈指の実力者。「THE MATCH 2022」(6月19日)で前Krushスーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に判定負けを喫して以来の再起戦となる。

再起戦の直樹が強敵チャド・コリンズと対戦。「圧倒的な不利といわれる状況での試合は久しぶり。ワクワクしている」【RISE】

2022.09.09 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の追加カード発表会見が9月9日、都内で開催された。

 RISEライト級王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」でRISEウェルター級王者の中野涼太にKO勝ちを収めたチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)と対戦する。

 直樹は8月20日に初の海外遠征となった「GLORY 81」でデニス・ウォシクと対戦し、ダウンを奪われたうえで判定負け。今回はそこからの再起戦となる。

 コリンズは2019年には当時KNOCK OUTスーパー・ライト級王者だった不可思にダウンを奪い判定勝ち、シュートボクシング(SB)の絶対的なエースである海人にも判定勝ちを収めている強豪。

プロ4戦目の那須川龍心が「盛り上がることなく圧倒的に勝つ」と圧勝宣言【RISE】

2022.09.09 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の追加カード発表会見が9月9日、都内で開催され、那須川天心の弟・龍心(TEAM TEPPEN)の参戦が発表された。

 那須川は「THE MATCH 2022」(6月19日)に出場もK-1の大久保琉唯に判定でプロ初黒星。しかし8月の「RISE161」で平山龍馬を相手にプロ初のKO勝ちを収め、すぐに復活。試合後のリングで10月の大田区総合体育館、よろしくお願いします」と出場をアピールしていた。現在、プロ戦績は3戦2勝(1KO)1敗で今回がプロ4戦目となる。

 対戦相手の吉田亮汰朗(BK GYM)は今大会にも出場する中村寛の同門。伊藤隆代表は「吉田は中村寛の同門。ファイトスタイルも似ていて、那須川選手も油断のできないカード」と吉田を評した。

 この日は那須川のみが会見に出席。那須川は「この間、勝った後に“出たい”と言ったが、出られてすごくうれしい。普通にやって、盛り上がることなく圧倒的に勝つ」と圧勝を約束した。

中村寛がスーパー・フェザー級王者チャンヒョン・リーと対戦。「勝って63kgの王者を引きずり出す」【RISE】

2022.08.29 Vol.Web Original

 RISEが8月29日、都内で会見を開き「RISE WORLD SERIES 2022」(10月15日、東京・大田区総合体育館)の一部対戦カードを発表した。「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)のリング上で参戦が発表されていた中村寛(BK GYM)がRISEスーパー・フェザー級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM)と対戦する。

 中村は昨年11月の「RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA2」でYA-MANと激闘を繰り広げるも判定負け。今年4月の「RISE ELDORADO 2022」で北井智大を1RKOで下し再起を果たすと6月の「THE MATCH 2022」では下馬評を覆しK-1のレオナ・ペタスに判定勝ち。今回は凱旋試合となる。

 リーは2017年には野辺広大を破り王座を獲得。しかし2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制などで来日することができない時期が続き、今年7月の「RISE160」で約2年7カ月ぶりの来日を果たし、暫定王者の一馬と統一戦を行い、KO勝ちを収め初防衛に成功している。

 通常、リーはスーパーフェザー級(-60kg)、中村はライト級(-63kg)で戦っているのだが、今回は−62.5kg契約で行われる。

体調不良で会見欠席の王者・大﨑一貴に風音が「やる気あるのか? ガチのRISEを僕が見せる」ときつい一発【RISE】

2022.08.29 Vol.Web Original

10・15「RISE WORLD SERIES 2022」でタイトル戦

 RISEが8月29日、都内で会見を開き、10月15日に東京・大田区総合体育館で開催されることが発表されていたビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2022」の一部対戦カードを発表した。

 王者・大﨑一貴(OISHI GYM)に風音(TEAM TEPPEN)が挑戦する「RISEスーパーフライ級(−53kg)タイトルマッチ」が正式に決まった。

 2人の対戦については風音が「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)のリング上で挨拶を行った際に大﨑への挑戦をアピール。同大会に出場し風音の同門であるサンチャイ・TEPPENGYMをKOした大﨑は試合後のマイクで「53kgは僕が一番ってところを見せたいので、10月、風音選手、タイトルマッチやりましょう」と風音を挑戦者に指名していた。
 
 大﨑は2020年9月に田丸辰を破って王座を獲得。2021年7月に開幕した「RISE DEAD or ALIVE 2021 -53kgトーナメント」では1回戦で石井一成を破ったものの、右足関節外果骨折で準決勝は無念の欠場欠場。風音はそのトーナメントにはもともと「選抜マッチ」で大﨑の弟・孔稀と出場枠を争う予定だったのだが、孔稀の欠場によりそのまま出場権を獲得。8選手中、唯一タイトル経験のないダークホース的な立場だったが、江幡睦、政所仁、志朗を破り優勝を果たした。今年2月には那須川天心のRISEラストマッチの相手を務め、6月の「THE MATCH 2022」ではK-1の黒田斗真に延長にもつれ込む激戦の末、判定勝ちを収めている。

「真の強さ」と「“モテ”の理由」という対極のテーマを背負った白鳥大珠 vs YA-MAN戦が決定【RISE】

2022.08.29 Vol.Web Original

キックボクシングルールで対戦

 RISEが8月29日、都内で会見を開き、10月15日に東京・大田区総合体育館で開催されることが発表されていたビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2022」の一部対戦カードを発表した。

「RISE WORLD SERIES 2022 OSAKA」(8月21日)のリング上で互いに対戦をアピールしていた白鳥大珠(TEAM TEPPEN)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がスーパー・ライト級(−65kg)のSuper Fight!で対戦することが正式に決定した。3分3R延長1Rの通常のキックボクシングルールで行われる。

 この2人については、大阪大会でリングに上がっての挨拶の際にYA-MANが「THE MATCHで勝ったらモテるって聞いたんだけど、全然モテねえ。マジでイケメンが本当に嫌い。イケメンっていったら、ここにいると思うんだけどマジでイケメンをボッコボコにして顏の形を変えて、俺のほうが強いっていうのを世間に知らしめて俺がモテる世の中にしたい」などと一緒にリングに上がっていた白鳥にほぼ難癖ともいえる宣戦布告。これに白鳥は「モテたくてモテたくてしゃーないんだよな? 俺がモテ方を教えてやろうかと思う」などとYA-MANの挑戦を受諾するという一幕があった。

 この日の会見でYA-MANは「今回の試合は俺が本当に強いのかということを世間に知らしめるだけの試合。俺の評価って、前回の『THE MATCH』だったら階級が下の選手、その前はオープンフィンガーグローブ(OFG)が初めての選手。中村寛戦については“中村選手が打ち合いに付き合わなかったら負けていた”とか言われることが多いので、今回はキックボクサーとして強い白鳥選手を1RでKOして“やっぱりYA-MANは強かったんだ”ということを証明したい。あとはこの前、大阪大会で言った通り、白鳥君の女性ファンを全員俺のファンにしたいと思っているので、今回はいつも以上に気合が入っている」と今回の試合の意味を語った。

花岡竜が政所仁にTKO勝ちでタイトル戦に名乗り「勝ったほうとタイトルマッチどうですか?」【RISE161】

2022.08.29 Vol.Web Original

「RISE161」(8月28日、東京・後楽園ホール)の第9試合で行われたスーパーフライ級(-53kg)の一戦で政所仁(魁塾)と花岡竜(橋本道場)が対戦し、花岡が3RでドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 政所はこれまでWBKF世界スーパーフライ級、J-NETWORKフライ級の2つの王座を獲得。2017年にはRIZINで日本軽量級のトップクラスの選手である石井一成にも判定勝ちを収めている。昨年7月からスタートした「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」では1回戦で田丸辰を破り準決勝に進出。準決勝では優勝した風音に無念の判定負けを喫した。現在、RISEスーパーフライ級の2位にランキングされている。

 花岡はアマチュアで中学までに28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビュー。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。今年6月に王座を返上し、KNOCK OUTからRISEに戦場を移し滉大と対戦。3-0の判定で勝利を収め「8月の大阪でまた強い相手をお願いします」と「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)への参戦をアピールしたが参戦はならず。しかし政所という「強い相手」が用意された。滉大からの勝利でいきなりスーパーフライ級の3位にランキングされた。

プロ初のKO勝ちの那須川龍心が「これからもっと強くなります」と決意のマイク【RISE161】

2022.08.29 Vol.Web Original

「RISE161」(8月28日、東京・後楽園ホール)で那須川天心の弟・那須川龍心(TEAM TEPPEN)が平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)を相手にプロ3戦目に臨み、3RでKO勝ちを収めた。那須川はこれがプロ初のKO勝ちとなる。

 龍心は今年4月の「RISE ELDORADO 2022」でシュートボクシング(SB)の笠原直希を相手にプロデビューを果たし、判定勝ち。2戦目となった「THE MATCH 2022」(6月19日)ではK-1の大久保琉唯と対戦し判定負けを喫している。

 平山は「RISE158」(5月29日)で酒寄珠璃を相手にプロデビュー。2Rに2つのダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。

門口佳佑が2度のダウンを奪い判定勝ちでフェザー級王座獲得。返す刀でトーナメント開催をアピール【RISE161】

2022.08.29 Vol.Web Original

梅井泰成は初防衛に失敗

「RISE161」(8月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・梅井泰成(Mouton)に挑戦した門口佳佑(EX ARES/同級3位)が3-0の判定で勝利を収め、王座に就いた。

 梅井は「RISE156」(3月27日)で行われた平野凌我との「第4代フェザー級(-57.5kg)王座決定戦」で判定勝ちを収め、王座を獲得。その後、所属していたTEAM TEPPENを離れ、フリーとなり「チームMouton」結成後の初戦で初防衛戦だった。門口は2018年にABEMAで放送された「VS那須川天心」でトーナメントを勝ち上がり那須川と対戦したことで脚光を浴び、同年7月にプロデビュー。デビューから引き分け1つを挟み8連勝し、プロ戦績は16戦10勝(3KO)2敗1分。今回がタイトル初挑戦となる。

 1R、門口が左ローを放つと梅井もロー、そして右カーフ。門口はスイッチを繰り返しながら、梅井をロープに詰めると梅井のカーフに合わせ左フックでダウン奪う。

原口健飛がペットパノムルンの反則行為などに「審議してもらいたい」と不満を爆発【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のメインイベントで行われた「RISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)と原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が対戦し、延長にもつれ込む戦線の末、ペットパノムルンが3-0の判定で破り初代王者に輝いた。

 しかし試合後の会見では原口が試合中のペットパノムルンの反則行為などを挙げて「審議してもらいたい」と不満を爆発させた。

 2人は昨年11月に対戦しペットパノムルンが3-0の判定で勝利している。原口は今年4月の再起戦でロンペット・Y’ZDGYMに1RKO勝ち。6月の「THE MATCH 2022」では第5代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃に2RTKO勝ちを収め、完全復活を果たし、満を持してのリベンジマッチだった。

 試合は1R序盤から原口が関節蹴りで仕掛ける。ペットパノムルンの左ミドルには原口は左ミドル、左フックを返す。原口はプレッシャーをかけて前に出るとペットパノムルンは左ミドルで迎撃。しかし原口はそれに合わせて軸足にロー、ペットパノムルンがスリップダウン。

海人が“世界への第1関門”サモ・ペティを破るも「今日の試合では偉そうなことは言えない」と反省の弁【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のセミファイナルではシュートボクシング(SB)の絶対的エースの海人(TEAM F.O.D)が対日本人無敗のサモ・ペティ(スロベニア)を延長の末、判定で破り、連勝を「13」に伸ばした。

 海人はSBでは2017年に日本スーパーライト級王座を獲得、2018年の「S-cup2018 -65kg世界トーナメント」で優勝。RISEのリングにも上がり、日本のライト級のトップファイターである緑川創に勝利。第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアとはSBとRISEのリングで2連勝。KNOCK OUTでは日菜太との70kg級日本人最強決定戦で勝利し、RIZINでも3連勝。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り、実質的に国内のトップに立っている。現在12連勝中。

 ペティは2014~2015年に日菜太、城戸康裕といった日本人トップファイターを破り“スロベニアの処刑人”の異名をとるファイター。2020年3月に開催予定だった「RISE138」に参戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会自体が中止となり、今回が約7年ぶりの来日だった。

Copyrighted Image