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「日本vs世界」で明暗。山田洸誓がヤン・カッファにKO勝ち、中野椋太はチャド・コリンズにKO負け【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で「日本vs世界」をテーマにRISEに参戦するトップファイターと世界の列強との試合が4試合行われた。

 RISEスーパーライト級王者の山田洸誓(正道会館KCIEL)が第14試合のスーパーライト級(-65kg)戦でヤン・カッファ(オランダ)に3RKO勝ちを収めた。

 6月の「THE MATCH 2022」では元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也に判定負けを喫した山田だったが、見事なKO勝ちで再起を果たした。
 
 1Rにカッファの前蹴りがローブローとなりイスに座って回復を待つなど大きなダメージを負った山田だったがカウンターの右ストレート、左の三日月蹴りを的確に当てていく。2Rも距離が詰まり組み合う展開が増えるが、山田はジャブから右ロー、コンパクトに左右のフックをヒット。山田の右ローにカッファの足が流れる場面も出てくる。カッファは前に出てパンチを振るが力みが目立ちクリーンヒットさせることはできない。

 3Rも組み合う展開が増えるが、カッファの右フックに山田がドンピシャのタイミングでカウンターの右フックを打ち抜くとカッファがばったりとダウン。KO勝ちを確信した山田はカウント中にセカンドロープに駆け上がり、勝利をアピールした。

RISE王者の鈴木真彦が壮絶な打ち合いで植山征紀との王者対決を制す【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われたバンタム級のSuper fight!でRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)がシュートボクシング(SB)日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(龍生塾ファントム道場)との王者対決で延長にもつれ込む激戦の末、3-0の判定で勝利を収めた。

 鈴木は2015年8月に行われた「BLADE.2」の「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で那須川天心にKO負けを喫して以降、2020年の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れるまで20連勝を記録。その間、2018年にはトーナメントを制しRISEバンタム級王座を獲得している。挑戦者決定トーナメントには敗れたものの、その後も連勝を重ね、また折からの新型コロナ禍の中、海外からの選手の招へいが難しいということもあり昨年9月に那須川との再戦にこぎつけるも判定負け。11月に江幡塁を1RKOで破り再起を果たすと、今年1月には拳剛に1RKO勝ちで王座防衛。4月には江幡睦に判定勝ち。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちし、今回は凱旋試合となる。

OFGマッチで山口裕人がタップロンにKO負け。弟の侑馬は伊藤澄哉を相手に初勝利【RISE】

2022.08.22 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)でオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチが3試合行われた。

 YA-MANとともにRISEのOFGマッチの顔ともいえる存在の山口裕人と侑馬(ともに道化倶楽部)の山口兄弟にとってはほろ苦い一日となった。

 裕人はタップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム)と対戦し、3R終了間際にタップロンの集中打を浴び、KO負けを喫した。
 
 1R、タップロンが右ストレートからの左フックで先制のダウンを奪う。立ち上がった裕人にタップロンがボディーにヒザを打ち込むと裕人の腰が落ちる。しかし裕人はパンチの連打で押し返す。タップロンは首相撲から強烈なヒザ。しかし1キャッチ1アタックのところ、2発ヒザを打ち込んでしまいイエローカードを出される。なおも打ち合いの中、ゴング。

OFGマッチに出場の山口兄弟。兄・裕人「勝ってベルトを獲りに行きたい」、弟・侑馬は「当たったら倒れる。そんなぎりぎりのところを楽しみたい」【RISE】

2022.08.20 Vol.Web Original

山口裕人はタップロンと対戦

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の前日計量が8月20日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会ではオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチが3試合行われ、中心選手である山口裕人と侑馬(ともに道化倶楽部)の山口兄弟がそろって出場する。OFGマッチについてはカード発表会見に続き、この日もRISEの伊藤隆代表が「近い将来タイトルを作っていきたい」語っており、今大会はその試金石となる。

 OFGマッチではYA-MANが頭一つ抜きんでた存在となっているが、それに続くのが裕人。裕人はこれまでOFGマッチでは3戦2勝1分の星を残し、2月に行われたOFGマッチに特化した「RISE FIGHT CLUB」ではメインを務めている。

 計量後に行われた会見で裕人は「明日はタップロンとめちゃくちゃ楽しい試合をしたいと思っている。明日勝って、ベルトができるということなのでベルトを獲りに行きたい」とこの一戦への決意を述べた。

「日本vs世界」出場の山田洸誓が一方的な勝利を予告。中野椋太は「地元の大阪で思いっ切りのろしを上げる」【RISE】

2022.08.20 Vol.Web Original

山田はヤン・カッファと対戦

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の前日計量が8月20日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「日本vs世界」をテーマにRISEに参戦するトップファイターと世界の列強との試合が4試合行われる。

 RISEスーパーライト級王者の山田洸誓(正道会館KCIEL)が第14試合のスーパーライト級(-65kg)戦でヤン・カッファ(オランダ)と対戦する。

 山田は2019年に山口侑馬を破りスーパーライト級王座を獲得。昨年6月には前年にプロ初黒星をつけられた北野克樹を相手に初防衛を果たし、今年4月にはライト級王者・直樹との王者対決でKO勝ち。6月の「THE MATCH 2022」では元K-1 WORLD GPスーパーライト級王者の安保瑠輝也に判定負けを喫し、今回は再起戦となる。

 カッファは“ラモン・デッカーの再来”と呼ばれる好戦的なアグレッシブなファイター。2020年に「RISEワールドシリーズ 2020 -63kgトーナメント」に出場予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来日することができず、今回が待望のRISE初参戦となる。通算成績は20戦18勝2敗(7KO)。

海人「自分が世界一になる男だということを見せられるような試合をする」とサモ・ペティ撃破に自信【RISE】

2022.08.20 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の前日計量が8月20日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「日本vs世界」をテーマにRISEに参戦するトップファイターと世界の列強との試合が4試合行われる。

 セミファイナルではシュートボクシング(SB)の絶対的エースの海人(TEAM F.O.D)とサモ・ペティ(スロベニア)が対戦する。

 海人はSBでは2017年に日本スーパーライト級王座を獲得、2018年の「S-cup2018 -65kg世界トーナメント」で優勝。RISEのリングにも上がり、日本のライト級のトップファイターである緑川創に勝利。第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアとはSBとRISEのリングで2連勝。KNOCK OUTでは日菜太との70kg級日本人最強決定戦で勝利し、RIZINでも3連勝。6月の「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPウェルター級王者の野杁正明を延長にもつれ込む接戦の末、判定で破り、実質的に国内のトップに立っている。現在12連勝中。

 ペティは2014~2015年に日菜太、城戸康裕といった日本人トップファイターを破り“スロベニアの処刑人”の異名をとるファイター。2020年3月に開催予定だった「RISE138」に参戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会自体が中止となり、今回が約7年ぶりの来日となる。

原口健飛が「最強RISE」証明に「覚悟も自信もある」とペットパノムルンとの世界戦に自信【RISE】

2022.08.20 Vol.Web Original

メインイベントでRISE世界スーパーライト級王座決定戦

「RISE WORLD SERIES OSAKA 2022」(8月21日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の前日計量が8月20日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「日本vs世界」をテーマにRISEに参戦するトップファイターと世界の列強との試合が4試合行われる。メインイベントではRISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦で原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)と対戦する。

 2人は昨年11月に対戦しペットパノムルンが3-0の判定で勝利している。原口は今年4月の再起戦でロンペット・Y’ZDGYMに1RKO勝ち。6月の「THE MATCH 2022」では第5代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃に2RTKO勝ちを収め、完全復活を果たし、満を持してリベンジマッチに臨む。

 RISEが世界王座を認定するのは2018年の那須川天心vsロッタン・ジットムアンノンの世界フェザー級王座決定戦以来。

チャンヒョン・リーが一馬に逆転KO勝ちで王座統一【RISE160】

2022.07.30 Vol.Web Original

「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ」で正規王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM)と暫定王者の一馬(MONSTAR GYM)が対戦し、チャンヒョンが4Rに3つのダウンを奪いKO勝ちした。

 リーは2017年には野辺広大を破り王座を獲得。しかし2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制などで来日することができない時期が続き、今回は2019年12月以来、約2年7カ月ぶりの来日となる。この間、チャンヒョンが防衛戦を行えなかったため、昨年10月に一馬と石月祐作の間で暫定王者決定戦が行われ、一馬がKO勝ちを収め暫定王者に就き、今回は統一戦となる。

1RKO勝ちが大会後にノーコンテストに変更も安本晴翔が実力見せつける【RISE160】

2022.07.30 Vol.Web Original

「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)で元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)が約5年ぶりにRISEのリングに上がり、メールダード・サヤディ(イラン/TEAMOTA/ICF)と対戦した。

 1Rに安本の右のショートでサヤディがダウン。そのままサヤディが立ち上がれず安本のKO勝ちとなったものの、大会後の審判団のミーティングで「右拳のパンチではなく、前腕が当たったのではないか」との意見があり、ビデオ検証した結果、有効打である右のパンチからの流れで前腕部分が当たってのダウンであることを確認。このダウンが、パンチのダメージによるものか、前腕部によるダメージによるものか否かが判断、認識が難しく、また故意による悪質性は認められなかったことからRISEオフィシャルルール第29条【合議による問題処理】の規定により、安本のKO勝ちが取り消され、ノーコンテストとなった。

小林愛三がイ・ドギョンを圧倒し判定勝ち。そして同門で欠場中のKrush王者・壽美にエール【RISE160】

2022.07.30 Vol.Web Original

ティファニー戦からの再起戦

「RISE160」(7月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたSuper Fight!でRISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がイ・ドギョン(韓国/チームサイコピットブルス)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めたた。

 小林は今年3月に「GLORY80」(3月20日、ベルギー・ハッセルト)でティファニー・ヴァン・スースト(アメリカ)と対戦し、TKO負けを喫して以来の再起戦だった。

 ドギョンは韓国のKTKのフェザー級王者。2人は2018年にKNOCK OUTで対戦し、その時は小林が判定勝ちを収めている。

erika♡がAKARIの気持ちを折っての判定勝ちで悲願の王座獲得。「うれしいが満足はしていない。最強を目指す」【RISE159】

2022.06.25 Vol.Web Original

「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第2代RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定戦」でerika♡(SHINE沖縄/同級3位)がAKARI(TARGET/同級1位)を3-0の判定で破り、悲願の王座獲得に成功。初めてRISEのベルトが沖縄に渡った。

 同王座は初代王者の寺山日葵が引退により王座を返上。それに伴い4選手によってトーナメントが行われ、erika♡は大倉萌に2RKO勝ちで、AKARIは宮﨑若菜に2-1の判定勝ちで決勝に駒を進めた。

 2人は昨年12月に対戦し、erika♡が延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ちを収めている。

 試合は1Rからerika♡がプレッシャーをかけ前に出て左ストレートを当てていく。AKARIは得意の蹴りからパンチにつなげたいが、erika♡のプレッシャーは強烈でどうしても下がる場面が目立つ展開に。2Rもerika♡が距離を詰めてパンチを上下に打ち分ける。AKARIはerika♡のローにパンチを合わせる。しかしerika♡の突進は止まらず左ストレートが立て続けにAKARIの顔面にヒット。終盤は左右のストレート、そして右アッパーでAKARIのあごが上がる。

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