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初参戦の花岡竜が実力者・滉大に判定勝ち。「8月の大阪でまた強い相手をお願いします」【RISE159】

2022.06.25 Vol.Web Original

「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパーフライ級(-53kg)戦で花岡竜(橋本道場)が滉大(及川道場)を3-0の判定で破り、RISE初陣を飾った。

 花岡はアマチュアで中学までに28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビューした逸材。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。

 滉大は関西を拠点に戦い、2017年にタネヨシホを破り☆DEEP☆KICK53kg級王座、2019年に大崎孔稀との決定戦を制し、初代HOOST CUP日本Sフライ級王座を獲得。昨年は「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦するなど、RISEスーパーフライ級のトップグループの一人といえる存在だ。

「年俸120円Jリーガー」安彦考真が命がけの危険な挑戦アピール「オープンフィンガーグローブでYA-MAN選手とやりたい」【RISE159】

2022.06.25 Vol.Web Original

「年俸120円Jリーガー」として話題を集めた元Jリーガーの安彦考真(Executive Fight 武士道)が「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)でプロ2戦目に臨み、YO UEDA(TARGET SHIBUYA)に2RでKO勝ちを収めた。これでプロ戦績を2戦2勝(2KO)とした安彦は試合後のリングでオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでのYA-MANとの対戦をアピールした。

 安彦は2月に行われたOFGマッチのみの大会「RISE FIGHT CLUB」で元プロ野球、西武ライオンズの投手から格闘家に転向し昨年2月にプロデビューを果たした相内誠(K26)と対戦し、1RKO勝ちを収めた。

 対戦相手のUEDAは今年5月に行われた40歳以上限定のアマチュア大会「RISE VOA」で1RでKO勝ちを収め、試合後のマイクで安彦との対戦をアピールしていた。

 試合は1R、中央を取ったUEDAの周りを回る安彦。安彦は左ミドル、首相撲からのヒザでボディーを狙う。互いに組み合う展開が増えて注意が入る。UEDAはパンチを放つも大振りでクリーンヒットせず。

“平成最後の怪物”花岡竜が初参戦。迎え撃つ滉大は「怪物狩り」に自信【RISE159】

2022.06.23 Vol.Web Original

「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月23日、都内で開催され、セミファイナルのスーパーフライ級(-53kg)戦で対戦する滉大(及川道場)と花岡竜(橋本道場)は52.9kg、53.0kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 花岡はアマチュアで中学までに28冠王を達成し“平成最後の怪物”という触れ込みで中学卒業後にプロデビューした逸材。2020年8月にINNOVATIONフライ級王座、昨年9月にはKNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座を獲得した。今回、RISEには初参戦となる。

 滉大は関西を拠点に戦い、2017年にタネヨシホを破り☆DEEP☆KICK53kg級王座、2019年に大崎孔稀との決定戦を制し、初代HOOST CUP日本Sフライ級王座を獲得。昨年は「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦し1回戦で優勝候補の志朗と対戦し、延長にもつれ込む熱戦を繰り広げたものの判定負け。大﨑が計量オーバーで準決勝に出場できず、リザーブファイトに出場予定だった滉大が再び志朗と対戦することとなったが、またも判定負けと志朗に2連敗を喫してしまった。しかし今年3月の再起戦で金子梓に判定勝ちを収め、今回の試合を迎える。

 計量後の会見で花岡が「明日はRISE初参戦でセミファイナルで、強敵の滉大選手と試合ができるということで、自分自身が一番わくわくしている。セミファイナルに一番注目していてもらえれば間違いないと思うので、しっかり見ておいてください」と自信を見せると滉大は「明日は怪物狩りをするんで期待しておいてください」と静かに闘志を燃やす。

王座決定戦で対戦のAKARIとerika♡がともに「圧倒的な勝利」にこだわり【RISE159】

2022.06.23 Vol.Web Original

「RISE159」(6月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月23日、都内で開催され、メインイベントの第2代RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定戦に出場するAKARI(TARGET/同級1位)は48.85kg、erika♡(SHINE沖縄/同級3位)は48.95kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 今回の王座決定戦は初代王者の寺山日葵の引退による王座返上に伴って行われるもの。4選手によって行われたトーナメントでAKARIは宮﨑若菜に2-1の判定勝ち、erika♡は大倉萌に2RKO勝ちを収め、決勝戦に駒を進めた。

 2人は昨年12月に対戦し、erika♡が延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ちを収めている。erika♡はその試合後のリングで寺山への挑戦をアピールするも、寺山はケガで欠場中。今年2月に宮﨑と対戦し判定負けを喫し、ミニフライ級の次期挑戦者の座は混とんとしたが、寺山の引退でリセットされた形となっていた。

 AKARIは「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝し2021年5月に寺山に挑戦するも判定負け。今回は2度目のベルトをかけた試合となる。

世紀の一戦を制した那須川天心が「武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた」と改めて感謝【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との世紀の一戦を制した那須川天心(TARGET/Cygames)が改めて「武尊選手には感謝しかない。武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた」という胸の内を明かした。

 前日の試合は1Rに左フックでダウンを奪った那須川が5-0の判定で勝利を収めている。

 会見で那須川は「東京ドームという大舞台で、相手が武尊選手という最高の素晴らしい選手。そういった選手と大きな舞台で戦えて、勝ててほっとしている。武尊選手には感謝しかない」と語った。

 試合については「結構見ました。ダウンを取ったシーンだけなら500回くらい見てるんじゃないですか(笑)。チームとずっとやってきた作戦がはまった試合。自分の中でも過去一番ハードな試合になったと思った。武尊選手という最高の選手がいたからこそ熱い試合ができた。久々に楽しかった」と笑顔を見せた。その興奮は試合後も覚めることはなく「いつも結構寝るんですが、初めて一睡もできなかった。この興奮というか、この感じから覚めたくないなというのがあって。僕の中ではまだ6月19日です」と語った。

YA-MANが年内MMAデビューへ向け「課題はグラップリング。素人に極められている」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 会見には前日の勝者が出席。第9試合のオープンフィンガーグローブマッチで芦澤竜誠(DRAGON FISH)に1R1分49秒でTKO勝ちを収めたYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が改めて年内のMMAデビューを目指すことを誓った。YA-MANは芦澤に勝利後の会見で「新しいことに挑戦したい。今年中にMMAに挑戦したい」と語っていた。

 現在のMMAについてのトレーニング状況については「練習は今年の3月から長南亮さんのもとで指導を受けている。打撃はある程度できているので主にグラップリングメインで練習している。試合があったので間が空いてしまったが、これからMMAメインの練習になっていくのかなと思う。デビューは今年中には1戦したいと思っている」と語った。

 課題については「まずはグラップリングをやらないといけない。何もできないんで。素人の人に極められたりするレベル。そこを早くプロレベルまでもっていかないといけない。そこをまずやっていく感じ」とのこと。YA-MANは「THE MATCH 2022」のカード発表会見と前日計量の際の芦澤との乱闘騒ぎでは、どちらも関係者に制しされる際にタックルを受ける形でテイクダウンを許しており、その辺も課題となりそうだ。

玖村将史が「武尊選手の敵を取りたい」と那須川天心との将来的な対戦をアピール【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の一夜明け会見が6月20日、都内で開催された。

 会見には前日の勝者が出席。第2試合の-55kg契約戦で志朗(BeWELLキックボクシングジム)に判定勝ちを収めた玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が「武尊選手の敵を取りたい」と那須川との将来的な対戦をアピールした。

 玖村は前日の試合では2Rにダウンを奪ったうえで志朗に判定勝ちを収めた。

 玖村は「昨日は第1試合でK-1の55kgのツートップといわれている金子選手が負けて、僕が負けたらK-1がなめられると思ったので、絶対に負けられなかった。取りあえず勝てて良かった。この試合は“実質的に55kgのトップの試合”と言っていたんですが、それに勝ったのでK-1で金子選手に今年中にやり返そうと思っています」などと前日の試合を振り返った。

 玖村の前の第1試合ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がRISEバンタム級王者の鈴木真彦(山口道場)との王者対決で判定負けを喫していた。

 これを踏まえたうえで玖村は「昨日、メインイベントを見て思ったことがあるんですが」と切り出し「那須川選手がボクシングに行ってしまうと思うんですが、いい結果を出して、いずれ戻ってきてほしいと思っていて。その時は僕がK-1の代表として武尊選手の敵を取りたいと思いました」とメインイベントで武尊を破った那須川との対戦をアピールした。

原口健飛が憧れの山崎秀晃を粉砕も「憧れ続けます」と最後までリスペクト【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われた「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)で「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」優勝者で第6代RISEライト級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と前K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦し、2Rで原口がKO勝ちを収めた。

 原口はカード発表会見で「山崎選手は僕がデビューする前からずっと見ている選手。新生K-1で一番好きなファイター」と語るなど山崎へのリスペクトを隠さない。

 試合は1R、山崎がかけ蹴りを放つと原口もかけ蹴りで応戦。山崎の右フックに原口は飛びヒザで応戦。原口の右ロー、前蹴りでけん制すると、山崎はプレッシャーをかけ距離を詰める。原口は右ロー、前蹴りから山崎をロープに詰めて右ストレート、山崎はコーナーに詰められるが左フック。しかし原口が右フックでダウンを奪う。立ち上がった山崎に原口がラッシュをかけ左フックで2度目のダウンを奪う。

武尊を破った那須川天心「武尊選手としっかり戦え勝ち切れたのは大きい」【THE MATCH 2022】

2022.06.20 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われた那須川天心(TARGET/Cygames)vs 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦は那須川が5-0の判定で勝利を収めた。

 試合は1R終了間際に武尊が左フックを振ったところでかわした那須川がカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。このダウンがモノをいい、29-28、30-28、30-28、30-28、30-27の5-0で那須川が勝利を収めた。

 試合後の会見で那須川は「やーもうなんか、解放されました、はい。すべて、終わったな!っていう感じです」と笑顔を見せた。

 武尊については「印象はずっと同じ。本当に気持ちの入ったファイターで、マジで出会えてよかったなと感謝しかないですね。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。

 那須川はボクシング転向が決まっているのだが、まずは「1回休みたいです。全てから解放されて、ちょっと、1カ月、2カ月、3、4、5カ月くらい、ね。ちょっと休みたいです」と今回の試合の重みを感じさせる発言。その休んでいる間については「なんだろうなあ! 格闘技のことを考えない日々を送りたい!」と語った。

YA-MANが因縁の芦澤竜誠に109秒でTKO勝ち。試合後、MMA挑戦を表明【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の第9試合で行われたオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が芦澤竜誠(DRAGON FISH)に1R1分49秒でTKO勝ちを収めた。

 2人はカード発表会見、前日計量と顔を合わせるたびに乱闘騒ぎとなり、最初の乱闘の際はスタッフから制止された際に転倒したYA-MANが後頭部から出血する事態に発展していた。

 前日計量後に行われた会見でも弁の立つ芦澤がYA-MANを挑発。2人の遺恨が最高潮に達したところでの対決となった。

 試合はゴングと同時に芦澤がいきなり飛び掛かるが、YA-MANは冷静に右フック合わせ迎撃。芦澤の仕掛けにYA-MANも応じ、右フックで最初のダウンを奪う。YA-MANの右ローから右フックで芦澤が大きくバランスを崩す。その後も芦澤はYA-MANの右カーフで何度もバランスを崩す。最後はYA-MANが右フックで2度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

那須川天心に敗れた武尊が会見場で「本当に心から申し訳ない」と絞り出す【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のメインイベントで行われた那須川天心(TARGET/Cygames)vs 武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の一戦で那須川が5-0の判定で勝利を収めた。

 試合は1R終了間際に武尊が左フックを振ったところでかわした那須川がカウンターで左フックを当て、ダウンを奪う。このダウンがモノをいい、29-28、30-28、30-28、30-28、30-27の5-0で那須川が勝利を収めた。

 試合後の会見場に現れた武尊は「本当に、あの……この試合、本当に、実現できた……こと……実現するために動いてくれた人と、支えてくれた人たちと、対戦相手の天心選手に、本当、心から感謝しています。僕を信じてついてきてくれたファンの人だったりK-1ファイターだったり、ジムのチームのみんなだったり、そういう人たちには本当に心から申し訳ないなと思っています。以上です、ありがとうございました」と絞り出し、会見場を後にした。

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