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志朗が「ラスト後楽園のつもりで試合をする。RISE王者の強さを見せつけないといけないと思っている」とKO勝利を自らに義務付け【RISE179】

2024.06.29 Vol.Web Original

「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)の前日会見が6月29日、都内で行われた。RISE世界バンタム級王者で、今回、実に約4年ぶりに後楽園ホールのリングに立つ志朗(BeWELL キックボクシングジム)が「ラスト後楽園のつもりで試合をする」と決意を述べた。

 会見に先立って行われた計量で志朗は54.95kg、対戦相手の“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン/Demonios Team Argentina)は54.85kgでそれぞれ規定体重の−55kgをクリアした。計量後のフォトセッションの際にはマンゾがなにやらお土産を渡し志朗が困惑の表情を浮かべるシーンも。

 会見でマンゾは「明日は最高のショーにしたいので、皆さんが楽しめるように志朗選手と全力で戦いたい。志朗選手はとても強くていい選手だと思う。でも俺が来たからには明日は誰が強いのか見せてやりたいと思う」と語った。

ペットパノムルンとの3度目の対戦に「俺は最後だと思っている」と不退転の決意で臨む原口健飛「ぼこぼこ作戦。とにかく殴り続ける」【RISE】

2024.06.18 Vol.Web Original

「GLORY 93」(7月20日、オランダ・ロッテルダ/トップスポーツセントラム)でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)に挑戦するISKA世界ライトウェルター級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が6月18日、会見を行った。

 原口は2021年と2022年にRISEのリングでペットパノムルンと対戦するもいずれも判定負け。今回は3度目の対戦となる。

 2度目の対戦はRISE世界スーパーライト級(-65kg)王座決定戦として行われ、ペットパノムルンが王座を獲得も昨年12月のRISEで行われた初防衛戦でチャド・コリンズに判定で敗れ、王座を手放している。ペットパノムルンはそれ以来の再起戦となる。

 原口はペットパノムルンとの2度目の対戦以降、4連勝。その中には元GLORY王者セルゲイ・アダムチャックからの判定勝ち、GLORY世界フェザー級1位エイブラハム・ヴィダレスからのKO勝ちも含まれている。

 原口は「2回負けてからペッチとやるためにやってきた。ようやくたどり着いたという感じ。でもここまで戦ってきた相手は全員強敵でその時はその時に集中していたので、意外に早かった」などと決戦を控えた現在の心境を口にした。

 ペットパノムルンの印象については「変わってない。強いと思うし。今、試合が近づくと“強いんだろうな”という気持ちも出てくるし。でもチャドに負けたりとかしているし、行けるなと思っている」と語った。

 そのチャド戦については「参考になった。チャドのようにあんなに手数を出せるかは分からないが、チャドより当て勘はあると思っている。チャドは言い方は悪いが無駄なパンチが多い。僕は出したパンチは全部当てる能力は持っている。参考にはなった」とのこと。

那須川龍心が際どい判定で塚本望夢に勝利。王者・数島大陸が「やりましょう」と挑戦者に逆指名もタイトル戦の行方は…【RISE】

2024.06.16 Vol. Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)でフライ級1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が同3位の塚本望夢(team Bonds)を2-1の判定で破り、RISEフライ級王者・数島大陸(及川道場)への挑戦に一歩前進した。

 2人は過去にアマで1回、プロで1回対戦しいずれも塚本が勝利を収めており、那須川にとっては今回ばかりは負けが許されない状況での試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。塚本の蹴りにパンチを合わせる那須川。塚本は左右の蹴りを打ち分ける。塚本は左ジャブ、右ロー。那須川は飛び込んでの左フック。ここから距離が詰まりパンチを打ち合う。塚本は左ボディー。那須川が圧をかけて、左ボディー。ともにジャブを刺し合う。那須川が左ボディー。塚本はワンツー。塚本のバックブローに那須川が前蹴りを合わせ、塚本がスリップダウン。ともに攻撃を出し合う中、ゴング。

中野椋太vs宇佐美秀メイソンはバッティングによる負傷判定でドロー。宇佐美側はバッティングを否定【RISE】

2024.06.16 Vol. Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)で行われたRISEウェルター級王者・中野椋太(誠至会)とISKAインターコンチネンタル ウェルター級暫定王者の宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box)の一戦は2R、負傷判定によるドローに終わった。

 1R、オーソドックスの中野とサウスポーの宇佐美。中野が右ハイを飛ばすと宇佐美はワンツー。互いのミドルが交錯。中野の右インローがローブローで一時中断。宇佐美が左ハイを飛ばす。中野は右ミドル。パンチが交錯し、宇佐美は右ロー。宇佐美の左ハイに中野は左フックを合わせる。中野は左フック右ハイを追撃。宇佐美が前蹴り、パンチを返すが中野は左フック、右ストレート。宇佐美は強烈な左インロー。中野は右ハイ。互いに前手で距離を探る中、中野は右ミドルから右フック。宇佐美はすぐに打ち返し、左フックをヒット。

大﨑一貴が政所仁を破り2度目の防衛に成功。試合後にはONEの王座獲得に意欲【RISE】

2024.06.16 Vol. Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)のメインイベントで行われたRISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ「」で王者・大﨑一貴(OISHI GYM)が政所仁(魁塾)を破り、2度目の防衛に成功した。

 2人は2020年7月に対戦し、その時は延長にもつれ込む接戦の末、大﨑が勝利を収めている。大﨑はその次戦で田丸辰を破りスーパーフライ級王座を獲得。その後も順調に勝ち星を重ね、昨年にはISKAオリエンタルルール 世界フライ級王座も獲得した。

 一方、政所はその後、「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」で行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」の準決勝で風音に、2022年にはRISE初参戦の花岡竜に敗れるなどここぞという時に星を落とし、大﨑に大きく水を開けられるも昨年11月に行われた「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」を制し、今回の挑戦権をつかみ取った。

田丸辰が韓国の強豪を秒殺KO。9・8横浜のメインでの志朗との再戦をアピール【RISE】

2024.06.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)でRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント王者の田丸辰(TRY HARD GYM)が対日本人無敗の韓国の強豪ジョン・ヒョヌ(BAEKRYEONCHAI)に1R35秒で秒殺KO勝ちを収め、RISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)との再戦をアピールした。

 試合は1R開始から圧をかけて前に出るヒョヌをいなした田丸がサウスポーからの三日月蹴りをボディーに突き立てる。これで動きが止まったヒョヌに田丸は左ストレートからヒザ蹴りを顔面に。ヒョヌは体をくの字に曲げてダウン。そのままうずくまったまま立ち上がれず、田丸が秒殺KO勝ちを収めた。

山口裕人を破った伊藤澄哉がYA-MANの持つ王座への挑戦をアピール「YA-MANはいつまで冬眠させるんですか?」【RISE】

2024.06.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)で行われたオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で勝利を収めた伊藤澄哉(戦ジム)がRISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)の持つ王座への挑戦をアピールした。

 伊藤はこの日、YA-MANとともにOFGMを引っ張ってきた山口裕人(道化倶楽部)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。山口はローから。伊藤もローを返す。山口はパンチからロー。伊藤は右カーフ。山口のインローに伊藤がパンチを合わせる。伊藤は右カーフ。山口はボディー、顔面とパンチを打ち分け。そしてミドルにつなげる。伊藤は右カーフからパンチの連打で前に。山口の左ハイに、伊藤も左ハイを返す。伊藤の右カーフからの右フックで山口がぐらつく。山口の指が伊藤の目に入り一時中断。再開後、パンチを出し合うが、すぐにゴング。

ベイノアが減量失敗のケースに判定勝ち「1試合1試合成長していくしかない」と反省も「RIZINのチャンプになるためにやっているのは変わらない」【RIZIN.47】

2024.06.09 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館/ABEMA PPVなどで配信)で「査定マッチ」に臨んだ“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が格上のジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)に判定勝ちを収めた。

 ベイノアは前戦の「RIZIN.46」で井上雄策と対戦し、キックボクシング、MMAを通じて約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めたものの、試合はともに勝負所で踏み込み切れず、会場からブーイングが飛ぶ試合に。試合後の総括では榊原信行CEOが「このままだったら2度と使わない」などと厳しい言葉を投げ、今回は「査定マッチ」としてライト級のトップファイターであるケースとの試合がマッチメイクされた。

 ところが前日計量でケースがまさかの1kgオーバー。主催のRIZINと両陣営の協議の結果、試合は行うが、ケースにレッドカードが1枚出た状態で試合はスタート。ベイノアが勝った場合は勝利、ケースが勝った場合はノーコンテストとなるという状況下で試合が行われることに。

前回、大ブーイングのベイノアが「見返す。フィニッシュしにいく」と一発逆転を約束。対戦相手の酷評には「勝ち筋は見えている」と反発【RIZIN.47】

2024.06.07 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが6月7日、都内で開催された。

 4月の「RIZIN.46」からの連続参戦となる元RISEウェルター級(67.5kg)王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/極真会館)が「負ける勇気を持って勝ちに行く」「見返す」「フィニッシュしにいく」などと一発逆転を狙う気概を見せた。

 ベイノアは前戦で井上雄策と対戦し、キックボクシング、MMAを通じて約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めた。しかし試合はともに勝負所で踏み込み切れず、会場からブーイングが飛ぶ試合に。試合後の総括では榊原信行CEOが「このままだったら2度と使わない」などと厳しい言葉を投げていた。

 5月12日にはRIZIN公式YouTubeチャンネルで配信された「榊原社長に呼び出されました 2024」にはベイノアと井上が揃って出演し、ファンに謝罪。そして榊原氏にもガチ説教を食らうものの、「査定マッチ」として今回のジョニー・ケース(アメリカ/MMA LAB)戦がマッチメイクされた。ケースはホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級王座に挑戦の経験もある強豪だ。

約4年ぶりに後楽園ホール登場の志朗の相手はアルゼンチンの新鋭に。「“これが世界王者だぞ”という試合をしないと出る意味がない」【RISE179】

2024.06.04 Vol.Web Original

 RISEが6月4日、都内で「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。約4年ぶりの後楽園ホール登場が発表されていたRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)の対戦相手がアルゼンチンの“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(Demonios Team Argentina)となることが発表された。

 マンゾは今回が初来日の23歳の新鋭。海外選手特有の強いフィジカルと堅いガードで前に出続けるアグレッシブなファイトスタイルのファイター。戦績は21戦15勝(10KO)5敗1分と高いKO率を誇る。

 マンゾはRISEを通じて「RISEで最高のショーを魅せられるように6月30日、日本での試合に挑みます!」とやる気満々のコメントを寄せた。

 迎撃する志朗も「後楽園に出るだけでは意味がない。今回はKO決着。“これが世界王者だぞ”という意味のある試合をしないと出る意味がないと思っている。そういったところを意識して練習している。楽しみにしていてください」とKO決着を約束した。

 マンゾについては「映像を何試合か見て、MMAにも出ていたりして、試合体重も63、61、57とかいろいろな階級でやっていて、体が強いなと思った。ファイタータイプだと思うし、前の自分だと苦手なタイプだったと思うが、最近はそういう人たちと練習したりして、今はファイター系が得意なタイプとなった。そういうところも試せるいい機会だと思う」と評価。南米のファイターの印象について語る際に「南米…体が強い。ヨーロッパの選手ともタイで練習したが、みんな階級が上の選手と練習しているので体幹が強い。ぶれないと思うし、日本人が大振りになった時にコンパクトに狙われて倒されるというのは結構多いと思うので、そこは気を付けないといけないなとは思いましたね」と警戒点も。

事実上の次期挑戦者決定戦で戦う長谷川海翔と花岡竜の“目の前の試合に集中”コメントに伊藤代表が「もっとがつがつして」と辛口判定【RISE179】

2024.06.04 Vol.Web Original

 RISEが6月4日、都内で「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)の会見を開催し、すでにカードが発表されている長谷川海翔(誠剛館)と花岡竜(橋本道場)が登壇した。

 2人は昨年11月に行われた「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級(-53kg)トーナメント」に出場。長谷川は準決勝でHIROYUKIにKO勝ちを収め決勝に進出も政所仁に判定負けで準優勝、花岡は準決勝で政所に1RでKO負けを喫している。

 長谷川は今年2月にサンチャイ・TEPPENGYMにKO勝ち、花岡は3月にK-1との対抗戦で池田幸司に判定勝ちを収め、ともに再起を果たしたうえでの今回の試合となる。

 RISEの伊藤隆代表は「勝負論のあるカード。6月15日に大崎一貴と政所仁がタイトル戦を行うが、この勝者が次期挑戦者にふさわしいのではないかと思う。それに見合う内容を見せてほしい」とこの試合への期待度の高さを口にした。6月15日に大阪で開催される「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」では王者・大﨑一貴(OISHI GYM)に政所仁(魁塾)が挑戦する「RISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチ」が行われる。

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