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「DoA-53kgトーナメント」の組み合わせ決定。1回戦は大﨑vs石井、滉大vs志朗、江幡vs風音、政所vs田丸【RISE】

2021.05.17 Vol.Web Original

9・23横浜で準決勝と決勝を開催

 RISEが5月17日、東京都内で「RISE WORLD SERIES 2021」(7月18日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)から開幕する「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」の組み合わせ抽選会を開催した。

 同トーナメントには現RISE 53kg級王者(スーパーフライ級)の大﨑一貴(OISHI GYM)、志朗(BeWELLキックボクシングジム)、田丸辰(TRY HARD GYM)、石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)、江幡睦(伊原道場)、滉大(及川道場)、風音(TEAM TEPPEN)、政所仁(魁塾)の8選手が出場する。

 この日の抽選会は新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と判定され、前日の「RISEonABEMA」を欠場した大﨑が欠席するなかで行われた。

 最初に各選手がサイコロを振り、大きな数字を出した選手から順に1~7の数字が書かれた紙が入った封筒を選択。そして1番から順にトーナメント表のB~Hを選んでいくという方式で行われた。現王者の大﨑には優先権が与えられ、大﨑はトーナメント表のAを選択していた。

 サイコロと封筒の選択を経たうえで、最初に枠を選ぶことになった滉大は「1回戦で盛り上げて、大﨑選手にはリベンジしたいんで」と「C」を選択。
 
 2番目の田丸は「別に相手は誰でもいい。自分で選ぶより選ばれたほうがいい」と「H」を選択。3番目の江幡は「江幡のEで」と「E」。

初防衛の寺山日葵が「ベルトができるなら」とオープンフィンガーグローブでの戦いにも興味【RISE】

2021.05.17 Vol.Web Original

伊藤代表から“娘にしたい女子格闘家上位ランカー”の称号が与えられる

「RISEonABEMA」(5月16日)の一夜明け会見が5月17日、東京都内で開催された。メインイベントで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で初防衛に成功した王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)がRISEの伊藤隆代表から新たに“娘にしたい女子格闘家上位ランカー”の称号が与えられた。

 伊藤代表は前日のAKARI(TARGET)との試合について「僅差だったと思う。経験の差。くぐってきた修羅場の違い。まさに“女帝”」と評価した。その一方で「今後は圧倒的な試合をしてほしい」と期待。「外国人とどんどんやらせたいが、なんともいえない状況」としたうえで「寺山に限らず、RISEの王者は今後は2~3戦に1回は防衛戦をしてもらおうかと思っている」と過酷な防衛ロードを課す考えを示した。

 そして「彼女はSNSや普段の振る舞いも本当に人がいいなと思う。私自身、彼女の親と同い年だと思うが“娘にしたい女子格闘家上位ランキング”だと思う」と語った。王者たるもの、強いばかりではなく人間性も問われるということなのか…。

寺山日葵がAKARIを返り討ちにし初防衛に成功【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

3-0の判定で勝利

「RISEonABEMA」(5月16日)のメインイベントで行われた「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」で王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)がAKARI(TARGET)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。

 寺山は2019年9月に同王座を獲得。昨秋に行われた「QUEEN of QUEENS 2020トーナメント」ではerika♥、sasori、紅絹を破り優勝を果たし、RISE女子の絶対エースといっても過言ではないポジションを確立した。

 対するAKARIは「RISE GIRLS POWER」のアンバサダーを務める神村エリカが手塩にかけて育てるJKファイター。3月に開催された「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント」で優勝し、今回の寺山への挑戦権を勝ち取った。

オープンフィンガーグローブマッチはYA-MANが山口侑馬にKO勝ち。山口裕人vs松本は決着つかず【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

薄いグローブで殴り合う

「RISEonABEMA」(5月16日)で初の試みとなる「オープンフィンガーグローブ」を使用した試合が行われた。

 この「RISEonABEMA特別ルール」で行われる試合はオープンフィンガーグローブ着用以外はRISEルールを適用。3分3Rで延長戦はなく、勝敗はKOのみ。決着がつかない場合は判定はなく引き分けとなる。

 第9試合では山口侑馬(山口道場)とYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が対戦した。

 1R、ともに相手のパンチを警戒しやや遠めの間合いからのスタートもYA-MANが右フックをヒットさせると山口も右ローからパンチにつなぐ。一気に火が付いた2人がともにパンチを打ち合う中、ロープに詰めたYA-MANだったが、山口がカウンターの右フックを打ち抜くとYA-MANは思わずヒザをつきダウン。

政所仁が1RKO勝利でDoAトーナメント出場権獲得。「圧倒的に優勝する」と優勝宣言【RISEonABEMA】

2021.05.17 Vol.Web Original

1Rに2つのダウンを奪う圧勝

「RISEonABEMA」(5月16日)で行われたDoA選抜マッチで政所仁(魁塾)と溜田蒼馬(CRAZY WOLF)が対戦し、政所が1RKOで勝利を収めた。

 これで政所は「RISE WORLD SERIES 2021」(7月18日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)から開幕する「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」への出場権を獲得した。

 試合はともにローでの探り合いから政所が左ジャブでペースを握るとラウンド中盤に左ミドルからの右フックで最初のダウンを奪う。立ち上がった溜田がパンチで反撃を見せるが政所は見切って当てさせない。

メインで初防衛戦の寺山日葵「自分らしい試合をしてジムにベルトを持ち帰る」【RISEonABEMA】

2021.05.15 Vol.Web Original

メインにも気負いはなし

「RISEonABEMA」(5月16日)の前日計量が5月15日、東京都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会は当初は15日に大田区総合体育館で開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための緊急事態宣言の発令を受け、16日に日程をずらした上で無観客での開催となった。

 また、大会4日前の12日に「DoA選抜マッチ」に出場予定だった大崎孔稀(OISHI GYM)がPCR検査で陽性となってしまったため欠場。メインで志朗と対戦予定だった兄の一貴(OISHI GYM)も濃厚接触者と判定され欠場となった。

 これを受け、「RISE QUEENミニフライ級(-49kg)タイトルマッチ」寺山日葵(TEAM TEPPEN)vs AKARI(TARGET)の試合がメインとなった。

 計量後に行われた会見でAKARIは「明日はずっと憧れていた真っ赤なベルトを巻ける日が来たと思っている。今までやってきたことを全部出し切れば必ず寺山選手を倒せると思っている。周りの方にも寺山選手にも“AKARI選手は5Rやったことがないから寺山選手のほうが有利でしょ”と言われているが、私は関係ないと思っている。気持ちの部分がが大事だと思っているので、自分自身心配している部分は特にない」とベルト奪取へ自信を見せた。

 そして試合については「3R以降が勝負の山となると思うが、その4、5Rに行く前に倒す気でもいる。全部のラウンドが山場」と早期決着も見据えた。

 ベルト奪取後については「目の前のベルトを獲ってからじゃないと始まらないと思っている」としたうえで「今の王者にはない風の吹かせ方をしたいと思っている」と語った。

-53kgトーナメント出場の7選手発表。大﨑一貴、志朗、田丸辰、石井一成、江幡睦、滉大、風音【RISE】

2021.05.13 Vol.Web Original

5月17日に組み合わせ抽選会

 RISEが5月12日、「RISE WORLD SERIES 2021」(7月18日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第一競技場)から開幕する「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」への出場が決定した7選手を発表した。

 この日、「RISEonABEMA」(5月16日)の欠場が発表された現RISE 53kg級王者(スーパーフライ級)の大﨑一貴(OISHI GYM)が出場。大﨑と対戦予定だった志朗(BeWELLキックボクシングジム)も名を連ねた。2人は志朗が直近で戦っている55kgで対戦の予定だったが、一度は流れた2人の対戦がそれも今度は53gで実現するのかという別の興味も沸く。

 大﨑に敗れ王座を失った前王者の田丸辰(TRY HARD GYM)は再起戦が今回のトーナメントとなった。

大﨑一貴と大﨑孔稀が新型コロナの影響で欠場。2試合が中止に【RISEonABEMA】

2021.05.12 Vol.Web Original

孔稀は現在自宅療養中。一貴は濃厚接触者と判断される

「RISEonABEMA」(5月16日)に出場予定だった大﨑一貴と大﨑孔稀(ともにOISHI GYM)が欠場することが5月12日、発表された。これに伴い志朗vs大﨑一貴、大﨑孔稀vs風音の2試合が中止となった。

 孔稀は先日発熱があったため、新型コロナウイルスのPCR検査を行ったところ陽性と判定された。兄の一貴は濃厚接触者となったための欠場となる。孔稀は現在は保健所の指示に従い自宅療養中。

 孔稀は「DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント選抜マッチ」に参戦予定だったが、欠場となったため風音のトーナメント本戦への出場が決まった。

 また最後に大﨑と練習を行い、「RISE149」(5月23日、東京・恋楽園ホール)に参戦するノラシン・スペチアーレジム(Speciale gym)に関しては濃厚接触者とはなっていないが、PCR検査や今後の経過をみて出場の判断をするという。

 なお同大会は当初は5月15日に東京・大田区総合体育館で有観客での開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染予防のために発出中の緊急事態宣言を受け、開催を16日にスライドし、会場は非公表の上で無観客で行うこととなっている。

「RISEonABEMA」が無観客のテレビマッチに変更【RISE】

2021.04.30 Vol.Web Original

日時は5月15日か16日で調整中

 RISEの伊藤隆代表が4月30日、オンラインで会見を開き、5月15日に東京・大田区総合体育館で開催予定の「RISEonABEMA」を無観客のテレビマッチで開催することを発表した。

 新型コロナウイルスの感染予防のために現在発出中の緊急事態宣言を受けてのもの。

 伊藤代表は「軒並み大会の中止や延期の情報を耳にしているが、RISEとしては選手のことを考えると中止や延期の選択はなかった。悩みはしたが選択肢は無観客開催の一択だった」と語った。

 日時については16日へのスライドも含めて現在調整中という。今回の変更に伴うカード変更はない。

 最後に伊藤代表は「無観客大会となったが、期待してくれていたファンの方々にはご理解いただきたい。我々の中で中止や延期というものは停滞、後退だと思っている。前にも言わせていただいたが“RISEは止まらない”。そのためにも無観客で開催する。当日はABEMAでいろいろなコメントも入れてもらいながら見ていただきたい。選手の皆さんをぜひ最後まで応援してほしい」などとファンに訴えた。

工藤政英が田渕神太に判定勝ちも「KOできなくて申し訳ございません」【4・17 RISE】

2021.04.18 Vol.Web Original

田渕は初参戦でいきなり王者と対決

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISEフェザー級王者の工藤政英(新宿レフティージム)が田渕神太(拳聖塾)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 田渕は昨年12月にRISE QUEENフライ級暫定王者の小林愛三を破った田渕涼香の実兄。RISE初参戦ながらACCELバンタム級とABWバンタム級の2つの王座を獲得するなど、その実績を認められ、いきなり王者との対戦となった。

 迎え撃つ工藤は2018年6月に王座獲得後、ワールドクラスの相手に3連敗も、2019年5月にはタリック・トッツ、7月にはタリソン・ゴメス・フェレイラに連勝し復活。しかし9月にはONEでムエタイの強豪パンパヤック・ジットムアンノンに判定負け。昨年7月にはNKBフェザー級王者・高橋亮とドローとなかなか波に乗れない状態が続いたが、今年1月にはWBCムエタイ日本統一フェザー級王者・大田拓真に判定勝ちで復活の狼煙をあげた。

前日会見で舌戦の小林愛理奈と平岡琴の壮絶打撃戦は小林が判定勝ち【4・17 RISE】

2021.04.18 Vol.Web Original

試合前のフェイスオフでもにらみ合い

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)で行われた女子のアトム級戦で平岡琴(TRY HARD GYM)と小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が対戦。壮絶な打撃戦の末、2-0の判定で小林が勝利を収めた。

 2人は前日会見で静かに、しかし強烈な舌戦を展開。試合前のフェイスオフでも顔を近づけにらみ合う。

 試合は1R、ともにローでの探り合いから小林がパンチを出していく。平岡はロー、ミドル。パンチの打ち合いで、小林の左フックが一瞬先に顔面をとらえ、平岡がぐらり。小林の追撃は平岡が老かいにクリンチ。

 2R、序盤から打ち合いに出る2人。間が空くと平岡はロー、ミドルで組み立て直す。小林は変わらずプレッシャーをかけてパンチの連打。小林は徐々にパンチの間に右ハイ、ローも挟んでいく。平岡もパンチを返すが小林のプレッシャーの前に単発に終わる。終盤、小林の連打が平岡の顔面をとらえる。

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