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両親から送られた言葉を胸に小林愛三が田渕涼香にリベンジ果たす【4・17 RISE】

2021.04.18 Vol.Web Original

昨年12月の初対戦は田渕が判定勝ち

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で暫定王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が田渕涼香(拳聖塾)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は昨年12月18日に対戦し、田渕がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。その日、小林は陣内まどかと「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦を行う予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場。小林は試合前に暫定王者に認定されたのだが、そのうえでの敗戦とあって、しばらく田渕の幻影に悩まされたという。今回は必勝を期しての試合となった。

 小林は1Rからプレッシャーをかけつつも決して深追いはせず、ローを飛ばしていく。田渕はスイッチを繰り返し攻撃の機会をうかがうが、小林はジャブ、ローキックで距離を巧みに調整。田渕に攻撃の糸口をつかませない。

田渕涼香にリベンジ誓う小林愛三が「女は度胸」と決死の覚悟【4・17 RISE】

2021.04.16 Vol.Web Original

昨年12月に田渕が判定勝ち

「RISE148」(4月17日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月16日、東京都内で開催された。

 メインイベントで「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する暫定王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)と挑戦者の田渕涼香(拳聖塾)はともに規定体重をクリアした。

 2人は昨年12月18日に対戦し、田渕がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。当初、小林は陣内まどかと「RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦を行う予定だったが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場。小林が暫定王者に認定された。

 そして試合についてはRISE初参戦の田渕が急きょ小林の相手に抜擢されたのだが、1Rに田渕が高速フックでダウンを奪い判定勝ちした。試合前に暫定王者に認定された小林にとっては赤っ恥をかかされた格好で、今回は究極のリベンジマッチとなる。

那須川天心に敗れた志朗が再起戦でスーパーフライ級王者の大﨑一貴と対戦【5・15 RISE】

2021.04.16 Vol.Web Original

大﨑が「そんな中途半端な体重でやるなら」と55kgでの試合を希望

 RISEが5月に開催するビッグマッチ「RISE on ABEMA」(5月15日、東京・大田区総合体育館)のカード発表会見が4月15日に都内で開催された。

 2月に行われた「RISE ELDORADO」で那須川天心と対戦し、判定負けを喫した志朗(BeWELLキックボクシングジム)が再起戦でRISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)と対戦する。

 バンタム級(−55kg)が主戦場となる志朗とスーパーフライ級(−53kg)の大﨑。当初は間の−54kgで話が進められたが、大﨑が「54kgでやるんだったら、相手の土俵である55kgで試合をしようと思った」と−55kgでの対戦となった。自ら−55kgでの試合を希望したことについて大﨑は「僕が1kg上げて、志朗選手が1kg下げてくれるという話があったが、どっちの階級でもない、そんな中途半端な体重でやるんだったら、55kgでやろうと思った」と語った。そして「志朗選手は強い選手だが、僕も負けてはいられない。しっかり対策を練って、練習をして当日は僕が勝つ」と静かに闘志を燃やした。

初開催のオープンフィンガーグローブマッチは会見から危険なムード。山口裕人と松本芳道が大乱闘【5・15 RISE】

2021.04.16 Vol.Web Original

山口裕人vs松本芳道、山口侑馬vs YA-MANの2試合を開催

 RISEが5月に開催するビッグマッチ「RISE on ABEMA」(5月15日、東京・大田区総合体育館)のカード発表会見が4月15日に都内で開催された。

 今大会でRISEは実験的な試みとしてオープンフィンガーグローブを使用してのRISEルールでの試合を行うことが発表された。3分3Rで延長なし。KOのみで決着し、引き分けなしとなる。

 この「RISEonABEMAルール」と名付けられたルールで山口裕人(山口道場)vs松本芳道(KICK-DIET吉野町)、山口侑馬(山口道場)vs YA-MAN(TARGET SHIBUYA)の2試合が行われる。

 RISEの伊藤隆代表が「このルールでやろうと思った時に最初に浮かんだのが山口兄弟。そして松本芳道の3選手」「オープンフィンガーグローブでの対戦を体現できるのはYA-MANも入れた4人しかいないと思った」という4人とあって、会見は荒れ模様。

挑戦者AKARIを前に寺山日葵「名前を出せないくらいボコボコにして圧勝する」とキラーっぷりを発揮【5・15 RISE】

2021.04.15 Vol. Web Original

AKARI「寺山選手は鼻で笑っていると思うが、実力差はないと思っている」

 RISEが5月に開催するビッグマッチ「RISEonABEMA」(5月15日、東京・大田区総合体育館)のカード発表会見が4月15日に都内で開催された。

 RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵がAKARIを相手に初防衛戦に臨む。

 寺山は2019年9月に同王座を獲得。昨秋に行われた「QUEEN of QUEENS 2020トーナメント」に優勝。2月にはフライ級暫定王者の小林愛三を破った田渕涼香を完封するなど、その“女帝”っぷり磨きをかけている。

 対するAKARIは「RISE GIRLS POWER」のアンバサダーを務める神村エリカが手塩にかけて育てるJKファイター。3月に開催された「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント」で優勝し、今回の寺山への挑戦権を勝ち取った。

 会見でAKARIは「NEXT QUEENトーナメントで優勝して、早くにタイトルマッチが決まってうれしい。熱が冷めないうちにできるというのはないこと。小さいころから見ていた赤いベルトを巻きたいと思っている。私が巻かないとこのミニフライ級は始まらないと思っているので、必ず寺山選手をぶっ潰して、ベルトを巻こうと思っています」とベルト奪取へ意欲を見せる。そして寺山については「うまいなという印象はあるが、試合ごとの伸びしろは私のほうがある。寺山選手は鼻で笑っていると思うが、私はそんなに実力差はないと思っている。この1カ月で必ず追い越そうと思っている」などと寺山への対抗心をむき出しにした。

AKARIが宮﨑若菜、大倉萌を破りトーナメント優勝。寺山日葵への挑戦権を獲得【RISE147】

2021.03.29 Vol.Web Original

決勝は2-1の際どい勝負をAKARIが制する

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)で行われた「ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021」でAKARI(TARGET)が決勝で大倉萌(大道塾 吉祥寺支部)を2-1の判定で破り、寺山日葵(TEAM TEPPEN)への挑戦権を獲得した。

 準決勝では大倉萌が山本ユノカ(Kick Box)に、AKARIが宮﨑若菜(TRY HARD GYM)にともに3R判定で勝利を収め決勝に進出した。

 1R、大倉がローから左フック、前蹴りとアグレッシブに攻め込んでいく。しかしAKARIは中央を取って、じりじりとプレッシャーも、大倉はパンチの連打、前蹴りと積極的。AKARIもカウンターでパンチを合わせ、ロー、ミドル、前蹴りを放っていく。終盤、AKARIは強烈な前蹴りで大蔵をロープまで吹っ飛ばす。そしてともに打ち合う中でラウンド終了。

宮﨑小雪が紅絹を破り王座獲得。「天国のお母さんに一番になった姿を見せることができて良かった」【RISE147】

2021.03.29 Vol.Web Original

世代交代マッチの様相も

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「RISE QUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチ」で王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)が宮﨑小雪(TRY HARD GYM)を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、0-2の判定負けを喫し、王座から陥落した。宮﨑が第2代王者となった。

 紅絹は2019年7月に那須川梨々との王座決定トーナメント決勝戦を制し、RISE QUEENアトム級(-46kg)王座に就いた。2020年2月には平岡琴を相手に初防衛に成功している。

 宮﨑は今年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。このトーナメントは紅絹への挑戦者決定戦への出場権をかけたものだったのだが、トーナメントをリングサイドで観戦していた紅絹が試合後に「もうタイトルマッチでもいいんじゃないですか」とRISE GIRLS POWERの神村エリカアンバサダーに提案し、今回のタイトルマッチが実現した。また紅絹が37歳、宮﨑が18歳と世代交代マッチの様相も呈した試合となった。

女子ミニフライ級トーナメントの組み合わせが決定。山本ユノカvs大倉萌、宮﨑若菜vs AKARI【RISE】

2021.03.06 Vol.Web Original

優勝者には寺山日葵への挑戦権

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)で開催される「ミニフライ級 NEXT QUEEN トーナメント」の組み合わせ抽選会が3月6日、東京都内で開催された。

 同トーナメントには大倉萌(大道塾吉祥寺支部)、AKARI(TARGET)、宮﨑若菜(TRY HARD GYM)、山本ユノカ(KickBox)の4選手が参加。優勝者にはRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)への挑戦権が与えられる。

 この日の抽選は「A」と「B」が書かれた紙が入った封筒をそれぞれ選ぶ方式で行われ、準決勝は山本vs大倉、宮﨑vs AKARIの組み合わせとなった。

那須川天心がキックボクシング人生について「悔いなし。今後は意味のある試合を」【RISE】

2021.03.01 Vol.Web Original

「非常に頭が疲れた試合」と究極の心理戦を振り返る

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が3月1日、東京都内で開催された。

 メインで志朗(BeWELLキックボクシングジム)を破った那須川天心(TARGET/Cygames)が前日の試合について「非常に頭が疲れた試合だった。試合前からいろいろなことを考えて、自分の持っているものを極めるというのも大事だが、今まで見せていない引き出しをたくさん見せないと勝てないと思っていた試合なので、いろいろな間合いやスピード、タイミングなどを全部変えながら練習をしてきた。作戦も5~6個、パターンも2つくらい考えていて、その一つがはまったなという試合。作戦で勝ったなと思う試合だった」「もし自分が自分と戦うとしたらどうやって戦おうかなということを考えた。どういうことを警戒するかを考えた。そうするとやはりストレートで倒してることが多いので、絶対ストレートに切り替えしてくると思った。いつもだったらワンツーでいくところをあえていかずに我慢して、スピードを緩めてジャブを打って離れる。そこからの攻防をしようとか考えた。その作戦がはまった」などと振り返った。

原口健飛が2度のダウンを奪って白鳥大珠に勝利し因縁にピリオド【RISE】

2021.03.01 Vol.Web Original

外国人選手の来日不能でまさかのタイミングで実現

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)のセミファイナルで原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が対戦し、原口が2度のダウンを奪い、判定勝ちを収めた。

 2人の対戦は2019年から原口が白鳥を狙う形で物語がスタート。昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」では互いに勝ち上がれば決勝で対戦というシチュエーションが出来上がったのだが、白鳥が直樹に額を割られ、ドクターストップのTKO負けを喫し、準決勝敗退。原口は西岡蓮太、直樹と連覇し優勝を果たし、立場が一気に逆転した。

 今回はともに外国人選手との対戦が決まっていたのだが、新型コロナウイルスによる渡航制限が解除されず、外国人選手の来日が難しくなったため、このタイミングで2人の対戦が実現することとなった。

那須川天心が究極の心理戦を制し志朗を返り討ち【RISE】

2021.03.01 Vol.Web Original

ジャッジ3者とも30-28で判定勝ち

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)のメインで那須川天心(TARGET/Cygames)と志朗(BeWELLキックボクシングジム)が対戦し、那須川が3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は2019年9月に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament」の決勝で対戦し、那須川が判定勝ちを収めた。打倒・那須川天心に燃える志郎は昨年11月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」で優勝し、今回の対戦を実現させた。

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