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那須川天心が堀口恭司戦を振り返る「1Rが終わって勝てると思った」

2018.10.23 Vol.Web Original

「髙田横粂の世相談義」に急きょ生出演
 RIZINの髙田延彦統括本部長と元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏による「髙田横粂の世相談義」(FRESH!で月曜21時~不定期配信中)に10月22日、那須川天心がゲスト出演した。

 那須川は9月30日に行われた「RIZIN.13」で堀口恭司と対戦。この世紀の一戦とうたわれた一戦で勝利を収めたのは記憶に新しい。

 前回の放送では堀口がゲスト出演し、映像を見ながら試合を振り返ったのだが、この日も同様に試合を振り返った。

 試合では特に大きなダメージはなく、足を打撲したくらいという那須川は「クリーンヒットはそれほどなかった。足を打撲したのは自分が蹴った時。自分の狙い方が悪かった。それは堀口さんのスピードが速かったから」と話す。3Rに胴回転回し蹴りが堀口のこめかみにヒットしたあたりで「堀口選手の目が揺れ始めた。それは分かった?」という髙田氏の問いには「気づいていた。ここしかないなと思った。手応えがあった。ここで行かないと勝てないと思った」などと答えた。

 1Rに堀口のパンチが当たっているのだが「そんなに効いていない。堀口さんは1発目はそんなに強く打ってこない。距離を測るためのパンチ。2発目が怖い。2発目をもらわないように全部ガードしていた」と話し「1Rは互角だったが、ここで勝てると思った。セコンドに戻って、“いける”と言った記憶がある」と早い段階で勝利を確信していたことを明かした。

 2Rのローブローについては「やってしまったな、と思った。1回目はがっつり入ってしまった。堀口さんは重心が低くて動きが速かったので、狙ったところに当たらない。蹴ってしまって申し訳なかった」などと話した。

 秘密兵器として用意していた二段蹴りについては「堀口さんには有効だと思っていたが出せなかった。試合中は忘れていた」と不発に終わった裏側を明かした。

 再戦については「自分はもうやりたくない。こういう世紀の一戦と言われるような試合は客観的に見て、もう一度やるものでもないかと…。自分の中ではそういう感じ」と話した。
これに対して高田氏は「何度もやるものでもないが、時をおいてまた見たいカードではある。これだけみんなの思いを集めることができるカードはなかなかない」と話したうえで「個人的な意見としては那須川天心のMMAがまた見たい。あのヒリヒリ感。キックの試合とは違う緊張感。キック最強の男があえてMMAに挑む心意気みたいなもの。あの空気感を味わいたいしその姿を近い将来見たいというのはある。今回は堀口が“どうせやるなら9月に”と問いかけた。それに答えたのが天心。今度はどっかで天心が、“堀口さん、今度はMMAでやりましょうよ”というセリフが聞きたい。そんな遠い将来じゃ嫌だな。これは僕の独り言だから」とかねてからのMMAでの再戦への期待を改めて口にした。

人生をUP&SET! キックボクシングで一時代を築き上げた吉本光志がジムをオープン!

2018.07.14 Vol.Web Original

 かつて″黒豹″と呼ばれ、RISEスーパーライト級王者として活躍した吉本光志さんが、6月1日、東京都武蔵野市武蔵境駅近にジムをオープンした。UP&SET GYMがそれだ。(取材・布施鋼治)

「初めて恐怖を感じた」  那須川天心、延長の末に薄氷の判定勝利【6・17 RISE】

2018.06.18 Vol.Web Original

 過去最大の会場規模となる幕張メッセ・イベントホールで開催された「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)のメーンイベント「RISE世界フェザー級王座決定戦」で、那須川天心がロッタン・ジットムアンノンに延長ラウンドの末、3-0の判定勝利を収めた。

ラジャダムナン王座決定戦出場の緑川創が「パンチが当たれば倒せる」

2018.06.05 Vol.Web Original

6月27日にタイで「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」
 新日本キックや「KNOCK OUT」を主戦場に戦う、新日本キック第8代ウェルター級チャンピオンの緑川創が6月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで前チャンピオンのシップムーン・シットシェフブンタムとの「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」を行う。

 緑川は6月5日、「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)に出場する高谷裕之の公開練習でスパーリングパートナーを務め、その後、自らのタイトル戦についてコメントした。

 ムエタイ最高峰のラジャダムナン王座を目指して戦ってきた緑川にとっては今回のタイトル戦はやっとめぐってきたビッグチャンス「先輩の試合とか自分自身がタイで試合をする中で、これが立ち技の最高峰だと実感していて、それに挑戦して取りたいという気持ちがずっとあった。決まったからには死に物狂いで練習して、絶対に取ってやろうと思っている」などと話した。

高谷裕之がHIROYAに「お互いKO狙いで!」とメッセージ【6・17 RISE】

2018.06.05 Vol.Web Original

元新日本キックウェルター級王者の緑川創とスパーリング
「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)に参戦する高谷裕之が6月5日、自らが代表を務める代官山のトレーニングジム「EXFIGHT」で公開練習を行った。

 高谷は3分間のシャドーの後、3分間のマススパーリングを披露。順調な仕上がりを見せた。

 練習後の会見では「徐々にキックに慣れてきて、よく仕上がってきていると思う。当日は楽しみにしていてほしい」などと話した。

 この日、練習パートナーを務めたのは新日本キック第8代ウェルター級チャンピオンの緑川創。緑川も6月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで前チャンピオンのシップムーン・シットシェフブンタムとの「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」を控えている。

 緑川には「以前から試合が決まるとスパーリングをお願いしていた」とのことで「刺激をもらっている」間柄という。

高谷裕之「KOで決めるつもり。HIROYA選手にもその気で来てほしい」【6・17 RISE 125】

2018.06.04 Vol.Web Original

 立ち技格闘技「RISE」の史上最大のビッグマッチ「RISE 125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)で総合格闘家の高谷裕之と初代Krush -65kg級王者のHIROYAの異色の対決が行われる。2004年以来14年ぶりにキックルールに挑む高谷に話を聞いた。

インタビューシリーズ【 LDH バトン ~夢~】Vol.18 宮田悟志

2018.03.18 Vol.Web Original

 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-Girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを展開して「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDH JAPANに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。

 今回登場するのは、宮田悟志さんです。

【インタビュー】宮田悟志が念願のソロアルバムリリースで「立ち上がる!」

2018.01.04 Vol.Web Original

 シンガー、ボーカリストの宮田悟志が1月10日、ファーストアルバム『RISE』をリリースする。ボーカルデュオBREATHEとして活動するも2016年にデュオは活動を終了。宮田はその直後からソロで歌い続け、「歌うこと」とは別の表現にも挑戦してきた。そして自身初のオリジナルアルバムを完成させた。タイトルの『RISE』には「立ち上がる」「(気持ちが)高まる」「上がる」といった意味がある。宮田がこの作品で再び立ち上がる。

瞬殺プリンス 久保賢司【格闘家イケメンファイル Vol.69】

2017.03.27 Vol.687

 K-1ファイターとして活躍、そのイケメンぶりから女性人気も高い久保優太選手の実弟・久保賢司が登場! 優しそうな雰囲気をまとい、格闘家に見えない兄同様、こちらも癒し系のイケメンだ。

「兄とは2つ違いですが、格闘技を始めたのは兄より大分遅いです。小さい頃兄がテコンドーを始めた時に、一緒にジムに通ったんですけど、数カ月で“暴力は嫌だ!”って言ってやめちゃった(笑)。それからずっとやっていなくて、中学ぐらいからムエタイのジムに入って、本格的に始めました。きっかけ?…なんとなく…かな(笑)。で、高校在学中の17歳でプロになりました。自分は小さいころからおとなしい性格で、今でも喜怒哀楽の怒の感情が欠落していると言われてるぐらいなんですけど、スイッチが入ったらヤバいです(笑)。多分、そんなスイッチがあることを知っているので、リングに上がって思い切り暴れたいんでしょうね。実は一回引退して、その間ずっとジム(K-1ジム五反田)経営をしていましたが、復帰することが決まってから、スイッチの入り方が前回の現役時代よりすごいことになっている。殺気や狂気があふれてきて、日に日に手が付けられなくなっています」

 一度引退したのに、復帰を決意したのは?

「実はキックボクシングにいたのはずっと前で、引退前4年ぐらいはプロボクシングにいました。で、引退してジムをオープンし、現在も運営をしています。復帰を決めたのは、そのジムで若手選手の相手をするなど、指導をしている中で、もう一度やりたい気持ちが出てきたから。また、今のK-1で活躍している選手たちを見てて、自分だったら全員倒せるなっていうのがあったのも、復帰を決めた理由のひとつです」

 復帰戦は、4月22日(土)に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜』。

「現在、K-1 WORLD GPフェザー級王者の武尊選手が初代のチャンピオンだった階級のトーナメントに出場します。武尊選手が階級を上げ、ベルトを返上した事で空位になったチャンピオンの座をかけての戦いになります。その日はワンデートーナメントで、優勝するまでに3試合を1日でやる。なので1秒でも早くKOして勝たないとダメージが蓄積されていくので、初戦、準決勝はとっとと勝ちます。1回戦の相手は中国の選手で、映像を見ましたがかなり手ごわい世界レベルの選手という印象。しかし、初戦はウオーミングアップなので、リングの上で雰囲気を確かめて、その上で瞬殺します。それ以降は誰が上がってきても勝つ。その準備はできているので」

 戦闘モードに突入しつつある久保だが“我が子”の話になるととたんに笑顔になる。

「ワンちゃんが大好きなんです(笑)。家にはチワワとマルチーズの2人がいて、その子たちがほんと癒しになっていますね。休みの時は2人を連れて出かけたりとか。車に乗っけて公園とかにも行きますし、どこにでも連れて行きます。普段は近くが多いですけど。寝る時は一人が僕の腕枕で、もう一人は身体の脇にくっついて寝ています」

 ジムの代表としての夢もあるという。

「僕が目指すジムは、痛いとかつらいとか、無理して通うというのが一切なく、本当に楽しく汗をかいて、楽しくストレス解消できる場所。僕以外のトレーナーも全員それを共通認識として持ってもらい、誰でも楽しく安心して運動ができるジムにしたいと思っています。そのために、掃除の徹底など基本的な事をすごく大事にするなど、よりより環境にして会員の方が楽しくいられる場になればと思っています」

 ジムの運営に真面目に向き合いつつも、新生K-1にかける思いは深い。

「自分が選手としてK-1で復活する意味、役割はしっかり理解している。K-1イコールKOだと僕は思っているので、そこでしょぼい試合をする訳にはいかない。ものすごいノックアウトを見せていけたらと思っています。また、新生K-1の試合をずっと行ってきた国立代々木第二体育館が、4月の試合を最後に耐震改修工事のため休館し、それ以降の試合はさいたまスーパーアリーナで行われることになりました。今度のスーパー・バンタム級王座決定トーナメントが、4月大会のメインイベントなので、その決勝戦は代々木で行われる最後の試合になる。僕は代々木のリングに最後に立っている選手になるつもりです」

【2・11 SB後楽園大会】北斗が“顔砕拳”でタイトル奪取宣言。坂本は「10Rでもやってやる」

2017.02.10 Vol.683

 シュートボクシング(SB)の2017年最初の大会となる『SHOOT BOXING 2017 act.1』(2月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量と直前会見が10日、浅草のシュートボクシング協会で行われた。

 今大会はメーンで昨年の『S-cup2016』で準優勝したMASAYAがREBELS65kg級王者の水落洋佑と対戦。セミファイナルではSB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起が北斗拳太郎を相手に防衛戦。SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹はRISEバンタム級3位の宮崎就斗を迎え撃つ。
 3カードともSB勢vs他団体の図式となっている。

 MASAYAは2015年12月に水落と対戦し、ダウンを奪われたうえで判定で敗れており、約1年越しのリベンジマッチ。坂本はこれまで北斗に小差の判定ながら2連敗を喫しており、背水の陣でのタイトル戦。宮崎は昨年11月、RISEのリングでSB日本フェザー級王者の深田一樹を破っており、内藤としてはSB王者が2人続けて軍門に下るわけにはいかず、第1弾大会からSB勢には過酷な大会となっている。

4・3シュートボクシング 内藤がRISEからの刺客・佐野と対戦

2016.03.16 Vol.662

“ミスター・.シュートボクシング”宍戸大樹の引退試合が行われる『SHOOT BOXING 2016 act.2』(4月3日、東京・後楽園ホール)で、SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹がRISEからの刺客・佐野貴信と対戦する。
 内藤は2月のシリーズ開幕戦でREBELSのトップファイター小笠原裕典をKOで下し、昨年参加した「BLADE.2」の-55kgトーナメント決勝で敗れた那須川天心へのリベンジロードを幸先の良い形でスタートさせたばかり。
 佐野は2013年にKAMINARIMON全日本選手権60kg級王者となり大会MVPを獲得したRISE期待のルーキー。左ミドルを武器にREBELSや新日本キックなどにも参戦しており、昨年は、元J-NETWORLKスーパーバンタム級王者・炎出丸に勝利を収めている。現在RISEバンタム級9位。
 今季開催予定のRISEバンタム級王座挑戦者決定トーナメントへの出場を狙う佐野は「今回のオファーが来た時に、とにかくとてもワクワクしました。いきなりナンバー2とやれるチャンスをもらったわけですからね。めったにないチャンスだし、RISEで培ったものを爆発させてSBで暴れてやります。僕が目指してるRISEのベルトを獲るために、内藤選手に勝ってナンバー1の那須川天心とのタイトル戦につなげたいです」と、内藤をナンバー2と表現し、自身の照準はあくまでも那須川であるとコメントしている。
 内藤もRISEバンタム級王座挑戦者決定戦に乗り込むことも辞さない構えを見せているだけに、がぜん注目度の高い戦いとなっている。

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