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鈴木博昭とYA-MANの仕切り直しの一番が決定。鈴木は「超RIZIN.3に出たくて流したんじゃないかと思ってる」とこの日も辛辣【超RIZIN.3】

2024.05.24 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。

 元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)の仕切り直しの一戦が発表された。

 2人は「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)で対戦予定だったのだが、YA-MANが練習中に膝内側側副靱帯損傷、膝前十宇じん帯損傷という全治2カ月のケガを負ったことから試合が流れていた。

 会見ではYA-MANが「4月、ケガで出れなかったんですけど、ケガの発表のあとに“俺なら出るわ”って言われたんですけど、いや、俺はおまえじゃないから。怪物君のヒザをヒザ十字でぶっ壊してやるんで、ご期待ください」と言えば鈴木は「(ケガでの欠場は)実際は超RIZIN.3に出たくて流したんじゃないかと僕は思ってる。本当はやりたくなかったのかな?って。ここに来たってことはやる気ある? 燃えてんの?」と挑発。

与座優貴が中村寛との再戦に「話が進まないというのはそういうことだと思う」。宮田Pは「100%ないのでは?」【K-1】

2024.05.22 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が5月22日、3月に対戦したRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)との再戦について「話が進まないというのはそういうことだと思う」などと語った。

 2人はRISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で行われた「RISE×K-1対抗戦」で対戦。3Rに与座が放ったバックスピンキックがローブローかどうか微妙な判定の中、与座がKO勝ち。後日、中村陣営から異議申し立てがあり、試合結果がKOから負傷判定での与座の勝ちに変更されている。

 与座は試合後から再戦を口にしていたのだが、中村は「別にやりたいとはあまり思っていない」などと発言するなど気乗り薄。

 この日、与座は「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表会見に出席した際に「自分はいつでも再戦する気ではいるし、話があればいつでもやる。ただ、話が進まないというのはそういうことだと思う。まあ、お互い目指すものが違うのかなと今は思っている。その中で自分の信じる道を進もうかなと今は切り替えたというか、そう思っている」などと状況を説明した。

前日会見を盛り上げたねぎ魔神とMAX吉田がともに激闘展開も無念の敗北【RISE178】

2024.05.20 Vol.Web Original

「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)で、前日会見を大いに盛り上げたRISEで1、2を争う個性派ファイターのねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)とキックボクシング初勝利を目指したMAX吉田(TEAM岡見)がともに無念の敗北を喫した。

 第7試合に出場したねぎ魔神は1年9カ月ぶりとなるRISE後楽園大会出場で石川泰市(Ten Clover Gym)と対戦した。この日もねぎを両手にゆる~いテーマ曲で入場もゴングが鳴ると雰囲気は一変。

 1R、石川がロー。ねぎ魔神は組み止めると振り回して倒す。組み合いとなり両者にホールディングの注意。圧をかけて右ロー、右フックのねぎ魔神。石川は左右のフックを上下に打ち分け。ねぎ魔神が石川をコーナーに詰めるが、石川はガードを固め左フックをボディーと顔面にダブル。ねぎ魔神はヒザをボディーに飛ばすが当たりは浅い。石川は細かくインローを蹴っていく。

世界王者・志朗が約4年ぶりに後楽園ホールに登場。「自分で言うのもなんですがなかなかないと思う」と6・30はレア大会に 【RISE179】

2024.05.20 Vol.Web Original

 RISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)が6月30日に行われる「RISE179」で約4年ぶりに後楽園ホールのリングに立つことが5月19日に発表された。

 この日行われた「RISE178」の休憩前に伊藤隆代表がリングに上がり志朗を呼び込むと「志朗が後楽園ホールに出るのは数年ぶり。世界王者が後楽園ホールに返ってくる。6月30日はお得な大会になる」と発表。その言葉通り、6月大会はレアな興行となる。

 志朗も「4年ぶりの後楽園ホール。自分で言うのもなんですが、なかなか後楽園ホールで戦う機会とか見る機会はないと思うので、ぜひたくさんの応援よろしくお願いします。前回はノーコンテストだったので、今回は世界王者らしい試合をして、レベルの違いを見せたいと思うので、応援よろしくお願いします」と挨拶した。

 志朗が後楽園ホールで試合をするのは2020年7月19日の「RISE140」での清志戦以来。その時は1R26秒で秒殺KO勝ちを収めている。

小林愛理奈と小林愛三がオープンフィンガーグローブで壮絶殴り合い。勝った愛理奈が「“ジョシカクおもんない”って言わせない」【RISE178】

2024.05.20 Vol.Web Original

「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)でRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)と前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が対戦した。試合は壮絶な打ち合いの末、愛理奈が判定勝ちを収めた。

 愛理奈は前日会見で「ジョシカクを変える。“ジョシカクでも倒せる選手もおるんやぞ”と印象を変えたい」などとジョシカク革命を宣言。KO決着にこそならなかったが、その言葉に恥じない試合を見せた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり打ち合い、蹴り合いに。互いのパンチが交錯し緊張感が走る。愛三がローを蹴ると愛理奈もローを返す。愛理奈は右フック、左ボディーのコンビネーション。愛三は左フックから右ストレート。前蹴りで突き放す愛三。愛理奈は左ボディー、右フック。ボディーを効かされた愛三。その後も左ボディーから右フックの愛理奈。愛三も右ストレート。愛理奈は左ボディー。距離が詰まると愛三はヒザをボディーに打ち込む。愛理奈は飛び込んで左フック、愛三の頭が下がったところに右アッパー。愛理奈がロープに詰めて連打を放つと愛三はクリンチ。

2度の対戦相手変更もなんの。大﨑孔稀がKO勝ちで「僕、強くなってますよね、強かったですよね」とマイクを天に【RISE178】

2024.05.20 Vol.Web Original

 RISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)が「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)で王座戴冠後の初戦に臨み、2RでKO勝ちを収めた。

 大﨑は当初、アイマン・ラマーと対戦の予定もラマーのケガにより、サンベル・ババヤンに相手が変更。そのババヤンがビザ発給トラブルにより入国できず、大会2日前の17日になってヨーブアデーン・3RDPlace(タイ/3RD Plece/元タイ国ラジャダムナンスタジアム認定・ミニフライ級王者)と対戦することになった。直前のオファーということもあり、契約体重は−58kgに変更。しかしヨーブアデーンが前日計量で1回目に58.5kg、2時間後の再計量でも58.35kgと350gのオーバー。直前での試合決定ということも考慮し、−58.35kg契約での試合となった。

メインでオープンフィンガーグローブ戦の小林愛理奈「自分から見ても正直面白くない」とジョシカク革命を宣言。対する小林愛三も共鳴【RISE178】

2024.05.18 Vol.Web Original

「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月18日、都内で開催された。

 メインイベントで行われるオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦するRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)は48.8kg、前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)は49.75kgでともに規定体重をクリアした。

 今回の対戦は今年1月の後楽園大会の試合後に愛理奈がリングサイドで試合を観戦していた愛三にOFGMでの対戦をアピール。愛三も「やりたいと言いに来た」と応じたことから実現したもの。

 計量後に行われた会見で愛理奈はまず「明日は自分らしく、メインらしく。ここにいる誰よりも面白い試合をして盛り上げて、ジョシカクを変えます」と宣言。メインを任されたことについては「豪華なカードの中でメイン。絶対に誰よりも面白い試合ができるし、男子よりも面白い試合ができる。メインにしてもらったということは注目度も高いと思うので、ジョシカクを変えるチャンスだと思っているので、自分が中心になってジョシカクを変えていこうと思っている」とジョシカク革命へのこだわりを見せた。

「ジョシカクを変える」という発言については「自分から見ても正直面白くない」と言い放ち、そして「いつダウンがあるんだろうみたいなシーンもない。それを作れているのは自分だと思っているんで、ジョシカクを注目してもらうためにはまず自分の試合を見てもらって“こういう選手もおるんや”というところからでいい。男子より倒しますし。そういうところから見てもらって“ジョシカクでも倒せる選手もおるんやぞ”と印象を変えたい」と続けた。

試合2日前に対戦相手が変更の大﨑孔稀「多少動揺はあった」ものの「王者としての初戦で自分を魅せるだけ」【RISE178】

2024.05.18 Vol.Web Original

「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月18日、都内で開催された。

 王座獲得後の初戦となるRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)は今回、対戦相手が2度変更というまさかの事態となったが「王者としての初戦で自分を魅せるだけ」と静かに闘志を燃やした。

 大﨑は当初、アイマン・ラマーと対戦の予定もラマーのケガにより、サンベル・ババヤンに相手が変更。そのババヤンがビザ発給トラブルにより入国できず、大会2日前の17日になってヨーブアデーン・3RDPlace(タイ/3RD Plece/元タイ国ラジャダムナンスタジアム認定・ミニフライ級王者)と対戦することになった。

 ヨーブアデーンが急きょの参戦とあって、契約体重は−58kgに変更。大﨑は57.8kgで難なくクリアもヨーブアデーンは58.5kgで500gオーバー、再計量となった。

 計量後の会見で大﨑は「いろいろあって、対策とかも全然してなくて。相手もオーソドックスからサウスポーに変わって、全然違う選手になったが、僕は僕らしく、王者としての初戦で自分を魅せるだけかなと思っている。僕の試合を楽しみにしてくださっている方々のためにしっかり魅せる試合をしたい」と語った。

 今回の度重なる対戦相手の変更については「ラマー選手からババヤン選手に変わった時は関係ないと思っていたが、2日前にオーソドックスからサウスポーに変わって、戦い方が全然違うので多少動揺はあった」と偽らざる胸の内を明かしつつも「試合の実現に向けて動いてくださった関係者の方や僕の試合を楽しみにしている方々がいるので、そういう方たちのために試合をするしかないし、そこで魅せられるかどうかは僕自身。そこでしっかり魅せられればいい。体調はしっかり仕上げてきているので、後は僕らしくいろいろな技を出してKOに持っていければ」と気持ちを切り替えた。

復活のねぎ魔神。計量でもねぎは手放さず「今が旬のねぎ坊主みたいに一花咲かせて見せましょう。ねぎねぎ」【RISE178】

2024.05.18 Vol.Web Original

「RISE178」(5月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月18日、都内で開催された。RISEの本戦には1年9カ月ぶりの参戦となるねぎ魔神(ネイバーズキックボクシングジム)がこの日もねぎ持参で登場した。

 計量ではねぎを持ったまま69.9kgでクリア。その後の会見では「皆さん知っているかは分からないんですが、ねぎ坊主が今、ちょうど旬を迎えています。ねぎから生える花のように成長しているので、このねぎ坊主みたいに一花咲かせて見せましょう。楽しみにしとってください。ねぎねぎ」と定番のフレーズ「ねぎねぎ」も復活。

 対戦相手の石川泰市(Ten Clover Gym)は「前回は派手に負けてしまったので、その雪辱を果たすためにも仕上げてきた。試合はミドル級ですが、ウェルター級の石川泰市として見ていてください」とこの日は普段戦っているウェルター級にあたる67.45kgで計量をクリア。ねぎ魔人については「1階級上のランカーですし、知名度もあるんで強いと思う」と認めつつ「ウェルター級のタイトル戦が流れて、漢気トーナメントがすごく盛り上がった。ウェルター級の選手としては、ノンタイトルでも出場したかった。でも呼ばれなかったのは自分の力不足。今回、67.5kgまで落として仕上げて、ウェルター級の石川はどれだけ強いかということをみんなに見てもらおうと思って仕上げてきた」とねぎ魔神を踏み台としてウェルター級の上位戦線への食い込みを狙う。

ベイノアが約2年5カ月ぶりの勝利。海外修行の成果は出し切れずもブーイングを気にしない鋼のメンタルは披露【RIZIN.46】

2024.04.29 Vol.Web Original

 元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)で2021年11月以来、約2年5カ月ぶりとなる勝利を収めた。

 ベイノアは2021年11月にRIZINでロクク・ダリを破って以降、キックボクシングでは海人、和島大海、MMAでは武田光司、宇佐美正パトリックに敗れ4連敗。現状を打破すべく昨年3月から1年間のアメリカ修行を敢行。今回は2022年大晦日以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ベイノアは左の蹴りで牽制。ともに様子見の時間が続く。圧をかけ始めた井上にベイノアはロー、前蹴り。井上は左フックを見せる。井上が前に出て左フック。ベイノアはカウンターで右を合わせる。井上が圧をかけてロー。ステップを使ってかわしたベイノアは左ハイ、右ローを飛ばす。ともに距離が遠くもどかしい展開が続く。井上は右フック、ベイノアは左インローもともにあたりは浅い。ベイノアは右ハイ、左ハイを飛ばすが単発。井上は詰めて左フックもベイノアはガード。ベイノアはロー、関節蹴り。距離が詰まるが、ともにアクションは起こせず。ベイノアは右カーフ。

幻想膨らむ一方のベイノア「My MMAを見せるのみ。言葉で表現するのは難しい」。ヒントはケイン・ヴェラスケス?【RIZIN.46】

2024.04.28 Vol.Web Original

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 2022年の大晦日以来の参戦となる“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)がこの日も米修行の成果については「言葉で表現するのは難しい」などと煙に巻いた。

 ベイノアはキックボクシングとMMAで現在4連敗中。昨年3月から1年間のアメリカ修行を敢行した。今大会では井上雄策(リバーサルジム川口REDIPS)と対戦する。

 井上は昨年10月の「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」でRIZINに初参戦し、渡慶次幸平にTKO勝ちして以来、2度目の参戦となる。

 ベイノアは約1年、アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)で修行を積んできたのだが、公開練習などでもその片鱗はひとかけらも見せていないことから「ベイノア幻想」は膨らむ一方。本人はこの日も「僕はやってきたことを証明するというか、出すだけ。そこを意識せず、僕が今出せるMMAをお見せしたいと思う」と語るのみ。

 井上については「素晴らしい勝ち方をしていますし、なんでもできるMMA選手として完成している素晴らしい選手だと思います。押忍」と警戒。

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