K-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)が3月21日、「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」の決勝ラウンドでのワイルドカード枠に興味を示した。
この日は「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前々日インタビューが大阪市内で行われた。ブアカーオは大会の5日前となる18日に木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)と対戦することが発表された。
K-1は前日の20日に行われた代々木大会でトーナメントの1回戦7試合を開催。前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)ら日本人3選手が揃ってKO負けを喫した。大会の総括ではK-1の創始者で現在はアドバイザーを務める正道会館の石井和義館長が主催者推薦となるワイルドカード枠について「誰もが納得するような選手を選ばなければ」と魔裟斗氏、ブアカーオの名も挙げていたのだが、この話を聞かされたブアカーオは「もちろん興味はあります(笑)」と笑顔を見せた。
出場はともかく、こうして世代を超えて石井氏からまだ名前を挙げられたことについては「とてもうれしく思います。以前は有名な大会でレジェンド的に、そこで名前が挙がることはすごくうれしいですし、石井アドバイザーから何かお話があったらとても喜ばしいことです」などとも語った。