SearchSearch

個性派グラップラー同士の一戦は初参戦の須藤拓真が渡部修斗に際どい判定勝ち【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第4試合で“極め”の強いグラップラー同士の注目の一戦が行われ、RIZIN初参戦の須藤拓真(X-TREME EBINA)が渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)に2-1の判定で勝利を収めた。

 須藤は2020年2月に「Fighting NEXUS vol.19」でプロデビューを果たすと、ここまで5戦5勝ですべてが足関節技による一本勝ち。今回、連続一本勝ちこそ途切れたが連勝を6に伸ばした。

 対する渡部は2020年8月にRIZIN初参戦を果たし、元UFCファイターの井上直樹に敗れたものの、「バンタム級ジャパンGP」の査定試合の意味合いもあった田丸匠との一戦で得意のマジカルチョーク(リアネイキッドチョーク)で一本勝ちを収め、GPに出場。1回戦で朝倉海に敗れたものの、昨年10月の「RIZIN LANDMARK vol.1」では内藤頌貴にダースチョークで一本勝ち。強敵相手の試合を含みながら4戦2勝2敗の星を残している。

金原正徳が摩嶋一整にTKO勝ち。「俺はもういいでしょ」と言いつつも「40歳まだまだ元気です」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の第6試合で「RIZINフェザー級“裏”最強決定戦」とうたわれた元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と摩嶋一整(毛利道場)の一戦が行われ、金原が3R、TKOで勝利を収めた。

 金原は2020年にRIZINに初参戦を果たすもDEEP王者のビクター・ヘンリーにTKO負け。一時は引退をほのめかしたが、階級を上げ、昨年10月に芦田崇宏を相手に再起戦に臨み2RでTKO勝ちを収めた。

 対する摩嶋はここまでプロ戦績が17戦14勝3敗の国内フェザー級でトップクラスに位置するファイター。17勝のうち一本勝ちが12という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年8月に初参戦を果たし、ここまで2連敗と結果が出ていないが斎藤裕、クレベル・コイケという強豪相手のもの。

約2年8カ月ぶりの復帰戦でTKO勝ちの征矢貴「ファンのみなさんがいる限りは僕は不死身です」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で征矢貴(パラエストラ松戸)が約2年8カ月ぶりの復帰戦で中務修良(NO MAD)と対戦し2RTKOで勝利を収めた。

 征矢は修斗で2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得するなど将来を嘱望されるも難病のクローン病を患い、2017年5月の試合を最後に戦線離脱。そこから2年ぶりとなる復帰戦で2019年6月にRIZINに初参戦を果たすと川原波輝を相手に1RKO勝ちで見事に復活。2戦目となった村元友太郎戦も2RでTKO勝ちを収めるなど、同じような難病に苦しむ全国の人たちに勇気と元気を与えるファイトを展開した。しかしその後、ケガとクローン病の再燃で再び戦線離脱を余儀なくされていた。

 中務は大阪発祥の金網総合格闘技「Wardog Cage Fight」でプロデビューを果たし、2019年には第2代WARDOGストロー級王座を獲得。2021年10月には「Wardog Cage Fight 34」でMagisaをリアネイキッドチョークで沈め、今年1月の「GLADIATOR 16」では蒔田伸吾をプアンドアウトしTKOを勝利を飾り、現在2連勝中のグラップラー。

関根“シュレック”秀樹が貴賢神にTKO勝ちで「格闘技は暴力には負けん! 正義は負けない! 昭和~最強ー!」と絶叫【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)がMMAデビュー戦となる大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神(フリー)と対戦し、2R3分49秒、TKOで勝利を収め「格闘技は暴力には負けん! 正義は負けない! 昭和~最強ー!」などと絶叫した。

 関根は元静岡県警の刑事から40代になってからプロ格闘家へ転身し、現在はMMAはもちろんプロレスでも活躍中。RIZINには2020年2月に初参戦するもロッキー・マルティネスに1RでTKO負け。捲土重来を期して臨んだ昨年大晦日には日本重量級のトップファイターであるシビサイ頌真を2R、TKOで破り、RIZIN初勝利を挙げている。

 貴賢神はRIZINで活躍するスダリオ剛の双子の弟。昨年7月に不祥事により日本相撲協会から解雇され、昨年12月に格闘家への転身を表明した。その後、髙阪剛のもとでトレーニングを積み、今回のデビューに至っていた。

矢地祐介に完勝のグスタボがライト級王座獲得に意欲「明日にでもやれる」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)のメインイベントでルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と矢地祐介(フリー)が対戦し、グスタボが2RでTKO勝ちを収めた。試合後の会見では「明日にでもやれる」とライト級王座獲得への意欲を見せた。

 両者は2018年8月に対戦し、グスタボが2RでKO勝ちしている。グスタボは2019年に行われた「ライト級トーナメント」に出場し、1回戦で上迫博仁に勝利を収め大晦日の準決勝に進出するもBellatorのパトリッキー・“ピットブル”・フレイレにTKO負け。その後、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国制限があったことからそれ以来のRIZIN参戦となる。

 矢地はRIZIN参戦から5連勝で中量級のエースの座に手をかけたところでグスタボに敗戦。これをきっかけに3連敗を喫し、一時はどん底に。今回は待ちに待ったリベンジのチャンスだった。

矢地が約3年8カ月ぶりのリベンジ戦に「勝って次に進みたい」、デビュー戦の貴賢神「この頭を相手の血で真っ赤にする」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.15 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の前日計量が4月15日、都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 メインイベントではルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と矢地祐介(フリー)が対戦する。両者は2018年8月に対戦し、グスタボが2RでKO勝ちしている。グスタボは新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国制限があったことから2019年大晦日以来のRIZIN参戦となる。

 矢地はRIZIN参戦から5連勝で中量級のエースの座に手をかけたところでグスタボに敗戦。これをきっかけに3連敗を喫し、一時はどん底に。今回は待ちに待ったリベンジマッチとなる。

 計量後、矢地は「待ちに待ったリベンジ戦でとても楽しみでわくわくしています。試合は全局面で圧倒して完膚なきまでに倒したいと思っています。そして次に進みたいと思っています」と必勝を誓った。

 対するグスタボはまずは日本語で「こんばんはー」と日本語で挨拶。そして「ここにいられてとてもうれしいです。2年ぶりに日本の地を踏むことができて本当にうれしく思っています。明日は大きな素晴らしい試合になると思います。KOを待っていて間違いないです。ヘイ!」久しぶりの日本での試合に高揚感を見せた。

2連敗中の浅倉カンナ「がむしゃらさを忘れていた。気持ちを見せて戦いたい」【RIZIN.35】

2022.03.31 Vol.Web Original

現修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMIと対戦

「RIZIN.35」(4月17日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が3月31日、公開練習を行った。

 浅倉は現修斗女子世界スーパーアトム級王者のSARAMI(パンクラスイズム横浜)と対戦する。

 浅倉は昨年3月に浜崎朱加の持つ女子スーパーアトム級王座に挑戦するが1-2の判定で惜敗。再起戦となった10月の試合ではDEEP JEWELSミクロ級、アトム級の2冠王者・大島沙緒里にも1-2の判定で敗れ2連敗と一気にがけっぷちに立たされている。

 この日の練習では2分間のグラップリングのマススパーリングを行い、引き込んでからのフロントチョークや下からの動き、バックを取ってのチョークや腕十字といった動きを見せた。

約2年8カ月ぶりの復帰の征矢貴「本気の必死な姿というのは人の心を動かすと思っている。僕は15分間攻め続ける」【RIZIN TRIGGER】

2022.03.31 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」で中務修良と対戦

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する征矢貴(パラエストラ松戸)が3月31日、公開練習を行った。

 征矢は修斗で2013年にバンタム級新人王とMVPを獲得するなど将来を嘱望されるも難病のクローン病を患い、2017年5月の試合を最後に戦線離脱。そこから2年ぶりとなる復帰戦で2019年6月にRIZINに初参戦を果たすと川原波輝を相手に1RKO勝ちで見事に復活。2戦目となった村元友太郎戦も2RでTKO勝ちを収めるなど、同じような難病に苦しむ全国の人たちに勇気と元気を与えるファイトを展開した。

 しかしその後、ケガとクローン病の再燃でまたも戦線離脱。今回は約2年8カ月ぶりの復帰戦で中務修良(NO MAD)と対戦する。

 この日の公開練習では1分間のドラムミット打ちを行い、左フック、右ストレート、右ボディー、右ボディーストレート、左ボディーとキレのいい多彩なパンチを放った。

MMAデビュー戦の貴賢神「最初から負けることを考えてやる奴はいない」。引退試合の髙阪剛「すべてを出し切る試合をしたい」【RIZIN】

2022.03.31 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」で関根“シュレック”秀樹と対戦

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神(フリー)と「RIZIN.35」(4月17日、同)に出場する髙阪剛(ALLIANCE)が3月31日、揃って公開練習を行った。

 貴賢神は関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と総合格闘技デビュー戦、髙阪は上田幹雄(BRAVE)を相手に引退試合に臨む。

 貴賢神はMMA転向にあたり髙阪のもとでトレーニングを積んでいる。この日の公開練習ではマススパーリングと相撲の稽古の差し合いを行った。

 貴賢神は幼少期に空手やキックボクシングを習っていたことからハイキックもスムーズに出すなど非凡な動きを見せた。相撲からMMAにアジャストする中で「突っ張り、突きとパンチは全然違うので、まったく別物。力士のときからずっとグーを握りたかったので、やっとグーで握れるなという感じです」と、カード発表会見での「顔面の骨を折って、勝ちたいと思っている」という過激な発言を思い出させるコメント。

大相撲の元貴源治こと貴賢神が関根“シュレック”秀樹を相手にMMAデビュー戦「顔面の骨を折って勝つ」【RIZIN TRIGGER】

2022.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の追加カード発表会見が3月23日、都内で開催された。

 昨年12月に総合格闘家への転身を表明していた大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神が関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)を相手にプロデビュー戦に臨むことが発表された。

 貴賢神はRIZINで活躍するスダリオ剛の双子の弟。昨年7月に不祥事により日本相撲協会から解雇処分を受けている。

 会見で貴賢神は「格闘技といえば、ヘビー級。大きい人は一番魅力的だというところを見せて行ければと思っています」と挨拶。MMA転向の理由については「もともと自分は力士のころからMMAにすごい興味があり、大きなケガをせず辞めることがあれば、総合格闘技をやっていきたいという気持ちがもともとあった。今までケンカをしても本気で相手を殴ったことがなかった。やっと人前で自分の力を解放できる場所を与えていただいたので、楽しんでいきたい」などと語る。

4月に「TRIGGER 3rd」と「RIZIN.35」を2日連続開催。「RIZIN.35」では3大タイトル戦【RIZIN】

2022.03.11 Vol.Web Original

16、17日に武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

 RIZINが3月10日、都内で会見を開き、4月16、17日に東京都府中市の武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで2大会を開催することを発表した。16日は「RIZIN TRIGGER 3rd」、17日は「RIZIN.35」となる。

「RIZIN.35」では3大タイトルマッチが行われる。

 ライト級では王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)にジョニー・ケース(MMA LAB)が挑戦する。

 2人は2019年に行われたライト級グランプリの1回戦で対戦し、ケースがスタンドでのパンチで1R1分15秒でTKO勝ちを収めている。

 ケースはその後、GP準決勝で優勝したトフィック・ムサエフにTKO負け。その試合を最後にRIZINを離れ、2020年からPFLのライト級トーナメントに参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でトーナメントが延期に。その後、諸事情があり結局PFLで試合をすることはなく、今回は約2年3カ月ぶりにRIZINに復帰することとなった。

 サトシはケースに敗戦後、鈴木博昭が代表を務めるBELLWOOD GYMで打撃を磨き、2020年8月には矢地祐介に1R、グラウンドパンチでTKO勝ちを収め復活。昨年3月には元UFCファイターの徳留一樹を破ると6月の東京ドーム大会ではムサエフと初代ライト級王座決定戦で戦い、1Rわずか62秒で三角絞めでタップ勝ちを収め、王座を獲得した。

 この日の会見にはサトシのみが出席。サトシは「本当にこの試合は去年からやりたかった。私が負けたのはこの試合だけ。面白い試合をみんなに見せたい。この試合で“違うサトシ”をみんなに見せたい」と挨拶。
 
 ケースがRIZINを通じ「ソウザには俺のベルトを預けているだけだ。4月はあのベルトは本来あるべき場所に戻る。それまでにしっかりと磨いておいてくれよな」などとコメントするとサトシは「次の試合で彼は絶対にこのベルトは獲れない」と防衛への自信を見せた。

Copyrighted Image