SearchSearch

髙田延彦がRIZINライト級GPについて「五味隆典待望論がある」【髙田横粂の世相談義】

2019.07.09 Vol.Web Original

「RIZIN.17」での矢地祐介vs朝倉未来について「過酷で冷徹な現実」と解説
 元総合格闘家で、総合格闘技イベント「RIZIN」で解説を務める髙田延彦が元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組『髙田横粂の世相談義』( https://www.youtube.com/channel/UC6pk9bSToNFTW8ehb5TXeYA )で「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「矢地祐介vs朝倉未来」について語った。

 髙田は同大会で最も注目されているカードとしてこの2人の対戦を挙げ「未来選手が出てくるまでは矢地選手が日本の中量級を背負って立つといわれていたが、現在2連敗。そのさなかに未来選手が試合内容はもちろん、試合前後のコメント、そしてその生き方で見る側の心をつかんだ。これからこの階級、ライト級GPが予定されているので、生き残りをかけた戦いになる」などと解説した。

 そして矢地については「GP出場当確だった男が地獄に落ちる可能性もある」、未来については「彼がいないと集客にも響くんじゃないかというくらい影響力がある」などと現在2人が置かれた状況を説明。そのうえで「矢地はルイス・グスタボとジョニー・ケースに敗れている。未来はグスタポに勝った。矢地が汚名返上してまた主役に躍り出るには未来を倒すのが一番早い」と矢地側の視点からこの試合の意味を語った。そして「互いにこの半年から1年において転機になる大きな試合」と話し「見ている側としては、これだけ言葉でばちばちぶつかりあった2人がどれだけ自分のプライドを見せることができるか。過酷で冷徹な現実。間違いなく白黒が付く」などと2人のぶつかり合いに期待した。

堀口恭司の相手に朝倉海を抜擢。朝倉「勝つチャンスはある」【8・18 RIZIN.18】

2019.07.09 Vol.Web Original

堀口は異例のノーコメント
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.18」(8月18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 参戦が発表されていたRIZINバンタム級、ベラトールバンタム級王者の堀口恭司がメーンで朝倉海を迎え撃つこととなった。

「RIZIN.17」で朝倉未来がメーンで矢地祐介と対戦することから、朝倉兄弟が2大会連続でメーンに出場することとなった。

 朝倉は4月の「RIZIN.15」で佐々木憂流迦と対戦予定だったが、佐々木が内臓疾患でドクターストップがかかり対戦が流れていた。

 この日の会見には朝倉のみが出席。「今回堀口選手との試合を組んでいただき光栄に思います。ツイッターで挑戦表明したとき、たくさんのコメントがあり、“お前じゃ早い”“お前じゃ勝てない”という声がありました。堀口選手との実績を比べたらしょうがないけど、RIZINに出始めた時からチャンピオンになることを目標にやってきて、世界のトップになるためやってきたので、目の前にトップの選手がいるなら迷わず受けます。堀口選手の強さは分かっているが、勝つチャンスはあると思う。地元で全てをかけて、俺が試合で証明し、結果で見せるので俺の戦いを見にきてください。みなさんご存知の通り、堀口選手はなんでもできる。打撃も強いし、組みもできてレスリングも寝技も全部できて穴は少ないですが、試合を見ているとクセやパターンは見えてきたので、そこに合わせていきたい」などと決意を語った。

 会見に欠席した選手は大概、主催者を通じてコメントを発表するのだが、この日の会見では堀口のコメントはなし。フロリダに拠点を置く堀口がカード発表会見に姿を現さないのはルーティンなのだが、コメントを出さないのは異例のこと。

朝倉未来と対戦の矢地祐介が2ショットも拒否して帰宅【7・28 RIZIN.17】

2019.07.09 Vol.Web Original

矢地はいつもの“ヤッチくんポーズ“もなし
 RIZINが7月8日、都内で会見を開き「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメーンで対戦する矢地祐介と朝倉未来が登壇した。

 2人は「RIZIN.16」のリング上での対戦発表時のやり取りを皮切りに雑誌でのインタビュー、SNS上、5日に配信された「RIZIN CONFESSIONS」と静かに舌戦を繰り広げていたことから、この日の対面に注目が集まっていた。

 最近ではYouTuberとしても活躍中の朝倉が「ごきげんよう。陰キャの朝倉です。相手は空気読む、読まないとか、わけ分からないことを言ってるけど、空気を読んでも読まなくても、俺とやれば盛り上がるんで、足を運んで、覚悟を見てくれればうれしいです」と挨拶。

 対して矢地は「KAMIOGEでもCONFESSIONでも散々話してきたので、特に言うことはないっすね。しっかり相手を叩き潰して結果を出すだけだと思います。応援よろしくお願いします」と言葉少な。

 矢地はこの日はサングラス姿で登場。いつもの笑顔もなければ“ヤッチくんポーズ“もなし。質疑応答でも「今はもう喋ることも、喋れることもないですかね」とそっけない。髪の毛について質問が飛んだときも無言を貫くなど、終始ピリピリムード。試合後のツーショット撮影も拒否し早々に引き揚げた。

ハム・ソヒvs前澤智の現王者同士の対戦が決定【7・28 RIZIN】

2019.06.22 Vol.Web Original

前澤は「勝って有名になって彼氏募集」画策
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードが6月21日発表された。

 現ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒと現DEEP JEWELSアトム級王者の前澤智が対戦する。

 ソヒは6月2日に開催された「RIZIN.16」のリング上からRIZIN参戦をアピールしていた。

 前澤は昨年末に黒部三奈を破り王座を獲得。今年3月には浅倉カンナに判定で敗れてしまったが、今回、その黒星を挽回してもあまりあるビッグチャンスが巡ってきた。

 ソヒは主催者を通じ「皆さん、こんにちハム・ソヒです。今回の対戦相手が自分がベルトを持っていたDEEP JEWELSの現在のチャンピオンである前澤智選手になり非常にワクワクしてます。前澤選手は黒部三奈選手にも勝っているだけに決して侮れません。ただ、RIZIN初戦で私の強さを見せられる最高の相手です。RIZIN神戸大会で浜崎朱加選手と激闘したジン・ユ・フレイ選手をKOした得意の打撃を披露します」。

 一方の前澤は「DEEP JEWELSアトム級現チャンピオンの前澤智です。このようなチャンスをくださったRIZIN 関係者様、DEEPJEWELS関係者の皆様、ありがとうございます。今回、格闘技人生を賭けて最高で最強のハム・ソヒ選手と戦います。これまでROAD FCを含め対韓国人選手の試合に関して負けたことがありません。勝って有名になって彼氏募集します」とコメントした。

“彼氏獲り”については昨年、黒部が参戦時に「勝ったら彼氏を紹介して」とRIZINの榊原信行CEOに要求したものの、浜崎朱加に敗れ、その作戦は水泡に帰した。果たして前澤は今回、勝利を収め、彼氏ゲットにこぎつけられるのだろうか。

 この日は合わせて「ホベルト・サトシ・ソウザvs廣田瑞人」「ジェイク・ヒューンvsビタリー・シュメトフ」の2試合も発表された。

堀口恭司がBellatorバンタム級王座獲得の快挙【6・14 Bellator】

2019.06.15 Vol.Web Original

北米のメジャー団体で男子の日本人では初のベルト
 RIZINバンタム級王者の堀口恭司が「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)でダリオン・コールドウェルの持つBellatorバンタム級王座に挑戦。3-0の判定で勝利を収め、2冠王に輝いた。

 男子の日本人選手が北米のメジャータイトルを獲得するのは初めての快挙となった。

 試合は堀口の打撃とコールドウェルのタックルという構図。

 1Rからコールドウェルがタックルからケージに堀口を押し込みテイクダウンを狙う。しかし堀口は尻はつくものの、ケージに背をつけ座る体勢をキープし、テイクダウンは許さない。

 コールドウェルは左腕で堀口の背中越しに左腕を取って、空いた顔面にヒジを打ち込むなど時折攻撃は見せたものの、胴でクラッチし引き込んでテイクダウンを狙う動きに終始。堀口はシッティングのままパンチをこつこつと打ち込んでいく。

 2Rも1R同様、テイクダウンを取れないコールドウェルに立てない堀口という展開に。攻め手を欠くコールドウェルを見かねたレフェリーからラウンド終了間際にはブレイクがかかる。

MSG初登場のRENAが無念の一本負け【6・14 Bellator】

2019.06.15 Vol.Web Original

リンジーがスリーパーホールドで絞め落とす
「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)でシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAが日本人の女子格闘家として初めてマディソン・スクエア・ガーデンに出場した。

 RENAはアメリカのリンジー・ヴァンザントと対戦し、1R、スリーパーホールドで一本負けを喫した。

 RENAは初めてのMSGのケージに足を踏み入れるとやや緊張があったか、日本のリングとは違い小さな笑顔。コール時のシュートポーズの時も笑顔を見せたものの、全体的に緊張感が漂った。

 ゴングが鳴ると、RENAがセンターを取りリンジーがその周りをサークリング。RENAはローで牽制しながら距離を詰め、前蹴りを出すが、リンジーはその蹴り足をキャッチしテイクダウン。ここはすぐに立ち上がったRENA。リンジーはクラッチを離さずケージに押し込んで、なおもテイクダウンを狙うが、ケージを背にしたRENAは冷静に対応し、ここは離れて打撃の展開に。

堀口恭司とRENAが無事計量をクリア【6・14 Bellator】

2019.06.14 Vol.Web Original

堀口2冠なるか!?
「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)に出場するRIZINバンタム級王者の堀口恭司とシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAが6月13日、公開計量に臨み、それぞれ規定体重をクリア。順調な仕上がりを見せた。

 堀口は昨年大晦日の「RIZIN.14」で初代バンタム級王座をかけて戦ったダリオン・コールドウェルと対戦する。今回は堀口がコールドウェルが持つBellatorバンタム級王座に挑戦する。

 前回の対戦では堀口はテイクダウン能力に勝るコールドウェルにあえて攻めさせ、スタミナが切れたところでフロントチョークで一本勝ちを収めた。

 今回は舞台がケージに替わり、なおかつアウェーでの戦いと条件が一変する。コールドウェルもベルトの流出だけは避けたいところで、前回を越えるシビアな戦いが見られそうだ。

メイウェザーが改めて日本でのカジノビジネスに本腰

2019.06.13 Vol.Web Original

TMT JAPAN設立。代表取締役に故園田博之衆議院議員の公設秘書、大柴哲氏
 昨年大晦日にRIZINのリングで那須川天心とエキシビションマッチを行ったフロイド・メイウェザーが突如来日し、6月12日、都内で会見を開いた。

 この日の会見ではTMT JAPANが設立され、今後、日本でTMTのブランドのもと、アパレル、ホテル事業、不動産事業、飲食事業といったカジノに関係するビジネスを展開していくことが発表された。

 TMT JAPANはメイウェザーのブランドであるTMTの日本法人。代表取締役に「IR議連」の副会長を務め、昨年11月に亡くなった園田博之衆議院議員の公設秘書を務めていた大柴哲氏が就任した。

 TMT JAPANが手がけるビジネスの中には同社が主催する格闘技イベントも含まれている。

 メイウェザー本人はすでに引退しているということから正式な試合をすることはないが、昨年大晦日の那須川天心戦のようなエキシビションマッチは行っていく意向のよう。

 この日の会見ではメイウェザー自身は「何カ所かと打ち合わせしたが、まだカードは決まっていない。交渉している段階」と話すにとどまったが、会見の司会を務めた、元K-1プロデューサーで現巌流島プロデューサーの谷川貞治氏によると、外国人選手と日本人選手と交渉中で「誰もが知っている選手」という。ボクサーについては引退しない限りは不可能で、噂に上っているマニー・パッキャオや村田諒太の線はなく、「候補に上がっているのはキックボクサーとMMAファイター」。

RIZINがオフィシャルショップオープン。一日店長の浜崎朱加が新グッズ「朱加はっぴ」作って!

2019.06.07 Vol.Web Original

RIZIN OFFICIAL SHOPが六本木にオープン
 RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加が6月7日、東京・六本木にプレオープンしたRIZIN OFFICIAL SHOPの一日店長を務めた。

 この日はRIZINのエプロンを着けた浜崎の「いらっしゃいませ~」の挨拶で、待ちかねたファンたちがどっと店内へ。

 店内にはキャップ、Tシャツ、タオルといった会場でもおなじみのグッズはもちろんなのだが、この日は堀口恭司のバンタム級と浜崎の女子スーパーアトム級のベルトの現物を展示。また選手のサイン入りのポスターかサイン入りCDが当たる3000円のガチャ、そして那須川天心と堀口恭司のオフィシャルショップ限定のTシャツが並べられた。

那須川天心が3ダウン奪う余裕のKO勝ちでISKA王座獲得【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

ドロップキックも繰り出す
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でISKA世界フェザー級タイトルマッチに臨んだ那須川天心がマーティン・ブランコを2Rに3回のダウンを奪う圧勝KOで破り、ベルトを獲得した。

 那須川は当初、ISKA世界フェザー級タイトルマッチでアメッド・フェラージとの対戦が予定されていたのだが、フェラージがまさかの“敵前逃亡”。

 直前になってブランコとのタイトル戦となった。

 試合は1Rこそ仕留められなかったものの、2R、左フックから左ミドルをボディーに叩き込み最初のダウンを奪う。なんとか立ち上がったブランコだったが、那須川がボディーに左ひざを叩き込むとブランコは必死のクリンチでしのぐが那須川が振りほどくとそのまま崩れるようにダウン。

 ここでもなんとか立ち上がったブランコに那須川がパンチの連打を浴びせ3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。1度目のダウンの後にドロップキックを繰り出すほどの余裕の勝利だった。

初防衛の浜崎朱加が山本美憂に警戒感【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

序盤はフレイの打撃に苦戦
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加が初防衛戦に臨み、ジン・ユ・フレイに判定勝ちを収め初防衛戦に成功した。

 フレイはかつて浜崎が巻いたInvicta FC世界アトム級の現王者で“最強の挑戦者”ともいえる難敵。

 1Rから打撃における距離、主導権の奪い合いが展開される。

 浜崎は打撃で勝負に出るが、フレイは強烈な左ロー。浜崎の右のパンチに合わせたフレイのクロスを被弾した浜崎の唇がはれる。

 手数では負けていない浜崎の左フックがフレイの顔面をとらえる場面もあったが、フレイの打撃はパワフル。2Rには浜崎の左にフレイがカウンターの左フックをクリーンヒット。そしてフレイの左ローで浜崎の右足は徐々に赤くはれダメージが蓄積されてくる。

Copyrighted Image