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那須川天心「世界中を巻き込んだ試合をしていきたい」【6・2 RIZIN】

2019.05.01 Vol.Web Original

連続参戦でISKA王座に挑戦
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の第一弾カード発表会見が5月1日、東京都内で開催された。

 那須川天心が4月大会に続き連続参戦し、ISKAの王座に挑戦するタイトルマッチに出場する。

 対戦相手については現在RIZIN側がISKAと交渉中で、キックボクシングフリースタイル王者のアメッド・フェラージかK-1ルール王者のヤンヌ・グセフになる見込み。こちらについては決まり次第発表される。

 那須川は現在ISKAオリエンタルルール世界バンタム級とRISEバンタム級の2冠を保持。今回の試合に勝てば3冠王者となる。

 今回、那須川にこのカードを用意したことについてRIZINの榊原信行CEOは「那須川は誰と戦っても“かませ犬では”と言われるほどの飛びぬけた実力のある選手。7月にRISEがある中で、世界タイトルという勝負論のきっちりある試合を用意することができたので、チャレンジャーとして世界タイトルに挑むという、このテーマをクリアしてほしい」などと話した。

 那須川は「連戦になるがしっかりと勝ってRISEのトーナメントにつなげたいという気持ちがある。ダメージなくサクッと勝ちたい。初めての関西の興行をしっかり盛り上げて、しっかり勝ちたい」などと話した。ルールが不確定なことについては「どちらでも対応できる」と相変わらず意に介してはいないよう。

 この日から新元号となったが「令和になったからといって変わることはないが、とにかく毎試合大きな試合をやりたい。格闘技界だけではなく、スポーツ界、日本中、世界中を巻き込んだ試合をどんどんしていきたい」などと話した。

 那須川が出場する「RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA」は7月21日にエディオンアリーナ大阪で開催される。

女子スーパーアトム級の待望の一戦「浅倉カンナvs山本美憂」ついに実現【6・2 RIZIN】

2019.05.01 Vol.Web Original

カンナ「タックル取る」、美憂「残されている時間はそんなに長くない」
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の第一弾カード発表会見が5月1日、東京都内で開催された。

 女子スーパーアトム級の待望の一戦といっても過言ではない「浅倉カンナvs山本美憂」の対戦が発表された。

 同大会では昨年大晦日に浅倉を破り初代女子スーパーアトム級王者となった浜崎朱加の初防衛戦が開催される。この一戦は今後のタイトル戦線に大きな影響を及ぼすことになる重要な意味を持つものとなる。

 浅倉はこの日の会見では「初の関西でのRIZINに出場できてうれしく思う。美憂さんはレスリングの頃からあこがれの選手だったが全力で勝ちにいく。この間、DEEP JEWELSで勝つことができたので、次はRIZINで復活することができれば」と話した。

 そして美憂と比べて上回っているところを問われると「レスリング力、パワーでは美憂さんのほうが上」としつつも「MMAで戦えば勝てると思う。しっかり作戦を練って臨みたい。タックル取ります!」と力強く宣言した。

 一方の美憂はRIZINを通じて「私にはアスリートとして残されている時間はそんなに長くはありません。まだMMAでは新人ですが1試合1試合、意味のある試合をしていきたいと思います。今回の試合は私にとってとても重要な試合になります」などとコメントした。

RENAが復帰戦振り返り「スタミナは大丈夫です!」【髙田横粂の世相談義】

2019.04.23 Vol.Web Original

フランソワとリングで向き合い「あっシューズ履いてる!」とびっくり
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で復活の勝利を挙げたRENAが翌22日、RIZINの解説を務めた髙田延彦氏がMCを務める「髙田横粂の世相談義」に出演。前日の試合を振り返った。

 番組ではともにMCを務める横粂勝仁氏と3人で試合映像を見ながら、自分で自分の試合を“生解説”。

 入場シーンでは「久しぶりに戦えたことがすごくうれしくて、それがなんか楽しかった。試合中も“これできた、これやられた”みたいな感じで楽しくなっちゃった。でも久しぶりなので疲れました。腕もパンパンになりました」と話す。

 試合展開については「プランというプランは正直なかった。打撃でも寝技でもどちらになってもやれる自信はあった。打撃で倒せればベストだが試したいこともあったので、展開に任せようと思っていた」と話した。

 対戦相手のサマンサ・ジャン=フランソワがシューズを履いてきたことについては「リングで向き合った時に“あっシューズ履いてる!”って思った。これ事前に教えてくれないの?って(笑)」とその時の心境を語る。

 高田氏がグラウンドの展開が続く中でRENAもアームロックを狙うなど、積極的にフランソワの寝技につきあっていたことを指摘すると「9:1だと言い過ぎですが、8:2でほぼ寝技の練習をしていた。浜崎さんとも週4~5で練習していた」と試合前から積極的にグラウンドの練習をしてきたことを明かした。そして「寝技の対応は練習の成果が出た。今までここまで寝技の攻防をしたことはなかった。返し返され、いつもと逆で面白かった。自分のパターンが分かってきた。相手が何をするかによって自分がどう動くかに迷いがなくなった」などと練習の成果が試合で着実に出せたことに手ごたえを感じたよう。

 1ラウンド終了時点では「1ラウンドは取られるタイプなんです。あ~あ1R取られちゃった、という感じだった」と特に慌てたこともなかったようなのだが、中継で頻繁に流れるRIZINのエグゼクティブオーガナイザーを務めるGACKTの「両選手ともスタミナがない」発言には「スタミナは大丈夫です(笑)。私、後半強いタイプなんですけど。フランソワ選手の試合も見たことあるのかな?(笑)」と答える場面もあった。

緊急参戦の村田夏南子が実力差見せつけ一本勝ち【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

電光石火の肩固めをがっちり
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で緊急出場となった村田夏南子がメキシコの サライ・オロスコと対戦した。

 村田は1Rからレスリング仕込みのタックルで難なくテイクダウンに成功。フロントチョークの体勢から腕を巻き込み三角締めで極めにかかる。潜ってスタンドに戻すオロスコだが、村田のプレッシャーは強烈で再度のフロントチョークをしのぐのに精いっぱい。オロスコは1R終盤に一瞬反撃を見せたが、村田はすぐにポジションを取り返す。

 2Rも早々にタックルでテイクダウンに成功する村田。最後は組み付いた村田が大きくリフトするとオロスコがフロントチョークを取りかける。村田はこれを冷静にさばき、リング中央でテイクダウン。上のポジションを奪うと電光石火の肩固めをがっちりと極めオロスコを絞め落とした。

 村田は試合後の会見でフィニッシュの前の展開について「しょうもない試合をしているなと思い、ここで持ち上げててぐるぐる回せば会場が沸くかと思ったらギロチンが入りかけて“やばい”と思って、これで、一気にバンていったら極まってしまうなと思った。うまくさばけて、よかった」などと振り返った。

 今後については「INVICTAで6月に試合が決まっていると聞いたので、そこに向けてまず体も心も作り上げていきたい」と話した。

朝倉未来がライト級をやめて68kgでのトーナメント開催を提案【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

ソウザが北岡にKO勝ち
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で今夏から開催予定のライト級グランプリを見据えた試合が行われた。

 昨年大晦日に川尻達也に勝利を収めた北岡悟と柔術の世界大会で数々の優勝経験を持つホベルト・サトシ・ソウザが対戦。ソウザが2RKOで勝利を収めた。

 ソウザは柔術の世界大会で数々の優勝経験を持ち、北岡も日本を代表するグラップリング技術を持つ。高度なグラウンドの技術を持つ2人だが、試合は打撃の攻防が目立つ展開となった。

 1R、北岡は左右のパンチを振って前へ。バックステップでかわしたソウザは右ハイキック。北岡はそのタイミングで組み付くとソウザは逆にコーナーへ押し込みテイクダウンを狙うが、北岡はスタンドでフロントチョークの体勢に。しかしソウザは引き込みながら脱出。離れたところでソウザの左目尻から出血があり、ドクターチェックが入る。

 再開後、北岡がロープ際で組み付くとソウザは引き込みフロントチョーク。しかし北岡は脱出。再びスタンドの攻防に。北岡の左右のパンチがヒットするも、ソウザは左ジャブの連打と一歩も引かない。

 2Rは北岡がパンチの連打から組み付き、ソウザが引き込むと北岡はサイドポジションを取ることに成功。ここで一連の流れの中でソウザが放った右のジャブで今度は北岡の左目尻から出血。ドクターチェックが入る。北岡にとっては大きなチャンスとなるポジションだったのだが、再開はスタンド状態から。

 再開後、足を取り合う展開から今度はソウザがバックを奪いスリーパーを狙うが、ここは北岡がしのぐ。ソウザは続けて腕を狙うが、ここも北岡が脱出。

 最後はスタンドの打撃の展開になると、北岡がロープに詰めるが逆にロープを背負ったソウザがパンチの連打。北岡は腰が落ちかけるが、踏みとどまると、ソウザはなおも連打を浴びせると北岡は後ろに吹っ飛ぶ形でダウン。ソウザが追撃を狙ったところでレフェリーが割って入り試合を止めた。

復帰戦で判定勝利のRENA「試合前なのに泣きそうになった」【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

グラウンドでアームロック、腕十字を狙うも一本はならず
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で昨年大晦日に自らの計量失敗で試合を流してしまったRENAが復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。

 対戦相手は大晦日に対戦予定だったサマンサ・ジャン=フランソワ。仕切り直しの一戦となった。

 フランソワはRENAの打撃を恐れることなく距離を詰めて組み付き、テイクダウンを奪う。RENAは立ち上がりバックを取られた体勢からフランソワの左腕をからめとりアームロックでグラウンドに引き込み、下から腕を極めにかかる。

 フランソワがしのぎ切って立ち上がる。そこからRENAが強引に首投げでテイクダウンを狙うが投げ切れずフランソワにバックを許してしまう。スリーパーを狙うフランソワ。4の字ロックもがっちり決まり絶体絶命のピンチを迎えたRENAだが腕を取ってしのぐうちにゴングが鳴る。

 2RもRENAのパンチをもらいながらもひるまず組み付くフランソワはテイクダウンに成功し上を取るがRENAは下から腕十字を狙う。リフトしてたたきつけ脱出を図るフランソワだったがRENAは離さない。極まらないとみたRENAは離れ、立ち上がるとグラウンドのフランソワにパウンドで飛び込む。

 スタンドに戻り、フランソワが再度テイクダウンに成功するが勢い余り、RENAが上のポジションに。マウントをキープしパウンド、ヒジを落とし続ける。嫌がり背中を向けたフランソワの右腕を再度十字に取りに行くがフランソワはしっかりクラッチし極めさせない。

 3RはRENAが打撃で先制もすぐにフランソワが組み付き、首投げに行くが投げ切れずRENAがマウント。しかしフランソワはその体勢から足を効かせ不利な体勢を挽回。目まぐるしい攻防の中スタンドに戻ると、RENAが前蹴りを連発。嫌がるフランソワはタックルに行くが、がぶったRENAは上四方から頭部にヒザを叩き込むがフランソワはここでも立ち上がり脱出。RENAはなおも前蹴りを放つがゴング。ジャッジ3者ともRENAを支持し、3-0で判定勝利を収めた。

大雅がまさかの逆転KO負け【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

1Rにダウン奪うも2Rに3度のダウン奪われる
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の第1試合に元K-1スーパー・フェザー級王者の大雅が出場。ブラジルのタリソン・ゴメス・フェレイラと対戦し、2R、逆転のTKO負けを喫した。

 大雅はK-1離脱後、勝利がない。今回は「気持ちの面から変えて試合をしてみようと思う」と決意の出陣だった。

 大雅は入場の花道で自らに気合を入れるように雄叫びをあげる。前々日会見で「気合を出して1Rからガンガン行く」との言葉通り、1R序盤から積極的に仕掛け、ラウンド終盤にはフェレイラの右のパンチに合わせ左のヒザをボディーにめり込ませ、ダウンを奪う。

 ゴングに助けられたもののフェレイラのダメージは明白で大雅の約2年ぶりの勝利を会場のみんなが確信した。しかし2R、大雅の右のパンチにフェレイラが大振りの右フックを合わせると、まともに食らった大雅がダウン。一瞬、目が泳いだ大雅だったが、立ち上がりファイティングポーズをとる。しかしまたも大振りの右フックを食らい、2度目のダウン。それでも立ち上がり、フェレイラに向かう大雅だったが、飛びヒザを撃ち落とされスリップダウンを喫するなどダメージは大きく、最後はフェレイラが放った左ストレートがカウンターの形となり3度目のダウン。大雅はスリップダウンを主張するが、レフェリーはダウンと判断。1Rに3度のダウンを喫し、TKO負けとなった。

 大雅は試合後の会見で「倒された。それだけ。今後のことは本当にゆっくり考えたい。1Rでいけると思ってしまって、そこで隙が生まれた」などと肩を落とした。

 カード発表会見で「勝って天心選手と戦いたい」と語った大雅だったがその目標はまた大きく遠のいた。

渡辺華奈がハバに勝利も試合後に顔面破壊で病院直行【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

フィニッシュできずも最後は一方的に殴り続け判定勝ち
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた渡辺華奈vsヤスティナ・ハバの一戦は3-0の判定で渡辺が勝利を収めた。

 渡辺は1R序盤、打撃で勝負に出るがハバの強烈な右フックを食らってしまう。ローとミドルでハバの前進を止めにかかるが、ハバはミドルをキャッチしてパンチを放つ。しかし渡辺はここで組み付くとコーナーに押し込み、内股で投げテイクダウンを奪う。コーナー際の悪いポジションではあったがサイドからマウントに移行。左足が抜けない不完全化形ながらマウントを奪いパウンドの連打。終了間際には肩固めを狙うがゴングでフィニッシュには至らない。

 2Rも渡辺はハバのパンチを食らいながらも組み付いて、足払いでテイクダウンに成功すると、下から腕と首を固めに行く。しのいでスタンドに戻したハバは今度は大振りの右フックをヒット。渡辺はここも強引に組み付いて投げを狙うが、ハバがしのいでテイクダウンはならず。直前のフックで渡辺が鼻血を噴き出し、ドクターチェックが入る。再開後もハバのパンチが渡辺にヒット。下がる渡辺にハバは追撃のパンチを放つが追い込めきれずゴングとなる。

 3Rもハバの右フックが渡辺を襲う。最初こそ入りにくそうだった渡辺だが、意を決して踏み込み組み付くと腕を取って投げに行くがここもハバがしのぎグラウンドにはいかせない。しかし不完全ながらバックを奪った渡辺は後方からパンチの連打。ハバもバックを取られながらもヒジを放ち反撃。しかし渡辺はそれを食らいながらも徐々に有利な体勢に持ち込みながらパンチとヒジを打ち続ける。右足が抜けず、次の動きに持っていくことはできなかったが、ガードの隙間からのパンチも交え一方的に殴り続けたまま試合終了のゴングが鳴った。

堀口恭司 元UFC戦士に1RKO勝ち。そして6月にMSG登場【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

大晦日に勝ったコールドウェルと再戦
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で初代バンタム級王者の堀口恭司が元UFCファイターのベン・ウィンと対戦。1R2分53秒でKO勝ちを収めた。

 ウィンは試合開始早々にプレッシャーをかけ堀口を詰めるが、堀口は組み止めるとロープに押し込み投げ気味にテイクダウンを狙うがすっぽ抜け、ウィンがバックを取り、背中に乗りスリーパーを狙う。しかし堀口は慌てることなく振りほどく。今度は堀口がパンチから組み付き押し込む。

 攻め手に欠き離れると再び打撃の展開に。ここで堀口は左のフックをクリーンヒット、ぐらつくウィンに右フックで追撃するとウィンはヒザをつきダウン。コーナーに逃げるが堀口が追いかけパンチの連打で追撃するとレフェリーが試合を止めた。

 試合後のリングにRIZINの榊原信行実行委員長が上がり堀口が6月14日に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われる「Bellator」の大会で大晦日に対戦したダリオン・コールドウェルと再戦することを発表した。この試合にはコールドウェルの持つベルトがかけられる。

 堀口は試合後の会見で「自分の距離をつくらせないようプレッシャーかけてきたので、すごいやりづらいとは思いました。自分の距離をつくらせないようプレッシャーかけてきたので、すごいやりづらいとは思いました」などと試合を振り返った。

 6月のコールドウェル戦については「しっかりと、むこうのベルトを獲ってきたい。自信はある。(MSG出の試合については)行ったこともないし、どこでやろうと自分の中では関係ない。しっかり倒すということだけ」と話した。

那須川天心がパッキャオの推薦選手を返り討ち【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

3Rに2ぢにダウンを奪いTKO
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で那須川天心がボクシングの6階級王者であるマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビアグタンと対戦。3R1分24秒、2度のダウンを奪い、レフェリーストップによるTKOで勝利を収めた。

 ビアグタンは前々日会見から「天心は僕のアイドル」と公言し、前日計量では記念写真的な構図で収まる。パッキャオの推薦を受けたことにも「神様が与えてくれたチャンス」と話し笑顔を見せるなど「いい人感」丸出しだったが、試合になると天心の打撃にも臆することなく真っ向勝負を挑む。強烈なパンチを被弾しぐらついてもすぐに反撃するなど打たれ強さと強靭な精神力を見せた。しかし天心は3R、パンチの連打からヒザ蹴り。そして左ストレートで最初のダウンを奪う。立ち上がったビアグタンはなおも天心に向かっていくが、天心はここで一気にパンチの連打で畳みかけ、2度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

プロハースカが初代ライトヘビー級王座獲得【4・21 RIZIN】

2019.04.22 Vol.Web Original

3年前のリベンジ果たす
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」でイリー・プロハースカがキング・モーを3R3分2秒、TKOで破り初代王者に輝いた。

 2人は2015年大晦日に行われたヘビー級GPの決勝で対戦し、その時はモーがKOで勝利を収めている。

 試合は1Rは互いの距離を確かめ合う展開となったが2Rになるとモーはタックルを仕掛け、テイクダウンを狙っていく。しかしプロハースカはそれを許さず、打撃で反撃。飛びヒザを狙うが決定的なダメージは与えられない。

 3Rも打撃を主体に攻め込むプロハースカにモーがタックルを仕掛けていくが、やはりテイクダウンを奪うには至らず徐々にスタミナを削られていく。モーの動きが鈍ったところで、最後はプロハースカは左ジャブの連打から左右のフック、右アッパーとパンチをまとめダウンを奪う。プロハースカがパウンドにいったところでレフェリーが試合を止めた。

 プロハースカはリベンジを果たし、初代ライトヘビー級王座を獲得した。

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