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前日計量で渡辺華奈がフライパン捻じ曲げる【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

髙田延彦が「ファンの皆さんを代表して“RIZINありがとう”」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前日計量が20日、都内で開催された。

 全選手が規定体重をクリア。全12試合が無事、行われることとなった。

 冒頭、昨年までRIZINの統括本部長を務めていた髙田延彦が計量の立会人として登場。

「大晦日から4カ月空いて、結構待たされた。ファンの皆さんもそうじゃないですか? 早くRIZINを見たいなと、枯渇状態だったはず。明日、待ちに待ったイベントに会える。その空気感を感じて幸せに思っています。これだけ素晴らしい、勝負論が濃厚に詰まったカードを12試合そろえたことにまず、ファンの皆さんを代表してお礼を申し上げたい。“RIZINありがとう”」と統括本部長を離れた「髙田延彦」として榊原信行実行委員長をはじめとしたRIZINのスタッフに言葉をかけた。

 そして選手たちには「明日は12枚の勝負論が詰まっている。私は勝負論にこだわるので楽しみ。明日は勝つか、あるいは勝てなかったけれど最高のベストパフォーマンスができるかで、その後から評価がガラッと変わる。それがみなさんのこれからの価値、人生を変えていく。大事なつぶしあいになると思う。言われなくても分かっていると思うが、明日は一人ひとりが主役ですから、チーム、家族、おのれ、ファンのために、苦しい思いをして作ってきた自分自身をすべて出してほしい」などと檄を飛ばした。

五輪金メダリストの松本薫さんが渡辺華奈に謎のアドバイス【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

渡辺が「ハバはメンタルに波がない」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 昨年大晦日に続いて連続参戦する渡辺華奈はスペシャルワンマッチで同じく昨年大晦日に真珠・野沢オークレアを絞め落としたポーランドの現役軍人ヤスティナ・ハバと対戦する。

 渡辺はハバについて「寝ても立ってもどちらもできて、しっかりフィニッシュする力のある選手。現役の軍人ということなので、精神力が強くてメンタルに波のない選手なんじゃないかと思っている」と話した。

「メンタルに波がない」ということについては「試合中に限らず、その前後も特に表情が乱れるところが感じられなかった」と話し、自らも「メンタルに波がない」ということから非情な潰し合いといった風情の戦いが展開されそうだ。

 渡辺は先日、柔道時代の先輩で今年2月に引退を発表した五輪金メダリストの松本薫さんと久しぶりに再会したことをSNSで明かしていたのだが、「久しぶりに会って昔話ができてパワーをもらった(笑)。偉大な人だと思った。“第六感を呼び覚ます”というアドバイスをもらった。呼び覚ませそうです(笑)」と笑顔を見せた。

 そして「ベルトを作ってもらってチャンピオンになりたいというのが目標。それに向けていろいろな選手とやっていきたい」とこの日もベルトの新設をアピールした。

那須川天心がパッキャオに「“キックおもしれーじゃん”と思わせたい」【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

天心は「一瞬で倒せたらいい。全局面で圧倒できれば」と改めて瞬殺予告
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 ボクシング6階級王者のマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビアグタンと対戦する那須川天心は「コンディションはバッチリで。体重も問題ないです」と話した。相手については「パンチをバンバンふってきてアグレッシブな印象。フィリピンの選手は強いので何があるか分からない」と警戒しながらも「ここでつまずいていたら自分のメーンの7月のRISE大阪大会でも勝てないと思うので、一瞬で倒せたらいい。相手は接近戦だったり、打ち合いが得意なタイプだと思う。リスクを取る必要はないので、自分の安全な位置で戦ってチャンスがあればどんどん仕掛けたい。触らせたくはないし、ダメージも負いたくない。すべてをコントロールして全局面で圧倒できれば」と公開練習同様、瞬殺を予告した。

 今大会にはパッキャオも来場するのだが「試合が終わったら話したい。“キックおもしれーじゃん”と思わせたい。どんなトレーニングしてるのか気になるし、自分をどう評価してくれているのか気になる。まさかパッキャオ選手が自分のことを知ってくれるとは思っていなかった」と話した。

 また試合のスケジュールが過密な中でもDDTの路上プロレス、abemaTVの「那須川に勝ったら1000万円」といったさまざまな企画にも挑戦しているのだが「忙しいと言えば忙しいが、いろんなことがあるからこそいろんな発見があったり、チャレンジできたりするんじゃないかなと思う。ただずっと格闘技、キックだけに集中することはなかなかできない。いろいろなことをしながらいろいろなことを吸収することが一番成長につながるのではないかと思う。これまでにそれで試合に支障が出たことはないので、このスタイルはあっているんじゃないかと思う。プロレスも、ああいう表現力だったり、狭いところでプロレスやったりとかすごい。考えられないですよね。そういう考えられないことをどんどんやりたい」などと話した。

2年ぶり参戦の伊藤盛一郎「打撃でも寝技でも電光石火。瞬き厳禁」とアピール【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

「ここで負けたらRIZINのフライ級がなくなってしまう」と危機感
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 2年ぶりのRIZIN参戦となる元ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎が「練習でもケガなくこれた。みんなが心配しているケガという部分は問題ない。今までで一番いい状態で試合を迎えられると思う」と仕上がりの良さをアピールした。

 伊藤は2016年の年末の大会でRIZINデビューの予定だったが直前のケガで欠場。仕切り直しとなった翌年の才賀紀左衛門戦で勝利を収めたものの、次戦もケガで欠場と重なる不運に泣いてきた。

 今回の参戦にあたっては「今まで鼻が折れすぎて、前回のZSTの試合ではケガにビビッて今までの自分の動きができていなかった」ことから「最後は勇気。ここまでこれたんだからあとは自信をもって当日にすべてを出すだけ」と師匠の勝村周一朗に言われたという。

 対戦相手のマネル・ケイプについては「今までで一番の強豪。打撃はもちろん、MMAがうまい選手。打撃ではカウンターがうまい」などと警戒。しかし「格闘技を始めて、柔道を入れたら10年、MMAを始めて8年の集大成を地元の横浜で見せたい。瞬き厳禁。打撃でも寝技でも電光石火の伊藤盛一郎なんで楽しみにしてほしい」と勝利を誓った。

 またRIZINの榊原信行実行委員長が「フライ級にもスターが欲しい」という発言をしているのだがこれについては伊藤は「RIZINのフライ級を背負うのは自分しかいない。ここで負けたらRIZINのフライ級がなくなってしまう。この試合はすごく大事な試合になる。しっかり結果を出したい」などと強い決意を見せた。

堀口「格闘技なんでしっかり決める」ウィン「ヘビー級のような爆発的な試合をしたい」【4・21 RIZIN】

2019.04.20 Vol.Web Original

「格闘技界を盛り上げられるなら」とYOUTUBERに
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 昨年の大晦日に初代RIZINバンタム級王座獲得後の初戦となる堀口恭司は「コンディションはばっちり。格闘技なんでしっかり決める、盛り上がる試合をしたい」と話した。

 対戦相手のベン・ウィンについては亡き二瓶弘宇氏の息子である二瓶孔宇氏との練習で対策済みで「セコンドにもついてくれる。シミュレーションもしてくれた。相手のイメージはできている」などと話した。

 最近YOUTUBERになった堀口なのだが「自分がクレイジービー時代にコーチをしていた時にユーチューバー関係の会社の人がたまたま練習生で来ていて、そういうつながりから勧められて、格闘技界を盛り上げられるならとやってみようと思った」とのこと。

「アメリカでやっと免許も取れたので車を買ってどこかに釣りに行きたい」とのことで今後は釣り関係の映像もアップされそうだ。

復帰戦のRENA「順調にいきすぎて逆に怖い」【4・21 RIZIN】

2019.04.19 Vol.Web Original

海外挑戦へ試金石となる一戦
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 昨年大晦日に自らの計量の失敗で試合が中止となり、復帰戦となるRENAが「順調にいきすぎて逆に怖いというか。ケガもなくいい感じに持ってこれた」と今回は順調な仕上がりであることをアピールした。

 そして「年末は私のせいで対戦が流れてしまって皆さんに迷惑をかけてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいだが、オファーを頂き、サマンサ選手が受けてくれたことにも感謝したい。12月からの4カ月は成長できた4カ月。前回よりはるかに強くなっているので、そこを見せられたら」と話した。

 この4カ月については「このまま辞めるわけにはいかないという気持ちが強くて、1週間前にオファーが来ても大丈夫なように体づくりをしてきた。こんなに早くオファーをもらえるとは思っていなかったが、それに対応できる練習は常にしていたので、平成のうちにこういう試合を組んでくれて感謝している」とし、今回の試合のテーマを問われると「謝罪と感謝が入り混じっている。すべてを出し切りたいと思っている」と答えた。

 2度続けてやってしまったら…というプレッシャーの中での調整だったかと思いきや「次にしたら即引退だと思っているので、早め早めに油断なくやっていたので心配はなかった。今はこれが適正体重なのかと思うくらい体調がいい」といざ体を動かし始めた時点では前向きな気持ちで練習に臨めていたよう。

 51kgでの戦いについては「去年の7月のGirls S-cupで51kgで試合をした時にパワーの差を感じて階級を上げることを踏みとどまった。あれから時も経って、私自身、体が大きくなってきたので、今回それを試せる機会だと思っている」と話した。階級を上げるとなると海外への挑戦も見えてくるが、それについては「夢の一つではあります。できたらいいなという段階。本格的な52.2kgになるにはまだ足りない部分が多いので51kgで何戦かしてから」と話した。そうなるとまだしばらくその雄姿を見られることになりそうなのだが、現役生活については「“まだまだ”なのか“まだ”なのかは分からないが今回で辞めるつもりはない(笑)」と笑顔を見せた。

北岡悟「年末の川尻戦が力になった。それでこの3カ月半生きてこれた」【4・21 RIZIN】

2019.04.19 Vol.Web Original

「これに勝って今年もっとRIZINで試合をしたい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 スペシャルワンマッチでホベルト・サトシ・ソウザと対戦する北岡悟は相手のソウザについて「単純に強いと思っている。でも強い奴と戦うのはいつものこと。やはりそれ相応の意気込みで(練習に)取り組んでこれたのはいい相手だからなんでしょう。RIZINでは強い相手を当ててもらっている。試合前にいうことではないがありがたいと思っている」と話した。

 そして試合について「この2年間成績が良くなかったが、年末に前半のメーンで川尻選手とやらせてもらったのはありがたいことだった。それが力になって、この3カ月半、生きてこれたと思うし、それがその前の四苦八苦した2年間とミックスして、より強い自分を作ってきた自負があるので、それをリング上で全部出したい」と話した。

 今年はライト級でグランプリが開催されるのだが、北岡は「グランプリのことは考えていないが、これに勝って今年もっとRIZINで試合をしたい。勝って切り開くと思う」と話し、最後に「なめんなよ、って感じ。対戦相手じゃなくて、いろいろ」と締めくくった。

大雅「思い切り殴り合う。安全運転はしない」【4・21 RIZIN】

2019.04.19 Vol.Web Original

「チャンピオンになったことも捨てて、一からスタートしたい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 第1試合に出場する大雅は相手のタリソン・ゴメス・フェレイラについて「ガンガン来る大振りな選手。実力もしっかりある攻撃的な選手だが、ここで負けているようでは先に進めない。しっかり倒したい」と話した。そして試合について「今回はきれいに試合をしようとは思っていない。思いっきり行って、思いっきり殴り合ってみたい(笑)。気持ちの面から変えて試合をしてみようと思う。今まではきれいに試合をしすぎていた。気合を出して1Rからガンガン行く」と話した。

 大雅は前戦、3月10日に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」に出場。61キロで試合をした後とあってフィジカル的に優位ではあるのだが、その分「今回は急に試合が決まって減量がきつかった」と苦笑い。しかし「試合になったら自分のほうが大きくなっていると思う。その差は出ると思う」と続けた。

 実は大雅はK-1時代の2017年の皇治戦以来白星がない。これについては「いろいろあって、空回りした時期もあったりした。やっと少しずつ戻ってきたのかなというものはある。今回は気持ちを出せるかどうかなので、安全運転はしないで思いっきりいければ変われるんじゃないかなと思う」「うまくいかないなというのはあった。勝たなきゃ勝たなきゃという思いが大きくて、そればかり気にしていた」などと振り返った。

 そんな思いもあってか第1試合を任されたこともなぞらえて「一からのスタートではないが、チャンピオンになったことも捨てて、一からスタートしたいという思いはある」などと話した。

 一方、フェレイラは大雅について「実績もあるし優秀な選手だと思うが、私は彼を倒して、ずっと日本で戦っていくつもり。フィニッシュにはこだわりはない。とにかく相手をつぶす覚悟。それだけ」と話した。そして「まだ日本ではあまり知られていないので日本で自分の名前を残したい。そしてRIZINでも名前を残したい」と勝利を収めての継続参戦をアピールした。

キング・モー「プロハースカは時々無茶をする」【4・21 RIZIN】

2019.04.19 Vol.Web Original

プロハースカ「相手よりも自分自身の戦いに集中したい」
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の前々日会見が19日、都内で開催された。

 メーンで行われる「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」に出場するイリー・プロハースカが「素晴らしいコンディション。気持ちも高まっている」と好調な仕上がりぶりをアピールした。

 タイトルを争うキング・モーとの試合については「相手選手のことを気に掛けるよりも、試合に集中したい。相手が誰であれ、相手がどういう仕掛けをしてくるにせよ、彼の戦いをしっかりとらえ、どういう試合をしてくるかを見て、彼の戦略を理解し、彼が必ずミスをすると思うので、そこをとらえ、何よりも相手よりも自分自身の戦いに集中したい」などと話した。

 モーとは2015年の年末に行われたヘビー級GPの決勝で対戦し、敗れているとあってプロハースカは「リベンジの試合ですので。やはりKOで勝利したい。その一言」と勝利を誓った。そして「今回は前回した過ちを繰り返さないようにということを意識して練習してきた」。レスリングで北京オリンピックの代表候補にもなったモー対策としてスウェーデンで「レスリングとかグラウンドが得意なファイターとの練習を重ねてきた」と話した。

堀口恭司がONE参戦のDJについて「もう勝てるんじゃないかと思う」【4・21 RIZIN】

2019.04.18 Vol.Web Original

新幹線の遅れで30分の遅刻も30人のファンが拍手で出迎え
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)に出場する堀口恭司が4月18日、東京都内で公開練習を行った。

 この日は抽選で当選したRIZINファンクラブ会員30人が詰めかけるなか、堀口は公開練習では恒例となった2分のシャドーを行い、軽快な動きを見せた。

 アメリカントップチーム(ATT)に所属し、米フロリダに練習拠点を置く堀口は帰国時は群馬県の実家を中心に活動しており、この日も新幹線での移動だったのだがダイヤの乱れで約30分の遅刻。恐縮しきりの堀口だったが、詰めかけたファンは拍手で迎え入れた。

 練習後の会見では「仕上がりはバッチリ。いつも会場に入ってから気持ちを作るのでまだ全然リラックスしている」と笑顔を見せた。

 堀口は今大会ではRIZIN初参戦となるベン・ウィンと対戦。RIZINデビュー戦からGP、扇久保博正との再戦、タイトルマッチ、そして那須川天心とのドリームマッチといったテーマや物語性がふんだんに盛り込まれた試合が並ぶが今回は特にはそういったものがない試合。これについて堀口は「ワンマッチだろうがトーナメントだろうが勝負なので、しっかり見せる試合をしたい」と話す。逆の見方をすれば、まっさらな気持ちで堀口の「強さ」を体感できる試合となりそうだ。

メーンはモーvsプロハースカのライトヘビー級タイトルマッチ【4・21 RIZIN】

2019.04.17 Vol.Web Original

セミでは那須川天心がパッキャオの刺客を迎撃
「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の試合順が4月17日、発表された。

 メーンはキング・モーvsイリー・プロハースカの「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」で勝者が初代王者に認定される。2人は2015年の年末に行われたヘビー級GPの決勝で対戦。この時はモーがキャリアの違いを見せつけ1RKOで勝利を収めている。

 プロハースカはその後、破竹の6連勝。うち5つがTKO勝ちと充実期を迎えており、雪辱なるかが焦点となる。

 那須川天心とマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビタグアン戦がセミファイナル。初代バンタム級王者の堀口恭司はその1つ前の第10試合でベン・ウィンと対戦する。

 復帰戦となるRENAは第7試合に出場。大晦日に対戦予定だったものの自らの減量失敗による失格で試合が流れたサマンサ・ジャン=フランソワとの仕切り直しの一戦に臨む。

 大会の盛り上がりを左右する第1試合はキックボクシングルールの大雅vsタリソン・ゴメス・フェレイラに託された。

 また真珠・野沢オークレアが同日、練習中のケガによる欠場が発表され、代わりに村田夏南子が出場。サライ・オロスコと第2試合で対戦する。

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