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那須川天心がメイウェザーの挑発に「一発蹴ってやりたい」【12・31 RIZIN】

2018.12.18 Vol.Web Original

「体重差はあってもパンチをもらわなければいい」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でフロイド・メイウェザーと対戦する那須川天心が12月18日、千葉・松戸のTEPPEN GYMで公開練習を行った。

 那須川は3分のシャドーと3分のミット打ちを行い、時折、裏拳にも似たジャブやスーパーマンパンチといったキックボクシング特有の動きを見せた。

 那須川は12月2~17日までアメリカで元プロボクシング3階級王者のホルヘ・リナレスのもとでボクシング特訓を行ってきたのだが、練習後の会見では「本当に変わった。こんなに変わるんだと思うくらい。周りから見ても自分の中でも変わったと思う。濃い2週間だったと思う。一番はステップ。だからといってボクシングボクシングするつもりはない。スーパーマンパンチとか驚かせる動きを見せたい」などとその成果を話した。

 契約体重は66.7kg以下と発表されたが那須川は61~62kgのナチュラルな体重で臨むという。それでもメイウェザーとはかなりの差がある。那須川は「一発ももらえない。3分×3R、しっかり集中してやらないといけない」と慎重な姿勢を見せながらも「体重差はあってもパンチをもらわなければいい。そのパンチも速いと思うが見えないことはないと思う。自分が当てられるポイントを探していきたい」などと続けた。

髙田延彦が大晦日のRIZINで「ふんどしもうやらない」宣言

2018.12.18 Vol.Web Original

自分の体は自分が一番分かっている
 RIZINの髙田延彦統括本部長が12月17日、大晦日大会の恒例となっていたふんどし姿での和太鼓を昨年で封印し、今年はやらないことを宣言した。

 これは元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁氏と‪21時から‬生配信したワイドショー番組「髙田横粂の世相談義」(FRESH LIVEで月曜21時~不定期配信中)内で語ったもの。

 髙田氏によると毎回体を作るために4カ月の準備期間が必要で、その間、大好きなお酒の量を控え、食生活、睡眠時間などにも気を配り、日々のトレーニング量も増やすという生活を送ってきたという。しかし年々、体の代謝率が落ちていることで同じ時間をかけても自らが納得するコンディションを整えられなくなっており「周囲は仕上がっている、と言ってくれるが自分の体は自分が一番分かっている。ナルシストの髙田延彦が一番よく分かっている。納得できていなかった」とここ数年の葛藤をうかがわせた。また「PRIDE時代からやっている太鼓をいつまでもやってるような時代じゃないという思いもある。ファイターの入場の空気感と選手の人生をかけたベストファイトで満足してもらおうという気持ちが強くなり、こういう決断をした」とも続けた。

川村虹花「気持ちは負けていない。自分を信じて戦いたい」【12・31 RIZIN】

2018.12.14 Vol.Web Original

ライブ明けにもかかわらず3分×2Rの練習公開
「RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で対戦する川村虹花とあいが12月14日、東京都内のKRAZY BEEで合同の公開練習を行った。

 このカードは川村が所属するアイドルグループ「仮面女子」のライブ会場で前日夜に急きょ発表。川村もこの日の公開練習についてはライブ後に知らされるという慌ただしいものだったが、3分間のミット打ちと3分間のグラップリングのスパーを披露した。

 練習後に行われた会見では、あいとの試合について「レスリング出身ということで、同じジムの村田夏南子さんにレスリングを教えてもらおうかと思っている。タックルは切りたい。テイクダウンさせないように、テイクダウンされても寝技でもいけるようにしたい」などと話した。

矢地祐介が進化宣言「寝ても立っても盛り上げられる」【12・31 RIZIN】

2018.12.14 Vol.Web Original

8月のKO負けも完全払拭
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・スーパーアリーナ)に出場する矢地祐介が12月14日、東京都内で公開練習を行った。
 
 矢地は8月の名古屋大会でルイス・グスタボにKO負け。しかし練習後の会見で「絶好調。6週間くらい休んだんでダメージも抜けている」と言うようにこの日は2分間のシャドーを行ったのだが、いつにも増して軽快な動きを見せた。

 会見ではその敗戦を振り返り「切り替えるも何も、前に進むしかない。負けについては良くも悪くも深く考えていない。弱いから負けた。自分はまだ完成形ではないし、このままでは負けるとは思っていた。そういう意味ではいい経験になった。やらなきゃいけないことがあるのは分かっていたが、なあなあになっていた部分はあったので、本腰を入れてしっかり見つめ直して取り組もうと思うきっかけになった」と前向きにとらえた。

仮面女子の川村虹花が大晦日のRIZIN出場勝ち取る

2018.12.14 Vol.Web Original

第1試合でKRAZY BEEのあいと対戦
 地下アイドルグループ「仮面女子」として活動しながら、今年3月に総合格闘家としてプロデビューを果たした川村虹花が「RIZIN 平成最後のやれんのか」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場することが12月13日、発表された。

 この日は仮面女子のライブ会場にDEEP JEWELSの佐伯繁代表とRIZINの榊原信行実行委員長が現れ、ステージ上で川村の参戦を発表した。

 先にステージに登場した佐伯氏は「川村選手からRIZINに出たいという発言があった。成績でいったら出られる選手じゃない。しかし成績ではないものを見せられるファイターに成長したと思う」と最も身近で川村を見守ってきた者として辛辣ながらも、その成長ぶりを高く評価。

RIZIN平成最後のやれんのか!カード発表【12・31 RIZIN】 川尻達也×北岡悟のベテランがメインで対戦。朝倉海×ムン・ジェフン、杉山しずか×渡辺華奈のリベンジマッチが実現

2018.12.10 Vol.web original

「Cygames presents RIZIN 平成最後のやれんのか!」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表が10日、都内の会場で行われた。

 発表に先立ち榊原信行RIZIN実行委員長は、「今回発表するのは、同日に行われる『RIZIN.14』のスピンオフとなる大会。大会数が少ない現状の中、年末を総括するイベントとして出したい選手を選んだら、25試合ぐらいになってしまう。そういう事もあり、12月に入って、“やれんのか!”というタイトルを立てて、「RIZIN.14」開始前の午前中にイベントを開催しようと決めた。平成最後の大晦日なので、最後まで冒険心を持って新しチャレンジをしようと思った」と開催の経緯を説明。
 前半戦として午前9時から午後12時まで「RIZIN 平成最後のやれんのか!」7試合を行い、後半戦として午後1時から午前0時まで「RIZIN.14」14試合行うという。

 この日発表されたのはメインイベントとしてベテラン川尻達也vs北岡悟、リベンジマッチとなるムン・ジェフンvs朝倉海、同じくリベンジマッチとなる渡辺華奈vs杉山しずか、内田雄大vs小西拓槙の4カード。

 平成最後の大晦日の試合に向けた各選手のコメントは以下。

メイウェザーが天心戦について「KOしてもされても公式な戦歴には残らない」【12・31 RIZIN】

2018.12.07 Vol.Web Original

「世界的にはとても有名だが日本では知名度が高くない。無敗の自分と戦えば盛り上がると思ったんだと思う」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でフロイド・メイウェザーと対戦する那須川天心が12月7日(現地時間12月6日)、アメリカにあるメイウェザーボクシングクラブで公開練習を行った。

 天心はメイウェザーが練習しているであろうリングに上がると3分のシャドー2ラウンド、ミット打ち1ラウンドを行った。

 その後、現地メディアの取材に応じた天心はこの対戦が決まったことについて「まず信じられなかったというのがあるが、こういうチャンスが来て受けない選手はいないと思うのですぐ受けました」と話した。

 試合については「メイウェザー選手に一太刀いれるために練習をやっているので、人生を懸けてメイウェザー選手に全てぶつけていきたい。3分3ラウンドというルールをうまく使っていきたい。メイウェザー選手も速いが、自分にも速さはあるのでそこを生かして思いきってやりたい」「(マクレガーより)いい結果を残す自信はある」「メイウェザー選手をKOする事は難しいと思うが、チャンスがないわけではない。その機会を多く作りたい」「ボクシングボクシングした戦い方はしない。キックの技術を生かして戦う」などと話した。

 なぜメイウェザーが自分と戦うことを選んだのかと問われると「世界的にはとても有名だが日本では知名度が高くないと思うので、無敗の自分と戦えば、盛り上がると思ったんだと思う」と話した。また日本人の持つメイウェザー像についても「ボクサーということと、世界で一番稼いでいるアスリートということしか知らないと思う」とばっさり。ただし自身は「メイウェザーは完璧な選手。目が良い。反応も素晴らしい。パンチを当てさせない。安全な戦い方をするファイター」との認識を示した。

復帰戦の矢地祐介に髙田延彦がまさかの断髪のススメ【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

来年開催の「ライト級GP」に向け壮絶サバイバルマッチがマッチメイク
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 会見の冒頭、榊原信行RIZIN実行委員長が来年、ライト級GPを開催することを発表。それに伴い、今大会ではGP出場をかけた選考試合の意味合いを持つカードが3試合がマッチメークされた。

 8月の名古屋大会でRIZIN初黒星を喫した矢地祐介が復帰戦で元UFCファイターのジョニー・ケースと対戦する。

 矢地は「前回の8月大会は派手に負けてしまったので、大晦日はしっかり勝って、いい再スタートを切りたい。相手のケース選手はUFCファイターでそれなりに実績を残していて、世界の標準選手なのかなと思う。来年はグランプリも開催されるということで、しっかりここで勝って、グランプリに出場して、世界の強豪と戦いたい」などと話した。

復帰のRENAが浅倉vs浜崎の王座戦「9割浜崎選手が勝つ」【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

浅倉カンナvs浜崎朱加 ともに「いずれ戦うことになると思っていた」
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 すでに発表された「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で戦う浅倉カンナと浜崎朱加が登壇し、調印式を行い、その後会見を行った。

 対戦決定後、初めての公の場となった2人だが、浅倉は「大晦日に浜崎さんとベルトをかけて戦えることを本当にうれしく思う。去年も不利だと言われる中でベルトを巻くことができ、そういう時こそ、いつも以上の力を出せると思っています。今年も勝って、しっかりベルトを巻きたいと思います」、浜崎も「平成最後の大晦日という、すごく最高の舞台でベルトをかけて戦えることをうれしく思っています。浅倉選手は優勝もして強い選手、若いし、まだまだ伸び盛りだと思いますが、まだまだ追いつかせないぞという気持ちも持っています」とそれぞれ語った。

 そして揃って「いずれ戦うことになると思っていた」と話した。

元UFCファイター佐々木憂流迦が電撃参戦。マネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN】

2018.11.29 Vol.Web Original

バンタム級王座を制定。堀口恭司がBellator現役王者と初代王座決定戦
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表会見が11月29日、都内で開催された。

 同大会はこれまでスペシャルエキシビションマッチ「フロイド・メイウェザーvs那須川天心」、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浅倉カンナvs浜崎朱加」、宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ「宮田和幸vs山本アーセン」の3試合が発表されているが、この日は新たに9試合を発表。

 女子スーパーアトム級に続き男子のバンタム級王座を制定し、王座決定戦として堀口恭司とダリオン・コールドウェルが対戦することとなった。

 堀口は昨年行われた「RIZINバンタム級GP」の優勝者。コールドウェルは米総合格闘技団体Bellatorの現バンタムチャンピオン。

 今回の王座新設について榊原信行RIZIN実行委員長は「RIZINとして階級を分けてのベルトを制定することを決めた。これまでグランプリという形で行ってきたが、きちんとしたベルトを制定し、ベルトをめぐる戦いを展開していきたい。普通の団体はUFCを筆頭に契約した選手の中での順位決定戦となる。我々はフェデレーションなので、あらゆる、世界中のプロモーションのチャンピオンクラスの選手にベルトを巡って戦ってもらう」と話した。

 榊原氏によると、これは2015年からBellatorのスコット代表と話してきたことで、それを具現化する形でBellatorの現役王者と堀口が戦うことになるという。堀口が負けた場合はRIZINのベルトが流出。コールドウェルはRIZINでタイトルマッチをすることになるが、そのタイミングはいつになるか分からないためそう簡単に取り返すことはできない。

「格闘技を通じて、何か社会貢献を」那須川天心がピースプロジェクトを発足

2018.11.24 Vol.Web Original

 フロイド・メイウェザーとの異種格闘技戦で何かと話題の格闘家がリアル・タイガーマスクに変身! 11月16日、都内で「那須川天心ファミリープロジェクト」設立記者会見が行われた。

 これはデビュー以来無敗の快進撃を続ける那須川が「自分がここまで頑張ってこれたのは応援してくれた皆さんのおかげ。これからは格闘技を通じて何か社会に恩返ししたい」という思いが高じて立ち上がったプロジェクトだ。

 養護施設やグループホームなどで暮らしている子供たちを那須川が出場する大会に招待したり、那須川が直接施設に出向いて格闘技を教えることを計画しているという。

 すでに会見の翌日に両国国技館で行われた「RISE129」には千葉のグループホームの子供たちを招待し、那須川とシュートボクシングの元日本王者・内藤大樹の一戦を観戦した。会見に出席したRISEの伊藤隆代表は大晦日に那須川がメイウェザーと対戦するRIZINにもプロジェクトの輪を広げたい意向だ。

 同プロジェクトの代表を務めるピースプロジェクトの加藤勉代表は「那須川選手や格闘技を通して勇気や夢をもってもらえたら」と語る。運営資金の一部はこれまでに那須川が着用したガウンをオークションにかけ、その売り上げをあてる。那須川は、このプロジェクトに格闘技の新たな可能性を見出す。「自分は子供の時から格闘技しか経験していないけど、格闘技を通じて困っている人や何か悩みを抱えている人を助けたい」

 格闘技の善用に期待大!
(スポーツライター・布施鋼治)

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