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サトシがグスタボに21秒の秒殺KO勝ちで王座防衛。「35歳の壁」の不安に打ち勝つ【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで行われた「ライト級タイトルマッチ」で王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)がルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)を挑戦者に迎え、3度目の防衛戦に臨んだ。
 
 試合はサトシが1R21秒の秒殺TKO勝ちで勝利を収めた。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけたグスタボにサトシが右ミドル。これをキャッチしたグスタボの左顔面にサトシが右のショートフック。効かされて前にのめったグスタボをサトシが追撃。グスタボはロープ伝いに逃げるがサトシの右、左ストレートを食らってダウン。グスタボは下から蹴り上げを放ったが、サトシがパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止め、サトシが秒殺KO勝ちを収めた。
 
 試合後のマイクでサトシは「ねえみんな、どう? 今日のサプライズはどうですか?」と笑顔で会場のファンに呼びかけた。そして2週間前に35歳になり、今後、自分はもっとやっていけるのかといったことを自問自答する時期があったことを明かし、「私の神様、ジーザス・クライスト、本当にありがとう」と神に感謝の言葉を述べた。

井上直樹がキム・スーチョルにTKO勝ちし王座獲得「水垣さんが頑張ってくれた」と感謝【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のセミファイナルで井上直樹(Kill Cliff FC)とキム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)がバンタム級王座決定戦で対戦し、井上が1RでTKO勝ちを収め悲願の王座奪取を成し遂げた。
 
 井上は2017年4月に日本人最年少の19歳でUFCと契約。RIZIN参戦後、優勝候補と目された2021年のバンタム級JAPANグランプリでは準決勝敗退、昨年5月には堀口恭司が返上したバンタム級王座決定戦進出を賭けフアン・アーチュレッタと好勝負を繰り広げるも判定負けを喫するなどタイトル戦に進むことができず、今回が初めてのタイトル挑戦だった。

引退の浅倉カンナが「みんなと切磋琢磨してきた時間が私の青春です」とジムの仲間に感謝の言葉。最後は「最高の格闘技人生でした」【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)の引退式が行われた。
 
 浅倉はこの日、RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と引退試合を行い、激闘を繰り広げた末に0-3の判定で敗れた。
 
 その試合の直後に行われたセレモニーで浅倉は引退試合を受けてくれた伊澤、榊原信行CEOをはじめとするRIZIN関係者、家族、ジム関係者、ファンらに感謝の言葉を述べた。
 
 榊原氏には「RIZINという舞台に立てて、格闘家として本当にいい格闘技人生を送ることができました」、師匠である鶴屋浩氏には「鶴屋先生がいなかったら格闘技に出会えていませんでした。こうして格闘家としての人生を一緒に歩んでくれて、育ててくれて本当にありがとうございました」、扇久保博正らジムの選手たちには「みんなと練習して、強くなった、切磋琢磨してきた時間が私の青春です」、父親の洋平氏には「天才とも才能があるとも言われたことがない私をあきらめずに強くしてくれてありがとう」、母親には「どんな時も味方でいてくれてありがとう」、きょうだいたちには「いつも一番の応援団でいてくれてありがとう」と呼びかけた。
 
 そしてファンには「格闘家として勝ったり負けたりで、最強でもなんでもなかったですが、皆さんのパワーがいつも力になっていました。私を知ってくれて、応援してくれてありがとうございました」と感謝の言葉。
 
 最後は「最高の格闘技人生でした。ありがとうございました」と締めくくり、引退の10カウントゴングを聞いた。

浅倉カンナが引退試合で激闘展開も現王者・伊澤星花に判定負け。伊澤は「気持ちも技術もすごく高くて素敵なファイター」とメッセージ【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
 2017年に行われた「スーパーアトム級GP」覇者の浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)を相手に引退試合に臨んだ。試合は0-3の判定で敗れ、引退試合を勝利で飾ることはできなかった。
 
 1R、オーソドックスの伊澤とサウスポーの浅倉。浅倉はスイッチを見せるが、伊澤はいきなりタックルからテイクダウン。すぐにサイドポジションに移行。腕十字を狙う伊澤。浅倉がしのぎ、一時、猪木アリ状態。すぐに浅倉が立ち上がり打撃の展開に。伊澤が右の三日月。そしてタックルを狙う浅倉にカウンターでパンチを合わせる。そしてニータップでテイクダウンに成功の伊澤。浅倉はガードに入れる。動きが止まりブレイク。スタンドに戻り、伊澤は前蹴り。浅倉も打撃戦に応じ左ストレート。浅倉がタックルも伊澤は上を取って首を狙う。浅倉がしのぎ、伊澤はサイドポジションで首をキープ。

修斗の同時2階級制覇王者の新井丈が無念のTKO負けで初勝利ならず「格闘技は奪い合い。未来が見えない」【RIZIN.48】

2024.09.29 Vol.Web Original
 修斗の世界ストロー級とフライ級の同時2階級制覇王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)が「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ共和国/CIT Performance Institute)と対戦した。試合は1RでズールーがKO勝ちを収め、新井のRIZIN初勝利はならなかった。
 
 新井は昨年11月に山内渉との激闘の末、フライ級王座を獲得。その激闘からわずか1カ月という短いスパンでのRIZIN初参戦でヒロヤと対戦し、2RでTKO負けを喫した。今回はそこからの再起戦だった。
 
 ズールーは2013年3月にカンボジアのCTNプロモーションでプロデビュー。EFCを主戦場に戦績を重ね、2014年2月に空位のバンタム級世界王座決定戦でチャーリー・ヴェヤーを破り王座を獲得。2016年には南アフリカ出身選手として初めて「The Ultimate Fighter(TUF) 24」に出場し、扇久保博正と対戦し2Rで一本負けを喫している。2023年7月にはEFCバンタム級王座決定戦でムサ・セツワペを4Rでリアネイキドチョークで破り2階級同時王者に。直近では今年3月にフライ級王座を防衛。バンタム級とフライ級の2階級王者に君臨している。

アーチュレッタが2.9kgの大幅計量オーバーで条件付きで試合を開催。対戦相手のシェイドゥラエフは「全く問題ない」【RIZIN.48】

2024.09.28 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月28日、都内で開催された。
 
 第8試合に出場予定だったフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が規定体重が66.0kgのところ2.9kgの大幅オーバー。対戦相手のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス共和国/Ihlas)は65.35kgで計量をクリアしたことから試合は条件付きで行われることとなった。
 
 シェイドゥラエフが勝った場合はその結果は公式記録となるが、シェイドゥラエフが負けるか、引き分けた場合はノーコンテストとなる。
 
 試合はアーチュレッタに減点を課した上で開始。階級超過体重が0.5kg以上につき減点(レッドカード:50%減)となる。

引退試合の浅倉カンナ「勝てます。勝ちます!」ときっぱり【RIZIN.48】

2024.09.28 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月28日、都内で開催された。
 
 引退試合に臨む浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)は48.85kg、対戦相手の伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)は48.75kgでともに規定体重の49.0kgをクリアした。
 
 浅倉は計量後、本紙の取材に「勝てます。勝ちます!」ときっぱり。明日は現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤を相手に最後の戦いに臨む。

3度目の防衛戦のサトシと挑戦者のグスタボが「明日は絶対にいい試合になる」【RIZIN.48】

2024.09.28 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が9月28日、都内で開催された。
 
 今大会で行われる2つのタイトル戦に出場する4選手が無事に規定体重をクリアした。
 
 メインでは王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)にルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が挑戦するライト級タイトルマッチが行われる。
 
 サトシは70.85kg、グスタボは70.75kgで規定体重の71.0kgをクリアした。
 
 計量後のステージ上でグスタボはまずは日本語で「こんにちは、元気?」とファンに呼びかけた。そして「また日本で試合ができてとてもうれしく思っています。今日ここに来てくれた皆さん、ありがとうございます。メディアの方、ファンの方と今日ここにいられて、うれしく思っています。明日は絶対に素晴らしい試合を見せて絶対に王者になります」とコメント。
 
 今回が3度目の防衛戦となるサトシは「皆さん、こんにちは。タイトル戦は久しぶり。前から言っていますが私のせいじゃない(笑)。明日はグスタボと絶対にいい試合をするので、みんな楽しみにしていてください」とリラックスした表情で王座防衛を約束した。

浅倉カンナの引退試合の相手を務める伊澤星花が「腕2本折ってやろうかな」とにやり。早期決着も示唆【RIZIN.48】

2024.09.27 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月27日、都内で開催された。
 
 浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)の引退試合の相手を務めるRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)が改めて飛びヒザ蹴りでのKO勝ちを予告した。
 
 伊澤は浅倉について「レスリングがすごく強くて打撃がきれいな印象」と評したうえで、試合については公開練習時に表明した通り「打撃、飛びヒザ蹴りでKOしたい。西谷くんの得意技を受け継いでやってやろうと思います」と語った。
 
 西谷大成は伊澤が所属するJAPAN TOP TEAMのファイター。かつて鈴木博昭と対戦した際に飛びヒザ蹴りをカウンターで叩き落され、KO負けを喫したことがあるのだが「本来の西谷選手の強さの、飛び蹴りをしたい」とのこと。

サトシがグスタボ迎撃に秘策アリ?「いろんなサプライズを皆さんに見せたい」と予告【RIZIN.48】

2024.09.27 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月27日、都内で開催された。
 
 メインで行われる「ライト級タイトルマッチ」で3度目の防衛戦に臨む王者ホベルト・サトシ・ソウザ (ブラジル/ボンサイ柔術)がサプライズ決着を予告した。サトシはルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と対戦する。
 
 サトシは防衛戦は約2年5カ月ぶりとなるのだが「ちょっと緊張があるけどいつもと同じ。もちろんタイトルマッチのほうが大事だけど、試合は試合だから気持ちはいつもとそんなに変わらない」と現在の心境を明かす。
 
 グスタボについては「強い選手で、思い切り殴って、心が強い人」と評したうえで、試合については「いろいろなプランも考えている。もちろんいい試合、面白い試合、いろんなサプライズを皆さんに見せたい。前の試合がグラウンドだと思われているところで打撃を見せたから、今回はいろいろ考えた」となにやら秘策の存在を示唆。
 
 サトシは前戦で中村K太郎と対戦。“寝技師対決”との下馬評を覆し右ハイキックからの猛攻で1RでTKO勝ちを収めている。
 
 今回は3度目の防衛戦となるのだが「ベルトを獲って私の人生と家族の人生も変わった。多分3回目の防衛ができたら私の名前も大きくなる。世界のトップ選手と戦いたいとか、そういうモチベーションにもなる」と王座防衛への意欲を見せた。

引退試合の浅倉カンナ「覚悟をもって戦う。最後なのでどうなってもいい」と決意の出陣【RIZIN.48】

2024.09.27 Vol.Web Original
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月27日、都内で開催された。
 
 今大会で引退試合を行う浅倉カンナ(THE BLACKBELT JAPAN)が「覚悟をもって戦う。最後なのでどうなってもいい」と決意の言葉を述べた。浅倉は現RIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花(Roys GYM)と対戦する。
 
 浅倉は「いつも通りなんですけど、すべてが最後なので、すごい全部楽しみです」とまずは試合を控えての心境を明かした。
 
 伊澤については「無敗のチャンピオンなので、圧倒的強さを持っている」と評しつつも「本当に今回、自分の最後の試合なので、覚悟をもって戦いに行く。バチバチな試合になるんじゃないかと思う」と激しい試合を約束した。

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