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山本美憂黒星デビューも「負けて終わるわけにはいかない」【9・25 RIZIN】

2016.10.07 Vol.676

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」が9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 今大会は全13試合中3試合女子の試合が組まれ、中でもセミのRENA vs山本美憂戦は当日放送されたフジテレビの番組中では“メーン”の扱いと、大きな注目を集めた中で行われた。

 RENAはシュートボクシング(SB)の絶対女王で昨年大晦日の総合格闘技(MMA)デビュー戦では鮮やかな飛びつき腕十字を決め一本勝ちを収めるなどプロの世界のキャリアは美憂を上回る。しかし美憂はMMAデビュー戦でありながら、女子レスリングで世界選手権を3度制したキャリアと山本“KID”徳郁、山本聖子といった日本が誇る格闘一家の一員ということもあり、どちらが勝つのか戦前の予想は割れていた。

 試合は美憂が得意のタックルで追い込んだが、グラウンドでの有利な体勢から蹴り上げを食らい形勢逆転。最後はタックルに固執したところをアームトライアングルチョークに捕らえられ、1R4分50秒で無念のギブアップ。デビューを飾ることはできなかった。

 難敵を破りMMA2連勝となったRENAはSBばかりでなくMMAでも日本の女子格闘技を引っ張っていく存在となった。今後のMMA参戦については「ここまでいった以上、次はやらなきゃいけないんだろうなとは思っているんですけど。とりあえず11月11日にシュートボクシングの試合があるので、そっちが終わって考えます」と話した。

ZSTフライ級王者・伊藤が年末のRIZIN出場目指し11月に2連戦

2016.09.27 Vol.675

 総合格闘技のZSTが27日会見を開き、旗揚げ14周年記念大会「ZST.54」(11月27日、東京・ディファ有明)の一部対戦カードを発表した。
 フライ級王者の伊藤盛一郎がGT(グラップリング)ルール、バンタム級(61.2kg契約)で上田貴央と対戦する。

 2人は2012年にZSTの若い選手を中心とした大会である「SWAT!」のトーナメントでZSTルールで対戦し、伊藤が判定勝ちを収めている。その後、階級が分かれたため対戦の機会はなかったが、上田がフライ級に階級を変更したこともあり、今回の対戦が実現した。

 上田は「チャンピオンと対戦できるのは光栄。前回の試合では公式の発表はなかったが関係者から2-1のスプリット判定でどっちが勝ってもおかしくなかったと聞きました。僕の中でも、僕の勝ちでも良かったのではないかという試合だったので、今度はGTルールで進化した2人の試合ができればいい。大会の中では打撃はないがこの試合が一番面白い試合になると思うので期待してほしい。伊藤選手は実力もファイトスタイルもZSTの中心。今は階級も同じになったので一番の対抗馬として、ライバルといわれるように頑張っていかなければいけない」
 伊藤は「去年の13周年記念大会はケガで出られなかったので、今年は出られてうれしい。上田選手との前回の試合ではしっかり一本決められなかったので、今回はきっちり一本勝ちして、グラップリングルールでも面白い試合を見せたい。これまでは階級が違っていたので敵として意識はしていなかった。階級を落としてきたので、いつかはやる時があるのかなとは思っていたが、まさかのグラップリングの試合。上田選手はここ2試合、KO負けですごい崩れ方をしていたのでダメージが心配。やさしく決めたいと思います」
 とそれぞれ話した。

 バンタム級でグラップリングルールの試合ということについて、上田が「グラップリングはもちろん僕のほうが上。しかも以前僕がやっていた61.2kgでやるので体格的にも相性的にも僕が有利」といえば伊藤は「バンタムだとほとんど減量がないんですが、スピードも力も僕のほうが上だと思う。体格は関係ない」と返した。

9・25 RIZIN トーナメント2回戦でシウバvsミルコ決定 藤田は引退宣言

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でトーナメントの1回戦6試合が行われ、ミルコ・クロコップは韓国のミョン・ヒョンマンと対戦。1R2分20秒、肩固めで勝利を収めた。

 試合後、マイクを握ったミルコは「ヴァンダレイ・シウバが試合をしたいと言っているらしいが、どうするんだ?」とリング下で観戦中のシウバを挑発。シウバがリングに上がると、ミルコは高田延彦統括本部長も呼び込み、カードの決定を迫った。

 一度は結論を持ち越そうとした高田氏だったが、2人の強い要望に本部席の榊原実行委員長と協議。「ここでヴァンダレイ・シウバvsミルコ・クロコップを決定していいですか?」と会場のファンに問いかけたうえで、特別に2回戦のカードとしてシウバvsミルコ戦を決定した。

9・25 RIZIN MMAデビューの山本美憂が無念の一本負け

2016.09.26 Vol.675

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦」(9月25日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で女子レスリングで世界選手権を3度制した山本美憂が総合格闘技(MMA)デビューを果たした。

 山本はシュートボクシング(SB)の絶対女王RENAとセミファイナルで対戦。得意のタックルで追い込んだが、グラウンドでの有利な体勢から蹴り上げを食らい形勢逆転。最後はタックルに固執したところをアームトライアングルチョークに捕らえられ、1R4分50秒で無念のギブアップ。デビューを飾ることはできなかった。

 試合後のリングでRENAが「格闘技人生で一番緊張した。対戦相手である山本美憂選手がすばらしい選手だからそう思ったんだと思います。山本美憂選手、本当にありがとうございます」と美憂に声を掛けると、控室に戻る途中の美憂もリング下から深々と頭を下げた。

 RENAは難敵を破りMMA2連勝。試合後の会見では「タックルは速かった。さすがレスリングの世界王者だなという感じ。でもMMAの世界王者の浜崎朱加さんと練習しているので大丈夫でした」と話し、今後のMMA参戦については「ここまでいった以上、次はやらなきゃいけないんだろうなとは思っているんですけど。とりあえず11月11日にシュートボクシングの試合があるので、そっちが終わって考えます」とした。

 一方、山本は「悔しい。これが打撃のある試合なんだなって思いました。素晴らしい選手でした。タックルに入れたのはよかったんですが、もうちょっとグラウンドでコントロールできれば。それができなかったので下からの蹴りで…。あれで自分の中でというか、試合中の集中力がどっかいっちゃったかな。くらっと来ましたね。MMAの洗礼を受けたのかなって思います。(最後も)どうやってあそこまでたどり着いたのか覚えていないので、しっかりビデオを見て反省してこれからに生かしたい」と試合を振り返った。

 今後については「まだ始めたばかりなので。しかも負けて終わるわけにはいかない。火が付きました。(RIZINは)気持ち良かった。ここに立てた自分が本当にラッキーだったなって思っています」と話した。

山本美憂 9・25『RIZIN』でついに総合格闘技デビュー

2016.08.22 Vol.673

 1987年に13歳でレスリングの「第1回全日本女子選手権」に優勝。「天才レスリング少女」と称され、日本の女子レスリングのパイオニア的な存在である山本美憂が『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)のスペシャルワンマッチで総合格闘技(MMA)デビューを果たすこととなった。アスリートとして新たな挑戦を果たす美憂に話を聞いた。

新生K-1から木村“フィリップ”ミノルがRIZINに参戦

2016.08.19 Vol.673

 新生K-1のトップファイター木村“フィリップ”ミノルが、9月25日にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』で総合格闘技(MMA)デビューをすることが16日、都内の会場で発表された。

 対戦相手は、クレイジーホースという異名を持つ、チャールズ・“クレイジー・ホース”ベネット(アメリカ)。RIZINの高田延彦統括本部長は「木村“フィリップ”ミノル選手のような刺激的な選手がRIZINのリングには必要。当日は地上波で全国ネット放送されるが、木村選手の独特なたたずまい、ファイトスタイルを多くの人に見てもらえることは非常に大きなプレゼント。感謝します」と挨拶。対戦相手については「モチベーションによって、試合にムラがある選手。

 しかし、日本で戦うモチベーションは非常に高いので、油断できない」と分析。K-1ファイターの中でも、ふてぶてしいキャラとビッグマウスで知られている木村は「今回はRIZINにK-1を背負って大喧嘩を仕掛けに行く。RIZINにリスペクトを込めて、K-1ルールとか、ミックスルールとか、生ぬるいことは一切やるつもりはないので、相手の土俵である総合ルールで挑戦する。思い切りぶっ飛ばして心を折ってやります。チャンスがあったら組んで関節でタップとってもいいかな」とMMAルールでKO勝利を宣言する余裕を見せた。しかしベネットの「日本に行くのはめちゃくちゃうれしい。外人をぶっ飛ばして金を稼げるなんて、こんなに興奮することはないだろう」という挑発的なメッセージが読み上げられると、「逆にぼこぼこに殴って、顔面蹴り飛ばして失神させます」といつものヒールキャラのビッグマウスが飛び出した。大注目の一戦となる同カード、勝利をつかむのは!?

9・25『RIZIN』 MMAデビューの山本美憂がSBの女王RENAと対戦

2016.08.16 Vol.672

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが16日、都内で会見を開き、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表した。
 この日発表されたのは「山本美憂vs RENA」「ギャビ・ガルシアvsデスティニー・ヤーブロー」「村田夏南子vsキーラ・バタラ」という女子の3試合。

 なかでも注目を集めるのが、今大会で総合格闘技(MMA)デビューを果たす山本美憂とシュートボクシング(SB)の女王RENAとの対戦。
 RENAが前日にツイッターで「対戦相手は明日発表。死ぬ気でやらんとやばいぞこれ」とつぶやいたことを受け美憂は「誰が相手でもやらなきゃいけないし、戦わないといけない。相手が覚悟を持って上がってくるなら、失礼のないように私も死ぬ気で行きます」と語る。
 またRENAが「レスリング対シュートボクシングという図式になるのは仕方ない。そこにプライドを持って戦うのが私たちだと思う。打撃は半年やそこらでうまくなるものではない。私もレスリングはしたことがないのでお互いに同じ状況。打撃対レスリング、どうなるのか皆さん楽しみにしてほしい」と語れば美憂は「MMAなので打撃にこだわる必要もレスリングにこだわる必要もない。本能で戦います」と返す。
 ともに穏やかな口調ながら、内に秘めた闘志を所々で垣間見せた。

 現在、MMAデビュー以来3連勝の村田は柔術をベースとするバタラと対戦。「自分の試合が一番面白かったといわれるような最高のパフォーマンスを見せたい」と話した。
 ガルシアの相手のヤーブローは現役のアメリカンフットボールの選手。ガルシアがSNSで対戦相手を募集したところ立候補した。先日MMAデビューを果たし、1R33秒でKO勝ちを収め、その翌日にアメフットの試合に出場したという剛の者だ。

KIDの姉、アーセンの母、山本美憂が9・25RIZINでMMAデビュー

2016.08.05 Vol.672

 女子レスリングのパイオニア、山本美憂が総合格闘技(MMA)に挑戦することが1日分かった。
 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが都内で会見を開き、『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)に美憂がワンマッチで参戦することを発表した。

 美憂の父はミュンヘン五輪レスリング日本代表の山本郁榮氏、弟は総合格闘家でUFC参戦中の山本“KID”徳郁、妹は女子レスリング世界王者の山本聖子、息子はレスリング世界ジュニア王者で昨年大晦日にMMAデビューを果たした山本アーセン。日本が誇る格闘一家の一員だ。

 美憂は13歳で第1回全日本女子レスリング選手権に優勝。全日本を4連覇し、1991年には17歳で世界選手権を史上最年少で優勝。計3度世界選手権を制した。

 結婚・出産で現役を引退していたが、2011年に現役復帰し、カナダに拠点を移し、カナダ代表でのリオ五輪出場を目指したが、予選出場に必要な市民権の取得がエントリー期間に間に合わなかったため、断念していた。

 全盛時に女子レスリングが五輪競技となっていなかったため、五輪出場こそかなわなかったが、その実力は折り紙つき。

 会見で美憂は「五輪出場の夢はかなわなかったが、ここまで頑張ってきたのにこのまま辞めるのはもったいないと、気持ちの整理がつかなかった時にオファーをいただいた。最初はまさか自分がリングに上がるなんてと思いましたが、だんだんとこれは凄くいいチャンスだと思うようになり出ることを決めました」と出場に至る経緯を語った。8月4日で42歳となるが「カナダでも10代のチームメートを引っ張っていた。体力には自信がある」と胸を張る。そして「9月だけでやめたらもったいないので、その先も考えています」と継続参戦も口にした。

 現在は同じく9月に試合を行うアーセンと一緒にKIDのコーチのもとMMAのトレーニングを開始。KIDの「最初に聞いた時は躊躇した。でも美憂のやる気が凄かったので。じゃあ、やればと」という言葉から美憂のやる気がうかがえる。KIDは続けて「フィジカルに関しては休まずトレーニングをやっていたから問題ない。あとは筋力はあるので身体の使い方。アーセンは3カ月くらいしか練習していなかったのに、あれだけやれた。美憂も自分の練習について来れればいい試合をしてくれると思う」と話した。

山本美憂が9・25RIZINでMMAデビュー

2016.08.01 Vol.671

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが1日、都内で会見を開き、女子レスリングの元世界王者・山本美憂が『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』(9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で総合格闘技(MMA)デビューを果たすことを発表した。

 美憂の父はミュンヘン五輪レスリング日本代表の山本郁榮氏、弟は総合格闘家の山本“KID”徳郁、妹は女子レスリング世界王者の山本聖子、息子はレスリング世界ジュニア王者で昨年大晦日にMMAデビューを果たした山本アーセンという言わずと知れた格闘一家。
 美憂は13歳で第1回全日本女子レスリング選手権に優勝。全日本を4連覇し、1991年には17歳で世界選手権を史上最年少で優勝。計3度世界選手権を制した。
 結婚・出産で現役を引退したが、2004年のアテネ五輪で女子レスリングが五輪種目となったことから現役復帰。しかし出場は果たせず、再度引退。2011年に現役復帰し、カナダに拠点を移し、カナダ代表でのリオ五輪出場を目指したが、予選出場に必要な市民権の取得がエントリー期間に間に合わなかったため、断念していた。

 会見に出席した美憂は「ロンドンからリオに向けての4年間、絶対に自分はオリンピックに出るんだと決めてガムシャラに頑張って来ましたが、残念ながらその夢はかないませんでした。でも、ここまで頑張ってきたのにこのまま辞めるのはもったいないと、自分の中で気持ちの整理がつきませんでした。そういう時に(RIZINの)榊原さんからオファーをいただきまして。最初はまさか自分がリングに上がるなんてと思いましたが、考えている中でだんだんとこれは凄くいいチャンスだと出ることを決めました」とMMA参戦の経緯を語った。
 現在は同じく9月に試合を行うアーセンと一緒にKIDのコーチのもとMMAのトレーニングを開始。KIDの妻が練習相手になるなど山本家一丸となってデビューに向けて急ピッチだ。
 8月4日で42歳となるが「カナダでも10代のチームメートを引っ張っていた。体力には自信がある」と胸を張る。
 そして「9月だけでやめたらもったいないので、その先も考えています」と継続参戦も口にした。

『RIZIN.1』女子レスリングの村田がMMAデビュー戦で圧勝

2016.04.22 Vol.665

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)で女子レスリングの村田夏南子がロシアのナタリア・デニソヴァを相手に総合格闘技デビュー。3R判定で勝利を収めた。

 村田は2011年の全日本選手権では吉田沙保里から序盤にポイントを奪い勝利目前まで追い詰め、2020年の東京五輪代表をも狙う逸材。

 村田は昨年大晦日に行われた「RIZIN~IZAの舞~」のリング上でMMA参戦を発表。DEEPフェザー級王者の横田一則のもとでトレーニングを積み、この日を迎えた。

 1R開始早々から、レスリング仕込みの高速タックルを見せあっさりテイクダウンを奪う。デニソヴァの下からの関節技に手を焼いたもののサイドに移行し素早くアームロックの体勢に。かなり危ない方向に腕が曲がり、決着したかと思われたが、デニソヴァは驚異的な関節の柔らかさと巧みなポジション取りでゴングまでしのぎ切る。2R以降もタックルでテイクダウンを取り、ポジションをキープするもののワンテンポ攻撃が遅れ、デニソヴァに下からの腕十字、三角絞めを繰り出す時間を与えてしまうなど課題は残したが、3Rを通じて圧倒し、判定勝ちを収めた。

 村田は試合後のマイクで「しょっぱい勝ち方ですみません。榊原社長、もっと練習して、上目指せる選手になれるよう頑張ります」と悔しさをにじませる。

4・17「RIZIN.1」のグラップリングタッグに田村が出場

2016.04.09 Vol.664

「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)の対戦カードが続々と発表されている。
 1日にはXとされていた「グラップリングダブルバウト」で桜庭和志、所英男組と対戦するヴァンダレイ・シウバのパートナーが田村潔司(写真上)となることが発表された。

 このカードが発表された時から榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と口にしていた。田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから発表が延ばされていたが、田村がその試合で顔面を骨折するケガを負ったことからその動向が注目されていたところだった。

 会見に出席した田村は「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」とケガの状態を説明したが、「1〜2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。

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