RIZINが次回のナンバーシリーズとなる「RIZIN.31」を10月24日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催することを9月19日に行われた「RIZIN.30」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で発表した。
RIZIN初代フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)がメインイベントに出場することも合わせて発表された。
斎藤はリングに上がると「10・24のメインを任されるということで、今ちょっとコロナ禍でなかなか入場規制とかありますけど、自分が会場を爆発させたいと思うので、会場で応援よろしくお願いします」と挨拶した。
対戦相手については当初、クレベル・コイケとのタイトルマッチが予定されていたのだが、クレベルがケガのため出場できないため、後日改めて発表される。
榊原信行CEOは大会後の会見で「クレベルには3カ月前にオファーしているが、ケガの前に“体重が落とせないからやれない”と言われた。6月の試合から、ちょっとゆっくりしたいということではあっても、そんなことを言っているといつまでたってもベルトには届かない。ケガについても、全治1カ月と診断書が出ていますが、今日も普通に歩いていた。やる気のない選手を待っている気はない。だったら斎藤と話して、“10・24斎藤とやってやる”という、タイトルマッチにふさわしい選手がいればタイトルマッチでも。斎藤もベルトをかけるつもりで待っている。今日勝ったフェザー級の選手にもチャンスはあるんじゃないですかね」とこの日の発表までの経緯を明かした。
そしてクレベルについては「ここで言っておきたいが、チャンスはそんな簡単には来ない。サトシは“大晦日で”と言っていて、サトシのタイトルマッチは大晦日に組もうと思っているけど、ケガでオファーを受けられないというなら、大晦日にオファーすることはないので、チャンスはない。6月の試合が終わったあと、斎藤はケガがあっても出てくる。クレベルは受けなかった」などと厳しい言葉を残した。