緊急事態宣言などに左右されない新形態
RIZINが8月21日、会見を開き、かねてから榊原信行CEOが構想を語っていた有料ライブ配信を収益の柱に据えた新しい興行形態によるイベント「RIZIN LANDMARK」の開催を正式発表した。
旗揚げ大会は10月2日に開催。メインで朝倉未来(トライフォース赤坂)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦する。大会は定額制動画配信サービス「U-NEXT」で独占ライブ配信される。
会見には両選手と榊原CEO、株式会社U-NEXTの堤天心代表取締役社長が出席した。
もともとは「スタジオRIZIN」と仮称されていたこのイベントは新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言などでさいたまスーパーアリーナといった大会場でも5000人の観客しか収容することができず、また昨年から続くこの状況が一向に改善される兆しがないことから、かねてから新たな興行形態としてプランニングされていたもの。このイベントについて榊原氏は「大会場の空き状況に左右されずに大会を開催できる」といった利点も挙げた
「LANDMARK」というネーミングについては、これまでイベントを行っていた会場から飛び出し、各地のシンボリックな場所=ランドマークで大会を行っていくことからのネーミング。10月大会は東京都内のシンボリックな場所で大会を行うという。