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RIZINの5・23東京ドーム大会が6月13日に延期

2021.04.23 Vol.Web Original

5・30大阪大会はそのまま開催

 RIZINの榊原信行CEOが4月23日、オンラインで会見を開き、5月23日に東京ドームで開催予定だった「RIZIN.28」を6月13日に延期することを発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための3度目の緊急事態宣言が東京都と大阪府、京都府、兵庫県で25日から発令されることを受けての措置。今回の緊急事態宣言ではJリーグやプロ野球などのイベントは原則無観客で行うことが要請される見通しとなっていた。

 5月30日に大阪で開催予定だった「RIZIN.29」(丸善インテックアリーナ大阪)については日程通りに開催する。

 RIZINでは当初、両大会で「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」を開催予定だったのだが、大阪ラウンドはそのまま実施、東京ラウンドは6月13日にスライドする。

 この日は両ラウンドの試合の振り分けも発表された。

 大阪ラウンドでは金太郎(パンクラス大阪稲垣組)vs伊藤空也(BRAVE GYM)、大塚隆史(T GRIP TOKYO)vs獅庵(パラエストラ大阪)、瀧澤謙太(フリー)vs今成正和(Team ROKEN)、倉本一真(修斗GYM東京)vsアラン“ヒロ”ヤマニハ(ルテリア・ボンサイ)の4試合を開催。

 東京ラウンドでは朝倉海(トライフォース赤坂)vs渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)、石渡伸太郎(CAVE)vs井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)、元谷友貴(フリー)vs岡田遼(パラエストラ千葉)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs春日井寒天たけし(志村道場)の4試合が開催される。

 また大阪大会の追加カードとして矢地祐介(フリー)vs川名雄生(Y&K MMA ACADEMY)、白川陸斗(トライフォース赤坂)vs青井人(BLOWS)の2試合が発表された。

皇治のビッグマウスが復活「ロッタンと戦いたい」「RIZINでキックのトーナメントを」【RIZIN】

2021.04.11 Vol.Web Original

都内に自分専用のジム「TEAM ONE」を設立

「RIZIN.29」(5月30日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)への出場が発表されている皇治(TEAM ONE)が4月11日、「ロッタンと戦いたい」とまさかの名前を口にした。

 ロッタン・ジットムアンノンは2018年に那須川天心とRISE世界フェザー級王座決定戦で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫したが、2019年には「ONE Championship」でONEフライ級ムエタイ王座を獲得。現在、3度の防衛を重ねる強豪だ。

 皇治はこの日、東京都内で自ら代表を務めるジム「TEAM ONE」のお披露目会を行った。同ジムは1階にリング、2階にフィジカルトレーニングスペースを備え、一般会員を募集できる十分な設備があるものの、それはせず、皇治が練習をするためのジムとなっている。

 会見で皇治は「このジムは自分専用。言い訳ではなく、K-1を卒業してから満足のいく練習ができていなかった。この2戦を振り返り“自己満足な練習しかできていなかった”“原点に帰ろう”と思ってジムを作りました。もう一花咲かすために必死になろうと思って、今は朝も夜も練習しています。一切、女の子とも遊んでいない。今はめちゃくちゃ強いですよ。誰でもかかって来いと、自信満々です。天狗になっていた鼻も折られたんで、もう一回鼻を伸ばしてやろうと気合が入っています」と充実した表情を見せた。また「31歳でこういう自分専用のジムを作るのって格闘家では多分初めてじゃないですか? ここからもう一花咲かせたら伝説やなと思う。世の中のほざいとる奴ら全員黙らせようと、気合入ってます」と続けた。

5・30大阪大会は皇治がメインイベント。5・23東京ドームではシバターに参戦交渉も【RIZIN】

2021.03.26 Vol.Web Original

ドームではムサエフvsサトシの初代ライト級王座決定戦もプランニング

 RIZINが3月26日、都内で会見を開き、5月23日に東京ドームで「RIZIN.28」、翌週の30日に大阪・丸善インテックアリーナ大阪で「RIZIN.29」を開催することを発表した。

 両日で16選手の参加による「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント 1st ROUND」の1回戦8試合が行われる。この日は組み合わせ抽選会が行われ、渡部修斗vs朝倉海、井上直樹vs石渡伸太郎といった興味深いカードが実現した。

 東京ドーム大会は全試合、MMAの試合に、大阪大会はキックボクシングの試合も組まれ、皇治がメインを務めることも合わせて発表された。

 皇治は2月24日に「REBELS ~The FINAL~」の会見に出席した際に「今年は5月にRIZINで復帰戦をやろうと思っている。RIZINに来てから同階級の選手とやっていないので、同階級なら俺は強いというところを見せたい」と語っていた。

 東京ドームで格闘技の大会が開催されるのは「K-1 WORLD GP 2007 FINAL」以来、14年半ぶり。今大会ではトーナメント4試合のほか、RIZINの榊原信行CEOはトフィック・ムサエフvsホベルト・サトシ・ソウザによるRIZINライト級初代王座決定戦を行いたいとした。現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外国人の入国は規制されているが、「プロスポーツの一部、プロ野球やサッカーの外国人選手は特例で受け入れが認められている。だったら格闘技の選手も認めてもらおうということで、馳(浩)先生の所に陳情にうかがっている。5月23日、全力でトフィック・ムサエフを来日させる。ムサエフとサトシの初代ライト級王座決定戦も実現させたい」と話した。

 また「せっかく東京ドームでやるからには、ビッグサプライズになるような外国勢、東京ドームだからこそぜひやってみたいという、エンターテインメント性の高いものもやっていきたい」と話した。このエンターテインメント性の高いものについては昨年大晦日に出場したYouTuber兼格闘家のシバターの参戦も示唆。その対戦相手については「シバターとマッチアップして、化学反応が起きるような選手を考えたい。海外から連れてくることも視野に入れながら、国内での相手も考えられたらいいかなと思っている。外国勢とかで面白いのを引っ張ってこれたらいいかなとも思っている」と語った。

バンタム級トーナメントのカード決定。朝倉海vs渡部修斗。修斗世界王者の岡田遼は元谷友貴と対戦【RIZIN】

2021.03.26 Vol.Web Original

5・23東京ドームで開幕

 RIZINが3月26日、東京都内で会見を開き、開催を発表していた「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の出場選手16人を発表し、合わせて1st ROUNDの組み合わせ抽選会を行った。

 同トーナメントは「RIZIN.28」(5月23日、東京・東京ドーム)と「RIZIN.29」(5月30日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)の2大会で1st ROUNDを開催。9月に関東圏の会場で2nd Stageを行い、大晦日に準決勝と決勝のFinal ROUNDを行う。賞金総額は2000万円で優勝賞金は1000万円、準優勝は500万円、残る500万円は全ラウンドの試合を対象に「ベストKO賞」といった5つの賞を制定し、100万円ずつが贈られる。この5つの賞については大晦日の試合が終わってからファン投票で受賞者が決められる。

浜崎朱加が浅倉カンナを相手に判定2-1の薄氷の初防衛【RIZIN】

2021.03.22 Vol.Web Original

2年3カ月ぶりの再戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)のメインイベントで行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)が浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に初防衛戦に臨み、2-1の判定で勝利を収めた。

 2人は2018年大晦日に初代女子スーパーアトム級王座をかけて対戦し、浜崎が腕十字で一本勝ちを収め、初代王者となった。浜崎はその後、Invicta FC王者のジン・ユ・フレイを相手に防衛に成功。2019年大晦日にはハム・ソヒを相手に2度目の防衛戦に臨んだが、1-2の判定で敗れ、王座陥落。しかし第2代王者となったハム・ソヒが2020年10月にベルトを返上したことから大晦日に山本美憂と王座決定戦を行い、一本勝ちを収め第3代王者となった。今回はその初防衛戦。

宮本和志の「すべての技を受け切る」にスダリオ「いじめたい」とにやり【RIZIN】

2021.03.20 Vol.Web Original

スダリオ剛がプロレスラーと3連戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日行われた。

 大相撲から総合格闘家に転向し、今回で3戦目となるスダリオ剛(フリー)は今回もプロレスラーの宮本和志(和志組)と対戦する。

 スダリオはデビュー戦ではディラン・ジェイムスに1RTKO勝ち、2戦目はミノワマンをカーフキックで戦闘不能にしグラウンドパンチでTKO勝ちと現在2連勝。

 対する宮本は2001年に全日本プロレスでプロレスデビュー後、新日本プロレス、ZERO-1、大阪プロレス、UWAISTATION、プロレスリングノアなどに参戦。2015年からは東日本大震災で被災した地元・福島県を盛り上げるべく、チャリティープロレスを開催。現在は超硬派武闘集団和志組を結成し、MMAの練習にも励んでいる。

 この日のインタビューで宮本はスダリオについて「若くて勢いのある選手」とし、試合については「ヘビー級らしく、大きい選手同士がぶつかり合うド迫力の試合をしたい」と話した。

トーナメント参戦へ意欲の祖根寿麻「朝倉海選手とやりたい。勝てそう」【RIZIN】

2021.03.20 Vol.Web Original

バンタム級トーナメントを見据え4選手が参戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 RIZINでは4月から国内の16選手による「バンタム級トーナメント」を開催予定なのだが、今大会ではその査定試合となる試合が2試合組まれている。

 第7試合では修斗の元環太平洋バンタム級王者・祖根寿麻(ZOOMER)と獅庵(パラエストラ大阪)が対戦する。

 祖根は王者時代の2018年にRIZINに初参戦し、DEEPの王座戦線で活躍する元谷友貴と対戦し、一本負け。そこから2019年にかけ、まさかの5連敗を喫したが、今年1月に修斗で元UFCファイターの石原夜叉坊に判定勝ちを収め復活。今回のRIZIN再参戦にこぎつけた。

 祖根は獅庵について「正直、誰なんだろうなって感じで映像を見てワンツーだけの選手。一方的に、打撃でも寝技でも終わらせると思う」と話した。

国内ライト級王者対決の武田光司、久米鷹介ともに「タフな試合」を予想【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

ムサエフの首を狙う国内トップクラスの4選手が参戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日行われた。

 現在、RIZINのライト級は王座こそ制定されてはいないものの、2019年に行われたトーナメントの優勝者トフィック・ムサエフがトップに君臨。今大会ではそのムサエフの首を狙うべく、ライト級の国内トップクラスの4選手が参戦する。

 その中で注目を集めるのがDEEPライト級王者・武田光司(BRAVE)とライト級キング・オブ・パンクラシスト・久米鷹介(ALIVE)の国内2団体の王者同士の一戦。

 久米はこの日のインタビューでは「準備はしっかりしてきた。後は当日に自分が最高のパフォーマンスができるように意識を作っている。すごく楽しみ」と好調な仕上がりをアピール。

 武田については「しっかりと勝ってきている強い選手。実際にレスリングの実績があるし、試合を見ても強い選手だと思う。タフな試合になることは覚悟している。トータルで上回れるようにしたい」とし、武田がRIZINのリングで修斗王者の川名雄生に判定勝ちを収めた試合については「ああいった競り合いの中で修斗王者に勝てるのは地力のある強い選手だと思っている」と話した。

初メインの浜崎朱加「判定だと盛り上がらない。ぶっ倒しに行く」【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

浅倉カンナを相手に防衛戦

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)を相手に防衛戦に臨む王者・浜崎朱加(AACC)が改めて勝利宣言を放った。

 浜崎は「いよいよだなという感じでワクワクしています」と現在の心境を語ると、浅倉について「レスリングベースで打撃もできるオールラウンダー。私は一本かKOを狙っていく。フィニッシュできればいいなというか、フィニッシュします」と言い切った。

 2人は2018年の大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて対戦し、浜崎が一本勝ちを収めている。浜崎はカード発表会見で「あまり変わっていない」と話したのだがそれについては「相手も成長していると思うが、私も同じくらい成長しているので、そんなに差は埋まってないかなという印象」とのこと。自らも「2年前からちゃんとフィジカルトレーニングを始めた。そんなに長くやっていないのにフィジカルに関しても成長している。伸びしろがあると思っている」と話した。

浅倉カンナが浜崎朱加へのリベンジへ向け“SNS断ち”【RIZIN】

2021.03.19 Vol.Web Original

リベンジマッチに「ワクワクしている」

「RIZIN.27」(3月21日、愛知・日本ガイシホール)の前々日インタビューが3月19日に行われた。

 メインで行われる「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加(AACC)に挑む浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が改めて王座奪取を誓った。

 浅倉は2018年大晦日に女子スーパーアトム級の初代王座をかけて浜崎と対戦するも一本負けを喫し、今回はリベンジマッチとなる。

 浅倉は「すごいワクワクしている」と現在の心境を語る。

 今回の試合については「負けた時は浜崎さんのことを強いと思い込みすぎていた。今回はそこの部分でも自分の中のメンタル的な部分が変わった。印象としては強い選手だが、そこもメンタルでリカバリーできると思っている」と前回の対戦時からのメンタル面の成長を挙げ、「浜崎さんは余裕があるので1Rで決めにくると思うが、それはさせない。でもメインなので面白い試合をしたいと思っている」と続けた。そして「浜崎さんと美憂さんに負けてからフィジカルトレーニングも取り入れた。そういう部分では大きく変わった2年だと思うので、今の自分を試すチャンスなんじゃないかと思っています」とフィジカル面の成長も挙げた。

 浜崎の会見での「あまり変わっていない」という発言には「2年という期間があって、伸びない選手は本当に中途半端にやっている選手。自分はそういう選手ではないので差は縮まっていると自分でも自信を持って戦おうと思っている。でも年末の試合は自分もうまく戦えていなかったので、浜崎さんも素直に伸びていないと思ったのではないかと思う」と語った。

皇治「まずは適正体重で実力を証明して」から「シバターのおっさんとも決着をつけないとあかん」

2021.02.24 Vol.Web Original

5月の大阪大会で「同階級の選手とやって実力を見せたい」

 RIZIN参戦中の皇治が2月24日、5月のRIZIN大阪大会への出場を要望した。

 皇治は昨年大晦日に五味隆典とパンチのみの「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で対戦。その前後から炎上系YouTuberのシバターとのからみが続くなど、次戦が注目を集めていた。

 この日、皇治はREBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の会見に出席。試合後に行われる記念セレモニーで旗揚げから昨年9月までREBELSのプロデューサーを務めた山口元気代表とスペシャルエキシビションマッチを行うことが発表された。

 会見の中で皇治は「今はRIZINのリングで結果を出せていないのが悔しい。去年は自分のファンをがっかりさせたのがショックだった。ごちゃごちゃぬかしている奴も多いので、そういう奴らを実力で黙らせてやろうと思っている。今年は5月にRIZINで復帰戦をやろうと思っている。RIZINに来てから同階級の選手とやっていないので、同階級なら俺は強いというところを見せたい。RIZINファンを喜ばせていないので、喜ばせたいしもちろん俺のファンも喜ばせたい」と通常のキックボクシングルールでの試合を行いたいと語った。そして「みんな俺とからみたがる。シバターのおっさんともあんなにごちゃごちゃ言うなら決着をつけないとあかんと思っている」とシバターとの対戦についても言及。ただ「何事も順番があるので、まずは適正体重で実力を証明して、そこからお祭りごとをやっていけたらいいなと思っている」とRIZIN参戦後は那須川天心、五味と対戦し、いまだに勝利がないことからまずはRIZIN初勝利を目指す。

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