SearchSearch

初参戦の井上直樹がケイプ、堀口、海との対戦見据える【2・22 RIZIN.21】

2020.02.18 Vol.Web Original

日本人史上最年少のUFCファイターがRIZIN殴り込み

「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)でRIZIN初参戦を果たす井上直樹が2月18日、神奈川県のSONIC SQUAD JIUJITSU & MMAで公開練習を行った。

 井上は現在拠点を米ニューヨークのセラ・ロンゴ・ファイトチームに置いており、2日前に帰国。「日本からニューヨークに行く時は1週間くらい時差ボケが取れないが、ニューヨークからこっちに来る分には全然大丈夫」と言うように、3分間のミット打ちでは軽快な動きを見せた。

 井上は2017年に日本人としては史上最年少の19歳でUFCと契約。しかしフライ級の廃止に伴いUFCを離れると、昨年12月にDEEPで2年10カ月ぶりの日本復帰を果たし、未知の階級であるバンタム級で北田俊亮に一本勝ちを収め、今回、RIZINに乗り込んできた。

 RIZINについては「パフォーマンスがしっかりしていて、お客さんがしっかり楽しめるような感じになっている。そこに自分も参戦できるのはうれしく思う。バンタム級がすごく盛り上がっていて、世界のトップレベルの選手たちが集まっているので、そこで自分の力を証明していけたらなと思っています」と話した。

 今回対戦するトレント・ガーダムについては「自分と同い年の22歳で、しかも戦績も同じようなものでいい選手だと思っていた。この前のRIZINのビクター・ヘンリー戦を見ても、うまいいい選手だなと思っていた」と話す。

髙田延彦が朝倉未来の対戦相手を「やりにくい選手」と評価【2・22 RIZIN.21】

2020.02.18 Vol.Web Original

「のらりくらりとかわされて判定に持ち込まれる可能性がある」

 タレントで元総合格闘家の髙田延彦が2月17日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の見どころを語った。

 髙田は注目の試合としてメインの朝倉未来vsダニエル・サラス、フェザー級のヴガール・ケラモフvs.カイル・アグォン。バンタム級のビクター・ヘンリーvs金原正徳、金太郎vs加藤ケンジの2試合。そしてホベルト・サトシ・ソウザが日本ブラジリアン柔術連盟会長の中井祐樹率いる5人の柔術家と対戦する柔術エキシビジョンイリミネーションマッチを挙げた。

 メインの未来vsサラスについては「サラスはパンチが非常にうまい。気持ちが強くて打たれ強い。スイッチも使って変則的でリーチも長い。そしてグラウンドでのフロントチョークのバリエーションが非常に多い。どちらかというとのらりくらりとかわしながら、行くときは行くというファイター。正攻法で来るタイプではないのでやりにくいと思う。フィニッシュを取りに行かないとのらりくらりと変則的な動きでかわされて、判定まで持ち込まれる可能性がある。それだけうまいテクニックを持っている。面白い試合になる」と話した。

 ケラモフvsアグォン戦は「ヴガールはムサエフと同じようなタイプ。でもグラウンドはヴガールのほうが上なのではないかと思う。どれだけのインパクトを残せるか。カイルは総合的にすべてをうまくこなすタイプ。昔、ガイ・メッツアーという選手がいたが、メッツアーのような相手を翻弄しながらさばいていくテクニックを持っている。最近、山本美憂選手が勝つためのスタイルが出来上がってきたが、それは彼が教えるようになってから。ヴガール選手への期待は大きい。インパクトのある勝ち方を見せて“次は朝倉未来とだな”というような空気になるような結果を出してほしいが、カイル選手も非常に強いのでそう簡単にはいかない。今後のフェザー級を占う試合となる」

ZST王者・竿本樹生がNEXUS王者・駒杵と対戦。「勝ってRIZINの大阪大会に出たい」【3・15 ZST】

2020.02.16 Vol.Web Original

サッカーボールキックとヒジありの特別ルールを採用

「ZST.68」(3月15日、神奈川・横浜大さん橋ホール)の対戦カード発表会見が2月16日、都内で開催された。

 現ZSTフライ級王者の竿本樹生がFighting NEXUSフライ級王者の駒杵嵩大とZST VXルールで対戦する。このルールはサッカーボールキックとヒジありのRIZINルールに極めて近いルールとなっている。

 2人は2018年8月に対戦し、その時は竿本が勝利を収めている。駒杵は昨年11月に行われた「Fighting NEXUS初代フライ級王者決定トーナメント」で優勝を果たしたうえで、今回、ZSTに竿本とのリベンジマッチを要望。竿本が受け入れ、対戦が決まった。

 竿本は昨年12月にDEEP初参戦を果たしハシャーンフヒトに判定勝ち。今年1月には「ZST.67」で清水俊裕を破り、プロ入り以来10連勝を記録すると師匠の宮田和幸が引退試合を行ったRIZINへの出場をアピールしていた。

朝倉未来「那須川天心vsメイウェザーのようなメガファイトをやりたい」【2・22 RIZIN.21】

2020.02.13 Vol.Web Original

初の浜松大会のメインでダニエル・サラスと対戦

「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)のメインイベントに出場する朝倉未来が2月13日、都内で公開練習を行った。

 朝倉は68.0kg契約でメキシコのダニエル・サラスと対戦する。

 サラスはプロ戦績16勝6敗1分け。12連勝という記録を持つが、その内訳は7つの一本勝ちと5つのKO/TKO勝ちという立って良し寝て良しといえるもの。的確な打撃はもちろんだが、グラウンドではヒールフック、三角絞め、裸絞めと多彩なフィニッシュホールドを持つファイターだ。

 朝倉はこの日は弟・海をパートナーに2分間のパンチのミット打ちを行った。これまでの公開練習や試合でも朝倉はオーソドックスとサウスポーを巧みにスイッチする動きを見せるのだが、この日は終始オーソドックスのままで、強烈な右のパンチを連発した。

 これについては練習後の会見で「もともと右利き。右のストレートがノーモーションで打てるようになっているので、一撃で倒せるかなと。今回から両方で使っていこうかなと思っている。この間の試合ではいいパンチを入れたのに相手が倒れなかったので、右ならいけるかなと思って。これから世界の強豪と戦う事を意識して、右の練習をしています。実験的に右を使ってみようかなと思ってます」などと話した。

「今年は格闘技にかける1年に」朝倉未来が「年2試合」を撤回して参戦【2・22 RIZIN.21】

2020.01.24 Vol.Web Original

メキシコのサラスと68.0kgのキャッチウェイトで対戦

「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月24日、都内で開催された。

 大晦日の「RIZIN.21」で行われたベラトールとの対抗戦に出場しジョン・マカパに判定勝ちし、RIZINでの戦績を6戦6勝とした朝倉未来が連続参戦。メキシコのダニエル・サラスと68.0kgのキャッチウェイトで対戦する。

 未来はマカパ戦の前に行われた公開練習で「来年は2試合くらい」とコメントしていたのだが、いきなりの2月大会への参戦。

 これについてRIZINの榊原信行CEOは、年明け早々から大晦日にマネル・ケイプに敗れた朝倉海から2月大会への出場アピールがあったことから「メインを任せようかと思ったが、フィジカルのチェックをしたところ、脳にはダメージはないものの肉体的に完治していない個所があった」とのことで海の出場はペンディング。昨年の大晦日の瞬間最大視聴率が未来だったこともあり、オファーしたところ未来が快諾――という経緯を明かした。

 榊原氏は海については「今年は海にとっても大事な年。個人的には満を持して4月にとは思っている」などと海のコンディションを気遣いながらも今後のフィジカルチェック次第では海の参戦の可能性が残っていることを示唆した。

元警官の関根“シュレック”秀樹がプロレスラーの看板を背負って初参戦【2・22 RIZIN.21】

2020.01.24 Vol.Web Original

ロッキー・マルティネスとド迫力ヘビー級戦

「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の第1弾カード発表会見が1月24日、都内で開催された。

 元静岡県警の刑事という異色の経歴を持つ関根“シュレック”秀樹がRIZIN初参戦を果たし、ロッキー・マルティネスと対戦する。

 関根はONE、DEEPのリングで総合格闘家として戦う一方で、最近はプロレスのリングでも活躍中とあって「自分のバックボーンはブラジリアン柔術。サトシとマルキーニョスに教えを乞うて、全日本選手権やアジア選手権を取っている。ブラジリアン柔術に関しては自分の師匠のサトシとマルキーニョスが十分に証明してくれると思うので、自分はプロレスラーとして、ロッキー・マルティネスとバチバチの試合をしたいと思っている。全部受け切って、俺が勝つ」とプロレスラーの看板を背負っての参戦。

 マルティネスはDEEPメガトン級の王座に君臨する強豪。その攻撃を受け切るというのは並大抵なことではないのだが、関根は「それがプロレスラーだと思う」と一言。地元での大会については「同じジムの仲間や、県警の仲間たちが見に来てくれると思う。一番見せたいのは自分が警察官の時に補導したり職務質問をした少年たちに、“お前とよく話をしていた関根さんはこんだけ強いんだぞ”というところ」などと話した。

赤塚不二夫の親戚でタレントのくるみがRIZINオフィシャルアンバサダーに就任

2020.01.24 Vol.Web Original

『世界・ふしぎ発見!』のミステリーハンターとしても活躍

 タレントのくるみ(25)が1月24日、格闘技イベント「RIZIN」の「オフィシャルアンバサダー2020」に就任することが発表された。

 この日は「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)の第1弾カード発表会見が行われ、くるみも出席した。

 くるみは札幌出身で日本、アイルランド、アメリカ、ロシアのクォーターで日本語、英語、中国語を話すトリリンガル。モデル、グラビアで活躍し、数々のCMにも出演。その語学力を生かし、『世界・ふしぎ発見!』のミステリーハンターとしても活躍している。

 くるみはこれまでも大会前のGYAO!でのあおり番組などでもリポーターを務め、昨年末に「もっとRIZINに関わりたい」とRIZINの榊原信行CEOに直談判。今回の就任となった。

 くるみは「もともと格闘技が好きだったんですが、RIZINを見ていくにつれて一人ひとりの選手のストーリーが伝わってきて、楽しいなと思うようになった。私も最初に格闘技を見た時は“怖いな”とか“痛そうだな”というネガティブなイメージがあったんですが、見ていくうちに印象が変わってきた。私と同じ世代の女の子の中にもそういう人はたくさんいると思うので、私にしかできないようなことでもっと格闘技を広めて、もっとRIZINを好きになってもらえるように、1年間いろんなことを全力で頑張りたい」と決意を語った。

髙田延彦が年末のRIZIN&BELLATORを総括。神龍誠と平本蓮を絶賛【髙田横粂の世相談義】

2020.01.14 Vol.Web Original

「日本の総合格闘技を変えていく超逸材」

 元総合格闘家でRIZINの解説を務める髙田延彦が1月13日、弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏とともにMCを務めるインターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」に出演。昨年末に行われた「BELLATOR JAPAN」(12月29日)と「RIZIN.20」(12月31日)について総括した。

 髙田は「BELLATOR JAPAN」に出場した神龍誠と平本蓮の名を挙げ「この2人に注目してもらいたい。世界に名だたるトップファイターが参戦したベラトールの中でも引けを取らない香りを残していった。間違いなく日本の総合格闘技の1年後2年後を変えていく超逸材」と絶賛した。

 また3連敗のがけっぷちから復活のKO勝ちを収めた矢地祐介についても「頑張った。ここで負けたらRIZINで居場所がなくなっちゃうというところで、彼女の前で勝った。劇的な大逆転勝利。1回も髪の毛をかき上げなかったから。いかに邪魔だったかということ(笑)」などと話した。

マネル・ケイプが朝倉海にTKO勝ちでバンタム級王座獲得【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

RIZINバンタム級戦線の混沌に拍車

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインで行われた「バンタム級王座決定戦」で朝倉海とマネル・ケイプが対戦。2RTKOでケイプが勝利を収め、王座を獲得した。

 8月の“絶対王者”堀口恭司の敗戦から続くRIZINバンタム級戦線の混沌に拍車がかかった。

 朝倉は今年8月に絶対王者だった堀口恭司、10月に元UFCファイターの佐々木憂流迦をともに1分前後で秒殺。この大晦日には堀口とのタイトル戦が行われる予定だったが、堀口のケガで対戦が流れ、ケイプとタイトルをかけて戦うこととなった。

 1R、互いに軽やかなステップを踏みながら攻撃の糸口探る。ケイプはタックルにいくが、これは朝倉が切る。またもタイミングを図り合うなか、ケイプの左ストレートがヒット。海はバックステップで距離を取って呼び込むとパンチの打ち合いに。また距離を取る2人がが、今度はケイプが左ハイキック。そこからケイプが追うか、深追いはしない。

那須川天心が久しぶりの適正体重で次元の違う強さを発揮【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

新日本キックの至宝・江幡塁から3度のダウンを奪いTKO勝ち

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心がキックボクシングルールで新日本キックボクシング協会の至宝・江幡塁と対戦し、1Rに3度のダウンを奪いTKO勝ちを収めた。

 江幡は軽量級では日本最強という声もある強豪とあって、戦前「今回は那須川も危ないのでは…」という声も一部にはあったが、那須川は1R開始から別次元のスピードで江幡を翻弄。

 江幡も攻撃を返すが天心のスピードに戸惑いがあるのは明らかで、みるみる追い込まれていく。

ハム・ソヒが浜崎に2-1の判定勝ちでスーパーアトム級王座獲得【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

1Rは浜崎が打撃で互角に打ち合う

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・浜崎朱加が挑戦者のハム・ソヒに判定で敗れ王座から陥落した。

 浜崎はRIZIN参戦後、初の敗戦となる。2人は8年前に2度対戦し、浜崎の2勝という記録が残っているのだが、その後の2人の飛躍を考えればあまり参考にはならない。

 試合は1R開始早々にハムがいきなりパンチを放つが浜崎も応戦し、序盤から激しい打ち合いが展開される。

「打撃ではハム」と思われたが、浜崎の右ジャブが効果的で有効打は浜崎のほうが上か。

 ラウンド終盤には浜崎が一度足を取りに行くが、グラウンドの展開にはならず最後まで打ち合った。

Copyrighted Image