「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が12月3日、大阪市内で開催された。
9月の横浜大会でK-1初参戦を果たした石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)がスーパー・ヘビー級のスーパーファイトでRUI(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦する。
石井は前戦ではK-1ジャパングループのクルーザー級のトップ戦線で活躍する愛鷹亮と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めている。
対するRUIは2019年に行われた初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントで決勝に残るなどベルトへあと一歩のところまで上り詰めたが最近は3連敗と精彩を欠いており、今回は復活をかけての大一番となる。
石井は「明日はKO勝ち目指して頑張りたい。リラックスして、明日が楽しみです。(RUIには)特にないですが、お互いに頑張りましょうと、そういう感じですかね」と淡々。
計量では石井が110.65kg、RUIが89.9kgと実に約20kgの体重差での戦いとなるのだが、RUIは計量で向かい合って「やっぱりデカいなと思いました。オファーをいただいた時は体重を上げて挑戦しようと思っていました。でも増やしたら増やしたで全く自分の動きができない。練習に支障も出るようになった。そんな中で、応援している方と食事の改善をしました。アレルギー検査もして、好きだけど実は体に合わなかったものだったりを知ることができて、今日体が出来上がった。実際に調べてみないと分からないことばかりで。それでも体重差は約20kgあるが昔のK-1はそれでもばちばち倒し合いをしていた。明日はそんな重量級らしいK-1を石井選手と体現したい。石井選手となら体現できると思っている」などと20kg差を越えての倒し合いに臨む決意を見せた。