新型コロナウイルス対策としておうち時間が増え、自宅にいながら参加できる「オンライン飲み会」が注目されている。そんな中で、兵庫県神戸市の灘で300年の歴史を持つ酒蔵「沢の鶴」がオープンプラットフォーム「TRINUS(トリナス)」と共同開発し、クラウドファンディングによる先行予約を行った日本酒『たまには酔いたい夜もある』(以下、たま酔い)が、支援者を招待したオンラインイベント『たまには酔いたいweb飲み会』を開催。通常の日本酒に比べて2倍以上の糀が入った甘みと旨みから、純米生原酒なのに他の飲み物で割ってもおいしいユニークなお酒の楽しみ方や開発秘話を発表するというので、記者も参加させてもらった。
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「沢の鶴」と「TRINUS」が新コンセプトの日本酒を共同開発!
300年の歴史を誇る酒蔵「沢の鶴」と、日本の技術をデザインとエンドユーザーにつないで世の中にない商品を生み出すオープンプラットフォーム「TRINUS(トリナス)」が、初めてタッグを組んで日本酒の開発に乗り出した。今回の取り組みで生まれた2種類の日本酒『100人の唎酒師(ききざけし)』と『たまには酔いたい夜もある』の先行予約が現在、トリナスのサイトで行われている。有楽町のさまざまな人・アイデア・文化・食に出会える多機能型市場「micro FOOD&IDEA MARKET」にてミニ試飲会が開催され、本紙記者がひと足早くその飲み心地を味わってきた。
会場に到着するとまず最初に出てきたのが、その名も純米生原酒『たまには酔いたい夜もある』略して『たま酔い』。いわゆるマジックアワーのような、夕焼け空のグラデーションの中に星座がきらめくエモーショナルなパッケージデザイン。仕事や家事・育児などすべてのことに頑張っている女性に飲んでもらいたいという思いを込めて開発され、通常の純米酒に比べて2倍以上の糀(こうじ)が入っていることが特長なのだとか。原酒のためアルコール度数は17.5度ある本格派で、ストレートはもちろん、ロックやカクテルのように好きな飲み物で割っても楽しむことができる。
酒が飲めるぞ!新橋のSL広場で「ふくしまの酒まつり」開催中
週末に近づくと、頭の中で「日本全国酒飲み音頭」が流れてしまうお父さんに朗報だ。“サラリーマンの聖地”JR新橋駅西口「SL広場」(東京都港区)にて、29~30日の2日間にわたって「ふくしまの酒まつり」が行われている。
福島県の日本酒が全国新酒品評会にて金賞受賞数の7年連続日本一を達成。記念して行われる同イベントでは、福島県内の52酒造から約150銘柄の日本酒が勢ぞろいするほか、福島県産の農林水産物を活用したおつまみも充実している。