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前日会見で中村Pを切れさせた堀井翼が成合にTKO勝ち。中村Pは「役割は果たした。でもあれくらいで満足されては困る」【Krush.142】

2022.10.29 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1試合で堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)がSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)に2R2秒で、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 前日会見では中村拓己プロデューサーにダルからみを続け、切れさせてしまい、この日の試合でそれなりの内容と結果を残すことが必須だった堀井だったが、結果については出した格好となった。

 カード発表会見から「1分間でのKO勝ち」を宣言していた堀井が1R開始から積極的に仕掛けていく。成合の左インローがローブローとなり一時中断となるが、すぐに再開。堀井はプレッシャーをかけて前に出てパンチの連打。成合はガードを固め下がり、コーナーを背負うが、堀井がヒザを出したところにカウンターの左のショートを合わせダウンを奪う。しかしさほどダメージのない堀井はすぐに立つと飛びヒザから、またもパンチの連打で前進。ロープを背負った成合に最後は右アッパーでダウンを取り返す。その後もパンチが相打ちになるなどともに手を止めずにパンチを打ち合う中、ラウンド終了。

「Mr.やりたい放題」堀井翼がついに中村Pをキレさせる!?【Krush.142】

2022.10.27 Vol.Web Original

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月27日、都内で開催され全選手が規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見では第1試合に出場するK-1ジャパングループの「Mr.やりたい放題」堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)の傍若無人な振る舞いに中村拓己プロデューサーが思わず声を荒らげる場面があった。

 堀井はこの日、挨拶で「中村P、久しぶり。明日は1分以内で終わらせるから楽しみにしとけ」といきなりため口スタート。その後も「中村Pがでかい」「一番端に南雲がいることと、中村Pがいることがすごい不快です」などと質疑のコメントの際も中村氏にダルからみ。

堀井翼が中村プロデューサー不在に乗じてOFGマッチと試合時間1分の無法要求【Krush.142】

2022.08.31 Vol.Web Original

SATORU成合と対戦

「Krush.142」(10月28日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月31日、都内で開催された。

 K-1ジャパングループの「Mr.やりたい放題」堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)がこの日も会見を荒らしまくった。

 堀井はこれまで会見で数々のパフォーマンスを披露。スベることも多々ありながらもめげずに話題を提供し続けてきた。

 この日は朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める「BreakingDown5」のオーディションで注目を集めたバン仲村を彷彿とさせる真っ赤なスーツで登場。SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)との対戦が発表された。

「スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」は横山朋哉、山本直樹、中島千博がKO勝ち、友尊は不戦勝で準決勝進出 【Krush.130】

2021.11.01 Vol.Web Original

横山が松本に失神KO勝ち

「Krush.130」(10月31日、東京・後楽園ホール)で「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」がスタートし、1回戦が行われた。

 前日計量で友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)と対戦予定だった佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が脱水症状でドクターストップがかかり計量に参加できず、不戦敗となったため、この日は3試合が行われた。

 第9試合では横山朋哉(リーブルロア)と松本涼雅(team ALL-WIN)が対戦した。

2年ぶり復帰の山本真弘が判定負け。40歳の水町は勝って引退発表【K-1福岡】

2020.11.03 Vol.Web Original

SATORU成合が3R終了間際にダウンを奪い勝利

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1九州初上陸~」(11月3日、福岡・福岡国際センター)で2年ぶりの試合に臨んだ山本真弘(N.F.T.T.)が判定でSATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)に敗れ、5連敗を喫した。

 山本は2011年には「IT’S SHOWTIME」の世界-61kg王者となるなど国内外で多くのタイトルを獲得。フェザー級で世界最強といわれた時期もあったが、2014年にKrush復帰以降はなかなか結果が出ず、2016年に加藤港に勝利後、4連続KO負けを喫していた。

 山本は序盤、成合の強打をかわしながらパンチを当て、距離を開けて成合のパンチを封じるが、2R途中から成合の前進を止めきれず、成合の右ストレートを被弾してしまう。

「皇治を追い詰めた男」川原誠也がK-1第2戦【3・22 K-1】

2020.02.09 Vol.Web Original

「武尊を熱くさせた男」SATORU成合と対戦

「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~」(3月22日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第4弾カード発表会見が2月9日、都内で開催され、新たに2試合のスーパーファイトが発表された。

 昨年11月の横浜大会でK-1初参戦を果たし、皇治を相手に敗れはしたものの、先制のダウンを奪うなどあと一歩まで追い込んだ川原誠也がK-1第2戦でSATORU成合と対戦する。この試合は-61kg契約で行われる。

 対する成合はK-1グループに参戦後は勝った試合はすべてKOで、昨年12月の「Krush.109」では元Krush王者の島野浩太朗とダウンを奪い合う壮絶な殴り合いを展開。この試合の解説を務めた武尊を途中から立ち上がったまま解説させるほど熱くさせたというエピソードを持つ。

 また7月26日に開催される初の福岡大会参戦に向け、インパクトを残したい試合となる。

 成合は川原について「試合映像を見たが、バチバチの選手でいい打ち合いができると思う。シンプルに僕とやったら面白いんじゃないかと思った。面白い試合にしかならないと思う。一番会場を盛り上げるつもり。次は前回より仕上げてくると思うが、殴り合ったらもちろん勝ちます」などと話した。

初防衛のレオナ・ぺタスが武尊に改めて挑戦アピール【12・15 K-1 KRUSH】

2019.12.16 Vol.Web Original

山本直樹に2RKO勝ち

「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)のメインでK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチが行われ、王者のレオナ・ペタスが初防衛を果たした。

 試合は1R開始早々、山本がいきなりパンチの連打で仕掛け前へ出る。レオナはロープに詰められながらもさばいて距離を取ると、いつものように軽やかなステップを踏んで体勢を立て直し、パンチの連打で反撃。しかし一気に距離を詰めてパンチを狙う山本の作戦に組み合う場面が増えてしまい、なかなか有効打を放つ事ができない。それでも接近戦で右フックの3連打で最初のダウンを奪う。

 2Rに入っても山本の突進は止まらない。しかしレオナは山本の動きを見切ってパンチを打ち込んでいく。そして右ストレート、左フック、ハイキックとつなげこのラウンド最初のダウンを奪う。

元スーパー・フェザー級王者・島野浩太朗が9カ月ぶりの帰還【12・15 K-1 KRUSH】

2019.11.06 Vol.Web Original

3連続KO勝ち中のSATORU成合と対戦

「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が11月6日、開催された。

 元K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・島野浩太朗が9カ月ぶりKRUSHのリングに上がる。

 島野は3月大会で王者として西京佑馬の挑戦を受け、判定で敗れ王座陥落。この間、他団体での試合を挟み、捲土重来を期してのKRUSH帰還となった。

 対戦相手のSATORU成合はキャリア4戦ながら、K-1ジャパングループ参戦後は3連続KO勝ちのハードパンチャー。前回の試合後の「上の選手と戦いたい」というアピールを受けてのマッチメイクとなった。

 成合は「とても強い選手と組んでいただいて、ありがとうございます。島野選手の試合映像を見させてもらって、正直本当に強いなと思っています。けれど僕は倒れる気もないし、倒す気満々なので、そういう熱いところを見てもらいたい」と闘志満々。最近のK-1ジャパングループのトレンドでもある「下剋上」の意味合いもある対戦については「(下克上を)起こす気しかない。島野選手はトップ選手たちに勝っている強い選手。厳しい戦いになるが、そこは本気でぶつかって勝ちたい。判定決着は多分ない。倒すか倒されるかの熱い試合を見てほしい。最後にリングに立っているのは自分」とKO勝ちを宣言した。

 島野は「3月以来の参戦となりましたが、この一戦にしっかり勝って次以降につなげたい」と挨拶。そして「3月のタイトルマッチで敗戦して、あれだけ悔しい思いは自分のキャリアの中で一番だった。その試合から時間が空いて、いろいろな気持ちと向き合う中で、最後に残ったのは格闘技が好きという気持ちとこのリングで一番になりたいという思いだった」とKRUSHへ戻ってきた理由を明かした。そして「次」については「上に挑戦していきたい。この階級でやる以上、一番になりたい気持ちが強くあるので挑戦していきたい」とKRUSHはもちろん、K-1のタイトル戦線にも絡んでいくことを目標に掲げた。

西京佑馬が島野を破りスーパー・フェザー級王座獲得【3・30 Krush】

2019.03.31 Vol.Web Original

3Rに2度のダウンを奪い完勝
「Krush.99」(3月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われたKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチで挑戦者の西京佑馬が王者・島野浩太朗を3-0の判定で破り、第8代王者に輝いた。

 西京はこの春、高校を卒業。かねてからの目標だった「高校生のうちにベルトを巻く」という目標を達成した。

 2人は1Rから激しい打ち合いを展開するが、島野はプレッシャーをかけ距離を詰めるが若干、力みが目立ちパンチが大振り。西京は引くところは引く、押すところは押すといった18歳らしからぬ落ち着いた試合運びでパンチをクリーンヒットさせていく。島野が盛り返してもカウンターで迎撃。ラウンド終盤には島野が早くも鼻血を流す。

 2Rになると徐々に島野のパンチが当たるようになってくるが西京の右ストレートで止められ、逆に連打を食らってしまう。島野はボディーブローで詰める場面もあったが、そうなると西京は足を使って島野の攻撃をかわしていく。

 3Rになると判定では分が悪いとみた島野はパンチを振るって前に出る。しかし西京はがっちりとガードを固めると打ち合いからカウンターの右ストレートでついにダウンを奪う。立ち上がった島野はなおも前に出て西京をロープに詰めると左ボディーブロー。この一発でガクンと動きが落ちた西京になおも襲いかかる島野だったが、西京はここでも足を使って攻撃をかわし態勢を立て直すと、またもカウンターの右ストレートで2度目のダウンを奪う。

 なおも立ち上がる島野だったが残された時間はほとんどなく、試合終了のゴング。3-0の判定で西京が勝利を収めた。

 西京は試合後のマイクで「K-1甲子園に優勝してから高校生のうちにチャンピオンになりたいって言ってたので、とりあえずチャンピオンになれてうれしいです。これからやらなきゃいけないことがいっぱいあるので、もっと一生懸命頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」とファンに挨拶。会見では「この試合決まってから一生懸命練習してきた、それは島野選手が相手だったからできたこと。試合をやる前からスタミナがあるイメージがあって、実際その通りだった。3R目はボディーが効いたけど、みんなの応援があったので頑張れました。リベンジしたい選手もいるので、どんどん倒してK-1で戦いたいです。3Rのボディーは疲れの蓄積もあったけど、どんぴしゃで入った。やりたいのは、4戦目でまけたレオナ選手もやりたいんですけど、強敵とどんどんやりたい」などと話した。

 敗れた島野は「戦前から実力のある選手だと思っていたけど、やってみてすごい敵ニックがある選手。今回は完敗だなと思いました。印象はテクニッックがすごく高いレベルの選手。スピードだったり動くべき動きを瞬時に行う反射の速さとかを感じた。負けたことに関しては言葉にならない。最後のKrushを勝って締めて、自分の近くにいる人たちに気持ちを伝えたかった。悔しい結果だけど今回の負けというものをしっかり受け止めたい」と肩を落とした。

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