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ずっと住み続けたい沖縄って? 沖縄の子どもたちがディスカッション アイデアまとめ提案 〈国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA〉

2023.07.28 Vol.Web Original

 世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」が26日、沖縄・沖縄市の沖縄アリーナで開催された。会議には沖縄市内外の小学4~6年生の児童約30名が参加し、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する視点を含めて、「住み続けられる未来の沖縄」について真剣に考えディスカッションし、これからの沖縄があるべき姿やそのために明日から始める行動などを提案した。

 小学生たちは6つのグループに分かれ大人たちのサポートを受けながらテーマに取り組んだ。ワークショップは二部制でプレゼンテーションを含めて約3時間。最初に学校や企業でもチームワークづくりに活用されているという『わたしたちのウェルビーイングカード』を使って、自己紹介をしながら「自分の幸せにとって大事なもの」を発表してウォームアップ。全18種類あるカードにはウェルビーイング(その人らしくいきいきと生きるあり方や心地よい状態)を実現するため必要なことが記載されており、児童たちは「挑戦」「思いやり」「応援」「感謝」「自分らしくいること」など思い思いの自分の幸せにつながる言葉を選んでトーク。そのなかで「どんな時に思いやりが必要だと思うか」など問いかけられながらコミュニケーションを膨らませた。

ランダムにグループ分けされた子どもたち。心臓の動きを手のひらの上で感じることができる「心臓ピクニック」の体験で距離をぐっと縮まる

この日のテーマ「住み続けられる未来の沖縄」についても、同様にカードを使いながらアイデアをぶつけあった。いま自分たちが住んでいる沖縄が未来に向けてどう変化していったらいいのか、どんなふうになったらより住み続けたくなるのかを考えながらディスカッションした。「ごみ拾いをして環境をもっときれいにしていくべきだと思います。それによって沖縄に来る人が増えるはずだから」といった観光が重要な資源である沖縄ならでは自然に対する考え方や、「決まりを守ることが大切だと思います。沖縄は交通事故が少ない県。これを増やさないように続けていったほうがいい」など、沖縄の現状を踏まえた意見が活発に飛び交った。

 最終的にはグループの答えとして1枚のカードを選んで意見をまとめて発表。「挑戦」「協調」、そして「生命・自然」を選んで、手分けして文字やイラストを盛り込んで発表用のパネルを作り、マイクをリレーしながら発表。なかなかカードを1つに絞り切れないなかで、6チーム中4チームが、自然や環境を守ることを選んで発表。ごみを拾った分量に合わせてレストランや水族館で使える割引券を発行するといったアイデアもあった。

「第1回高校生ecoアイデアコンテスト」で青森県立名久井農業高校の「塩類集積抑制システム」がグランプリ受賞

2022.11.15 Vol.Web Original

塩害で農業に適さない土地をキャピラリーバリアの技術を使って農地に改良

「第1回高校生ecoアイデアコンテスト」の本選が11月13日、都内で開催され、青森県立名久井農業高等学校環境システム科の「塩類集積抑制システム」がグランプリに選出された。

 同コンテストは1992年に創設された「地球環境大賞」とSDGsピースコミュニケーションプロジェクトの共催により行われたもので、全国の高校生から環境問題に関するアイデアを募集。予選を勝ち上がってきた7組がこの日の本選でプレゼンを行い、フジテレビの木幡美子CSR・SDGs推進部長ら5人の審査員によってグランプリら各賞が選ばれた。

 冒頭、主催の産経新聞社の武藤伸樹 新プロジェクト本部本部長が「フジサンケイグループでは環境問題が今ほど騒がれていない1992年から『地球環境大賞』を主催している。これまで約300の企業、学校、団体の環境に対する優秀な取り組みを表彰してきたのだが、もっと若い人たちにこの賞のことを知ってほしいし、若い人たちのアイデアを表彰したいという思いがあって今回、第1回を実施することとなった」などと今回、このコンテストを開催するに至った経緯を説明した。

元キャスター若林理紗「やる気のある子どもたちが自由に挑戦できる場が必要」SDGs教育の課題について議論

2022.11.11 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」が10月21日、東京・新宿区の早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催された。3部構成のうちの第3部についてレポートする。

二拠点生活の黒谷友香らが語る「自分らしさとは何か?」初登場の「BEYOND 2020 NEXT FORUM」で

2022.11.04 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」が10月21日、東京・新宿区の早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催された。

小橋賢児ら「大人と子どもが力を合わせ未来を変えよう!」「BEYOND 2020 NEXT FORUM」

2022.10.28 Vol.Web Original

「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」が21日、東京・新宿区の早稲田大学リサーチイノベーションセンターにて開催された。

小橋賢児、黒谷友香らがSDGsについてディスカッション「BEYOND 2020 NEXT FORUM」配信スタート

2022.10.26 Vol.Web Original

 2020年以降の日本の活性化をテーマに世代や業界を越えて有識者らが集う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が20日、都内で「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーションプロジェクト−」を開催した。

来春開催予定の「こども未来国連」に向け林外相「SDGsは大事な目標。我々も協力していけたら」と協力を約束

2021.12.23 Vol.Web Original

 SDGsピースコミュニケーションプロジェクト「こども未来国連」のボードメンバーである代表幹事の一木広治氏、中山泰秀前防衛副大臣兼内閣府副大臣らが12月23日、林芳正外務大臣を訪問した。

「こども未来国連」は2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートし、2020年より内閣府認証プログラムとして継続活動している「BEYOND 2020 NEXT FORUM」から創出されたもの。外務省も後援し「世界の子ども達が集まり、SDGsをテーマに平和で豊かな世界について表現し、語り合う“ピースコミュニケーション”の場」を旗頭に、子供たちが世界視点で社会課題について考える場となっている。

 今年3月には東京・有明にある「スモールワールズTOKYO」で第1回を開催。「2030年の世界はどうなっていてほしいか。そのためにはどのようなアイデアが必要か」を議題に22カ国約50人の子供たちがアイデアを出し合った。この第1回にはボードメンバーであるジャーナリストの堀潤氏、ミュージシャンのMIYAVIらも参加。プロジェクトを支援してきた加藤勝信官房長官(当時)や井上信治万博担当大臣(当時)、中山泰秀防衛副大臣(当時)、鈴木隼人外務政務官らによる国会議員サポーターズクラブも設立された。

 次回は来年3月に開催の予定。今後、年1回のペースで開催し、2025年には「大阪・関西万博」での開催も目指している。また7月には子供たちのメッセージをニューヨークの国連本部に直接届けに行くプランもあることから、この日、一木氏らは林外相に協力を要請。林外相も「SDGsは大事な目標。我々も協力していけたら。前向きに考えていきたい」などと協力を約束。また「子供といっても結構よく考えている。『こども国会』は私も何回か見ていますが、しっかりしているし本質的な鋭い質問も出る。我々も勉強になる」などと「こども未来国連」の趣旨にも賛同した。

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