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開幕迫る!2年目のD.LEAGUEー株式会社Dリーグの神田勘太朗COOに聞く ー

2021.10.14 Vol.Web Original

 7月に開幕シーズンを終えた日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(ディー・リーグ)」。2年目のスタートを11月14日に控え、リーグ周辺がザワザワしてきた。初代王者のavex ROYALBRATSはチームディレクターを含めてメンバーが総入れ替えとなり新体制に、そのほかのチームにおいても退団や加入があって動きがある。なによりも新たに2チームが加わって全11チームがぶつかり合うことになり、新シーズンはパワーアップすることは間違いない。 株式会社Dリーグの神田勘太朗COOに聞く。

 2021年1月10日に開幕した「D.LEAGUE」。参加した9チームが、約半年のシーズンで12ラウンド、毎回の新たなショーケースでぶつかり、avex ROYALBRATSが最初の王者に輝いた。   

「1年目が終わってみて、安堵感とか、達成感とかはまったくありません。それよりも、やらなければならないことが浮き彫りになったので、反省したり、どう改善すればいいだろうとか、ずっと考えています。シーズンが終わってもみんなで乾杯はできない状況ではありますが、自宅でしっぽり一人で浸りながら飲むなんてこともできていません。今も、オフシーズンとは言いながらもチームも僕らも休みなくやっているので、ずっとトップスピードで走り続けている感じで、まだ生みの苦しみのほうを存分に味わっています」と、神田氏は現在進行形で語る。

 開幕シーズンは、コロナ禍で、無観客かつ無料生配信でのスタート。12のラウンドもほとんどが無観客で行われ、スタート前に思い描いていた開幕シーズンにはならなかった。神田氏は「集客については当然コロナが理由ですが、コロナで苦しんだのは僕たちだけじゃない。みんな一緒じゃないですか。だから、僕の中では理由にはなっていない」と言う。

「もっと若い子たちに見てほしい


 課題はリーグをより広く浸透させることだという。それも「若い子たち」に。少し意外な答えだ。

「社会人や経営者層だったり、大人の方々にはリーグの存在を知っていただいた感覚があるんですけど、若い子たち、ダンサーではない子たちにもっと見てもらえるようにしたいなと思うんです。もちろん反響は徐々に出てきていて、高校のダンス部だったり、ダンスをやっているお子さんがいる家庭で朝ごはんの食卓で話題に上がってるなんて話も聞きますが、それをさらに広げていくためにも、見られる環境をもっと拡大したほうがいいのか、逆に入口を狭めていくというのもあるのかもしれないとか、2年目は答え合わせをしていかないといけないなと思っています」

 神田氏には、バスケットボールならジョーダン、サッカーならメッシとロナウド、メジャーリーグなら大谷というように「ダンサーのスーパースターを作りたい」という強い思いがある。D.LEAGUEで踊るDリーガーがそうしたスーパースターになれるよう、ひとつのやり方として、国内外で人気を集めるオーディション番組を意識している。

「オーディション番組は番組そのものの人気ですが、参加者それぞれにファンがつきます。まずは番組で盛り上がって何らかのタイミングで加速して一般に広がっていきますが、1年目のD.LEAGUEはそういう作りにはなっていなかった」 

 そうは言っても、昨シーズンはラウンドを重ねるたびに、D.LEAGUEへの熱が上昇していくのが見ていてわかった。例えばSNS。ライブ配信をTwitterの「#Dリーグ」を追いながら視聴していると、コメントは倍増・倍速の勢いで増えていき、最終ラウンドでは最初から追いつくことは諦めた。

「こちらから見かたを提示するのではなくて、いろいろな見方、自分ならではの楽しみ方で見てほしいとも思っていました。最初こそ見方が分からないという声もありましたけど、チーム推しする人もいれば、特定のDリーガーのファンになる人も出てきて。D.LEAGUEを箱推ししてくれる人もいます」

avex ROYALBRATSが初代チャンピオン!プロダンスリーグのDリーグ

2021.07.01 Vol.Web Original

 

 日本発のプロダンスリーグの「D.LEAGUE」は1日、最終決戦となるCHAMPIONSHIPを開催し、初代王者にavex ROYALBRATS(以下、aRB)が輝いた。チームにはトロフィーと賞金3000万円が贈られた。

 レギュラーシーズン12ラウンドの上位4チーム、aRB、FULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)、SEGA SAMMY LUX(以下、LUX)、KOSÉ 8ROCKS(以下、8ROCKS)がトーナメント方式でぶつかり合った最終決戦。aRBはファーストマッチをLUX、セカンドマッチをシーズンチャンピオンのRAISERZを相手にパフォーマンス。いずれのマッチも、得意とするヒップホップやSWAG、「the aRB」なショーケースで勝負した。

 チームディレクターで、この日はスペシャルダンサーとしてパフォーマンスをしたRIEHATAは、「もうサイコーにうれしいです! 優勝が現実になったということもそうですが、今までの(チームの)12人の努力が報われたなって」

 リーダーのKAITAも「踊った瞬間は記憶になくて、この場に立っているのが不思議なくらいうれしいです」と、落ち着いたトーンで喜びを爆発させた。

 この日のパフォーマンスについて、RIEHATAは「ステージに立った8人が一体となって、一つの生き物、一つのこころ、一つの脳というか、一つの大きい生き物のようなイメージで。8人以外の顔も浮かんで、ROYALBRATSで一つんだなって考えていました」

 どのチームも狙っていた初代チャンピオンの座。RIEHATAも「初代王座になる前提で(Dリーグに)出るつもりだった」。そのうえで「ダンス界だったり、ダンスをしていない一般の方に、ダンスはヤバイ、aRBのクルーは本物のダンス、ダンサーなんだと証明できた。最初にDリーグに出ると決めたときの気持ちが有言実行できたので本当にうれしい」

 また、ラウンドを重ねていくなかで海外からの反応も多くなってきたといい、「D.LEAGUEを逆輸入することは可能だと思う」とし、「D.LEAGUEが世界に誇れる素晴らしい大会になるようにサポートしていきたい」と話した。

 2位はシーズンチャンピオンのRAISERZ、3位はLUXだった。

 D.LEAGUEは来シーズン、新たにチームが加わえて進化する。新シーズンの「D.LEAGUE 21-22」は11月14日に開幕。
 
  大会の模様は、 オフィシャルアプリ、Sportsnavi、ABEMA、GYAO!、ニコニコ、U-NEXTなどでアーカイブ配信している。8日には、AWARDが行われる。

シーズンウィナーにFULLCAST RAISERZ! SEGA SAMMY LUX、KOSÉ 8ROCKSもチャンピオンシップ出場決める<Dリーグ ROUND.12>

2021.06.22 Vol.Web Original

 プロダンスリーグ『第一生命 D.LEAGUE 20-21』 のレギュラーシーズンファイナルとなるROUND.12が21日都内で行われ、SEGA SAMMY LUX(以下、LUX)が優勝、チームはシーズンチャンピオンを争うチャンピオンシップ(7月1日開催)への出場権を獲得した。4位でラウンドを終えたKOSÉ 8ROCKSも同じく進出を決め、前ラウンドでavex ROYAL BRATSとFULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)の4チームで初年度のチャンピオンシップを争う。また、初代のレギュラーシーズンのウィナーはRAISERZとなり、チームには賞金200万円が贈られた。

プロダンスリーグ「D.LEAGUE」開幕! 初戦はSEGA SAMMY LUXが勝利

2021.01.11 Vol.Web Original

 プロダンスリーグ「D.LEAGUE」が10日開幕、SEGA SAMMY LUXが初戦を勝利で飾った。

 SEGA SAMMY LUXは、「2025年からダンサーをスカウトしてきた」というコンセプトでパフォーマンス。シルバーのメタリックな衣装に身を包んだ8名のダンサーは、ステージに仰向けの状態から、マシンが起動して動き出すかのようにスタートすると、エネルギッシュかつパワフルでなステップや動き、身体能力を生かしたゆっくりとした滑らかな動きも組み込みんだ緩急のあるパフォーマンスで審査員やオーディエンスを魅了した。

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