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初メインの山田彪太朗が散打ベースのMMAファイターにTKO勝ち。40周年記念大会でフェザー級でのS-cup開催をアピール【SB】

2025.02.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2025年第1弾大会「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)で山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)が初めてのメインイベントでルエル・カタラン(フィリピン/カタラン・ファイティング・システムMMA&フィットネスジム)にKO勝ちを収め、大会を締めくくった。

 今年はSBにとって創立40周年のメモリアルイヤー。前日会見で日本シュートボクシング協会の緒形健一代表が「この2人に明日は託した」とその最初の大会をSBの次代を背負う2人に任せたのだが、セミで虎矢太が川上叶に2つのダウンを奪われ判定負け。彪太朗は大きなプレッシャーの中での試合だった。

 ルエルはONEで活躍したルネ・カタランの弟で散打をベースとしたMMAファイター。

川上叶が2度のダウンを奪って山田虎矢太に判定勝ち。「弟が倒されて黙ってられる兄貴でもないと思うんで」と兄・彪太朗との決着戦をアピール【SB】

2025.02.09 Vol.Web Original

 今年が団体創立40周年となるシュートボクシング(SB)の2025年第1弾大会「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで山田ツインズの弟でSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)と前SB日本フェザー級王者で現在、同級1位の川上叶(龍生塾)が57.5kg契約で対戦した。試合は川上が2度のダウンを奪っての判定勝ちを収めた。

 今大会は兄の彪太朗がメイン、虎矢太がセミに起用されるなど山田ツインズが大会の顔となっていたのだが、川上が反骨心を見せた格好となった。

 1R、オーソドックスの虎矢太とサウスポーの川上。川上は左ミドル、左インロー。虎矢太は右ミドル。そこに川上は左フックを合わせる。川上は左インローを立て続け。虎矢太は右ローを返す。川上が圧をかけて虎矢太にロープを背負わせる。バックブローの虎矢太に川上が左フックを合わせてダウンを奪う。立ち上がった虎矢太に川上は左ハイ、左インロー。虎矢太は右ボディー。川上は回りながら左インロー。虎矢太は右のカウンター。川上は踏み込んで左ストレート。川上はスイッチを繰り返す。距離が詰まり組み合う。川上の左フックに虎矢太は右を合わせる。川上は左インロー、左ミドル。虎矢太が圧をかけて左右フック。川上は足を使って回る。圧をかける虎矢太が左右のボディー、右インロー。川上も左インロー、右ジャブ。

日本スーパーウェルター級王座獲得の都木航佑「ゆくゆくは海人選手を越せるように頑張っていきます」【SB】

2025.02.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2025年第1弾大会「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB日本スーパーウェルター級王座決定戦」で同級1位の都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)と2位のRYOTARO(龍生塾)が対戦した。試合は5Rを戦い抜いたうえで都木が2-0の判定で勝利を収め、SBで初の王座を獲得した。

 2人は昨年2月に対戦し、都木が判定勝ちを収めている。

 1R、ともにオーソドックスの構え。都木が前蹴りでRYOTAROを吹っ飛ばす。圧をかけるRYOTARO。都木はロー。RYOTAROはワンツーからロー。都木はスイッチを繰り返し右ローから右のオーバーハンド、サウスポーから左ミドルを連発。都木の右ローにRYOTAROが右ストレート。都木は左インロー。RYOTAROが圧をかけて左ジャブ、右インロー。都木のローにRYOTAROがワンツー。都木は関節蹴り、前に出てヒザ。都木が左ミドル。RYOTAROは食らいながらも前に出て左フック。

1RKOで復活の笠原弘希が5階級制覇を狙い階級が上の2王者イモト・ボルケーノと奥山貴大に宣戦布告【SB】

2025.02.09 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の2025年第1弾大会「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)でSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)がコムキョウ・シット ポージョーウォー(タイ/元ムエサイアム パーカン スーパーフェザー級王者)と対戦した。試合は1Rで笠原が戦慄のKO勝ちを収め、復活を果たした。

 笠原はSBでオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)が導入された2023年4月からOFGMで戦い3連勝。昨年4月にはONE Friday Fights.53」に参戦するもワラポン・ソー.デッチャパンに判定負け。そこからケガで欠場し10月に長谷川祐也にKO勝ちを収め再起を果たすが、12月のビッグマッチ「GROUND ZERO」ではジャック・ジャックムエタイにSBでのOFGMで初の黒星を喫した。今回は通常のグローブでの試合だった。

山田彪太朗「メインイベンターが普通の選手みたいな試合をしている場合ではない」と初メインに気合【SB】

2025.02.07 Vol.Web Original

 今年が団体創立40周年となるシュートボクシング(SB)の2025年の第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月7日、都内で開催された。

 今大会で初めてメインイベントを務めるSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)は59.00kg、対戦相手のルエル・カタラン(フィリピン/カタラン・ファイティング・システムMMA&フィットネスジム)は58.75kgでともに規定体重をクリアした。この試合は59.0kg契約で行われる。

 その後に行われた会見でカタランは「今回、シュートボクシングから招へいされて感謝している。今回、(彪太朗と)対戦させてもらうことに感謝している。その気持ちに応えるためにハードなトレーニングを積んできた。ベストを尽くすような戦いを試合で見せたい」と静かに闘志を燃やした。

王座決定戦で対戦の都木航佑「自分のために用意してもらったベルト」、RYOTAROは「僕にしか似合わない」【SB】

2025.02.07 Vol.Web Original

 今年が団体創立40周年となるシュートボクシング(SB)の2025年の第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月7日、都内で開催された。

「SB日本スーパーウェルター級王座決定戦」で対戦する都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/同級1位)は69.85kg、RYOTARO(龍生塾/同級2位)は69.90kgでともに70.0kgの規定体重をクリアした。

 2人は昨年2月に対戦し、都木が判定勝ち。都木は以降4つの勝利を重ね、RYOTARO戦前からの連勝を「6」に伸ばしている。RYOTAROも都木戦以降は3連勝と復活。今回の王座決定戦にこぎつけた。

 計量後の会見でRYOTAROは「明日は念願のタイトル戦ということと1年前に負けている都木選手とやれることに感謝して全力で戦いたい。(都木は)投げも蹴りもできる選手と思うが、今日見た感じ、明日は全然倒せるなという感じ」と自信を見せた。

山田虎矢太の「フェザー級での立ち位置が分かる試合。必ず勝つ」に川上叶は「倒すと言っているがちょっと甘い。甘田甘男ですね」とさらり【SB】

2025.01.16 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)が1月16日、都内で2025年の後楽園ホールでの第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)に関する会見を開催した。
 
 今大会では山田虎矢太(シーザージム)と川上叶(龍生塾)の対戦が発表されているのだが、会見で2人が静かに火花を散らした。
 
 虎矢太は昨年10月大会からフェザー級に階級を上げ、2連勝。スーパーバンタム級からは3連勝中と好調をキープ。
 
 川上は一昨年4月に山田ツインズの兄・彪太朗に敗れSB日本フェザー級王座から陥落するも、RISE、K-1、KNOCK OUTと他団体のリングでトップクラスの選手と鎬を削り、持ち味のテクニシャンぶりを発揮。昨年4月の龍聖戦の後に負傷箇所の治療のため一時欠場していたが、今回、約9カ月ぶりの復帰を果たすこととなった。
 
 虎矢太は「フェザー級で国内トップの日本人選手とやりたいと言ってきたので、それが実現してうれしい。今までやってきた中でも強敵。川上選手に勝てばフェザー級での立ち位置が分かる試合になる。必ず勝って、フェザー級で国内ナンバーワンというところを証明できるように頑張りたい」、川上は「山田選手は最近ちょっと流行っている山田ツインズの勢いがめっちゃあるが、僕が勝たないと盛り上がらないと思うのでしっかり勝つ。そしてお兄ちゃんの彪太朗君とは1勝1敗なので、これも早く決着をつけたいと思っている。僕はSBのベルトはもちろん、他団体のベルトとか、海外でも活躍したいと思っている。僕が勝っていってSBをどんどんメジャーにしていきたいと思っているので、そのためにもしっかり勝って次に進んでいきたい」とそれぞれ語った。

初のメインでMMAファイターを迎え撃つ山田彪太朗「絞め技、関節技、バックドロップを狙っていく」と“THE SB”な勝利を約束【SB】

2025.01.16 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)が1月16日、都内で会見を開き、2025年の後楽園ホールでの第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2025 act.1」(2月8日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。
 
 SB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)がONEにも参戦経験があるMMAファイターのルエル・カタラン(フィリピン)とメインイベントで対戦する。ルエルはONEで活躍したルネ・カタランの弟。SBの緒形健一代表によると「ルネ選手と同様、散打がベース。変則的な蹴りやパワフルなパンチが武器。組みにも対応できるSBに向いているファイター」とのこと。
 
 なお、この試合はメインイベントで行われるのだが、彪太朗にとっては初めてのメイン出場となる。
 
 彪太朗は「今年はSB設立40周年。その貴重な開幕戦に出場することが決まって気合が入っている。本音を言えば、もっと国内で知名度がある選手とやりたかったという気持ちもあるが、ルエル・カタランも非常にいい選手のようなので気を引き締めていく。また、今回初めてメインイベントを務めるということでとても気合が入っている。2025年、最高のスタートダッシュをかましますので、期待していてください」と2025年の初戦に決意のコメント。

彪太朗と虎矢太の山田ツインズが揃ってタイの強豪に勝利。2024年を締めくくり2025年の飛躍を誓う【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)で山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)と山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)の山田ツインズが揃ってタイの強豪を破り2024年を締めくくった。
 
 虎矢太はシッティチャイ・ソー・デチャパン(タイ/ソーデチャパンジム)と対戦した。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。虎矢太は右ローを連打。圧をかけてワンツー、そして左ボディー。虎矢太はシッティチャイを下がらせると、右ストレートから左ボディーの連打でダウンを奪う。虎矢太は立ち上がったシッティチャイに襲い掛かり左右のボディー、そしてヒザをボディーに打ち込みスタンディングダウンを奪う。立ち上がったシッティチャイに虎矢太は左右のボディー、左右のフックで怒涛のラッシュ。最後はコーナーに詰めたシッティチャイから右ストレートで3つ目のダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

笠原友希がRISEトーナメントのセレクションマッチでGUMPからダウンを奪った上で判定勝ち【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がDEEP☆KICK-60kg王者のGUMP(TEAM TEPPEN)と対戦し、3Rにダウンを奪い、3-0の判定で勝利を収めた。
 
 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。
 
 2人はRISEルールで対戦。GUMPはRISEのスーパーフェザー級で7位にランクされる選手で、この試合はRISEが来年開催する61.5kgトーナメントのセレクションマッチとして行われた。
 
 笠原は2022年5月にRISEで石月祐作に勝利を収めてから今年8月まで、SB、ONE Friday Fightsで8連勝も、10月にONE Friday Fightsでソンラック・シット・ポー・ジョ・ーウォーに敗れ、今回が再起戦。GUMPは2022年9月から1分けを挟んで9連勝。前戦となった11月のRISE後楽園大会では上位ランカーの岩郷泰成をKOで破り、トーナメント出場をアピールしていた。

海人が2度のダウンを奪ってGLORY3位に判定勝ち。野杁と原口の敗戦には「日本の格闘家はこんなもんじゃない」【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がWAKO世界ミドル級王者でGLORYライト級3位のゲリック・ビレット(フランス)と対戦した。海人は1Rに2度のダウンを奪い、圧勝かと思われたが2R以降、蘇生したビレットに手こずり、3-0の判定勝ちとなった。
 
 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。海人はワンツーから左ローのコンビネーション。ビレットは圧をかけてパンチから右ロー。海人は右カーフからワンツー。ビレットも右カーフ。海人は詰めて左ボディー、そしてヒザををボディーに打ち込む。海人の右カーフを嫌がるビレット。そして海人が左の三日月蹴り一閃。ビレットがダウン。立ち上がったビレットに海人は詰めて左ボディー。ビレットも左フックを返すが、海人はなおも左三日月蹴りから左ボディー。これでビレットはしゃがみこんでダウン。立ち上がったビレットに海人は詰めてパンチを連打。ビレットもガードを固めしのぐとパンチを返す。海人は前蹴り、左ボディーで追撃もゴング。

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