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日中対抗戦でパンクラス王者のソルトが判定負け。ウーシャアモーの組み付き地獄に得意の打撃を封じられる【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦にストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのソルト(マルスジム)が出場した。ソルトはレスリングをベースに6勝1敗の好成績を残すハイライ・ウーシャアモー(中国/Team YFU)と対戦し、1-2の判定で敗れた。

 ソルトは2022年に修斗でプロデビュー。2023年4月にはパンクラスでKARENを破り王座を獲得。その勢いを駆って6月にはRIZIN出場を果たすも大島沙緒里に無念の一本負け。12月には修斗でホ・ジュギョン相手にTKO勝ちを収め、再起を果たしている。

日中対抗戦に抜擢の“スーパー高校生”中池武寛が2RKO勝ち「これからもっと強い相手をどんどん倒していく」【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦で“スーパー高校生”中池武寛(パラエストラ小岩)がロ・ジュンヨン(中国/Team YFU)と対戦した。試合は中池が2RでTKO勝ちを収めた。

 中池は昨年、高校1年生にして「全日本アマチュア修斗選手権」フライ級で優勝。そのインタビューで「全勝で勝ち上がって平良達郎をフルぼっこにしたい」とUFC5連勝中の“スーパーノヴァ”を名指しで指名した。プロに昇格し、昨年11月、今年4月と1RKO勝ちで2連勝を飾っている。

 対するジュンヨンはプロ戦績21戦を誇る27歳。

日中対抗戦で大将のSASUKEが鮮やか一本勝ち。修斗のフェザー級ファイターに「中国に行って勝ってから僕の名前を挙げなさい」と苦言【修斗】

2024.05.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第2部】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた修斗と中国最大の格闘技団体「YFU武林笼中对(YFU)」との7対7 日中対抗戦で日本が5勝2敗で勝ち越した。

 メインでは世界フェザー級王者・SASUKE(マスタージャパン東京)がジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦し、1Rにヒザ十字固めで鮮やかな一本勝ちを収めた。

 SASUKEは当初、弱冠23歳ながらWLFフェザー級王者に君臨するホワーン・ユエロア(中国/Team YFU)と対戦の予定だったが、練習中のケガで欠場となり、19歳でプロ戦績6戦5勝1敗のジョングウェン・パン(中国/Team YFU)と対戦した。

難敵・石井逸人にKO勝ちの関口祐冬がフライ級王者・新井丈へ挑戦アピール。ストロー級王者でもある新井の次戦は!?【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でフライ級世界1位の関口祐冬(修斗GYM東京)と同7位で元環太平洋バンタム級王者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦した。試合は関口が2RでKO勝ちを収め、世界フライ級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)への挑戦をアピールした。

 関口は2020年から2022年にかけて5連勝するも、昨年3月に階級を超えて挑んできた世界ストロー級王者の新井に判定負けを喫し、王座戦線から一歩後退。その新井が7月に安芸柊斗を破りフライ級王座も獲得した。関口は7月大会で実力者の内藤頌貴を破り再起を果たすと、今年1月にはヤックル真吾を破り2連勝。再び王座を狙える位置に浮上してきた。

 石井は2022年5月に小野島恒太を破り環太平洋バンタム級王座を獲得も、11月の初防衛戦で藤井伸樹に敗れ王座陥落。昨年4月にパンクラスで再起戦に臨むも井村塁に判定負け。12月にはフライ級に階級を下げ、修斗で内藤頌貴に一本勝ちを収め、新井への挑戦をアピールしていた。

ワンパンKO勝ちの田上こゆるが王者・新井丈に「次にでも戦いましょう」と挑戦状【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)でストロー級世界1位の旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)と同5位の田上こゆる(BLOWS)が対戦した。この試合は当初、3月大会で行われる予定だったが、旭那のケガで今大会にスライドしていた。試合は田上が1RでKO勝ちを収め、世界ストロー級王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)に「次にでも戦いましょう」とタイトル挑戦をアピールした。

 沖縄在住の旭那は主に沖縄大会でのファイトが続き、首都圏での試合は2018年4月の新宿FACE大会以来。着実に白星を重ね、世界ランク1位までたどりついた。

 田上はプロ修斗デビューから5連勝も2021年から2022年にかけて安芸、マッチョザバタフライ、当真佳直を相手に3連敗。その後「ABEMA格闘チャンネル 海外武者修行プロジェクト」を経て、現在2連勝と復活を果たしている。

須藤晃大が19秒で失神KO勝ち。「全部圧倒して勝つ」とインフィニティリーグ優勝を宣言【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた「インフィニティリーグ2024 フライ級」でヤックル真吾(T-REX柔術アカデミー)と須藤晃大(EXFIGHT)が対戦し、須藤が1R19秒で戦慄の失神KO勝ちを収めた。

 1R、圧をかけるヤックル。須藤をケージに詰めて右ストレート。これに須藤も右ストレートを合わせるがともに顔面をかすめる。ここで須藤がカウンターで返しの左フックを打ち抜くとヤックルが前のめりにばったりとダウン。須藤の秒殺失神KO勝ちとなった。

 インフィニティリーグは早く決着すればするほど勝ち点が高くなる。須藤は1R決着で勝ち点4を獲得した。

 須藤は試合後のマイクで「自分は下と思われているかもしれませんが、今回は全部圧倒して勝ちます」とV宣言を放った。

プロ20年目、43歳の藤野恵実が世界王座獲得「最高の人たちに恵まれているいい格闘技人生。まだ続けます!」【修斗】

2024.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「【第1部】PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4」(5月19日、東京・ニューピアホール)で行われた「世界女子ストロー級チャンピオン決定戦」で藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)と杉本恵(AACC)が対戦し、藤野が3RでTKO勝ちを収め、初代王者となった。

 2人は3月に幕を閉じた「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」に出場。当初からリーグ戦の1位と2位で初代女王決定戦を行うことがアナウンスされていたのだが、藤野が3勝1分の勝ち点10で優勝、杉本も3勝1分だったが勝利がすべて判定勝ちで勝ち点が7にとどまり準優勝となった。2人は昨年11月に行われた公式戦では20-18、19-19、19-19で藤野に1票入るもドローに終わっており、今回は王座決定戦にして決着戦だった。

 藤野は2004年にプロデビューを果たし、MMAでのプロ戦績は45戦29勝(2KO、11S)14敗。その他にキックボクシング、シュートボクシングにも参戦歴があるベテラン。2019年にはパンクラスで女子ストロー級暫定王者となり、翌年には正規王者となっている。現在43歳。修斗にはインフィニティリーグが初参戦。当初は「X」と発表されていたが、Xに恥じない圧倒的な強さを見せて優勝を果たした。

永井奏多が「近いうちにベルトを巻くのはこの僕」とバンタム級トップ戦線に殴り込み。フライ級の高校2年・中池武寛は「もっと強い相手とやらせて」【修斗】

2024.04.08 Vol.Web Original

◆第8試合 バンタム級5分2R
●松下祐介(パラエストラTB)(判定0-3=18-20、18-20、18-20)永井奏多(TRIBE TOKYO M.M.A)○

 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.36」が4月7日、東京・新宿の新宿FACEで行われ、各階級で戦績の浅いニューフェイスたちが白星を挙げ、それぞれ下剋上をアピールした。

 セミファイナル(第8試合)では昨年4月にプロデビューし、ここまで4戦3勝1分の18歳の永井奏多(TRIBE TOKYO M.M.A)がキャリアで大きく勝る松下祐介(パラエストラTB)を判定で破った。

 1R、打撃の探り合いから松下がタックル。スタンドでバックを取る。背中に乗るが永井が落とす。松下ががぶって、押し込むがコーナーの攻防で永井が逆に押し返す。永井は密着した体勢から左ヒジ。そしてバックを取る。しかし松下は正対。離れて打撃の攻防に。永井は右カーフ。松下も右カーフを返す。永井はワンツー。松下のタックルはバックステップでかわす。蹴りからパンチのコンビネーションの永井。

プロ3戦目の黒部和沙が下剋上。元ONEファイターの澤田龍人に1R一本勝ち【修斗】

2024.04.08 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.36」(4月7日、東京・新宿FACE)のメインイベントで元ONEファイターの澤田龍人(AACC×剛毅會)とプロ3戦目の黒部和沙(TRIBE TOKYO M.M.A)が対戦し、黒部が1Rで一本勝ちを収める番狂わせを起こした。

 澤田は2016年に黒澤亮平、2017年には猿田洋佑と「世界ストロー級チャンピオン決定戦」で対戦するもいずれも敗退。2019年から戦場をONEチャンピオンシップに移し、2022年までに6戦2勝4敗の戦績を残した。昨年3月から修斗に帰還も安芸柊斗にKO負けを喫し、今回が再起戦だった。

 対する黒部は昨年10月にデビューし、ここまで2戦1勝(1S)1分とキャリアで大きな差がある一戦だった。

藤井伸樹が須藤拓真の足関節技をしのぎ切り初防衛に成功。前回の負けを教訓に「しっかり勝って自分の強さを見せようと思った」【修斗】

2024.01.29 Vol. Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.1 – 2部」(1月28日、東京・ニューピアホール)のメインイベントで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・藤井伸樹(ALLIANCE)が須藤拓真(同級3位/X-TREME EBINA)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は藤井が判定勝ちを収めた。

 藤井は2022年11月に石井逸人に挑戦し、2-1の判定で勝利を収め王座獲得。この試合は満場一致で2022年度「ベストバウト賞」を獲得した。しかし昨年7月には約7年ぶりの修斗参戦となる竹中大地(パラエストラ和泉)に敗れ、今回は再起戦でもあった。

 須藤は2022年11月に修斗初参戦を果たすと後藤丈治にヒールホールドで一本勝ちを収め、一気に世界4位にランクイン。昨年5月には世界7位の齋藤奨司(FIGHT FARM)と対戦。齋藤の打撃と須藤の足関節、どちらが有効な攻撃だったか悩ましい試合となったがジャッジ3者とも29-28で齋藤を支持し、須藤は判定負け。タイトル戦線から一歩後退した形となったが、今回は齋藤の負傷により挑戦権が舞い込んだ形となった。須藤はここまでMMAでは9戦7勝2敗で、7勝のうち足関節での一本勝ちが6回もあり“レッグハンター”の異名を取る個性派ファイター。

藤野恵実がぶっちぎりでインフィニティリーグ制覇。「まだまだ高い壁でいるために」デビュー20周年のベルト獲りに意欲【修斗】

2024.01.29 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.1 – 2部」(1月28日、東京・ニューピアホール)で「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」が最終戦を迎えた。宝珠山桃花(勝ち点6・赤崎道場A-SPIRIT)vs 杉本恵(勝ち点5・AACC)、藤野恵実(勝ち点7・JAPAN TOP TEAM)vs 吉成はるか(勝ち点3・パラエストラ小岩)の2試合が行われ、ここまでトップだった藤野が勝ち点3を積み上げ勝ち点10として優勝を果たした。2位には勝ち点7の杉本が入り、年内に藤野と杉本による初代女子ストロー級王座の決定戦が行われることとなった。

 この日を迎えるまで藤野が勝ち点7でトップを走り、宝珠山が勝ち点6、杉本が勝ち点5、吉成が勝ち点3で続いた。先に行われる宝珠山vs杉本戦の結果次第では吉成にも逆転優勝の可能性がある混戦となったが、藤野は1Rで勝利を上げれば勝ち点11でトップをキープし優勝。藤野が2R以降に勝負を持ち越した場合は宝珠山と杉本にも逆転の目が出てくるのだが、どちらにしても1R決着で勝ち点4を上乗せし、後から試合をする藤野にプレッシャーを掛ける必要がある。藤野はその結果を見た上で試合をするため、勝ち点1差とはいえそのアドバンテージはあまりにも大きかった。

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