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宇野薫が約2年ぶりに復帰。対戦相手は自ら世界3位のオーディンを指名【11・19 修斗】

2023.10.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)の追加カードが10月20日、発表された。

 1996年のプロデビューから常にジャパニーズMMAの最前線で戦い続ける宇野薫(UNO DOJO)が電撃参戦を果たし、オーディン(格闘DREAMERS)と対戦する。

 宇野は2021年に行われた「VTJ2021」で原口央(BRAVE)に判定で敗れて以来、約2年ぶりのMMA復帰となる。原口戦後、練習中に負傷しブランクを作ることとなったが、その闘志は衰えることを知らず、今回奇跡の復活を果たすこととなった。

 対戦相手のオーディンはEXFIGHTやPOUND STORMなどでキャリアを積み、今年7月に修斗初参戦。世界ランカーの結城大樹(マスタージャパン福岡)を気迫とフィジカルで圧倒し、判定勝ちを収め一気に世界3位にランクインした。

 今回、宇野がオーディンを指名する形でこの一戦が決まったのだが、オーディンはただでさえ現在、フェザー級で最も勢いのある選手と言っても過言ではない存在。そこに“喧嘩番長”高谷裕之と“サンダー”岡見勇信という宇野をよく知る2人が参謀を務めるだけに一筋縄ではいかないことは確実。この逆境を跳ね除け、宇野が復活を果たすのか? オーディンが時代を変えるのか? 注目の一番となりそうだ。

 また今大会では修斗史上初となる2階級同時制覇に期待がかかる世界ストロー級王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)と、デビュー以来負けなしで世界フライ級1位にまで上り詰めた山内渉(FIGHTFARM)による「世界フライ級チャンピオン決定戦」も行われる。

リーグ戦で藤野恵実が直接対決制し宝珠山桃花に並ぶ勝ち点6。11・19杉本恵戦は優勝占う大一番に【修斗】

2023.09.25 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.6」(9月24日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」の公式戦2試合が行われた。

 第5試合では宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)と藤野恵実(トライフォース赤坂)が対戦し0-2の判定で藤野が勝利を収めた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。藤野がパンチを連打しながら前に出る。宝珠山も負けじと打ち返す。藤野がパンチで前に出ると宝珠山はカウンターで右を当てる。藤野がワンツーを振って前に出ると宝珠山は左ジャブをカウンター。宝珠山は左ジャブが有効。藤野は構わずパンチを出しながら前に出て組み付き、ケージに押し込む。宝珠山が体勢を入れ替え押し込むが藤野もすぐに体勢を入れ替える。ケージ際でのポジションの奪い合いとなる。藤野は首を取りに行くがラウンド終了。

2022年度新人王MVPのCHAN-龍選手が21歳で死去。日本修斗協会が正式発表

2023.08.01 Vol.Web Original

 昨年度の修斗フェザー級新人王で新人王MVPに選出されたCHAN-龍選手(MMA Zジム)が7月に亡くなっていたことが8月1日、正式に発表された。21歳だった。

 この日、日本修斗協会が「CHAN-龍選手についてご報告」という形でCHAN-龍選手の訃報を発表した。

 CHAN-龍選手は7月23日に開催されたプロフェッショナル修斗公式戦後楽園ホール大会へ出場予定だったが、大会前日に行われた計量会場に姿を見せず、連絡が途絶えていたため地元・徳島で捜索が行われていた。大会終了後にCHAN-龍選手が亡くなっていたことが所属ジムの安芸佳孝代表より報告があったという。

 SNS等でCHAN-龍選手が亡くなったという話が流れていたのだが、親族からの強い意向があり、大会や選手に与える影響を考慮し発表は控え、この日の発表になった。

 CHAN-龍選手は2020年1月19日に大谷一誠を相手にデビューを果たすと6連勝を飾り、2022年度のフェザー級新人王に輝き、「2022年度 新人王三賞」では新人王MVPにも選出された。

元環太平洋王者の竹中大地が約7年ぶりの参戦で現王者・藤井伸樹に判定勝ち。現在33歳も「まだまだこれから」【修斗】

2023.07.24 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」(7月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで修斗バンタム級環太平洋王者の藤井伸樹(ALLIANCE)が王座戴冠後の初戦で敗れるという波乱が起こった。

 藤井は約7年ぶりの修斗参戦となる竹中大地(パラエストラ和泉)と対戦し、0-3の判定で敗れた。

 竹中は2013年にデビューし、無敗のまま新人王を獲得。2016年には環太平洋バンタム級王座を獲得した(第5代)。その後は主戦場をONEChampionshipに移し活躍。試合は2021年10月の「ROAD to ONE」で和田竜光に1-2の判定で敗れて以来、約2年ぶりとなる。

 藤井は昨年11月に王者・石井逸人に挑戦し、全ラウンドフルスロットルの大激戦の末、2-1で判定勝ちを収め第11代王者となった。なお、この試合は満場一致で2022年度「ベストバウト賞」を獲得している。

ストロー級王者の新井丈が初防衛に成功。そして修斗史上初の同時2階級制覇への挑戦をアピール【修斗】

2023.07.24 Vol.Web Original

 修斗の2022年年間MVPの修斗世界ストロー級王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)が7月23日、修斗史上初の同時2階級制覇への挑戦をアピールした。

 新井はこの日行われたプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」(東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で安芸柊斗(同級1位/MMAZジム)を相手に初防衛戦に臨んだ。

 新井は2019年10月から6連勝を記録し、昨年9月に猿丸ジュンジの持つ世界ストロー級王座に挑戦すると、1RKO勝ちで王座を獲得。連勝中に上位ランカーを軒並み倒していたことから対戦相手が見つからず、今年3月には1階級上のフライ級に殴り込み、世界ランキング1位(当時)の関口祐冬を破り、連勝を「9」に伸ばしていた。

初参戦の元パンクラス女王・藤野恵実がスリーパーで一本勝ち。「“藤野には誰も勝てない”というところを見せて圧勝したい」【修斗】

2023.07.23 Vol.Web Original

 元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストの藤野恵実(トライフォース赤坂)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」(7月23日、東京・後楽園ホール)で修斗初参戦を果たした。

 藤野は5月21日に行われた修斗では17年ぶりとなる女子だけの大会「Colors(カラーズ) Produce by SHOOTO」のケージで「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」の5人目の出場者として参戦が発表されていた。

 この日はリーグ戦初戦でエンゼル☆志穂(リーグ戦勝ち点0/GSB多治見)と対戦し、1Rにスリーパーホールドで一本勝ちを収め勝ち点4を獲得。一気にリーグ戦2位に躍り出た。

インフィニティリーグで浜松ヤマトが勝ち点6でトップに。昨年度新人王CHAN-龍は計量に現れず出場権をはく奪【修斗】

2023.07.23 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」(7月23日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 フェザー級」の公式戦、浜松ヤマト(リーグ戦勝ち点4/T・GRIP TOKYO)vs 磯部鉄心(リーグ戦勝ち点0/パラエストラ松戸)の一戦が行われ、浜松が2-0の判定で勝利を収め勝ち点を6に伸ばしリーグ戦トップに立った。

 1R、浜松がパンチを振って距離を詰めるとそのまま組み付きケージに押し込む。小手投げで逆にテイクダウンに成功の磯部が上を取る。磯部がフロントチョークの体勢も浜松が立ち上がり、スタンドでのケージ際での攻防に。磯部がケージに押し込み、小刻みなパンチ。しかし浜松はすきをついてバックに回る。磯部が半身に戻すが浜松は足をかけてテイクダウンに成功。上を取ってハーフ。浜松は立ち上がった磯部のサイドバックにつきバックを狙うが磯部がしのぐ。磯部がグラウンドに持ち込み首を狙うが浜松は許さず。

17年ぶりとなる女子大会に手応え。藤井惠CSO「選手、観客の皆さんみんなでいい大会を作れた」【修斗】

2023.05.22 Vol.Web Original

 修斗では17年ぶりとなる女子だけの大会、プロフェッショナル修斗公式戦「Colors(カラーズ) Produce by SHOOTO」が5月21日、東京・ニューピアホールで行われた。

 メインで行われた「世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ」では王者SARAMI(パンクラスイズム横浜)に渡辺彩華(同級2位/AACC)が挑み、2RKO勝ちで新王者が誕生。この日から「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」が開幕し、「X」となっていた5人目の選手が元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストの藤野恵実(トライフォース赤坂)であることが発表されるなど話題も豊富な大会となった。

 Colorsの藤井惠CSOは入場式で「17年ぶりの女子だけの興行。『G-SHOOTO』から『Colors』に名前を一新しましての初めての大会。選手一人一人が自分の色を持って、それぞれが自由な戦い方で自分を見せてもらい、そして世界に羽ばたいてもらいたいなという思いを込めてColorsという名前にさせてもらいました。17年前のG-SHOOTO、私も出させていただいたんですが、今日ここで戦うメンバーの中にもその当時戦っている選手もおられます。そういう先駆者の方たちや、今いる選手たち、未来ある選手のために、このような道をこれからもつなげていきたいと思います。選手たちも強いですが、やはり人間です。1対1で戦うときは恐怖や不安もありますが、その自分を乗り越えて一歩踏み出し戦う姿、その勇気を見届けていただければと思います。本日は全8試合、最後まで熱い戦いをお送りしたいと思いますので、熱いご声援をよろしくお願いします」と挨拶した。

強打の齋藤奨司が“レッグハンター”須藤拓真との異次元対決制し「自分自身を貫き通して上まで行く」【修斗】

2023.05.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.3」(5月21日、東京・ニューピアホール)のメインイベントで行われたバンタム級戦で同級世界4位の須藤拓真(X-TREME EBINA)と世界7位の齋藤奨司(FIGHT FARM)が対戦し、齋藤が判定で勝利を収めた。

 須藤は昨年11月に修斗初参戦を果たすと後藤丈治にヒールホールドで一本勝ちを収め、一気に世界4位にランクインした。ここまでMMAでは8戦7勝1敗で、7勝のうち足関節での一本勝ちが6回もあり“レッグハンター”の異名を取る個性派ファイター。昨年4月には「RIZIN TRIGGER 3rd」にも参戦し渡部修斗に2-1で判定勝ちを収めている。

インフィニティリーグで浜松ヤマトが勝ち点4でトップに立つ【修斗】

2023.05.21 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.3」(5月21日、東京・ニューピアホール)で「インフィニティリーグ2023 フェザー級」の公式戦2試合が行われた。

 3月のCHAN 龍戦で不戦勝による勝ち点3を獲得していた浜松ヤマト(T-GRIP TOKYO)が上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)と対戦し、ドローで勝ち点1を加え、トップに立った。

 1R、圧をかける上原に浜松がタックル。リフトしてヒザをつかせる。サイドバックに付くと足をかけてヒザをつかせバックを狙う。上原はしのぎテイクダウンは許さない。すきをついて正対の上原。浜松は下にタックル。上原は首を取るが浜松は押し込みテイクダウンを狙う。浜松は押し込みながらパンチ。そして足をかけてテイクダウンを狙うがブレイク。スタンドの攻防に戻るとすぐに浜松が組み付きケージに押し込む。上原はヒザを出していく。

UFC参戦中の平良達郎が修斗世界フライ級王座を返上。修斗ファンに6.24ホドリゲス戦の勝利を約束【修斗】

2023.05.21 Vol.Web Original

 現在UFCに参戦中の修斗世界フライ級王者・平良達郎(Theパラエストラ沖縄)が5月21日、同王座を返上した。この日行われたプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.3」(東京・ニューピアホール)のケージに上がった平良は「UFCで戦っていくにつれて、修斗の防衛戦ができないため、フライ級の世界王座のベルトを返上することが決まりました。返上させていただきます。押忍」と挨拶した。

 昨年5月のUFC初参戦から現在3連勝中の平良の次戦は「UFC Fight Night: Emmett vs. Topuria」のクレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)戦。平良は「6月24日にUFC4戦目が決まって、相手も勢いのあるスライカーなので、こっちから攻め続けて、今まで以上のハイペースの試合で圧倒したいと思いますので、応援よろしくお願いします」と修斗ファンに勝利を約束した。

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