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“ゾンビ”藤井伸樹が王者・石井逸人との激闘制しついに修斗のベルトを奪取。試合後「疲れるなあ…」と思わずぽろり【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で王者・石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)に藤井伸樹(同級4位/ALLIANCE)が挑戦し、2-1の判定で藤井が勝利を収め、第12代王者となった。石井は初防衛に失敗した。

 石井は2020年に行われた「インフィニティリーグ2020バンタム級」で優勝し、当時の環太平洋王者だった安藤達也に挑戦するも一本負け。その後、安藤が世界王座獲得に専念するため王座を返上。今年1月に小野島恒太と藤井の間で王座決定戦が行われ、小野島が王座に就いた。石井は3月に石橋佳太を破り再起を果たすと、5月に小野島に挑戦。判定勝ちを収め悲願の王座を獲得した。

 対する藤井は5月に齋藤翼を破り再起を果たし、今回の挑戦にこぎつけた。

ストロー級王者の新井丈がフライ級との2冠に照準。フライ級1位の関口祐冬との対戦をアピール【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で現世界ストロー級王者の新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)がノンタイトル戦で大竹陽(HAGANE GYM)と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。そして試合後のマイクでフライ級との2階級制覇をアピールした。

 新井は9月の後楽園大会で猿丸ジュンジを1RでKOで破り、王座を獲得。他団体の戦績も含め9連敗からの7連勝で王座獲得という離れ業をやってのけた。

 今回対戦する大竹とは2019年10月に対戦しKO勝ち。これが7連勝のスタートという縁のある相手。大竹は現在2連勝中で現王者との対戦という大きなチャンスをつかみ取った。

澤田千優が小生由紀を圧倒しての判定勝ち。インフィニティリーグを制し初代女子アトム級王座を獲得【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2022 女子アトム級」の2試合が行われ、澤田千優(勝ち点8/AACC)が小生由紀(勝ち点4/グランドスラム沖縄APP)を判定で下し優勝を果たした。

 今年のインフィニティリーグはここまで澤田が勝ち点8で独走。この日、小生が1RでKOか一本で勝てば逆転優勝という状況だったが、澤田が小生を圧倒した。

 1R開始早々に小生がヒザ蹴りを出すと、澤田は圧を強めテイクダウンに成功すると上を取ってハーフガード。上からヒジを落としていく。小生はハーフでしのぐと下から三角を取りかけるがすぐに澤田は脱出。スタンドの攻防に戻ると澤田はすぐに組み付いて首投げでテイクダウン。サイドを取ってパンチを落とす。ケージを使って脱出を図る小生だが澤田は逃がさない。しかし小生も執念で脱出。スタンドに戻るが打撃の攻防から澤田が組み付きテイクダウン。小生はハーフガードの体勢で何とかしのぐが1Rが終了。この段階で澤田の優勝が決まった。

引退試合の清水清隆が新鋭・山内渉に44秒で無念のTKO負け。「腹いっぱいの現役生活でした」【修斗】

2022.11.28 Vol.Web Original

 元フライ級キング・オブ・パンクラシストの清水清隆(TRIBE TOKYO MMA)がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」(11月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで山内渉(FIGHT FARM)を相手に引退試合に臨んだものの、1R44秒で無念のTKO負けを喫した。

 清水はパンクラス史上最多の6回の防衛を果たすと2015年に王座を返上し、2017年から修斗に本格参戦。2019年に当時の世界王者・扇久保博正に挑戦するも判定負け。その後、平良達郎、宇田悠斗といったフライ級の新星たちに連敗を喫し、引退を決意した。

“9連敗した男”新井丈が猿丸ジュンジを破り世界王座を獲得。「やめたり投げ出したりしてたら、このベルトはここにはない」【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で挑戦者の新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)が王者の猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)に1RでTKO勝ちを収め悲願の世界王座を獲得した。

 猿丸は2011年に世界フライ級チャンピオン決定戦で生駒純司と対戦するも判定負け。その後もタイトル挑戦や王座決定戦で山上幹臣、室伏シンヤ、内藤のび太と対戦もことごとく跳ね返され、昨年11月に行われた「世界ストロー級暫定チャンピオン決定戦」で元世界ストロー級王者の黒澤亮平からスリーパーホールドで一本勝ちを収め、35歳にして悲願の王座を獲得した。正規王者の箕輪ひろばとの統一戦が待望されていたが、箕輪は現在、ONE Championshipを主戦場に戦っており、統一戦が困難な状況なため王座を返上。7月17日の後楽園大会で猿丸が第9代王者となることが発表された。

世界ライト級王者の西川大和がスタンドのみで草・MAXを翻弄し判定勝ち【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)で世界ライト級王者の西川大和(西川道場)が修斗初参戦となる草・MAX(TEAM CLIMB/GRABAKA赤羽)と対戦し3-0の判定で勝利を収め、修斗とVTJでの戦績を10戦10勝とした。

 西川は2020年に修斗初参戦を果たすと大尊伸光、マックス・ザ・ボディといった強豪を撃破。負けなしの快進撃を続け、昨年9月に川名TENCHO雄生の持つ世界ライト級王座に挑戦し、近代MMAでは不利といわれるガードポジションからの打撃で川名の顔面を破壊。史上最年少世界王者に輝いた。その後も「VTJ2021」で菅原和政を撃破すると、今年は世界進出を見据え1階級上のウェルター級へチャレンジ。3月の後楽園大会で国内最高峰のグラップラー、山田崇太郎と対戦。山田の土俵ともいえるグラウンドでじわじわと追い詰め3Rで一本勝ち。6月に地元・札幌で行われた大会では韓国のチェ・ジウンに1RでTKO勝ちを収めている。

関口祐冬が“フライ級のホープ”内田タケルを返り討ちにし「いいオファー待ってます」【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)で関口祐冬(修斗GYM東京)と内田タケル(パラエストラ松戸)のフライ級のランカー同士の対戦が行われ、1位の関口が8位の内田を返り討ちにした。

 フライ級は世界王者の平良達郎がUFCに参戦中。関口は2019年に平良に判定負けを喫したものの、その後4連勝で世界ランク1位に上がってきた。

 対する内田は2018年にプロデビューし、修斗ではここまで6戦5勝1敗。その5勝のすべてが一本勝ちという新進気鋭のグラップラー。今年6月にはシンガポールで行われた「ROAD TO UFC」に出場しショーン・エチェル(オーストラリア)に1Rで一本勝ちを収め、一気にフライ級のホープとして注目を集める存在となった。

小生由紀が久遠に2R一本勝ちで勝ち点4。最終戦にインフィニティリーグVの可能性つなぐ【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2022」女子アトム級の公式戦で久遠(ZERO)と小生由紀(グランドスラム沖縄A・P・P)が対戦し、小生が2Rで一本勝ちを収め、勝ち点3を獲得した。これで小生は勝ち点4、敗れた久遠も勝ち点4となった。

 1R、ローでの探り合いから小生がタックル。スタンドでバックを取り、引き倒してテイクダウン。バックマウントを取り、スリーパーを狙うが久遠は脇に腕を挟んで防御。小生はじっくり形を作り、腕を抜いてスリーパーに捕らえるも久遠はすきをついて正対することに成功。小生は久遠をガードに入れて下からの攻めを狙う。残り10秒で脱出した久遠がローキックを一発。

引退の元環太平洋王者・石橋佳大が「皆さんが僕に修斗の激闘王という役を与えてくれた」と感謝【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

2016年にはMVPとベストバウトを受賞

 元修斗環太平洋フェザー級王者の石橋佳大がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で引退エキシビションマッチと引退セレモニーを行った。

 石橋は2009年にプロデビューしたものの1勝4敗と黒星が先行。その中にはデビューしたての堀口恭司との対戦もある。しかし2013年2月の梶川卓戦から覚醒し5連勝で、2014年に根津優太の持つ環太平洋フェザー級王座への挑戦にたどりつくが激闘の末、KO負け。しかし2016年には安藤達也、岡田遼をともにスリーパーホールドで破り、ついに環太平洋王座を獲得。この一連の戦いが評価され、2016年のMVPとベストバウトを受賞した。2017年には現在、ONEで活躍する佐藤将光と環太平洋王座の防衛戦と世界王座決定戦で2度対戦し、ドローと判定負けだったがどちらも会場を熱くさせる激闘だった。

 また2017年にはRIZINで行われたバンタム級トーナメントに参戦。1回戦でカリッド・タハと対戦し、序盤は得意のグラウンドであわや一本勝ちの場面を作ったが、逆転のKO負けを喫した。

箕輪ひろばの王座返上で猿丸ジュンジが世界ストロー級正規王者に。9月大会で新井丈を相手に初防衛戦【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で世界ストロー級王者の箕輪ひろば(総合格闘技道場STF)が王座を返上することが発表された。これに伴い暫定王者の猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)が第9代王者となった。

 そして早くも9月19日の後楽園大会で世界ランク1位の新井丈(キングダム立川コロッセオ)を相手に初防衛戦を行うことが決まった。

 新井は「今の心境はやっとここまで来たんだなという感じ。修斗のベルトに5回挑戦してやっと獲った猿丸選手、9連敗から這い上がってやっとそのベルトに挑戦する俺。どっちが根性があるのか、どっちが最後まであきらめないのか見届けてほしい」と挨拶。

プロ4戦目の山内渉が世界5位の内藤頌貴に勝利。フライ級に新しい風【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で昨年7月にプロデビューを果たした山内渉(FIGHT FARM)が約2年4カ月ぶりの修斗帰還を果たした内藤頌貴(パラエストラ松戸)を破り、フライ級戦線に新たな風を吹かせた。

 内藤は2020年3月に渡辺健太郎にKO勝ちを収めたものの、その後、ケガのため長期欠場。昨年10月に「RIZIN LANDMARK vol.1」で渡部修斗を相手に再起戦を行ったのだが、これは大会1週間前に伊藤空也が欠場となったため急きょ出場となったもの。1階級上での試合ということもありパワー差も歴然で、渡部のダースチョークの前に涙をのんだ。それから9カ月、今回は万全な態勢での再起戦だった。

 対する山内は昨年のデビューからここまで3戦3勝で、フライ級のランキング入りを果たしたばかりだった。

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