先日クラウドファンディングで支援したブランドの製品が届いた。
私自身、経済的に余裕があるというわけでもないし、月々のお給料は決まっているので、何でもかんでも支援するわけではないが、今回はぜひ協力したいと思って支援することに決めた。
それが、この記事の写真に掲載されている、BONHEURというブランドである。
このWEHVE(ウェーブ)という新製品の制作に関するクラウドファンディングだ。
これまでアダルト業界で働いてきて、消費者に訴えかける色使いのルールはいくつかに分類されるように感じていた。
男性向けAVのジャケットなら三原色などパッと目をひくものが多かったり、専属女優さんが複数出ているようなものであれば金色をいれて豪華さをアピールしたり。
女性向けの作品やサイトに関しては、男性向けと反対にあえて淡い色をメインにして、「男性向けのものではなく、あなたたち女性のためのものですよ」というメッセージを込めたりした。
仕入れたアダルトグッズに関しても傾向があるように思う。
女性向けのグッズの色はピンクが多い。人気があるからなのか、メーカー側から「女性ならピンク系は必須」と思って作っているからかはわからない。ただ、同じ形でカラーバリエーションがあった場合は、ピンク系のほうが若干売上が良かったりする。
そんな考えを持っていたが、今回のWEHVEはシンプルなネイビーブルー。
自分がこれまで培ってきた経験の中からは絶対に出ない発想だ。
(ちなみに、他のアイテムのデザインもとても良い。)
そんな新しい発想や理念を持ったブランドが登場したことがとても刺激になり、ぜひ応援したいと思ったのが、支援のきっかけだった。