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タイトルで心を鷲掴まれた2分半弱の短編映画『餃子の暴動』! 今年もSSFFが始まる!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.04.25 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 今週のコラムは配信日時の都合で1日ずらしての公開になります。そうなんです。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」の季節なんです。

 そして私事ですが、この23日で42歳になりました。いや、誕生プレゼントとかは結構ですから! 本当に結構ですから。

 それでは今週も始めましょう。

人気俳優初監督作から“全編AI”作品まで!国際短編映画祭SSFF & ASIA 2024ラインアップ発表

2024.04.25 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024』(6月4日開幕)の各部門ノミネート作品他、上映ラインアップが発表。オフィシャルコンペ部門に俳優の福士蒼汰や仲里依紗による監督作がノミネートされた。

 米国アカデミー賞公認映画祭、アジア最大級の国際短編映画祭。ライブアクション部門((インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの3カテゴリー)、ノンフィクション部門、アニメーション部門の中からグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」が決定。各優秀賞受賞作品が翌年のアカデミー賞短編部門へ推薦される。

 今年は「Illuminate your life ~いのち 照らせ セカイ照らせ」をテーマに、コンペティションから特別招待作品まで、選りすぐりのショートフィルム約270作品を上映。

 コンペテション〈ジャパンプログラム〉では、福士蒼汰が初監督に挑んだ『イツキトミワ』 や、仲里依紗監督、ロバートの秋山竜次主演作『撮影/鏑木真一』、柄本時生が主演を務めた結婚とAIをめぐる近未来SFコメディー『AIしてる』など、 人気俳優が参加した注目作品もずらり。

 特別招待作品では『パフューム ある人殺しの物語』のベン・ウィショーが主演し、アカデミー賞ショートリスト入りした感動のロードムービー『自慢の息子』や、『アデル、ブルーは熱い色」』のレア・セドゥが母親を熱演した『家から逃れて』など、海外の人気俳優・監督による豪華作品がめじろ押し。

 世界の出来事や映像制作の“今”を感じられる作品もめじろ押し。〈アニメーションプログラム特別上映〉では全編生成AIによる映像、および字幕翻訳と編集もAIで行った作品『人間再プログラム訓練』を上映。AIによる映画作りの最前線を目撃するべし。

 映像ジャーナリスト・伊藤詩織氏が監督を務め、トルコシリア大地震を現地の14歳の目を通して追った〈ノンフィクションプログラム〉出品作『エフェ』、ウクライナのキエフに対するロシアのミサイル攻撃の生存者がスマホで撮影した映像から作られた〈スマートフォンプログラム〉出品作『砲撃の瞬間』など、戦争や災害の話題が続く現在を反映した作品も多数。

 他にも、LGBTQの視点が描かれる、レインボープログラムや、韓国版『花より男子』ク・ヘソン監督作品など韓国ショートフィルムの特集など、SSFF & ASIAならではのラインアップとなっている。

 『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで都内各会場で開催。4月25日からスタートするオンライン会場では、AIプログラム、レインボープログラムなど4プログラムが先行配信される。チケットは今年から有料制になり、1プログラムで一般1500円、当日1800円(一般)他。

デジタル通貨で賞金授与! 国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2024』でWeb3.0時代のアワード新設

2024.04.16 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024 」がデジタル通貨で賞金を授与する「Amic Sign アワード」の新設を発表した。

 デジタル通貨事業「Amic sign」を展開する株式会社ディーカレットDCP が Web3.0 パートナーとして映画祭に参画。デジタル通貨の分野のみならず、クリエイター・エコノミーに対する新たな価値観の創出を目指すべく「Amic Signアワード」を新設する。受賞作品は6月4日に行われる映画祭オープニングセレモニーで発表され、賞金 DCJPY500,000(円)がデジタル通貨で授与される。

 SSFF & ASIA代表の別所も「映画は、テクノロジーと共に成長し、そのクリエイティブの領域を拡げてきました。デジタル通貨による賞金!というプロジェクトをWeb3.0の技術を使い、ディーカレットDCPAmic Sign様と一緒に実現していくことは、これからの映画という動画知財のアセットマネジメントを次の次元に押し上げる未来地図 開拓の大きな一歩だと確信しています」とコメントしている。

『SSFF & ASIA 2024』は6月4日から17日まで表参道ヒルズ スペースオー他、都内複数会場にて開催。オンライン会場は4月25日から6月30日まで開催。上映会場、オンライン会場ともに有料、一部イベントは無料。詳細は映画祭公式サイトにて。

国際短編映画祭『SSFF & ASIA 2024』開催決定! 今年は“全編AI”制作の作品も

2024.03.28 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称:SSFF & ASIA)2024』が、今年は6月4日から17日まで都内複数会場にて開催されることが決定。オンライン会場では一部プログラムが4月25日から配信開始。また、今年は一部無料イベントを除き有料制となる。

「アメリカン・ショート・ショートフィルムフェスティバル」として1999年に誕生して以来、今年で26年目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、5部門の優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 今年は『Illuminate Your Life ~いのち 照らせ セカイ照らせ』をテーマに、114の国と地域から4936点の応募作の中から各部門ごとに作品を厳選。短い時間で描かれるショートフィルムはまさに“今”を映し出す作品も多く、今年は、パレスチナの難民キャンプを舞台にした物語や、ミサイル攻撃を生き残った人々のスマートフォンフッテージから制作されたドキュメンタリー、宗教や文化の違いを背景に描かれるダイバーシティを訴えかける作品など、「いのち」や「LIFE(人生)、(生活)」を描く作品が多く集まったほか、映画祭史上初となる、全編AIが制作したショートフィルムも登場する。

 また、昨年からスタートした、クリエイターのアセットマネジメントを行うプラットフォーム「LIFE LOG BOX」と連動し、映画祭のプロモーション動画を募集。NFT投票により優秀賞を決定するコンテストを開催。優秀作品は映画祭セレモニーで上映&は賞金10万円が贈呈される。

 さらに、これまで映画祭に参加してきたクリエイターたちの作品と、配給会社やオンラインプラットフォーム、放送局、映画祭を結び付け、双方にとってのビジネスチャンスを創出するべく今年はショートフィルムクリエイターとコンテンツのオンラインマーケットを初開催する。

『SSFF & ASIA 2024』は表参道ヒルズ スペースオー他、都内複数会場にて開催。オンライン会場は4月25日から6月30日まで開催。上映会場、オンライン会場ともに有料、一部イベントは無料。詳細は映画祭公式サイトにて。

作家・大前粟生やAマッソ加納らが「小説×映画」を語るイベント開催決定

2024.01.29 Vol.web original

 小説家・大前粟生やお笑いコンビAマッソの加納愛子ら登壇のイベントが開催決定。1月29日よりチケット販売を開始する。

 国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が展開する短編小説公募プロジェクト「BOOK SHORTS」の10周年と、SSFF & ASIAと連動するオンライン映画館「ブリリア ショートショートシアター オンライン(以下、BSSTO)」の6周年を祝うアニバーサリーイベント。

 BOOK SHORTSではこれまで、のべ1万7000点以上の短編小説が応募され、優秀な作品はSSFF &ASIAの監督たちによりショートフィルム化。れまで15本のショートフィルムを発表している。

 今回のイベントでは映画祭代表の別所哲也がモデレーターを務め「小説×映画」をテーマに小説が映画になるまでのプロセスやそれぞれの魅力などを語り合う。

 ゲストは、第二回ブックショートアワード大賞を受賞し、2023年に映画化され話題を呼んだ『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の小説家・大前粟生と、お笑いコンビ「Aマッソ」でネタ作りを担当する加納愛子。

 また会場では、小説をもとに制作されたショートフィルムも上映され、トークと映画で「小説×映画」の魅力を楽しめるイベントとなっている。1月29日よりチケット販売を開始。

役所広司や剛力彩芽の主演ショートフィルムがハリウッドで上映決定

2023.12.18 Vol.web original

 

 役所広司主演、永山瑛太監督によるショートフィルム作品など、日本のショートフィルムを紹介する映画祭「UNLOCK CINEMA Short Films,Infinite Possibilities」が2024年1月にロサンゼルスにて開催されることが決定した。

 今年25周年を迎えた国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」と、5周年を迎えた外務省の対外発信拠点ジャパン・ハウス ロサンゼルスによる企画。

 当日は「SSFF & ASIA 2023」のグランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞作品『希望のかけ橋』(監督・吉田和泉)や、役所広司主演、永山瑛太が監督を務めた『ありがとう』のほか、アカデミー賞受賞監督・濱口竜介による『天国はまだ遠い』、2018年にアカデミー賞短編部門にノミネートした『ネガティブ・スペース』(監督・桑畑かほる/マックス・ポーター)、剛力彩芽主演『MASKAHOLIC』(監督・洞内広樹)など、今注目したい日本のショートフィルム作品を一挙上映。

 さらには特別作品として、ヴィム・ヴェンダース監督が日本で撮影した、ダンサー田中泯をとらえた最新ショートフィルム『Some Body Comes into the Light』も上映するほか、SSFF & ASIA代表の別所哲也と、今年のカンヌ映画祭で脚光を浴び、米アカデミー賞国際長編映画部門日本代表に選出された、役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』の共同脚本・プロデュースを務めた高崎卓馬氏らよるトークイベントも実施予定。日本のショートフィルムを通して、ハリウッドに日本映画の魅力を伝える貴重な機会となりそうだ。

 現地時間の2024年1月11日に米国ロサンゼルス・TLCチャイニーズシアターにて開催。

SSFF & ASIA 2023グランプリ=ジョージ・ルーカスアワード受賞
『希望のかけ橋』(The Bridge)監督:吉田和泉

 

『ありがとう』(Gratitude)監督:永山瑛太

 

『MASKAHOLIC』 監督:洞内広樹

 

『Somebody Comes into the Light』 監督:ヴィム・ヴェンダース

元超新星ユン・ソンモ 日韓の撮影現場の違い語る「韓国では週に50時間以上撮影できない」

2023.10.20 Vol.web original

 

 国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)による秋の国際短編映画祭・韓国特集プログラムのトークイベントに、元超新星の俳優ユン・ソンモが登壇。日韓の撮影現場の違いなどを語った。

 相変わらずの流ちょうな日本語でトークを繰り広げたソンモ。この日は上映された5作品を鑑賞し「友達もいるし先輩もいるし」と見ごたえに太鼓判。

 ドタバタコメディー作品について聞かれ「僕の好みではないです」とストレートに感想を述べたり、東方神起・ユンホの映像作品に「さっきのコメディーとユンホさんのとで10倍、20倍くらいかかってるお金が違うと思う」とぶっちゃけトークで観客を笑わせたソンモ。ソ・イングクの作品については「僕も昔、超新星でデビューしたころ、いろいろな舞台に立っていろいろな人になって、何が本当の自分なんだろうと思ったことがあった」と共感を寄せた。

 現在、韓国と日本で俳優として活動。韓国と日本の撮影現場の違いを聞かれると「韓国は法律により週に50時間以上、撮影ができない。スタッフが撮影帰りの車を運転して事故を起こすということが毎年あって、今は、1時間でも過ぎたら電話したら監督とかプロデューサーとか捕まります」と説明。さらに「日本では、去年僕も映画を撮ったんですが、その日6時に現場に呼ばれて、次の日は5時によばれて(笑)」と苦笑し「どっちがいいかといったら…やっぱり人の命が大事じゃないですか? それは世界的にやってほしい」と撮影環境の改善に期待。

 その一方で、撮影現場の話題になると「日本のドラマに3つくらい出演したんですが、現場の雰囲気がめっちゃいい。日本の皆さんは親切で優しくて、撮影期間中楽しかった。韓国だと正直、撮影が終わると大変だったと思うことの方が多いけど、日本ではまた初日に戻りたいと思う。韓国もそうなってほしい」と明かした。

 韓国コンテンツのパワーの理由は「アーティストが韓国の財産」と語りつつ「でも逆に韓国人は日本の監督や脚本家が天才だと思ってる人が多い。アニメもそうだし」と力説。

 好きな韓国の俳優は「イ・ビョンホンさん」。好きな日本映画は「『アウトレイジ』シリーズ。好きだし、出演してみたい」。最近のお気に入り作品は「僕がずっと共演したいと思っている有村架純さんの『ちひろさん』がネットフリックスで韓国でトップになっていて僕も見ました。やっぱり日本の映画は日本の色が出てるなと思いました」と目を輝かせた。

 映画の撮影や編集スタイルの日韓の違いなどにも言及し、大いに映画トークで盛り上げたソンモ。「これからもいろんなところで演技と歌の分野で頑張っていきたいです」と日韓での活動に意気込みを見せていた。

剛力彩芽、3本の主演ショートフィルム完成に感激「大きな挑戦ができた」

2023.10.20 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2023」 による「秋の国際短編映画祭」トークイベントが19日、都内にて行われ、俳優の剛力彩芽らが登壇。剛力が企画段階から参加した3本の主演ショートフィルムの完成に感激した。

 SSFF & ASIAと剛力が2020年に企画した、剛力主演のショートフィルムを制作するプロジェクト。剛力がシングルマザーを演じる『卵と彩子』(大森歩監督)、男から逃亡する女性を迫真の演技で魅せる『傷跡』(井上 博貴監督)、マスク依存症の狂気を演じる『MASKAHOLIC』(洞内広樹監督)が完成した。

 10月19日に行われたイベントでは、作品上映とともに、主演の剛力と、井上博貴監督、洞内広樹監督が登壇。剛力は3年前に撮影した作品に「記憶がよみがえりました。短い期間で3つの異なる作品をそれぞれ撮影して大変だったけど大きな挑戦ができて楽しかったです」と振り返った。

 作品作りに企画段階から関わった今回の経験に剛力は「うれしい反面、不安もありました」と明かしつつ本作の経験を通してショートフィルムの魅力を知ったといい「自分の想いと、作った人の想いとがよりダイレクトに重なり合ったり、一方で、見る人に“あなたはどう思う?”と解釈をゆだねてくれる余白も多く好き。とても興味深いと思った」。

 作品にちなみ「もし明日なりたいものになれるとしたら?」と聞かれると剛力は「「今の仕事以外考えたことなかったな」としつつ「なれてしまうのだったら、すごく素敵な作品を作る監督になりたいかな」と笑顔で答えていた。

 3作品のメイキング映像は映画祭公式YouTubeにて公開中。「SSFF & ASIA 2023 秋の国際短編映画祭」はオンラインにて10月27日まで、リアル会場は22日まで東京都写真美術館ホール他にて開催中。

オスカーに続く道「SSFF & ASIA 2024」作品募集が8月1日よりスタート

2023.08.01 Vol.web original

 

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が8月1日より、2024年度の開催に向けたショートフィルム作品の募集を開始した。

 今年6月の開催で、25回目という節目を迎えたSSFF & ASIA。世界120 の国と地域から集結した5215点の作品が集まり、約200作品が上映。東京会場、オンライン会場の総動員数は72万人以上を記録した。

 SSFF & ASIAは2004年に米国アカデミー賞公認の映画祭となり、映画祭グランプリ作品を翌年のオスカーノミネート候補として推薦。現在ではライブアクション部門(インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門)と、ノンフィクション部門、アニメーション部門の推薦枠が認められ、サンダンス映画祭やパームスプリングス映画祭と並ぶ、合計5つの部門優秀賞に翌年のオスカー獲得へのパスポートを授与できる映画祭となっている。

 映画祭では他にも、東京をテーマにした作品を募集する「Cinematic Tokyo部門」、スマートフォンならではの新しい映像クリエイティブの創出を目指す「スマートフォン部門」、国内の25歳までの監督が制作した作品を対象に、5分以下のショートフィルムを募集する「U-25プロジェクト」、企業・行政によるブランデッドムービーを特集する「BRANDED SHORTS」、昔話やおとぎ話、民話、小説などの<二次創作>の短編小説を募集する「BOOK SHORTS アワード」といった多岐にわたる作品公募も同時スタート。

 さらにショートフィルム企画を募る第2回講談社シネマクリエイターズラボの募集も開始。

 各応募方法・応募に関する詳細は「SSFF & ASIA 2024」作品募集ページを確認のこと。多彩な部門や企画が世界のクリエイターを待っている!

 

詳細は
https://www.shortshorts.org/creators/jp/

 

村⾬⾠政 18歳来日時の「日本への希望と失望を引き出し」映画初主演 愛猫との共演にデレ

2023.06.26 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2023」アワードセレモニーが26日、都内にて行われ、スウェーデン出身の庭師・タレントの村⾬⾠政が登壇。村⾬が来日時の“初心”を振り返った。

 村⾬⾠政は主演のショートフィルム『The Izakaya Dialogue』の作品完成発表に、共演の鳴海唯、神保悟志、ホッピービバレッジ株式会社社⻑・⽯渡美奈氏とともに登壇。

 同作は、赤坂を舞台に、日本が世界に誇る居酒屋文化の魅力を伝える作品。映画祭アンバサダーのLiLiCoも「(出身の)スウェーデンでも“Izakaya”で通じるんです」。

 村雨は「僕にとっては初めての主演で、責任感と緊張でいっぱいでした」と振り返り「自分と重ね合わせたときにけっこう共通点がありまして。それを引き出しながら、懐かしく楽しく演じさせていただきました」と笑顔。

 18歳で来日し、26歳で日本国籍を取得。庭師のほか連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』など俳優やタレントとしても活躍している村雨。日本とのカルチャーショックに戸惑う役どころに「10代の自分に、初心に戻って、日本に対する期待とか、実際に住んでみて失望したこととか、そういったことをも引き出して演じました」と言うと、映画祭アンバサダーのLiLiCoも「私も18歳で日本に来て、自分にとって幸せってなんだろうとか考えました」と同国出身の村雨に共感。

 神保も「僕も下積み時代、アルバイトでよく居酒屋にいたので、そのときの経験を生かしました。何事も無駄はないですね」とにっこり。

 さらに、劇中に登場するネコは村雨の飼い猫だといい、村雨は「うちで飼っている、拾ったネコなんです。芽吹きというネコがいまして。本当にちょいと出演を…。僕も(オファーを)聞いたときびっくりして(笑)。でもうれしいです、うちの芽ちゃんがこんなところで…」と愛猫との共演を喜んでいた。

 SSFF & ASIAは今年で誕生から25年を迎える、アジア最⼤級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認国際映画祭に認定されており、現在は5部門の優秀賞受賞作を翌年のアカデミー賞ノミネートに推薦できる。

『SSFF & ASIA 2023』オンライン会場は7月10日まで開催中。

EXILE HIRO「シネマファイターズ」新プロジェクト発表 別所哲也から第3子誕生も祝福「いろんな意味でおめでとう」

2023.06.26 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2023」アワードセレモニーが26日、都内にて行われEXILE HIROが登壇。ショートフィルム「シネマファイターズ」新プロジェクトを発表した。

 SSFF & ASIAは今年で誕生から25年を迎える、アジア最⼤級の国際短編映画祭。

「シネマファイターズ」は2017年にスタートした、作詞家・小竹正人の世界観を音楽と映像で表現しショートフィルムを製作するプロジェクト。LDH JAPANのアーティストが音楽や俳優として参加しているのも見どころ。

 エグゼクティブプロデューサーを務めるHIROは同プロジェクトに挑んだ理由を聞かれると「自分たちとしては勉強したかったということがあります。映画監督という職業をとても尊敬していた。才能ある監督の皆さんとコラボできることが財産になると思いましたし、プロジェクトが始動してからもそれは感じました。改めて学びたいという気持ちで別所さんに相談しました」と振り返った。

 企画プロデューサーを務める別所も「HIROさんの“よし、やりましょう”という言葉でスタートしたプロジェクト。HIROさんの日本のエンタメを世界へという思い、いろんな監督たちと学びたいという思いを語られていましたが、LDH総出でショートフィルムを盛り上げていただいて感謝しています」。

 この日は「シネマファイターズ」の新たなプロジェクトも発表。HIROは「残念ながらコロナで止まっていたのですが、今年から新たなプロジェクトとして生まれ変って、また日本のエンターテインメントを元気にしていきたいなと思っています。今回は3本のミュージックショートを作り、それをつなげて1本の長編映画を作るプロジェクトになります」と紹介。

 別所は「ワクワクが止まらないですね」と目を輝かせつつ「HIROさん、またご家族も増えて。いろんな意味でおめでとうございます」と先日、妻の上戸彩との間に第3子が生まれたことを発表していたHIROを祝福すると、HIROは「ありがとうございます、頑張ります(笑)」と照れ笑いしていた。

『SSFF & ASIA 2023』オンライン会場は7月10日まで開催中。

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