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『SSFF & ASIA 2024』レッドカーペット 審査員・永作博美は膝上スカート、ゲストの叶美香は大胆スリットドレス

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、審査員や映画祭出品者に加え、豪華なセレブリティーたちがレッドカーペットに登場した。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。

 毎年、国内外から多彩な映画人が参加する「SSFF & ASIA」。アワードセレモニーのレッドカーペットにも豪華な映画人やセレブがドレスアップして登場。

 映画祭代表の別所哲也と映画祭アンバサダーのLiLiCoを皮切りに、アワードセレモニーMCを務める国⼭ハセンと望⽉理恵、審査員のティム・レッドフォード、永作博美、⼭崎エマ、シャロン・バダル、本⽊克英、藤岡弘、シシヤマザキ、俳優の⽚岡鶴太郎ら映画祭に参加する顔ぶれに加え、ゲストとしてデザイナーのコシノジュンコやタレントの叶美香らもレッドカーペットを彩った。

『SSFF & ASIA 2024』のグランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉には、俳優の森崎ウィンが初監督したミュージカル『せん』が輝いた。

 米国アカデミー賞公認映画祭である同映画祭では、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

 

 

小池都知事、世界に東京をPR 片岡鶴太郎は「江戸切子を東京のお土産に」

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、東京都が製作したショートフィルムに出演した片岡鶴太郎らが登壇。⼩池百合⼦東京都知事も登壇しショートフィルムを通した東京の魅力発信に期待を寄せた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。2004年に東京都との共催で「ショートショート フィルムフェスティバル アジア( SSFF ASIA )が始まり、東京の魅力を伝える作品を公募、制作する「Cinematic Tokyo(シネマティック トーキョー)部⾨」を2016年に設立。今年は39の国と地域から188作品の応募があった。

 オープニングセレモニーではビデオメッセージを寄せた小池都知事。この日、登壇すると「今日は“リアル百合子”で行きたいと思います」と笑いをさそいつつ「ショートフィルムは映画の魅力が凝縮されている。世界を魅了する作品が東京に生まれ、東京から世界に発信されますように」とショートフィルムを通しての魅力発信に期待。

 インバウンド熱と比例するかのように、今年の会場には多くの海外クリエイターが出席。小池都知事も「これからも多くの方に東京を楽しんでいただければ。

 また、この日は「サステナブル・リカバリープロジェクト」として東京都が制作したショートフィルム『紋の光』の完成も発表し、出演した俳優の⽚岡鶴太郎、前原滉、子役の岩本樹起くんと安井祥⼆監督も登壇。

 実際の江戸切子工房でロケを行い、わずか1日の撮影で熟練職人を演じきった片岡は「私も普段から絵を描いたりしていますから、工房に入るとそういうモードになりますね(笑)」と照れつつ「今、東京にたくさんの海外のお客様がお越しになっていますけど、東京には江戸切子という素晴らしい工芸があることを知っていただいて、ぜひ東京のお土産にしていただけたら。ロックグラスにしてウイスキーを飲むとき良いんですよ。こう(指が)引っかかりますので酔っぱらっても落とすことが無いんです」とアピールし会場の笑いをさそっていた。

 グランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉には、俳優の森崎ウィンが初監督したミュージカル『せん』が輝いた。

 米国アカデミー賞公認映画祭である同映画祭では、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

森崎ウィン、初監督作がグランプリ“ジョージ・ルーカス アワード”受賞で「スピルバーグとルーカスを制覇」米国アカデミー賞挑戦へ

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、俳優の森崎ウィンの監督作『せん』がグランプリを受賞。主演・中尾ミエとともに喜びを爆発させた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 初監督作『せん』でライブアクション部⾨ジャパン優秀賞を受賞した森崎ウィン。「1個だけやってみたいことがあって…とったどー!」とトロフィーを掲げて大喜び。主演の中尾ミエも「なるべく目立たないように演じ、なるべく目立たないように歌ってきたので…本当にうれしいでーす!」

 明るく喜んでいた2人だったが、さらに5部門の優秀賞から選ばれるグランプリを受賞した瞬間、驚きと喜びを爆発。

 映画祭の代表・別所哲也から「森崎ウィン監督、映画祭26年の歴史の中で、俳優として活躍されながら監督としてグランプリを受賞したのは初」と告げられると、森崎監督は感謝を述べながら「こんなに足が震えているの初めて」と苦笑。

「俳優をやりながらいつしか監督をやりたいと思うようになった。こんな大きな宝物のような経験をさせていただいてこれで十分だと思ったら…」と感極まり「僕は『レディ・プレイヤー1』でスピルバーグ監督と仕事させていただいて、今回ジョージ・ルーカス アワードを頂いて。スピルバーグとルーカスを制覇したと言わせていただいていいでしょうか」と胸を張り会場も大盛り上がり。

 中尾も「去年、喜寿を迎えて自分なりの一区切りだったんですけど…私の人生の中で最大の喜びです。これでもうちょっと長生きしようかなと思いました」と大感激。

 最後に森崎は「タイトルの『せん』のようにどんな“線”でも乗り越えていけると信じています」と力強く語っていた。

 ライブアクション部⾨インターナショナル優秀賞は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設を舞台に全編手話で構成されたマテウス・リビンスキー監督(ポーランド)作『ヤマアラシのジレンマ』。リビンスキー監督は言葉につまりながら「これは私の1作目の作品。本当に驚いています」と感激。

 ライブアクション部⾨アジア インターナショナル優秀賞は目の見えない10代の親友同士の少女たちを描いたプラディーダ・ブリラファ・ラハユ監督(インドネシア)作『いつの日か』。

 ノンフィクション部⾨では、ナイジェリアの小さなバレエスクールからバレエダンサーを夢見る若者たちを描いたジェイコブ・クルプニク監督(ナイジェリア、アメリカ)作『ナイジェリアのバレエダンサー』が受賞。登壇したクルプニク監督は「ナイジェリア・ラゴスのダンサーたちと作った映画を東京の人々が祝ってくれるなんて本当に信じられない気持ち」と笑顔を見せた。

 アニメーション部⾨では思春期の姉と空想にふける弟を描いたマット・フレーザー監督(カナダ)作『プールのカニ』が受賞。

 審査員の本⽊克英監督は「今回、ジャパンでは第一線で活躍している俳優さんたちが多くの作品を監督されていて、くやしいぐらい完成度が高かった」と振り返り「喪失を見つめる作品が多かったが、森崎監督は驚きとともにその先を見つめていく手腕が光っていた」と評価。

 秀作ぞろいの難しい審査を振り返った各部門審査員一同。永作博美は「たくさんの宝物に出会わせていただいた」と感謝。シャロン・バダル氏は「今こそあなたたちのクリエイティブさが必要な時」とエール。藤岡弘、も「世界100カ国以上旅をした思い出がよみがえってきました」。

 映画祭代表の別所哲也も俳優の初監督作の受賞という快挙を受け映画祭の新たな可能性に期待を寄せていた。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

  

清水美砂「日本の素晴らしさ表現したい」受賞した主演作の舞台・成田空港はインバウンドで人材不足

2024.06.12 Vol.web original

 

 俳優の清水美砂が12日、都内にて行われた「Branded shorts of the Year」に登壇。観光映像大賞では、清水美沙が主演した千葉県成田市の観光映像作品の受賞に感激した。

「BRANDED SHORTS」は国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2024(以下、SSFF &ASIA)内で開催される、ブランデッドムービー(企業や広告会社がブランディングを目的に制作したショートフィルム)を表彰する。合わせて地方自治体によるPR映像を表彰する観光映像大賞も実施する。

 今年の観光映像大賞ファイナリストに残ったのは、岐阜県瑞浪(みずなみし)市、神奈川県小田原市、千葉県成田市、福島県浜通り地域、秋田県秋田市。

 そのうち、観光映像大賞観光庁長官賞を受賞したのは千葉県成田市による、成田空港を舞台にした『空の港のありがとう』。

 同作は、清水美砂が演じる、仕事にやりがいを見いだせなくなっていた成田空港のグランドハンドリングスタッフが、人々との触れ合いを通して大切なことを再発見する物語。

 登壇した清砂は「私は女優として作品の小さい大きいということはあまり考えていません。これからも日本人として、日本の素晴らしいところを表現していきたい」と受賞に感激。

 成田空港地域映画製作委員会代表の下田真吾氏は「成田空港は今、インバウンドでコロナの打撃から急速に回復している一方、人材不足と言う課題を抱えている」と作品を通して、成田空港と地域の発展に寄与したいと語り、髙橋一郎官公庁長官も「日本の表玄関として人々を迎える心の気概を感じた」と高く評価していた。

「Branded Shorts of the Year」は、ナショナル部門に、実在の社員の半生をモチーフとした東レ株式会社の『ストレートパス』、インターナショナル部門にはサニタリーアイテムを提供するModibasicsによる『I’m Dying Inside』が受賞。「Deloitte Digital Award」には堺雅人主演の『できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』。「BRANDED SHORTS HR部門supported by Indeed HR Best Short Award」は全国料理業生活衛生同業組合連合会による『そう、あの料理店で・・・#1 修行篇』が受賞した。

山崎紘菜「タクシーの運転手さんを観察しました」BASE FOODのブランディング映画で初挑戦

2024.06.12 Vol.web original

 

 俳優の山崎紘菜が12日、都内にて行われた「Branded shorts of the Year」に登壇。主演したショートフィルムで演じたタクシー運転手役を振り返った。

「BRANDED SHORTS」は国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2024(以下、SSFF &ASIA)内で開催される、ブランデッドムービー(企業や広告会社がブランディングを目的に制作したショートフィルム)を表彰する。今年は世界各地から747点の応募があり、その中から最優秀作品「Branded Shorts of the Year」が表彰される。

 コンペティション各部門に加え、この日は注目のプロジェクトも紹介。「BASE FOOD」を開発・販売するベースフード株式会社が初製作したショートムービー『父を、乗せて。』で主演した山崎紘菜は「タクシー運転手の役なんですが、運転しながらのお芝居は初めてだったので難しかったです」と振り返りつつ「普段タクシーに乗るときに、運転手さんがどういうところに気を配っているのかなと観察したりしていました」と役作りを明かした。

 ベースフード株式会社マーケティング部ブランド担当の溝口究氏も「撮影に立ち会って涙腺が崩壊していました(笑)」と振り返りつつ「商品がこの物語を邪魔するようなことはしたくなかった。父と娘の物語に寄り添う、あくまで脇役として、あまり商品を見せないでほしいと監督にもお伝えしました」と明かすと、常盤司郎監督も「商品が見えるように山崎さんに食べてもらおうとしたら“あまり見せないでいいです”と言われました(笑)」。

 山崎も「この作品を父と母に見せたい、プレゼントしたいと思いましたし、ベースフードさんの思いも伝わったので、大切な人にもプレゼントしたいです」と語っていた。

「Branded Shorts of the Year」は、ナショナル部門に、実在の社員の半生をモチーフとした東レ株式会社の『ストレートパス』、インターナショナル部門にはサニタリーアイテムを提供するModibasicsによる『I’m Dying Inside』が受賞。「Deloitte Digital Award」には堺雅人主演の『できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』。「BRANDED SHORTS HR部門supported by Indeed HR Best Short Award」は全国料理業生活衛生同業組合連合会による『そう、あの料理店で・・・#1 修行篇』が受賞。観光映像大賞観光庁長官賞は千葉県成田市の『空の港のありがとう』が受賞した。

別所哲也「オーディションに受かってアメリカに行ったのに“全然使えない”と言われ…」

2024.06.08 Vol.web original

 

 開催中の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」の関連イベントが8日、都内にて行われ、モデルの市川紗椰と映画祭代表を務める俳優・別所哲也が登壇。別所がハリウッドで映画デビューした過去を振り返った。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。この日のイベントは毎⽉『美しさ』をテーマに国内外のショートフィルムを配信する「MILBON BEAUTY MOVIES」の映画祭特別版。

 この日は、バレエダンサーを夢見るナイジェリアの子どもたちを追ったドキュメンタリー『ナイジェリアのバレエダンサー』、アルツハイマーの母親と暮らす息子の思いを描くドラマ『パリ1970年』、“壁”の向こうの海が見たいと願う祖父を喜ばせるため、あるウソをつく少女の物語『パレスチナ諸島』を上映。

 そのうち『ナイジェリアのバレエダンサー』に登場する欧米の、欧米のバレエの世界に挑む黒人ダンサーたちにちなみ「チャレンジの経験」を聞かれた2人。

 文筆業でも活躍している市川は「私はもともと英語がメインだったので、初めて日本語で文を書いてお金を頂くというときはすごく勇気が要りました。怖ささえありましたね」。

 一方、別所は「振り返れば、俳優になろうと決めた大学生のころオーディションを受けてアメリカに行って生活したことがチャレンジだったかも」と、1990年の日米合作映画『クライシス2050』でのハリウッドデビューを振り返り「当時は自分の英語は通じない、演技もままならない、オーディションに合格して行ったのに“全然、使えない”と言われて、演技学校に入って一からやり直した」と苦笑。

「でも今思えば、それで鍛えられましたよね。『ナイジェリアのバレエダンサー』もそうですけど、自分が熱中していることがあるとご飯を食べるのも忘れたり、大変なんだけど面白いんですよね。この映画祭を始めたときもそうでした」と言えば市川も共感。

 別所は「ショートフィルムの魅力を分かち合いたくて1999年に映画祭を始めて早26年。その間にネットが広まり便利にもなったけどこうやって会場で皆さんとつながる時間も大切。オンライン配信作品もありますが、ぜひ会場にも足を運んでいただけたら」とアピールしていた。

『SSFF & ASIA 2024』は17日まで都内各会場にて、オンライン会場は6月30日まで開催中。

“鉄オタ”市川紗椰「季節で電車の“ガタンゴトン”は違う」最近のマニア旅は「100年前のパリの廃線跡」

2024.06.08 Vol.web original

 

 開催中の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」の関連イベントが8日、都内にて行われ、モデルの市川紗椰と映画祭代表を務める俳優・別所哲也が登壇。多趣味な市川のマニアっぷりに別所が驚いた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。この日のイベントは毎⽉『美しさ』をテーマに国内外のショートフィルムを配信する「MILBON BEAUTY MOVIES」の映画祭特別版。

 ともにラジオパーソナリティーを務めている2人。市川は「いつも別所さんの番組を聞いているので声を聞くとほっとします」と笑顔。

 鉄道や相撲、音楽など、多趣味な一面でも知られる市川。別所から「“鉄ちゃん”なんですか? “見る鉄”? “乗る鉄”?」と、鉄道ファンとしてどんな楽しみ方をしているのかを聞かれると、市川は「強いて言うと“音鉄”。主に音を楽しむんです。列車のモーター音とか、ガタンゴトンのジョイント音、車内アナウンスとか。美しい音がたくさん流れてきます。でも乗るのも見るのも好きですし“何でも鉄”ですね」。

「ガタンゴトンが美しい音?」と驚く別所に、市川は「“ガタンゴトン”はけっこう情報量多いんです。あの音の正体はレールの隙間の音なんです。なので冬だと夏よりちょっとだけ大きい音になる。季節も感じられるんです」。

「そういうのも分かる」と感心されると市川は「分かると思えるのも楽しい。そういうことが幸せのハードルを下げてくれる。ガタンゴトンが今日は大きいなと思うだけで幸せを感じられるので、そういう意味でも趣味は人生を豊かにするというのは実感しているかも」。

 さらに市川は「散歩も好きで、元から地形とか階段とか好きなんですけど最近加わったのが“ど根性花”探し。コンクリートの間から生えている花」と明かすと、別所はまたまた「ど根性花? そういうワードがあるんですか」と目を丸くしつつ「僕は最近、味付け海苔にハマっていて、いろんなスーパーに行くとまず海苔コーナーに行きますね。…市川さんのように深掘りできないんですけど(笑)」と苦笑。

 旅好きでもある市川。「最近ですと数カ月前にパリに行って、パリを囲んでいる廃線が開放されて遊歩道になっているところに行ってきました。100年前にパリを周遊していた貨物があったんです。パリの新しい景色が見ることができました」とマニアックな旅を振り返った。

 この日は、今年の映画祭応募作品の中からSNSで世界から注目を集めたショートフィルム3本を上映。市川も「短いけどすごい濃い作品を、大勢で見る体験が好きでした」と満喫していた。

『SSFF & ASIA 2024』は17日まで都内各会場にて、オンライン会場は6月30日まで開催中。

登壇者、豪華すぎ!『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024』のオープニングセレモニーに行ってきた!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2024.06.05 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 線状降水帯って言うんでしたっけ? 最近また突然の大雨が降り出してますよね。その間に屋内にいたら「今日は運がいい」と小さな幸せを感じる今日この頃です。

 今週から『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024』のリアル開催が始まりましたので、今週はそのオープニングセレモニーのリポートです。

TUBE前田「GACKTくんとは何の共通点もなかったけど…」『SSFF & ASIA 2024』でコラボ作品世界初披露

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、オープニング特別上映作品の音楽を手がけたTUBE・前⽥亘輝とGACKTや、韓国の人気グループStray Kidsがビデオメッセージを寄せた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 オープニングセレモニーでは、TUBE×GACKTによる特別上映作品『サヨナラのかわりに』を上映。企画・音楽を手がけたTUBE・前⽥亘輝とGACKTからもビデオメッセージが寄せられた。前⽥は「自分も50代最後の年になりまして、大切な人の別れを経験する歳になり、そういう人に思いをはせる曲ができないかと、TUBEとやるだけでなく、一番遠いアーティストに声をかけてみようと、GACKTくんに声を掛けました。お互い、音楽的にもジャンル的にもまったく共通する点は無かったんですが、大切な人との別れというテーマ1つであの楽曲を制作することができました」と、普段から親交がある一方「共通点がない」というGACKTとのコラボに手ごたえ。一方のGACKTも「僕の大好きな大先輩、松重豊さん、遠藤憲一さんにも出演していただいて、さらに素晴らしい作品になりました」とオープニングでの作品初お披露目を喜んだ。

 ショートフィルム文化に貢献した人に贈られるグローバルスポットライトアワードでは韓国の人気グループStray Kidsの出演作『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』が受賞。メンバーからは「世界的な映画祭で皆さんに見ていただけるのはうれしいです」「今回、この撮影を皆とできて楽しかった」「皆さんにSKZの世界観を届けられたらうれしいです」と日本語、韓国語、英語を交えてメッセージを寄せた。

『SSFF & ASIA 2024』はは17日まで都内各会場にて、オンライン会場は6月30日まで開催中。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

日英中韓4カ国語ペラペラの別所哲也?最新のボイス生成AIで映画祭開幕挨拶

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、冒頭、映画祭代表の俳優・別所哲也がボイス生成AIによる音声で4カ国語での挨拶をした。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 本年は「Illuminate Your Life ~いのち照らせセカイ照らせ」をテーマに、リアル会場・オンライン会場合わせ、世界約114の国と地域から集まった4936点以上の中から厳選された約270作品を上映する。

 冒頭、スクリーンに映し出された映画祭代表・別所哲也が、日本語と英語に加え、中国語と韓国語でも流ちょうな挨拶。その後、登壇した別所は「実はあの映像はAIで音声を生成したもの。僕は中国語や韓国語は話せませんが、僕自身が日本語でしゃべったものを僕自身の自然な音声で複数の言語にできるんです」と俳優の機会の広がりにも期待しつつ、テクノロジーとクリエイターが協働する映画祭をアピールした。

 今年は、全編AIで制作したショートフィルムなど、最新技術を活用した作品やプロジェクトも多数。映画祭史上初のデジタル通貨で賞金授与されるAmic Signアワードを受賞した眞鍋海里総監督もweb3技術を生かしたクリエイターエコノミーに「こういった仕組みでますます映画作りのハードルが下がっていけば」と期待。

 日本博プロジェクトで登壇した文化庁の都倉俊一長官も「今年、映画祭ではクリエイターと海外をつなぐオンラインマーケット実施されたとのこと。クリエイターが作り上げたものがいかに世界のマーケットに羽ばたくかは重要。文化庁としても国を挙げて、文化の産業化、海外展開を支援していきたい」と語った。

 また、25歳以下の監督作を対象とするU-25プロジェクトでは18歳の川邊出雲監督が『母のレシピ』で受賞。川邊監督はシンガポール在住で、9月からニューヨーク大学に進学するといい「将来は多文化の架け橋になる映画を作りたい」と意欲を見せていた。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

オスカー狙う!仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンが監督作に意気込み『SSFF & ASIA 2024』開幕

2024.06.04 Vol.web original

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024」のオープニングセレモニーが4日、都内にて行われ、俳優の仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィンが映画祭に出品する自身の監督作に意気込みを語った。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。米国アカデミー賞公認映画祭として、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

 俳優が監督に挑戦するシリーズ企画『WOWOWアクターズ・ショート・フィルム4』で製作した監督作を出品する仲⾥依紗、千葉雄大、福士蒼汰、森崎ウィン。

 それぞれに監督業の楽しさ、難しさを語った一同。監督2作目となる千葉は「成長した話をしたかったが思い浮かばない」と苦笑しつつ「前作と同じスタッフさんが多かったので、チームワークやコミュニケーションをより取れるようになった」と“千葉組”に手ごたえ。

 仲は「難しかったのはすべて。監督ってこんなに大変なんだ、と。今後は監督の言うことに絶対、食い気味に入っていこうと思います。それくらい苦労が分かりました」。福士が「編集や音入れがどうやっていいか分からず、難しかったけど、役者さんに演出するのは楽しかったですね。僕のひと言で役者さんの心が動いたりするので、やりにくくないようどう伝えるか考えるきっかけになりました」と言えば、森崎は「僕は逆で、自分の頭の中に浮かんできたことを伝える難しさを実感しました」。

 ロバートの秋山竜次を主演に迎えたホラーを手がけた仲里依紗は秋山に一切セリフをしゃべらせないという演出に「“あ、うん”というセリフもあったんですけど消しました。(秋山が話せずに)苦しそうでした(笑)」と笑いをさそい、ミュージカル作品を手がけた森崎は「日本のオリジナルのミュージカル映画がもっと普及していい。アジア、日本ならではのミュージカル映画に挑戦したかった」。衝撃のラストで驚かせた福士は「その後の設定をどうにか成立させるホンを書きます」と続編製作に意欲。

 別所は「僕も同じ俳優として若い俳優さんが挑戦するのはうれしい」と目を細めつつ「私も20年前はトレンディ俳優だったんです。20年後…」と監督業に挑戦した俳優たちの未来に期待を寄せていた。

【オープニングセレモニーで発表された受賞作】
Shibuya Diversity Award:『メイシーとの時間』(監督・ミカ・シモンズ)
J-WAVE SOUND OF CINEMAAWARD:『カンタータ』(監督・Dave Fox)
U-25プロジェクト:『母のレシピ』(監督・川邊出雲)
スマートフォン部門優秀賞:『人生は宝探し』(監督・Wai Yee Chan)
Amic Signアワード:『フューチャー!フューチャー!』(総監督・眞鍋海里)
グローバルスポットライトアワード:『樂-STAR (ROCK-STAR)>SKZFLIX』(監督・
キム・ビョンジュン)

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