シュートボクシング(SB)の2023年シリーズ開幕戦となる「SHOOT BOXING 2023 act.1」(2月12日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)が聖域統一スーパーライト級王者のTAaaaCHAN(PCK連闘会)と対戦し、判定で勝利を収めた。
友希は昨年6月には「THE MATCH 2022」でKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博にダウンを奪った上での判定勝ちを収め、改めて兄・弘希とともに次期エース候補ということを印象付けたのだが、9月にはSBのリングでRISEの常陸飛雄馬に2RKO負け。捲土重来を期して臨んだ12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」でRISEの石月祐作から2度ののダウンを奪った上での判定勝ちを収め再起を果たしている。
TAaaaCHANは所属ジムの取材興行である「聖域」を主戦場とするファイターで、過去にはINNOVATIONフェザー級、聖域統一ライト級王座も保持。昨年11月にはKNOCK OUTに参戦し、KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹と対戦し判定負けを喫したものの、荒々しいファイトでバズーカを追い込む場面もあった。