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EXILE TETSUYA「DANCEの道」第42回『絆』が生み出す『力』

2016.01.22 Vol.DANCEの道

 絆という言葉は、本来は犬・馬・鷹などの家畜を通りがかりの立木につないでおくための綱。しがらみ、呪縛、束縛の意味に使われていたらしいのですが、今ではそんなネガティブな印象を受ける言葉ではないですね。人と人とのつながりや支え合う、助け合うという意味として使われ始めたのは比較的最近のことらしいです。

 2015年いっぱいをもってEXILEのパフォーマーを卒業したMATSUさん(松本利夫)、 ÜSAさん、MAKIDAIさんの3人が創始者メンバーとしてEXILEを語った書籍『キズナ』が1月22日に発売になりました。僕は先輩3人が卒業を口にした時から、この書籍を作ろうとアイデアが出た時から、EXILEメンバーとして、EXILEファンとしてこの本を読む時を楽しみにしてきました。

 3人の絆はもちろんですが、HIROさんとの絆、ATSUSHI君との絆、AKIRA、TAKAHIRO君との絆、二代目メンバーとの絆、新メンバーとの絆、LDH全体の絆、そしてファンの皆様との絆……出会い方も違えば世代も、時代も違う訳ですから、それそれの絆があります。きっと御三方にとっては本質にDANCEがあってDANCEが好きだったから生まれたたくさんの夢や目標と同じ方向に向かって走る『仲間』こそが『絆』なんだろうなと、生意気ながら思います。EXILEの今があるのも、未来に向かってみんなで頑張っていけるのも先輩たちが今でも、そしてこれからも先輩でいてくれるからだと心から思います。ぜひそんなEXILEの歴史書を皆さんにも読んでいただけたらうれしいです。

 さて、話は変わりますが昨年の年末に発表させていただいた、僕の左肩脱臼の手術の事なのですが、年が明けてからもたくさんの方々から応援やご心配の声をいただいておりまして、大変恐縮な気持ちと心温まるうれしい気持ちでいっぱいです。皆様本当にありがとうございました! 無事に手術も終わりリハビリがスタートしています。自分のDANCEの道の中に、まさかDANCEのために手術やリハビリをすることがあるなんて想像もしていなかったのですが、今となってはやってよかったなぁと思っています。とはいえ、やはり手術当日は正直ビビりましたし、術後はめっちゃくちゃ痛かったし、今は踊りを踊れるような状態ではないですが、一日、また一日と時間が経過する度に痛みが減っていったり、可動域が少しずつ広くなっていくのが楽しくなってきました。

 こんな状態な今だからこそ感じることだったり、考えること、聞ける話や喋れることを探していき、ピンチをチャンスに変えたいと思っています。昨年のコラムにも書かせていただきましたが、2016年はEXILE、THE SECOND、そしてDANCE EARTH PRATYの3グループでの活動が本格的にスタートします! EXILEとしてはいよいよ『先輩』メンバーとして『背中』を見せる番ですし、THE SECONDとしては『アリーナツアー』が待っています。そしてDANCE EARTH PARTYでは今後、さらに『DANCEでEARTHをHAPPY』にしていきたいと思っています。一日でも早くリハビリを終えて、このすべての活動を、『絆』を大切に超全力で楽しみたいと思っておりますので、皆様引き続き2016年も温かい応援よろしくお願いいたします。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第41回 「2015年 to the 2016年」

2015.12.25 Vol.DANCEの道

 ふと入ったお店のトイレの壁にこんな文章を見かけました。

「人の欠点が気になったら器の小さい人

人の短所が見えなくなってきたら相当の人物

人の長所ばかり見えてきたら大人物」

 なるほど…(笑)。皆さんはどんな人ですか?

 僕は…、まだまだですね(笑)! 要するに人は人に見られているし、人からどう見られるかは自分次第ってことなのかな? まぁ他人にどう思われても自分がこう! って決めた生き方ならばどう見られてもいい! なんても思いますが、どうせなら周りの人たちがHAPPYになる生き方を僕は選びたいですね。

 何か上手くいかない事が続く時って必ず自分中心な考え方をしている時だなって思います。生きていれば必ず良い事もあれば悪い事もある。だけど周りの人たちが手を差し伸べてくれるかくれないかは自分次第なんだと思います。トイレの壁にあった、他人の長所ばかり見える人は周りにたくさんの仲間がいて相乗効果しながら生きているんだろうなと思います。今年の僕はそんなふうに過ごせただろうか?

 2015年も残りわずかな年の瀬に、今年をいろいろ振り返るとしっかりとやるべき事を残さずできたのか? 何をやり残したのか? なんて考えてしまいますね。しかし、いくら振り返っても時間は戻らないので、来年のことを考えていたら、あまりにも楽しそうな事がありすぎてワクワクしっ放しです(笑)。

 まず、EXILEの活動はもちろんですが、2015年に正式メンバーになったDANCE EARTH PARTY、そして先日発表になりました、THE SECOND from EXILEの本格始動が始まりますし、秋からはアリーナツアーも決定しました! 個人で3グループを兼務する事はなかなか経験できない事ですが、自分のパフォーマンスの可能性や色をグループに合わせて表現できる2016年になるので自分でも気合が入っています。SECONDのメンバーで今から来年に向けていろいろと画策していて、二代目の時から応援していただいているファンの皆さんにも、これから僕らを応援してくださる皆さんにも喜んでもらえるような企画をたくさん用意していますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 他にも僕がやっている個人活動のEXILE パフォーマンス研究所やAMAZING COFFEEなど、本当に自分で言うのもおこがましいですが、2016年は勝手にパーフェクトイヤーと名付けてすべてに全力の情熱をぶつけて頑張らせて頂こうと思っておりますのでTETSUYA’s 七変化お楽しみに! そして今年は何と言ってもマツさん、ウサさん、マキさんのEXILEでのパフォーマンスがラストを迎えるので、最後の最後の最後の最後のワンカウントまで、しっかりとお三方の背中を脳裏に焼き付けたいと思います。皆様2015年良いお年をお過ごしください! そして2016年の素敵な年明けを迎えられるように心から願っています!(^o^)v

EXILE TETSUYAと子どもたちが車椅子バスケに挑戦

2015.12.12 Vol.656

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。「学校訪問スタイル」の授業が11月27日、車椅子バスケットボール選手で、シドニーパラリンピック男子車イスバスケットボール日本代表キャプテンだった根木慎志氏とEXILE TETSUYAを講師に迎え、東京・千代田区の区立番町小学校で開催。1年生から6年生までの生徒351人が参加した。

 授業に入る前に「みんなと会えるのをとても楽しみにしていました。車椅子バスケを体験しながら、みんなといろいろなお話ができればいいと思います」(根木氏)、「いつもダンスを教えたり、一緒に踊ったりするのですが、今日は僕も初めて車椅子バスケに挑戦します。ちょっと緊張していますが、みんなと一緒に楽しい時間を過ごしたいです」(TETSUYA)と挨拶すると、小学校の校庭に大きな拍手が起こった。

 最初は根木氏によるデモンストレーション。どのようにドリブルをするのか、またシュートを決める時のコツなどを実際に動作をしながら解説。TETS
UYAが説明を受け、その通りにシュートをやってみるも、なかなかうまく入らない。「立っている時に見るよりも、ものすごく高く感じるので、感覚がまったくつかめない」とその難しさを実感。

 しかしそこは運動神経がいいTETSUYA、子どもたちの「頑張れ!」の大声援に応えるように、3回目でシュートを成功させると、根木さんと子どもたちに大きくハイタッチ。その後、実際に4、5、6年生が4対4で試合をしてみることに。ドリブルは難しいので、ボールを取ったら膝に抱えたまま移動していいという特別ルールだったが、その車椅子を方向転換させたり、早く進んだりするのだけでも大変。なかなかうまくいかずに、もどかし気な様子の子どももいたが、スタンドで応援する友達の声に励まされるように、必死でボールを追っていた。シュートはなかなか難しかったようだが、得点を入れられた子もいて、楽しいうちに授業は終了。TETSUYAは初めての車椅子バスケについて感想を求められると「初めて座ってみて、触って、進んだ時に楽しくて、かっこいいと思った。またバスケをみんなと一緒に楽しめていい思い出になりました。いい時間を過ごさせてもらいありがとう」とコメント。根木氏も「こんなに大きな声援を受けたのは初めてかもしれない。みんな一生懸命でとても楽しかった。また、TETSUYAさんが車椅子をかっこいいって言ってくれてうれしいです」と語った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第40回「ただ踊りたいから踊ってるんだろ?」

2015.11.20 Vol.DANCEの道

 アメリカ・カリフォルニア州の砂漠の真ん中にそびえるSalvation Mountainという丘は、レオナード ナイトさんという方が30年かけて作り上げたアートです。そこには大きくGOD IS LOVE、「神は愛だ」と、カラフルに描かれています。そこに立ってみれば分かるのですが、こんな大作を1人で作るにはあまりにも過酷な環境だと思いました。毎日いったい何を考えながら水を汲みに遠くまで行き、泥や粘土を混ぜながら丘にペイントをしていたのか…。ぜひ、お会いして聞きたかったのですが、レオナードさんは昨年亡くなられたと知らされました。

 DANCE EARTH PARTY(DEP)のミュージックビデオをこのSalvation Mountainで撮ろうと言い出したのがÜSAさんで、前から行ってみたい場所のひとつだったらしいです。

 今回のDEPの新曲『DREAMERS’ PARADISE』のイメージと、この場所のパラダイス感は写真で見て一目でリンクするものがあり、メンバーもスタッフさんもワクワクしながら、まずサンディエゴに到着し、そこから車で3時間走ります。街を外れるとそこから見える景色はひたすら荒野(笑)。岩と砂と枯れてしまいそうな植物と一本道だけです。早朝の暗いうちに出発した僕たちは、そんな荒野に昇る太陽がいつもより厳しくそして偉大だと感じたことがなんだか不思議でした。

 途中に立ち寄った村の一角で撮影はスタートし、イメージシーンやÜSAさんと僕のDANCEシーンを撮ったのですが、踊り始めてビックリしたのが、汗をあまりかかないのです。カラッカラに渇いた空気と40度以上の気温が汗をみんな蒸発させてしまい、気づいたら脱水症状になってしまうので常に水分を取らなくてはいけません。踊っては休み、また踊っては休みと、なかなかハードな撮影になったのですが、画を見てみるとそんな気温と空気が間違いなく日本では撮れない雰囲気を映し出していました。空は高く、大地は広くまさにDANCE EARTH!! そもそも海外で撮影できることなんてあまりないので、果てしなくテンションは上がりますね(笑)。個人的に今回音は入ってないのですが、ミュージックビデオで初めてタップダンスに挑戦することもできたので、ぜひ観てみてください。

 Salvation Mountainを目指しながらメンバーとスタッフの皆さんと本当に旅をしているみたいな撮影は、ようやく目的地に到着してShizukaちゃんも加わりカラフルな「丘」の上に立つと気持ちが落ち着いたのを覚えています。レオナードさんが30年かけて描いたアートとDEPの音楽とダンスが融合して、勝手にですけど、なんだか暑いけど頑張れって言われているような気がして夢中で踊ってしまいました。

 もしかしたらレオナードさんは何も考えていなかったのかな? ただそう思ったから、そしてそこに良さげな丘があったから気長に毎日水を汲みに遠くまで行き、泥や粘土を混ぜながら丘にペイントをして過ごしていたんじゃないのかな? そんなふうに思った僕は、ただ踊りたいから踊ってるんだろ? それだけでいいし、それ以上もそれ以下もないんだって聞こえたような気がしました。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第39回「DANCEをすると素直に育つ」

2015.10.23 Vol.DANCEの道

これは僕の持論なんですけど、DANCEをする子は素直に育つと思っています。今までDANCEをやって来て、いろんな人と出会ったり別れたり、今ではDANCEを教える番組(Eテレ『Eダンスアカデミー』)や大学で講義をしたり、DANCEを通じてたくさんの人たちと関わってきて思ったことです。まぁ一言で言うといい奴が多いと言うか、いい奴ばかりなんです(笑)。自分がDANCEをやっているから僕はいい奴なんです! なんていうつもりもありませんが(笑)、今まで出会った人たちは、性別、年齢、育ち、国が違えど、みんないい奴ばかりなんです。

 でも実際のところ、これはなんでなんだろう? と不思議に思った僕は、自分なりに考えてみたんですけど、たぶん言葉を持たない表現方法っていうことが大きく関わっているのではないかと思いました。

 言葉って嘘もつけるし、まわりくどくも言えるし、駆け引きもできます。例えば、口喧嘩をしたら、わざと相手を傷つけることも言えますし、黙ったままだと何考えているか分からなくて、さらに怒りを買う場合もあります。でもDANCEの場合、それが一切ありません。DANCEの喧嘩といえばDANCEバトルですが、まず触れてはいけないルールなので相手を肉体的に傷つけることはないですし、嘘もつけなければまわりくどく伝えることもありません。とにかく自分の持っている伝えたいことを、DANCEで素直に全力で相手にぶつけるバトルは、とにかくお互いが気持ちいいのです。もちろん負けるとめちゃめちゃ悔しいという気持ちにはなりますが、そこで勉強することは、とにかくDANCEを好きになって夢中に練習するしかないんだってことなんです。何年か前に僕のダンサーの友達がダンサーの彼女と付き合っていて、些細な事で喧嘩になりその喧嘩が派生してDANCEバトルになったそうです(笑)。こんなことはめったにないですが、もちろん終わった後には仲直りしました! たぶん言いたいことを全部素直に伝えきったんでしょうね(笑)。バトルに限らず、EXILEがやっているようなステージでも、クラブでのSHOWでも同じことがいえると思います。お客様にDANCEで言いたいことを伝えるにはかなりの練習やリハーサルが必要ですし、伝えたいことをストレートに表現するのが一番伝わりやすいと思います。HAPPYなら笑顔でとか、怒っているなら何かを破壊するような動きを入れるとか、悲しい時には繊細に、目立ちたかったら思いっきりハチキレて!などなど、とにかく言いたいことをストレートに表現するのがDANCEだと思いますし、見ている方にはそれが一番親切な気がするからです。

 一言でDANCEと言っても、この世界には限りなくジャンルが存在するので一概に僕の言っていることが正しいとは言いませんが、身体を動かす表現方法としては間違っているともいえないのではないでしょうか? 今や日本では義務教育の中にDANCEが入っていたり、本当にたくさんのキッズダンサーがいて、習い事の一つの選択肢に入るくらいになってきました。神経系が成長する小学期や身体系が成長する中学・高校の時期に、DANCEをするのは間違いなくいいことなのは前に研究したことがありますが、素直な子に育つという説もこれからさらに研究していきたいと思います。ご興味のある教授さんなどいましたらご連絡お待ちしています(笑)。最後に一言だけ言わせていただきますが、これはあくまで僕の持論です。

「中学生Rising Sun Project〜夢の課外授業SPECIAL2015〜」開催

2015.09.26 Vol.web Original

“ダンスで日本を元気に”をテーマに、EXILEの代表曲で、復興支援ソング『Rising Sun』を中学生たちが踊る「中学生Rising Sun Project〜夢の課外授業SPECIAL2015〜」が19日、横浜で開催された。同プロジェクトは、二十一世紀倶楽部が2012年から始めた復興教育支援事業。EXILEのメンバーとともに、被災地の中学校で実施。今回は福島県会津若松市立第二中学校と横浜市の6校の中学生約300人で合同発表会を行った。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第38回「体育館に響くピアノの音」

2015.09.25 Vol.DANCEの道

 いよいよ開幕した『EXILE LIVE TOUR 2015 AMAZING WORLD』ですが、大阪・京セラドームに足を運んでくれた皆様、本当にありがとうございました! 初回から3日連続公演でかなりハードスケジュールでしたが、その分、半端なく幸せな時間を過ごすことができました!

本番は3日間だったのですが、実は今回、大阪に1週間いました。毎日リハーサルをしては反省会を繰り返して最後の最後まで妥協しないで、最高の形を初日から表現することができ、メンバーをはじめスタッフの皆さんも準備万端な幕開けだったと思います。聞いた話ですが、世界中探してもEXILEほどリハーサルをするアーティストはいないらしいです。リハーサルをただすればいいものでもありませんが、それだけEXILEのライブに対する想いが強く、そして環境が恵まれているということです。多分ですが、こんなに恵まれた環境でステージに立てるダンサーは、間違いなく世界中探してもいないでしょうね(笑)。これは紛れもなく、先人が今まで創り上げてきた歴史が、僕らをこんな素晴らしい環境でステージに立たせてくれているんですね!

 今回の「AMAZING WORLD」はそんなEXILEの歴史から現在、そして未来を感じるライブになっていますが、やっぱりEXILEのライブはいいですね! とにかくハチキレて伝えるEXILE流な表現が僕はたまらなく好きです。ファンの皆さんと創り出すあの空間で、たくさんのことを感じ、想いがあふれてきます。

 自分のDANCEの道はこれからどうなるか分かりませんが、間違いなくライブツアーがあるからこそ、この道を歩けているんだと思います。「AMAZING WORLD」は、まだまだ始まったばかり! これ以上書くと内容まで書いてしまいそうなのでこの辺で(笑)。これから見に来られる皆さんも、まだまだ進化してどんな最終日を迎えるのか、ぜひ楽しみにしていてください!

 さて、そんな中、先日、2012年からスタートしたRising Sun projectが今年も無事にSPECIALを迎え、たくさんの笑顔と出会うことができました! 今回は福島の会津若松の中学生と横浜の中学生、総勢300人のみんなと『Rising Sun』を踊りました。

会津若松には、3カ月前に足を運んでレッスンしてきたのですが、先日最後のレッスンを終えると、全校生徒のみんなが体育館で合唱をプレゼントしてくれました。合唱ってなんであんなにも心に染み入るんでしょうね……。体育館に響くピアノの音に陽の光が射し込んで、一生懸命に歌う生徒の皆さんの気持ちが、なんともいえなく幸せでした。

 そんな皆さんの想いを胸に日産スタジアムで踊った『Rising Sun』は僕たちにとっても一生の思い出になりました!『日本を元気に!』をテーマにしたこのプロジェクトはこの先も世界中に、日本はこんなに元気になりました!!と、感謝の気持ちを伝えられる日まで続けて行きたいと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。

 夏も終わり涼しくなってきて、気づけば9月後半です。年末に向けてさらに加速して、DANCEの道を走り抜けたいと思っていますので、皆さんぜひ楽しみにしていてください。

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第34回「また一つ夢が叶った」

2015.08.28 Vol.DANCEの道

 先日、僕はさいたまスーパーアリーナで行われたE-girlsのライブツアーファイナルで、ステージに立たせていただきました。人前でのパフォーマンスは、去年のEXILE TRIBEのステージ以来で、雨のような歓声に正直、鳥肌が立ち身震いがしました。何度立ってもあの感覚は不思議で、緊張感と高揚感が同時に僕を襲い、やみつきにさせるのです。

 それはさておき、なぜ僕がステージに立ったのかといいますと、ここのコラムでも何度か紹介している、世界中をDANCEで旅している、踊る旅人EXILE ÜSAさんのソロプロジェクトのDANCE EARTHが関係しているんです。2013年にDANCE EARTHの舞台に立たせていただいてから、一緒に旅をさせていただいたり、DANCE EARTHビレッジでのキャンプに参加したり、E ダンスアカデミーやEXダンス体操などさまざまな活動を一緒にやらせていただいています。その中で、DANCE EARTH PARTYというÜSAさんを軸としたユニットは、いろんな方とコラボレーションしてCDをリリースしたり、その曲がその時の舞台のテーマソングになっていたり、昨年のEXILE TRIBEのライブツアーでパフォーマンスしたりと、僕は過去2回のPARTYに参加してきました。そのDANCE EARTH PARTYにÜSAさんの他、僕、EXILE TETSUYAとE-girls/DreamからShizukaが正式メンバーとして加入することになりました。「少し驚いた」という声や、「今までも正式メンバーだと思ってた」(笑)などの声もいただきましたが 、ようやく念願叶って、皆さんに発表することができました。

 DANCE EARTHは、ÜSAさんの夢です。そしてEXILEは夢を共有するグループです。誰かの夢を知り応援することで、自分の夢も応援してもらえます。僕がDANCE EARTHをより深く理解し、より近くで応援することで、僕の夢も広がり、同時に走ることができますし、DANCE EARTH自体が僕の夢にもなるのです。だからこそ今回の発表は、僕の夢が叶った瞬間でした。迎え入れてくれたÜSAさんを始め、応援してくれているEXILEメンバーに本当に感謝です。

 そして、これから同じ夢を共有し音楽の旅を共にしていくShizukaちゃんをメインボーカルとして活動するわけですが、今までのスタイルと変わらずにその時に合ったコラボレーションをこれからもしながら、いろいろなPARTYを組み、さまざまな音楽を皆さんにお届けしていこうと思っています。近いうちにワクワクするような報告ができると思いますのでぜひ楽しみにしていてください!!

 DANCEでEARTHをHAPPYに! テーマはまさにこれですが、DANCEってなんでこんなにもパワーがあるんだろ? 先日、ニューヨークに行ってきたのですが、あの場所は特別ですね(笑)。久しぶりにカルチャーショックを受けて刺激をもらいました! 音楽、DANCE、アート、どれをとってもパワフルでとてつもなく文化の違いを思い知り、同時に日本の素晴らしさも感じることができた旅になりました。僕のニューヨークでの活動は、これから月刊EXILEやEXILEモバイル、SNSなどで順次皆さんにお届けしていきますので、こちらもお楽しみに!!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第35回「EXILE」

2015.08.28 Vol.DANCEの道

 遂に第四章へと突入したEXILEがテレビでパフォーマンスをさせていただきます。今月27日にオンエアされますが、今はそれに向けてのリハーサル真っ最中です。リハーサル初日、スタジオに入るとNAOKIが上半身裸で本気ストレッチをしていて、思わず気合が入りました(笑)。見習って僕も裸ストレッチをNAOKIの隣りでしてみたのですが、鏡にうつる二人があまりにもシュールで笑ってしまったのですぐやめました…。

 みんながそれぞれに忙しい中で、全員が同じ時間に集まることはなかなか難しいですが、メンバーみんなで同じ想いを込めて、皆さんに画面を通して想いを伝えたいと思っていますので楽しみにしていてください!

 今回はなんと新曲初披露ということでかなりいきり立っていますが、メンバーでのリハーサルはやっぱり楽しいですね! 振りを作るメンバー、構成を考えるメンバー、全体をまとめるメンバー。テレビでのパフォーマンスということで、画面から何を伝えるか考えながら今よりもっと良くしようと、作っては壊してまた作る…、といった作業が僕はたまらなく好きです。

 今年のツアーテーマはAMAZING WORLDですが、年ごとでテーマが変化するEXILEは、日々その想いやパフォーマンス内容も変化と進化を繰り返しています。今度のテレビパフォーマンスや今年のツアーで、僕たちEXILEの過去からの変わらない歴史や、変化していく現在、そして進化を繰り返していく未来を感じていただきたいです。

 さて最近の僕といえば、夢の課外授業や大学での講義、雑誌やテレビ収録にDANCE EARTH PARTYの活動とかなりめまぐるしく楽しい毎日を送っています。つい最近、一日を通してずっと先生していた日がありました。まずは夢の課外授業。東京の小学校で全校生徒とEXダンス体操をしたり『Choo Choo TRAIN』をレクチャーしたり質問に答えたり、生徒のみんなから合唱のプレゼントをもらったりと、ものすごく楽しい時間でした。そこからすぐ移動して大学での講義レッスンです! 小学校の先生 to the 大学の先生は、今までの人生の中で初めての経験でした(笑)。大学のほうもいよいよ終盤に差し掛かり、生徒の皆さんも僕も頑張っています! その日その日に用意した課題や振り付けを皆さん一生懸命覚えてくれていて、ギリギリですが何とか最後の講義に間に合うような形にはなってきました。最後まで気を抜かず、僕の講義を受けてくれたたくさんのみなさんが、一生の思い出に残るような時間になるように頑張ります。そして新生DANCE EARTH PARTYの第一弾ニューシングル『BEAUTIFUL NAME』が8月5日に発売になります!! 今回のゲストアーティストはジャマイカのスカバンドTHE SKATALITES、そして三代目 J SOUL BROTHERSから今市隆二が参加してくれます!  あのゴダイゴさんの名曲をこの豪華なメンバーでカバーできることは本当にうれしいです!  DANCE EARTHのハッピー感と『BEAUTIFUL NAME』のハッピー感が合わさって、さらに超ハッピーな世界観になっているので、皆さんぜひお楽しみに!

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第33回「皆さんの夢は何ですか??」

2015.08.28 Vol.DANCEの道

 皆さんの夢は何ですか??

そんな事を唐突に聞かれたら、どのくらいの速度で答えられるでしょうか? そういえば今思い返してみると僕が初めて夢という夢を持ったのは中学1年生の時、水泳でオリンピックに出場したい! だったかもしれないです…。親に目指してみれば? と言われたのが始まりだったと思いますが、確かにそう思っていました。

 しかしその夢は中学3年生の時にあきらめてしまい、もっと現実的で将来設計もしやすい大工さんになる! という夢というか目標に変わった瞬間を今でも鮮明に覚えています。もちろん大工さんも立派な仕事だし魅力的でした。必ず独り立ちして親方になると心に決めて高校も建築科に行き、周りの友達も家業が大工さんだったり建築業が多かったです。このまま順調に行けば大工さんの夢はもしかしたら叶うと思っていました…ダンスと出会うまでは。(笑)

 人生なんて何があるかわかりませんね、実際に大学にも行かず高校卒業してすぐに建築業に就職した僕が、今では大学の教壇で客員教授をやらせていただいているのですから(笑)。昨年初めてのチャレンジでしたが、今年も引き続き淑徳大学人文学部表現学科で2年目の講義が先日スタートしました。第1回目の講義は教室での座学ということで、パワーポイントや映像を作ってしっかりと準備をして、スーツに身を包み指示棒を片手に本番を迎えました!  今年も出席を取ったり、自己紹介したり、EXILEをより深く知ってもらう事で、僕たちが何を表現したくて、実際にどんな方法で表現をしているか、そしてこの講義で僕が伝えたいことを生徒の皆さんに感じてもらいました。

 そんな中の一つに夢のプレゼンがあります、まず色紙にみんなの夢を書いてもらうのですが、表現学科だけあって皆さん夢を書き上げるまでのスピードが速い速い(笑)。EXILEメンバーの中でよく出る話の中に、流れ星に夢を願うのは、その一瞬の間に自分の夢を明確に願うことができるくらいの想いの強さを持っていれば、叶わない夢は無いんだというのがあります。確かに願っただけで叶うのならそんな楽なことは無いですね(笑)。大切なのは情熱を持って想い続け更に行動し続けることなんだと改めて感じています。

 生徒の皆さんからは、声優、アナウンサー、俳優、プロデューサー、イベント企画や雑誌編集など様々な夢が飛び出して来ましたが、驚いたのはプレゼンが躊躇なく思いっきりで面白かったです。こういう時、1番に手を挙げて発言するのは勇気のいることですが、次々に手を挙げて躊躇なくプレゼンする生徒たちに驚きと頼もしさを感じました。真面目なプレゼンやおもしろキャラもいたり、今年も本当に楽しい講義になりそうです! 次回の講義からはダンスを実際に踊ってもらい僕のダンスという表現方法を通じて自分の表現へ繋げてもらおうと思っています。こうやって講義を続けて、いつか自分の仕事場で、あの時の生徒と一緒に仕事するのが、僕の新しい夢になりました!

 最後の講義まで気持ちを込めて一生懸命に先生をしたいと思いますので応援よろしくお願い致します。

 さて、皆さんの夢は何ですか??

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第36回「AMAZING WORLDリハーサル」

2015.08.25 Vol.DANCEの道

 梅雨が明けていよいよ夏がやってきました!! 毎年この季節を楽しみにしている僕としては心が躍ります。今年こそ海にたくさん行こう! とか、キャンプしよう! とか、フェスに行きまくろう! とかやりたいことはめちゃめちゃありますが、今年もリハーサルの毎日でスタジオの住人になっています……(笑)。

 今月頭、EXILEメンバーとスタッフのみなさんが集まってリハーサル初日を迎えました。まず僕らの目の前に置かれた今年のツアーステージセットの模型を初めて見たとき、みんなワクワクが止まりませんでした。詳細はもちろん言えません。が、とにかくすげぇぇぇぇぇAMAZINGです!! そのステージセットと曲順のセットリストを並べながら、あーでもない、こーでもないとみんなで話し合っては動いて、また話し合って修正して、また動いての繰り返しです。

 チケットの予約も始まり、きっと皆さんは自分の予定と照らし合わせながら予約して、お小遣いと相談しながらチケットを買って会場まで足を運んでくださると思います。ステージセット、演出、照明、音、歌、そしてDANCE。すべてを駆使して皆さんをAMAZING WORLDへ誘えるように、今年も振り絞って行きたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。でも夏は楽しみたいので、隙さえあれば「居酒屋えぐざいるに行ってやる!」と、虎視眈々と狙っていますので会場で会った時には声をかけてくださいね。

 さてEXILEのテレビ歌唱は観て頂けましたか? 24karatsシリーズの最新作『24karats GOLD SOUL』はかなりイケイケな曲になっています!  先日、この曲のレコーディングに行ったのですが、めちゃめちゃ早口な歌詞を歌い上げているボーカリストはやっぱりすごいなぁと思いました。この早口な歌詞の中に盛り込まれたEXILEの本質だったり、強さや叫びを見事に表現してくれていて、本当に感動しました! 発売は8月19日ですが、いまYouTubeで歌詞と合わせて『24karats GOLD SOUL』が聴けちゃいますのでぜひ皆さん、歌詞を読みながら歌ってみてください! めっちゃ難しいですから(笑)。ATSUSHIくんと、TAKAHIROくんの凄さが分かります!

 そして8月5日発売のDANCE EARTH PARTY feat. The Skatalites+今市隆二from 三代目J SoulBrothersの『BEAUTIFUL NAME』もプロモーションが始まりました!  先日、福岡と岡山でリリースイベントを行いました! 来てくださった皆さん本当にありがとうございました! DEPについてのトークだったり『BEAUTIFUL NAME』の振り付けをしてみんなで一緒に踊ったり、直接皆さんと触れ合える時間は本当に楽しかったです! 次回は大阪が8日、東京が9日に予定されていますので、良かったら会いに来てください。

 歌番組でのテレビ歌唱も決まり、とにかく充実したDANCE LIFEを送ることができています。踊っている自分を皆さんに見て頂くことが、僕の生き甲斐なんだと最近改めて感じています。どんなステージでも伝わるDANCEができるように日々頑張っていこうと思っていますので、下半期のEXILE TETSUYAもどうぞよろしくお願いいたします。(^o^)v

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