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“戦うシングルマザー”WBO世界王者の吉田実代が「JCI JAPAN TOYP」で会頭特別賞受賞

2021.07.03 Vol.Web Original

405名の中から20名のファイナリストに選出

 プロボクシングのWBO女子世界スーパーフライ級王者の吉田実代(三迫)が7月3日、東京都内で行われた日本青年会議所(JCI JAPAN)の「第35回青年版国民栄誉賞 TOYP(The Outstanding Young Persons)2021」の授与式に出席し、「会頭特別賞」を受賞した。

 吉田は総合格闘技、キックボクシング、シュートボクシング(SB)を経てボクシングに転向。2017年にJBCが新たに創設した日本女子王座の第1号となるバンタム級王座を獲得。2018年にはOPBF東洋太平洋バンタム級王座も獲得。そして2019年にはWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦で勝利を収め世界王者となった。

 しかし昨年12月に奥田朋子に敗れ、王座から陥落。今回の表彰式の4日前となる6月29日に奥田とのダイレクトリマッチに臨み、2-1の判定で勝利を収め王座奪還に成功したばかりだった。

 今回の「JCI JAPAN TOYP」というのは環境、医療、経済、政治、科学技術、文化、芸術、スポーツなどのあらゆる分野において、社会に持続的なインパクトを与えることができる可能性を秘めた若者、地域に好循環を起こす傑出した若者を発掘し、応援する機運を高めていくもの。

 吉田は出身地である鹿児島の青年会議所(JCI鹿児島)の推薦でエントリーし、405名の中から20名のファイナリストに選ばれていた。

日本青年会議所「TOYP2021」でサーキュラーエコノミーの普及と実践が評価された安居昭博氏がグランプリ受賞

2021.07.03 Vol.Web Original

安居氏「今、サーキュラーエコノミーがみんなに求められている」

 日本青年会議所(JCI JAPAN)の「第35回青年版国民栄誉賞 TOYP(The Outstanding Young Persons)2021」の授与式が7月3日、東京都内で開催され、サーキュラーエコノミーの普及と実践が評価された安居昭博氏がグランプリ「内閣総理大臣奨励賞」に輝いた。

 安居氏には「内閣総理大臣奨励賞」「NHK会長賞」、活動支援金100万円が贈られた。またNewsPicks社とのトークセッション番組が作成され配信される。

 企業・省庁・ローカルの幅広い分野においてサーキュラーエコノミーの普及と実践を行ってきた安居氏は「僕が受賞したというよりも日本で今、サーキュラーエコノミーがみんなに求められているということで、サーキュラーエコノミーが受賞したということでいいのではないかと個人的に思っています。サーキュラーエコノミーというのは資源循環の仕組みをただ作ればいいというだけではなく、もっと人間の活動や企業のビジネスモデルを通じて、いかにして自然環境にポジティブな影響を与えていって、荒廃してしまっている地球環境をいかに再生していくのか。また社会の中で活躍する機会を得られていない方に、いかにして社会の中でもっと生き生きとしワクワクした活動の場を持ってもらえるかということが重要になってきているので、そういう活動を今日、集まっている皆様と日本でも進めていければと思っています」とスピーチした。

日本青年会議所が「TOYP2021」の 最終選考会 7月3日に授賞式

2021.05.12 Vol.Web Original

 

 日本青年会議所の「第35回青年版国民栄誉賞 TOYP(The Outstanding Young Persons)2021」の最終選考会が8日、オンラインで開催された。選考会にはファイナリスト20名が参加、熱のこもったプレゼンテーションを行った。

「JCI JAPAN TOYP」は、環境、医療、経済、政治、科学技術、文化、芸術、スポーツなどのあらゆる分野において、社会に持続的なインパクトを与えることができる可能性を秘めた若者、地域に好循環を起こす傑出した若者を発掘し、応援する機運を高めていくもの。1987年にスタートし、途中名称を変えながらも、現在まで継承されている。また、青年版国民栄誉賞の位置づけもされている。

 35回目となる今年は過去最多の405名がエントリー。20名のファイナリストは、TOYP委員会メンバーの投票による一次選考、全国各地の青年会議所の理事長と一般の方を含む7000名超のウェブ投票による二次選考を経て選ばれた。

 最終選考では、グランプリ1名、準グランプリ2名、入賞7名を決定。結果は、7月3日の授賞式で発表する。グランプリには副賞として活動資金100万円、準グランプリには30万円が贈られる。受賞者は、国際青年会議所が開催する「JCI TOYP 2021」の日本代表としてエントリーする。

 選考会冒頭の挨拶で「受賞者を選ぶだけでなく、(選考委員の)専門的な視点から活動へのアイデアやアドバイスをすることで、さらなる活躍のための成長の機会となるようにしていただきたい」と話していた青木孝太副会頭は「ファイナリストにとっても有意義な最終選考会になったと思う」と総括した。

 最終選考会の選考委員は、次世代の人材育成を行っている一木広治氏、参議院議員の今井絵理子氏、参議院議員の音喜多駿氏、NewsPicks StdiosのCEOの金泉駿輔氏、TOYP受賞者で京都で飲食店「佰食屋」を経営する中村朱美氏、同じく過去受賞者で全国で次世代リーダーを育成する活動を展開するひろおか政幸氏、産婦人科医の丸田佳奈氏、オリンピアンでタレント、スポーツ解説者の宮下純一氏、新しい働き方や組織作りを模索・提案する若新雄純氏(五十音順)が務めた。

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