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サッカー男子 五輪代表18人発表。海外組9人、強力オーバーエイジで目指すは「金」

2021.06.22 Vol.Web Original

堂安、久保、冨安のA代表常連が順当に選出

 日本サッカー協会(JFA)が6月22日、会見を開き、今夏に開催される東京オリンピックに出場するU-24日本代表メンバー18人を発表した。

 A代表でも活躍するDF冨安健洋(ボローニャFC/ITA)、MF堂安律(アルミニア・ビーレフェルト/GER)、久保建英(レアル・マドリード/ESP)らが順当に選出。海外組は過去最多の9人を数える。オーバーエイジ(OA)枠には6月の国際親善試合にも出場したDFの吉田麻也(サンプドリア/ITA)、酒井宏樹(浦和レッズ)、MFの遠藤航(VfBシュツットガルト/GER)が名を連ね、現段階で考えられるほぼベストメンバーという陣容が揃った。

 会見でU-24日本代表の森保一監督は「できることならすべての選手をメンバーに選びオリンピックに参加させてあげたいとは思っているが、18人という非常に限られたメンバーでチームを編成しなければいけない。本来なら選ばれてもおかしくない選手たちを外さなければいけないということについては難しい作業だった。しかし我々は東京オリンピックで金メダルという目標を掲げている。金メダルを獲得するために現時点でのベストのメンバーを選ばせていただき、東京オリンピックに臨みたいと思っている。選ばれた選手にはこれまで戦ってきた仲間たちの思いを胸に刻み、全力で戦ってほしいし、日本のために全力で力を出し切ってほしいと思っている」と金メダル獲得への意欲を見せた。

 そして「東京オリンピックは人生をかけられる大きな大会だとは思うが、ここがゴールではない。今回選ばれなかった選手たちにはさらに上を目指して成長していってほしい。私も指導者である限り、そういう選手たちの成長をこれからも見守っていきたいと思っている」とここまでチームに関わったのべ90人に及ぶオリンピック世代の選手たちにメッセージを送った。またA代表の監督も兼任する立場として「今回選ばれなかった選手も、これからの成長を見続けて、力を示してくれた選手にはA代表の道も開けるようにしっかり選手の情報を見ていきたいと思っている」と今後の飛躍に期待した。

日本サッカー協会がSDGs推進活動の一環として海洋資源保護活動「RUN FOR THE OCEANS」に初参画

2021.05.26 Vol.Web Original

「JFA 2021 CHALLENGE」で走行距離2021kmの達成に挑む

 日本サッカー協会(JFA)は5月26日、日本代表のオフィシャルサプライヤーであるアディダス ジャパン株式会社が全世界で推進する「RUN FOR THE OCEANS」の取り組みに賛同し、その活動を通じた海洋資源保護活動に初めて参画することを発表した。

「RUN FOR THE OCEANS」は、アディダスが 2017年にスタートした海洋プラスチック汚染に対する取り組み。今年は5月28日(金)~6月8日(火)の期間中、「走行距離1kmごとにプラスチックボトル10本相当の海洋プラスチックごみをアディダスが海洋環境保護団体とともに回収する」という試みを全世界で展開する。

 JFAはかねてからSDGs(持続可能な開発目標)の推進活動として、エコ製品の推進、省エネを意識した大会運営、発達障がいの子どもを対象にした「センサリールームの設置」など、社会の発展や環境に配慮した施策を実施している。

 今回はサッカーファミリーが一丸となって、日本代表戦2試合での走行距離2021kmの達成に挑む「JFA 2021 CHALLENGE」を実施し、海の豊かさや環境の保護活動への貢献を目指すとともに、このムーブメントの啓発にも取り組む。

「JFA 2021 CHALLENGE」はサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)や、U-24日本代表はもとより試合関連スタッフ(ボールパーソン等)、ファン・サポーターが一丸となり、期間中に合計走行距離 2021kmの走破を目指すプロジェクト。

 日本代表は5月28日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFC アジアカップ中国2023予選でミャンマー代表と、U-24日本代表は6月5日に国際親善試合でU-24ガーナ代表と対戦するのだが、試合で選手たちが実際に走った距離を特別に RUN FOR THE OCEANS の走行距離としてカウント。また、この2試合のボールパーソンや、業務にあたるスタッフの走行距離も「アディダス ランニングアプリ」を使ってカウント。ファンやサポーターもこのアプリを使ってこの活動に参加できる仕組みになっている。

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