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来日5年目のクリス・ブルックスが悲願のKO-D無差別級王座初戴冠。元王者で因縁深き入江茂弘が9・9大田区で挑戦へ【DDT】

2023.07.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月23日、東京・両国国技館で真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」を開催した。2019年6月より同団体に参戦している“英国戦士”クリス・ブルックスが火野裕士を破り、KO-D無差別級王座を初戴冠。かつてDDTに所属した元王者の入江茂弘が9月9日、東京・大田区総合体育館で挑戦することが決まった。

 傷めている右肩にテーピングを施してきたクリスは、火野の強烈なチョップを食らうと苦悶の表情。それでもクリスはエルボー連打、チョップ合戦にも応じた。さらにトペを敢行し、エプロンからドロップキック。火野はフロントスープレックス、投げ捨てジャーマン。クリスはグラウンドでの変型オクトパスストレッチで絞め上げるも、火野は力で持ち上げ叩きつけた。その後も火野はラリアット、パワーボムと力任せに攻撃。クリスは雪崩式ダブルアーム・スープレックス、パイルドライバー、ダイビング・ダブルニードロップ、プレイングマンティスボムと怒涛の攻めも、火野はフォールを許さず。火野はラリアット、エクスプロイダーで反撃も、クリスは丸め込みから飛びヒザ連打。後ろ手の火野にハイキックを連発すると、火野が崩れる。チャンスと見たクリスは蒼魔刀からプレイングマンティスボムを叩き込んで火野をマットに沈めた。

11月に引退の赤井沙希がイラプションで涙のKO-D6人タッグ王座奪取。全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦を希望【DDT】

2023.07.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月23日、東京・両国国技館で真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」を開催した。11月12日の両国大会で引退する赤井沙希が坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションで、王者組のハリマオ(樋口和貞&中津良太&石田有輝)からKO-D6人タッグ王座を奪取。イラプションは全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦をぶち上げた。

 赤井は元メンバーの樋口、坂口とのトリオで2020年6月20日から11月14日まで同王座を保持しており、思い入れ深いベルト。その後、何度か挑んだものの奪還はならず。先の引退会見で同王座挑戦を熱望し、高木三四郎社長が受諾した。

 王座奪取に燃えるイラプションは奇襲を仕掛け、赤井は中津にダイビング・ボディーアタック、張り手を連発するなど攻め込んだ。ハリマオも石田が相撲殺法、樋口が坂口にチョップを連打し反撃。赤井は坂口のアシストを得て、樋口にケツァル・コアトルを繰り出すと、場外ダイブを敢行して、樋口と中津を排除。岡谷はエルボー、顔面蹴り、ダブルアーム・スープレックスを決めて3カウントを奪った。試合後、両軍はノーサイドで握手を交わした。

王者・火野裕士がクリス・ブルックスとの防衛戦に余裕「クリスとの差を縮めるために1週間練習をサボりまくった」【DDT】

2023.07.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月22日、東京・墨田区の両国KFCホールで「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)に向け公開記者会見を行った。メインイベントでクリス・ブルックスの挑戦を受けるKO-D無差別級王者・火野裕士は余裕たっぷりの発言に終始した。

 5月に開催されたシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」を制覇して、王座挑戦にたどり着いたクリスは「いろんなコメントを出してきて、あとはやるだけ。31年生き続けて、明日は最高の日か、最悪の日かどちらか。『KING OF DDT優勝おめでとう』とか、みんなのたくさんの応援メッセージがあって。いろんな気持ちを明日に持ってくる。皆さんのサポートを持ってきて、リングを降りた時、どうなるんでしょう?」とコメント。

 火野は「クリスが(肩の負傷から)復帰して3試合やったんだけど、最初はちょっとは戻ったかなと思ったけど、本気出したらザコやった。だから、今日までの1週間、クリスとの差を縮めるために何もせんと思って。練習サボりまくって、明日の試合に挑もうと思ってます。なんぼ練習サボってももともとがキングコングみたいな男なんで。強いと思います。結局は。クリス、ちょっとはええ試合しようぜ」とウソぶいた。

 7月7日、新宿FACEでクリスが復帰してから、両者はタッグマッチで3度前哨戦を戦ったが、火野がクリスから2度直接勝利し“火野優勢”の結果が残った。それに対してクリスは「プロレスはたった3秒で勝てるので気にしない」、火野は「自分のほうが勝ってたんで。ワシは前哨戦よりちょっと弱くなってるんで、クリス的には良かったんじゃない」と語った。

“DDTの英国戦士”クリス・ブルックス「7・23両国国技館でKO-D無差別級王者になるのは運命」【DDT】

2023.07.18 Vol.Web Original

 DDTプロレス年間最大のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)が目前に迫ってきた。同大会で、火野裕士(フリー)が保持するKO-D無差別級王座に挑むのが英国戦士のクリス・ブルックスだ。クリスは5月に開催されたシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」で優勝した実績が評価され、同王座への挑戦を決めた。この6月でDDTでの5年目を迎えたクリスに、4年間を振り返ってもらいつつ、両国での大一番に臨む意気込みを聞いた。

7・23両国でのフェロモンズvs討伐隊にYouTuberブチギレ氏原が参戦し、今林久弥GMとセコンド対決へ【DDT】

2023.07.18 Vol.Web Original

 DDTプロレス、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)で行われるフェロモンズ(飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人)vsフェロモンズ討伐隊(彰人&高尾蒼馬&下東由朋)の一戦に、YouTuberのブチギレ氏原がスクランブル参戦することが決まり、風雲急を告げることになった。

 事の発端は今月7日の東京・新宿FACE大会でのこと。同大会での飯野&ディーノvs大鷲透&須見和馬の一戦に、飯伏プロレス研究所1期生の下東が乱入し、ボウリング・アッパーでディーノをKO。ディーノは新人の須見にカバーされて敗れ去り、赤っ恥をかかされてしまった。

 その報復のため、フェロモンズの3人は某日、「プロレスで試合が組まれてないヤツが乱入するからには、プロレス流のおしおきが必要」として、下東が東京・新宿区内で経営するバーに乗り込んだ。

 店内では討伐隊が決起会を開いていたが、客として来店したフェロモンズを迎えたのは、なんと今林久弥GMだった。昨年いっぱいでサイバーファイトを退社し、今年から業務委託で勤務している今林GMは給料が下がったため、下東の店でアルバイトをしているのだという。

MAOが“あこがれの人”TAKAみちのくと一騎打ち「今後の財産にできるのか、どんな意味があるのかを噛みしめながら臨みたい」【DDT】

2023.06.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月26日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行った。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」(7月23日、東京・両国国技館)で“あこがれの人”TAKAみちのくとの一騎打ちに臨むMAOが思いの丈を吐露した。

 MAOは「隣に来ていただいてるTAKA選手は、MAOのプロレスの根っこの部分の原点の選手です。少年だった頃からTAKAさんの試合を見てきて。レスラーになってからも、TAKAさんのすごさをずっと感じ続けて今に至ってます。ここ最近UNIVERSAL奪取失敗、KO-Dタッグベルト返上、昨日のEXTREME王座挑戦失敗。自分を見失いそうな何もうまくいってない、この状況で自分の原点であるTAKAさんとシングルできるのは、今後の財産にできるのか、どんな意味があるのかを噛みしめながら臨みたいと思います」と語った。

 両者は2017年5月10日、DNAの後楽園ホール大会でシングル初対決(TAKAの勝利)。同年12月31日に後楽園で行われた「年越しプロレス」での「TAKAみちのくデビュー25周年記念試合」では8人タッグマッチで対戦し、MAOがTAKAから直接ピンフォールを奪っている。今回は6年ぶり2度目のシングル戦となる。

DDT UNIVERSAL王座を奪還した上野勇希が世界を視野に。「海外選手が来たら、その国にも行けるようなチャンピオンロードにしていきたい」【DDT】

2022.08.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)で高梨将弘を破り、1年ぶりにDDT UNIVERSAL王座を奪還した上野勇希が登壇した。

 上野は「高梨さんからこのベルトを獲ってチャンピオンになれたのは、プロレスラーキャリアのなかですごく大きなことだと思うし、これからチャンピオンとして戦っていく大きな根っこの一つになったと思っています。高梨さんと向き合っていくなかで、DDTの歴史、こんなにも面白いDDTを広めていきたいという話をしていたんですけど。その歴史は高梨さんを含め、いろんな先輩レスラーが戦ってきて作り上げてきた。その先に僕がいて、UNIVERSALのチャンピオンとしてそれを広げたい。僕の持ってる能力すべてを使って、いろんな世界に広げていけると思いました」と現在の心境を吐露。

 初防衛戦(9月25日、後楽園ホール)では世界一の入場で魅せるという初来日のバレエダンサーレスラーの“ロイヤルブラックスワン”カーラ・ノワールの挑戦を受けるが「UNIVERSAL王者になれたからこそ組んでもらえたカード、戦える選手だと思う。初代王者はクリス(ブルックス)ですけど、クリスはもう日本の家族として戦ってくれていて。そこから、世界の海外の選手と戦うのがやれていなかったことなので、早速、世界の選手を用意してくれてありがたい。高梨さんと試合して、タイにも行きたい。ほかの海外選手が来たら、その国にも行けるようなチャンピオンロードにしていきたい。英国方面にももしかしたらつながっていくのかなというところで、防衛できたらもっと広がっていくのかなとワクワクしてます」と海外にも思いを馳せた。

 海外との往来が緩和されたことで、ノワールのように未来日で情報量の少ない海外選手との防衛戦が増えていくことも予想されるが「不安がないわけではないんですけど、試合中に対応していかなきゃいけない。それは情報があろうがなかろうが変わらないことだと思う。今までその経験は少ないほうだと思うし、海外の選手と初めて肌を合わせる経験がそんなにないんで、不安かどうかも分からない。むしろ何が起こるんだろうという楽しみのほうが強いです」と話した。

KO-D無差別級王座初防衛の樋口和貞が9・25後楽園でのV2戦に向け「自分が出る前の強さの象徴は竹下幸之介だからこそブチ破らないと」【DDT】

2022.08.22 Vol.Web Original

 夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催したDDTプロレスが8月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで二夜明け会見を開き、挑戦者・遠藤哲哉を退け、保持するKO-D無差別級王座の初防衛に成功した樋口和貞が登壇した。

 樋口は「昨日、興行をゆっくり見させてもらったんです。DDTらしい、いい興行だったのかなと思います。そのなかでメイン、対遠藤哲哉。自分のなかではここからだなと。勝って自分がチャンピオンとしてリングの中心に立ちましたけど、ここからだなと。自分も遠藤さんも、ここからまた前に進んでいかなきゃと強く感じました」と振り返った。

 9月25日、東京・後楽園ホールでの次期防衛戦では、米AEWから一時帰国した竹下幸之介を指名したが「今、自分が無差別のベルトを持って、強さの象徴という言葉を出してやっているわけですが、自分が出る前の強さの象徴は竹下幸之介だと思っていて。だからこそブチ破らないといけないのかなと思って、名前を出させてもらいました。米国に行って名を上げてすごいなと思うところもあるので。その人間に打ち勝たなければいけないとホントに思ったので。今やるべきなのかなと思って…」と説明。

 前王者の遠藤に勝利したことについては、「前チャンピオンから直接勝っていない状態でのチャンピオンだったので、ちょっと引っ掛かりはあった。それを倒してベルトを小橋(建太)さんに巻いてもらって、真のチャンピオンになれたかは分からないですけど、DDTの王者として認められたのかなという気持ちです」と話した。そして「小橋さんの名が出てきましたけど、意識が変わったなと明確に思ったのは(小橋氏主催の)『フォーチュン・ドリーム』(6月15日、後楽園)に出させていただいて、強さの象徴みたいな石川(修司)さん、火野(裕士)さん、関本(大介)さんとぶち当たったのが、一つのきっかけでもあったのかなと。KO-Dもふんどしを締め直してという感じでいけた」と気持ちの変化があったことを明かした。

 次期挑戦者の竹下とは前回のシングル戦(2021年12月5日、後楽園での「D王」公式戦)で敗れており、雪辱の意味でも指名したのかとの問いには「強さの象徴という部分で竹下幸之介なんです。前回勝った負けたじゃなく。お客さんとかほかの人が思ってる、自分が出てくる前の強さの象徴が竹下幸之介だったなと思ってるので。ちょうど米国から帰ってきた。だから、今ここでやらないとという気持ちが強かったので」と語った。

米AEWから一時帰国の竹下幸之介が4カ月ぶりのDDTマットで白星。「DDTのレスラーとして、世界一になることが最高のドラマチックドリーム」【DDT】

2022.08.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。米AEWに長期参戦中で一時帰国した竹下幸之介が4カ月ぶりのDDTマットで白星を挙げた。

 4月10日の東京・後楽園ホール以来のDDT参戦となった竹下はMAO、ヤス・ウラノと組み、ディック東郷、佐々木大輔、KANON with MJポー&藤田ミノル組と対戦。竹下組は3人揃って場外へ編隊飛行を敢行するなど躍動。対するダムネーションT.Aも、東郷と佐々木の師弟コンビが同時にフェースロック、ペディグリーを繰り出すなど息の合ったところを見せた。竹下がKANONにザーヒーを叩き込むも、セコンドがレフェリーの足を引っ張り阻止。KANONが竹下にラリアットを見舞うも、竹下がKANONにジャンピング・ニーを浴びせて3カウントを奪った。

 竹下は「僕の夢は世界一のプロレスラーです。それが現実で、目の前まで見えてきました。でも、ここからの壁が高いことは知ってます。僕のホームはDDT。DDTのレスラーとして、世界一になること。これが最高のドラマチックドリームだと信じています」とマイク。

川松真一朗都議がプロレスデビュー戦で敗退も、西村修文京区議が“無我”に勧誘。次戦は西村の本拠地・後楽園でタッグ結成か?【DDT】

2022.08.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(8月20日、東京・大田区総合体育館)を開催。元テレビ朝日アナウンサーの川松真一朗都議がプロレスデビュー戦に臨んだが敗退。だるまの右目に墨を入れることはできなかったが、西村修文京区議から“無我”に勧誘されタッグ結成が急浮上した。

 試合前、同じ自民党所属の今井絵理子参院議員から激励の花束を贈られた川松は高木三四郎、高尾蒼馬と組み、西村、大石真翔、彰人組と対戦。試合用コスチュームではなく、議員らしくスーツで登場し、ネクタイを外しただけで試合に臨んだ。

 先発した川松は西村と対峙し、ロックアップで組み合い、チョップを繰り出すも、エルボーで反撃された。川松はショルダータックル、ボディースラムで攻め込み、大石にネックハンギングボムを見舞うもカットされた。西村にスリーパーからコブラツイストを決められるも、なんとかエスケープ。西村が川松をフルネルソンで捕らえると、彰人がドラゴンスクリュー。西村がスピニング・トーホールドから足4の字固めで締め上げると、耐えた川松だがたまらずギブアップし、デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

DDTが業界初の“アテレコプロレス”を配信開始。人気声優の稲田徹、梶裕貴がレスラー役演じる

2022.08.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが業界初の「アテレコプロレス」を公式YouTubeチャンネルで配信開始した。

 これは8月20日に開催される真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」(東京・大田区総合体育館)の直前特別企画として制作、配信されたもので、人気声優の稲田徹と梶裕貴との夢のコラボが実現。

 同大会のメインイベントは王者・樋口和貞vs挑戦者・遠藤哲哉のKO-D無差別級選手権だが、この2人による前回のシングルマッチ(2021年6月20日、東京・後楽園ホール)の試合映像にアテレコを挿入。樋口役を稲田が、遠藤役を梶が演じている。

 梶はアニメ『進撃の巨人』のエレン・イェーガーなど数多くのアニメやゲームへの出演で知られ、歌手、情報番組のコメンテーターなどとしても活躍。アニメ『僕のヒーローアカデミア』では轟焦凍役を演じ、稲田演じるエンデヴァーと親子役で共演した。

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